広島県原子爆弾被爆者援護措置要綱(19670401)

広島県原子爆弾被爆者援護措置要綱(19670401)

DC670401B

広島県原子爆弾被爆者援護措置要綱
1967年4月1日()

第1 総則
1 目的
この要綱は,広島県に居住する原子爆弾被爆者(以下「被爆者」という。)の福祉向上について,その援護措置を定め,もって社会的自立更生を図ることを目的とする。
2 援護の措置
前項の目的を達成するための援護措置は,次のものとする。
(1)被爆者健康診断受診奨励金の支給
(2)被爆者就職支度金の支給
(3)被爆者雇用奨励金の支給
3 用語の定義
(1)この要綱において「被爆者」とは,原子爆弾被爆者の医療等に関する法律〔昭和32年法律第41号(以下「原爆医療法」という。)〕第2条に掲げる者をいう。
(2)この要綱において「常用労働者」とは,雇用期間の定めのない者及び雇用期間の定めのある者であって,おおむね1年以上経続して雇用されることが明らかな者をいう。
(3)この要綱において「低所得者等」とは次に掲げる者をいう。
ア 地方税法(昭和25年法律第226号)第703条の4又は717条の規定に基づき国民健康保険税が減額又は減免される世帯の構成員
イ 国民健康保険法(昭和33年法律第192号)第77条及び81条の規定に基づき保険科が減免又は減額される世帯の構成員
ウ 生活保護法(昭和25年法律第144号)による被保護者
エ 緊急失業対策法(昭和24年法律第89号)による失業対策事業紹介対象者
オ 老人福祉法(昭和38年法律第133号)により養護、老人ホームおよび特別養護老人ホームに収容されている者
カ 前各号に掲げる者のほか地方税法第295条第1項に該当する者

第2 被爆者健康診断受診励奨金
1 趣旨
市町村が被爆者に対し,原爆医療法に基づく健康診断の受珍を促進するための奨励金を支給した場合,県はこれに要した費用を予算の範囲内において交付するものとする。
2 交付の対象
この交付金の交付の対象となる費用は,昭和42年4月1日以降,原爆医療法第4条に規定する健康診断のうち一般検査を受診した低所得者に対して支給された費用とする。
3 交付金の額並びに算定方法
交付対象者1人年2回以内とし,1回につき330円として積算した額とする。ただし,実際に支給した額がこの交付額に満たないときは,その額とする。
4 交付の条件
(1)この交付金の適正な運用を図るため,知事は必要に応じ関係書類の提出を求め,又は調査をすることができる。
(2)この交付金の精算の結果剰余金を生じたときは返還させるものとする。
5 交付の申請等
交付の申請等の手続きは別に定める。

第3 被爆者就職支度金
1 趣旨
被爆者が経済的自立を図るため,就職するに至った場合において,就職支度に要する費用として支給する。
2 支給対象者
特別被爆者健康手帳を所持する者で6ケ月以上入院し,退院後1年以内に常用労動者として就職する者,又は退院後,公共職業訓練所,職場適応訓練実施事業所,その他各種技能養成施設(以下「公共職業訓練所等」という。)に入所した者で,当該職業訓練所等を修了した日からおおむね6ケ月以内(修了した日が退院後1年に満たない者は1年以内とする。)に常用労働者として就職する次の者とする。ただし,この要綱による就職支度金をすでに受けたことのある者及び退院後他の制度による就職支度金を受けたことのある者を除く。
(1)低所得者等
(2)その他知事が特に必要と認めた者
3 支給額
就職支度金の支給額は40000円とする。
4 支給の条件
(1)知事は,被爆者が偽りの申請その他不正の手段により就職支度金を受領したときは返還させる。
(2)就職支度金を受け,就職しなかった者又は3ケ月以内に離職した場合は,その事情が止むを得ないと認められる場合を除き,その全部又は一部を返還させる。
5 支給の申請等
支給の申請等の手続きについては別に定める。
6 実施期日
昭和42年4月1日以降就職した者に対し支給するものとする。

