広島陸軍病院原爆慰霊碑
建立年月日:1956(昭和31)年8月6日
場所:広島市中区基町
(正面) 広島陸軍病院原爆慰霊碑 |
(裏面) 昭和三十一年八月六日元広島陸軍病院関係有志建之 |
〔側碑〕 (正面) 広島陸軍病院原爆死没合祀者(七四〇名略) (裏面) 昭和二十年(一九四五)八月六日広島が人類最初の原子爆弾により、一瞬にして二十数万の尊い犠牲者を生ずるに至った。 爆心地に極めて近かった元広島陸軍病院に勤務の職員以下及び入院中の患者等で被爆死された方々の御霊を永遠にお祈りす るため、同病院関係の生存者で職員・その他有志並びに遺族賛助者等により、広島陸軍病院原爆慰霊会を結成し昭和三十年八月六日原爆十周年を記念しこの病院跡に当時の表門石柱を碑とし台石は全部同病院の庭石等を用い、ここに「広島陸軍病院原爆慰霊碑」を建立した。 ついで、同五十年八月六日三十周年記念行事として合祀名碑の建立並びに同病院の遺跡(明治以来の記念碑及び被爆当時の裏門石柱など)保存と併せて敷地の整備をも計画し昭和五十二年八月六日完成するに至った。 御霊よ どうぞ安らかに お眠りください 合掌 昭和五十二年八月六日 誌之 広島陸軍病院原爆慰霊会 |