第3 被爆者雇用奨励金
1 趣旨
被爆者の雇用を促進するため,この要綱による就職支度金を受けることができる被爆者を雇用する事業主に対し,予算の範囲内において雇用奨励金を支給するものとする。
2 支給対象者
県内に事業所を有する者で,就職支度金の受給対象者を常用労働者として雇用する事業主とする。ただし,国,地方公共団体又は特殊法人で予算について国会の承認又は主務大臣の認可を受けなければならない事業主は除く。
3 支給額等
支給額は,対象となる常用労働者1人につき月額8000円とし,6ケ月を限度として雇用実績に応じて支給する。ただし,対象となる常用労働者1人に支払われた賃金総額の1/2に相当する金額(その額が月額8000円を超えるときは月額8000円として計算した額)以内とする。
4 支給の条件
(1)雇用奨励金は,事業主が対象被爆者を常用労働者として雇用することを条件とする。
(2)知事は必要と認めるときは,対象事業主に対し,関係書類の提出を求め,又は随時調査することができる。
(3)知事は,対象事業主が偽りの申請,その他不正の手段により雇用奨励金の支給を受けたときは,返還させる。
5 支給の申請等
支給の申請等の手続きについては別にて定める。
6 実施期日等
昭和42年4月1日以降雇用した事業主に対して支給する。
[以下略]

天皇陛下と広島

『天皇陛下と広島―昭和の御代に感謝のまごころを』(「天皇陛下と広島」編纂部、天皇陛下御在位六十年広島県奉祝委員会、19870211刊)

目次

御真影
大御歌(御製碑)
グラビア
戦後広島県巡幸(昭和22年)
植樹祭(昭和46年)
産業御視察(昭和26年)
天皇陛下御在位60年奉祝大パレード(昭和61年11月10日・東京)
出版に寄せて  山崎芳樹( 広島商工会議所 会頭)
序文 天皇陛下御在位六十年広島県奉祝委員会
第1章 ああ御在位六十年-民族の生命の復活と蘇生
偉大な悲劇 法隆寺玉虫厨子の意味 山背大兄王の哀しみ 五内為ニ裂ク 名誉を思わず利益を思わず  鎮魂の旅
第2章 戦後広島県巡幸史(昭和二十二年十二月五日~八日)
広島県巡幸概観
巡幸に込められた陛下の御決意  広島県巡幸への県民の願い  行幸を心待ちにする県民の声
大竹市・宮島町
国立大竹病院 三菱化成大竹工場  宮島桟橋 宮島で御静養
広島市
廿日市   広島戦災児育成所 広島県水産試験場   爆心地御通過  広島市民奉迎場  授産共同作業場 広島市立袋町小学校と第五中学校  県立広島第一中学校 広島市役所  広島県庁 広島駅
呉市
呉駅  呉市役所  呉市民奉迎場
三原市
浮城分室(御在所) 帝国人絹糸三原工場 東洋繊維三原工場   三菱重工三原車両製作所
尾道市・向島町
戦災引揚者応急住宅   向島西村津部田 尾道水道  尾道市役所
福山市・神辺町
千田村   神辺小学校  福山市救護院、母子寮   福山城址公園
第3章 天皇陛下ありがとうございます-県民から寄せられた感謝の声-
 山崎芳樹
 増岡博之
 川村智治郎「陛下と私」
 中川秀直
 粟屋敏信
 児玉秀一「忘れ得ぬ思い出」
 佐々木有
 奥原次郎
 石田成夫
 松浦多聞
 内海巌
 桜井正弥
 赤木蒸治
 佐竹利彦
 松下一男
 森安忠
 戸田一郎
 西村敏藏
 中島一史
 谷口寿太郎(元五日市町長)
 加賀美正孝
 桜井創造(広島特定郵便局長会理事)
 山田五巳(畑賀地区社会福祉協議会会長)
 織田金次郎(大竹市日本の伝統を守る会会長)
 献歌
 奉祝記念映画「天皇陛下-御在位六十年をことほぐ-」感想文
あとがき

広島市平和式典(2008年)における総理大臣挨拶

内 閣 総 理 大 臣 挨 拶

広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に当たり、原子爆弾の犠牲となられた方々の御霊に対し、謹んで哀悼の誠を捧げます。今なお被爆の後遺症に苦しまれている方々に、心からお見舞いを申し上げます。

六十三年前、幾万の尊い命と共に焦土と化した広島は、今や我が国有数の大都市に発展するとともに、国際的にも平和都市として名誉ある地位を占めています。私は、これもひとえに市民の皆様方が、廃墟の中から立ち上がり、街を復興するにとどまらず、被爆地として、平和の尊さを世界中に訴える努力を続けてこられた賜と考えます。

国としても、唯一の被爆国として、広島、長崎の悲劇を二度と繰り返してはならないと堅く決意し、戦後一貫して国際平和の途を歩んでまいりました。

広島は平和の象徴(シンボル)です。昨年から日本とアジアの青年たちが「広島平和構築人材育成センター」に集い、平和の大切さを実感しながら国際平和協力活動について学ぶ研修を始めています。

平和で安定した国際社会は、我が国の安全と繁栄にとってもかけがえのない財産であり、これを守り育てるためにも、我が国は「平和協力国家」として、国際社会において責任ある役割を果たしていかなくてはなりません。先の北海道洞爺湖サミットのG8首脳宣言では、初めて、現在進行中の核兵器削減を歓迎し、すべての核兵器国に透明な形での核兵器削減を求めました。

そして、本日、ここ広島の地で、改めて我が国が、今後も非核三原則を堅持し、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向けて、国際社会の先頭に立っていくことをお誓い申し上げます。

また、被爆により苦しんでおられる方々には、保健、医療並びに福祉にわたる総合的な援護策を実施してまいります。本年三月には、原爆症認定の新たな方針を策定し、できる限り多くの方を認定するよう努めています。さらに、六月には、在外被爆者の方々の被爆者健康手帳の取得を容易にするための改正被爆者援護法が成立しました。今後とも、苦しんでおられる方を一人でも多く援護できるよう取り組んでまいります。

結びに当たりまして、犠牲となられた方々の御冥福と、被爆された方々並びに御遺族の皆様の今後の御多幸、そして広島市の一層の発展を心より祈念申し上げ、私のあいさつといたします。

平成20年8月6日
内閣総理大臣 福田康夫

広島市平和式典(2007年)における総理大臣挨拶

広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式
内 閣 総 理 大 臣 挨 拶

本日、広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に当たり、原子爆弾の犠牲となられた方々の御霊に対し、謹んで哀悼の誠を捧げます。また、今なお被爆の後遺症に苦しまれている方々に、心からお見舞い申し上げます。
広島は、焦土から立ち上がり、国際平和文化都市として、大きく成長しました。今日まで、広島の復興と発展に尽力された多くの皆様に心から敬意を表します。
今から六十二年前の今日、原子爆弾がこの地に投下されました。広島の広範な地域で十数万ともいわれる尊い命が一瞬にして奪われ、多くの方々が傷つき、今も残る耐え難い障害に苦悶されています。
七万戸に及ぶ建物が破壊され、市民の財産の大半が灰燼に帰するなど、ここ広島の地は廃墟と化しました。
我が国は、戦後六十二年の間、ただひたぶるに国際平和への途を歩んでまいりました。広島、長崎の悲劇は、この地球上のいかなる地においても再び繰り返してはなりません。我が国は、人類史上唯一の被爆国として、この悲惨な経験を国際社会に語り継いでいく責任があるのです。
私は、犠牲者の御霊と広島市民の皆様の前で、広島、長崎の悲劇を再び繰り返してはならないとの決意をより一層強固なものとしました。今後とも、憲法の規定を遵守し、国際平和を誠実に希求し、非核三原則を堅持していくことを改めてお誓い申し上げます。
また、国連総会への核軍縮決議案の提出などを通じて、国際社会の先頭に立ち、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向け、全力で取り組んでまいります。
政府は、被爆者の方々に対して、これまで保健、医療及び福祉にわたる総合的な援護施策を充実させてきました。本年四月からは、原爆特別養護ホーム「矢野おりづる園」を新たに開設したところです。今後とも、被爆者の方々の切実な声に真摯に耳を傾け、諸施策を誠心誠意推進してまいります。
終わりに、犠牲となった方々の御冥福と、被爆者並びに御遺族の皆様の今後の御多幸、そして広島市の一層の発展をお祈り申し上げます。

平成19年8月6日
内閣総理大臣 安倍晋三

広島市平和式典(2001年)における総理大臣挨拶

広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式

内 閣 総 理 大 臣 挨 拶
本日ここに、被爆五十六周年の広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式が執り行われるに当たり、原子爆弾の犠牲となられた数多くの方々の御霊に対し、謹んで哀悼の誠を捧げます。そして、今なお被爆の後遺症に苦しんでおられる方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。

今から五十六年前の今日、原子爆弾の投下により、幾多の尊い生命が一瞬にして失われ、この広島の地は廃墟と化しました。現在では市民の皆様の並々ならぬ御努力により、国際平和文化都市として、ますますの発展を遂げておりますが、現在の平和と繁栄の礎に、原子爆弾の惨禍による尊い犠牲があることを決して忘れることはできません。

人類史上唯一の被爆国である我が国は、平和憲法を遵守し、非核三原則を堅持するとともに、原子爆弾による惨禍が再び繰り返されることのないよう、核兵器の廃絶と恒久平和の実現を、国際社会に訴え続けてまいりました。

昨年十月の国連総会において、我が国は、包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効など、核軍縮・核不拡散のための具体的措置を盛り込んだ「核兵器の全面的廃絶への道程」と題する決議案を提出し、圧倒的多数の支持を得て採択されたところです。また、本年九月には、CTBT発効促進会議がニューヨークにおいて開催されます。我が国としては、これまでも様々な機会を通じてCTBT発効のための努力を行ってまいりましたが、この会議が成功するよう努力するとともに、更にこれを契機として、一層、積極的に各国への働きかけを行うなど、我が国は、今後とも国際社会の先頭に立ち、核軍縮・核不拡散の取組を押し進め、核兵器の廃絶に全力で取り組んでまいります。

また、被爆者の方々に対しましては、「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律」に基づき、保健、医療及び福祉にわたる総合的な援護施策の充実を図ってまいりました。今後とも、高齢化が進む被爆者の方々の実状を十分に酌み取りながら、援護施策の推進に誠心誠意努めてまいります。さらに、来年度開館する予定の国立広島原爆死没者追悼平和祈念館につきましては、原子爆弾による死没者の方々の尊い犠牲を銘記するとともに、永遠の平和を祈念し、原子爆弾の惨禍を全世界に伝えるための施設となるよう努めてまいります。

ここ広島において、本日の式典に臨み、私は平和への思いを新たにし、原子爆弾による惨禍が二度と繰り返されることのないよう、恒久平和の実現に全力で取り組んでいくことを御霊の前にお誓い申し上げます。

終わりに、亡くなられた方々の御冥福と、御遺族並びに被爆者の方々の今後の御多幸を心からお祈りし、併せて参列者並びに広島市民の皆様の御健勝を祈念申し上げます。

平成十三年八月六日

内閣総理大臣  小泉 純一郎

広島平和記念式典における内閣総理大臣(1997年)挨拶

広島平和記念式典における内閣総理大臣(1997年)挨拶
本日ここに、被爆五十二周年の広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式が挙行 されるに当たり、原子爆弾により尊い命を奪われた数多くの方々の御霊に対し、謹 んで哀悼の誠を捧げます。そして、今なお原爆の後遺症に苦しんでおられる方々に 対し、心からお見舞い申し上げます。また、廃虚の中から立ち上がり、今日の百十 万人の人口を擁するこの広島を見事に築かれました市民の皆様の半世紀にわたる並 々ならぬ御努力に対し、深い敬意を表するものであります。

核兵器のない世界の実現は、人類史上唯一の被爆国である我が国の悲願でありま す。我が国は、広島、長崎の悲劇を再び繰り返してはならないという固い決意の下、 日本国憲法を守り、非核三原則を堅持するとともに、現実的かつ着実な国際的努力 による核兵器の廃絶と恒久平和の確立を全世界に訴えてまいりました。

昨年から今年にかけての一年間は、核軍縮における歴史的な成果をあげた年であ り、我が国が永年希求しておりました包括的核実験禁止条約が昨年九月の国連総会 で採択されるに至りました。私は、その重要性を深く認識し、その署名式には自ら 出席し、また、他国に先駆けて締結すべく、先の通常国会で御承認を頂いた次第で あります。こうして我が国は、条約発効のために批准が必要とされている四十四カ 国中で最初の締約国となりましたが、これが他国の条約締結の呼び水となることを 期待するとともに、各国に同条約の早期締結を働きかけることにより、同条約の発 効を早期に実現させたいと考えます。今後とも私は、核軍縮、核兵器の不拡散、更 には、核兵器の全廃と戦争のない世界の実現に向けて一層の努力を重ねてまいりま す。核軍縮における次の課題は、核兵器生産のための核分裂性物質の生産禁止に関 するいわゆるカットオフ条約の作成ですが、その条約交渉の早期開始に向け、積極 的に努力してまいりたいと思います。

また、被爆者の方々に対しましては、平成六年十二月に制定されました「原子爆 弾被爆者に対する援護に関する法律」に基づき、特別葬祭給付金の支給を始め、保 健、医療、福祉にわたる総合的な被爆者援護施策の充実を図ってまいりましたが、 今後とも高齢化の進行など被爆者の方々の実状を十分汲み取りながら、被爆者の方 々に対する援護施策の充実に向けて誠心誠意努めてまいります。

終わりに、本日の式典に臨み、平和への決意を新たにするとともに、亡くなられ た方々の御冥福と、御遺族並びに被爆者の皆様の今後のご多幸を心からお祈りし、 併せて参列者並びに広島市民の皆様の御健勝を祈念いたしまして、私のあいさつと いたします。

平成九年八月六日   内閣総理大臣 橋本 龍太郎

広島市平和記念式典(1953年)における内閣総理大臣のメッセージ

内閣総理大臣のメッセージ
1953(昭和28).8.6
メッセージ

本日ここに,広島市原爆死没者慰霊式並びに平和記念式を厳修されるに当り,謹んで諸霊の冥福を祈ると共に,平和都市建設の理想を実現されつつある,広島市市民諸君の御努力に対し,深甚の敬意を表すものであります。

世界の平和を目指して,民主主義に基く文化国家を建設することは,わが国憲法の理想とするところであり,われわれ国民の進むべき目標であります。新しい広島市の建設も,この意味においてわが国の理想を世界に闡明せんとするものであり,広島市の成長は平和的文化的の日本国家の成長を表徴するものであります。身を以て尊い平和の礎となられた地下の諸霊も民主日本の成長発展をのぞみ見らるるものと信してうたがいません。

この式典にあたり,私は謹んで原爆死没者各位の冥福を祈り,またその遺家族諸子の労苦に対し深く同情の意を表し,再びかかる大いなる不幸の繰り返されることのないよう祈念するものであります。

昭和二十八年八月六日

内閣総理大臣 吉田茂

〔広島市役所蔵〕

広島平和記念都市建設法の制定の当時を振り返って

広島平和記念都市建設法の制定の当時を振り返って-関係者による座談会(広島市公文書館編、広島市公文書館刊、19870806)
目次

1- 座談会記録
座談会資料: 広島平和記念都市建設法制定関係年表
2 参考資料
2-1 広島平和記念都市建設法公布書
2-2 広島平和記念都市建設法案(第1次案)
2-3 広島平和記念都市建設法案(英文・確定案)
2-4 昭和24年5月10日衆議院会議録抜粋
2-5 昭和24四年5月11日参議院会議録抜粋
2-6 広島平和記念都市建設法の住民投票における浜井市長・任都栗市議会議長の訴え
2-7 『ヒロシマ平和都市法』(寺光忠著 昭和24年 中国新聞社刊)の金森徳次郎の序文
3 資料目録(関係分)
3-1 寺光忠氏寄贈資料目録
3-2 藤本千万太氏寄贈資料目録

 

広島市平和式典(1952年)における吉田茂式辞(代読)

広島市平和式典(1952年)における吉田茂式辞(代読)

八月六日を迎えるに当り,遙かに想いをはせて,戦災犠牲者の冥福を祈ると共に、苦難に充ちた過去の陰影を払拭して着々と,平和郡市建設の理想を実現せられつつある広島市民諸君の努力に対し,心から深甚なる敬意を表するものであります。

世界の平和を目指して,民主々義に基く,文化国家を建設することは,わが国憲法の理想とするところであり,われわれ国民の進むべき目標であります。新しい広島市の建設も,この意味においてわが国の理想を世界に闡明せんとするものであり,広島市の生成は,平和的文化的なる日本国家の成長を表徴するものであります。身を以て尊い平和の礎となられた地下の霊も民主日本の成長発展をのぞみ見らるるものと信じてうたがいません。この式典に当り,私は謹んで原爆死没者各位の冥福を祈ると共に,市民諸君が更に決意を新たにし,理想達成への途に邁進せられんことを切望して已みません。

〔広島市役所蔵〕

 

 

内閣総理大臣とヒロシマ・ナガサキ

内閣総理大臣とヒロシマ・ナガサキ

年月日 訪問など
1955 鳩山一郎首相の広島・長崎訪問
1971 佐藤栄作首相の広島市平和式典参列
19600911 池田勇人首相、首相就任後初のお国入り。15
広島市の原爆慰霊碑を参拝、広島原爆病院を慰問。
197406 田中角栄首相の長崎平和祈念像(4日)と広島原爆慰霊碑への参拝(8日)
1976 三木武夫首相の広島市・長崎市平和式典参列
1977 福田赳夫首相の広島(8月22日)・長崎(9月18日)訪問
1981 鈴木善幸首相の広島市平和式典参列
1982 鈴木善幸首相の長崎市平和式典参列
1983 中曽根康弘首相の広島市平和式典参列
1984 中曽根康弘首相の長崎市平和式典参列
1985 中曽根康弘首相の長崎市平和式典参列
19860701 中曽根康弘首相の広島訪問、原爆慰霊碑参拝。
1986 中曽根康弘首相の長崎市平和式典参列
1987 中曽根康弘首相の広島市平和式典参列
1988 宇野宗佑首相の広島市平和式典参列
1989 宇野宗佑首相の広島市平和式典参列
1990 海部俊樹首相の広島市・長崎市平和式典参列
1991 海部俊樹首相の広島市平和式典参列
1992 宮沢喜一首相の長崎市平和式典参列
1993
1994 村山富市首相の広島市平和式典参列
1995 村山富市首相の広島市・長崎市平和式典参列
1996 橋本龍太郎首相の広島市・長崎市平和式典参列
1997 橋本龍太郎首相の広島市平和式典参列
1998 小渕恵三首相の広島市・長崎市平和式典参列
1999 小渕恵三首相の広島市平和式典参列
2000 森喜朗首相の広島市・長崎市平和式典参列
2001 小泉純一郎首相の広島市・長崎市平和式典参列
2002 小泉純一郎首相の広島市・長崎市平和式典参列
2003 小泉純一郎首相の広島市・長崎市平和式典参列
2004 小泉純一郎首相の広島市・長崎市平和式典参列
2005 小泉純一郎首相の広島市・長崎市平和式典参列
2006 小泉純一郎首相の広島市・長崎市平和式典参列
2007 安倍晋三首相の広島市・長崎市平和式典参列
2008

 

 

 

内閣総理大臣挨拶

内閣総理大臣挨拶

大臣名 備考
1947 昭和47
1948 昭和
1949 昭和
1952 昭和27 吉田茂 式辞
1953 昭和28 吉田茂 メッセージ
1954 昭和29
1955 昭和30
1956 昭和31
1957 昭和32
1958 昭和33
1959 昭和34
1960 昭和35
1961 昭和36
1962 昭和37
1963 昭和38 池田勇人 挨拶
1964 昭和39
1965 昭和40 佐藤栄作 挨拶
1966 昭和41 佐藤栄作 挨拶
1967 昭和42 佐藤栄作 挨拶
1968 昭和43
1969 昭和44 佐藤栄作 挨拶
1970 昭和45 佐藤栄作 挨拶
1971 昭和46 佐藤栄作 挨拶
1972 昭和47 田中角栄 メッセージ
1973 昭和48 田中角栄 挨拶
1974 昭和
1975 昭和50 三木武夫 あいさつ
1976 昭和51 三木武夫 挨拶
1977 昭和52 福田赳夫 あいさつ
1978 昭和53 福田赳夫 挨拶
1979 昭和54 大平正芳 あいさつ
1980 昭和55 鈴木善幸 あいさつ
1981 昭和56 鈴木善幸 あいさつ
1982 昭和57 鈴木善幸 あいさつ
1983 昭和58 中曽根康弘 あいさつ
1984 昭和59 中曽根康弘 挨拶
1985 昭和60 中曽根康弘 あいさつ
1986 昭和61 中曽根康弘 挨拶
1987 昭和62 中曽根康弘 挨拶
1988 昭和63 竹下登 挨拶
1989 平成元 宇野宗佑 挨拶
1990 平成2 海部俊樹 挨拶
1991 平成3 海部俊樹 挨拶
1992 平成4
1993 平成5 宮沢喜一 挨拶
1994 平成6 挨拶
1995 平成7 村山富市
1996 平成8
1997 平成9
1998 平成10
1999 平成11
2000 平成12
2001 平成13
2002 平成14
2003 平成15
2004 平成16
2005 平成17
2006 平成18
2007 平成19
2008 平成20
2009 平成21
2010 平成22
2011 平成23
2012 平成24
2013 平成25
2014 平成26
2015 平成27日
2016 平成28
2017 平成29
2018 平成30
2019 平成31
2020 平成32

岡本尚一『原爆民訴或問』(抄)(1953年5月)

岡本尚一『原爆民訴或問』(抄)(1953年5月)

「拝啓 人類と文明の為一書を敬呈することを御許し下さいませ。

私は昭和21年6月から2年有半に亘り東京に於ける極東国際軍事裁判に主任弁護人の一人として参加していました。其間終始私の念頭にありましたことは、戦勝国側の極めて重大な国際法違反が勝てるが故に何等その責任を問われない不公正でありました。然し私は、講和条約が発効した暁には、戦勝国側の指導者から広島・長崎に対する原爆投下については、悔恨の情を披瀝されるであらうと心ひそかに期待しつづけてきたものであります。

然るに、それより既に1ケ年を経た今日に於て、未だかかる言葉の片鱗だに聞くことを得ないのであります。

これが基督教を以て普遍的な宗教となし、ヒューマニズムを以て民主主義の基調とする米国・英国の態度であることは遺憾の極みであります。私は当時から講和条約が発効した後においては、尠くとも広島及び長崎に対する原爆の投下についてはこの責任を民事不法行為の面において採りあげて原爆投下の決定に参与した指導者及び国家に対して不法行為の管轄裁判所に対し提訴致し度いと念願し、これを親友にも語ってまいりました。(後略)」

 

月日 事項
1953年
01  16、17両日広島市在住弁護士46名長崎市在住弁護士18名に「主要関係研究事項」を付して原爆損害民訴提起の可能提唱の書面を郵送。又同じ頃弁護士、学者、宗教家等の知友その他64名に同一書面を郵送
0120  印度最大の新聞タイムズ・オブ・インディアの東京特派員(前本社副編輯長) N・G・ナンポリア氏来訪、岡本提唱の内容及び進行の予定について3時間に渉って質問、即夜徹夜して長文の記事原稿をタイプし空輸
0124  朝日新聞大阪本社社会部記者平野一郎氏来訪相当質問して取材
0128  朝日新聞7面中央に別枠で岡本提唱の記事掲載、又BKニュース放送
0130  UP通信員藤本博氏来訪。印度ではタイムズ・オブ・インディアその他の新聞の記事によってセンセーションを起しているので取材に来たという。同時にUP東京支局から電話で質問があった。
0131 人類愛善新聞記者長掛芳介氏来訪
0201 英文毎日に岡本提唱及び其の論拠を報じた
0221  1月31日付広島市内発行の法廷新聞は第1面を埋める記事を掲げ広島弁護士会はこの問題で2月11日臨時総会開催を報じた
0203 UP藤本博氏来訪。
0203 毎日新聞7面に「原爆投下に賠償請求」と題して広島、長崎弁護士会では岡本提唱がきっかけとなって右損害賠償請求訴訟の具体的研究にのりだしたことを報じ た。
0204 英文毎日は広島弁護士会総会開催その他の反響を報じた
0118~0201  原爆被害者その他から感謝激励の電信書面葉書来る。自宅への電報配達人は感謝激励の言葉を添えて送達紙を手渡した。被害者の手紙は一つ一つ泣かされる。
0206 原爆損害民訴の主要法律関係研究事項について一応卑見を原爆民訴或問と題して簡単な問答体に書き上げた書面を広島弁護士会員全部その他に郵送
0207  中国新聞によれば長崎弁護士会も立上り2月10日全員協議会を開く
0209 ナンポリア氏の令兄から記事掲載のタイムズ・オブ・インディアを届けらる。見出しには「日本弁護士原爆訴訟を計画す。トルーマン氏は被告名簿の一人」 とあり正確な好意ある立場での報道である。
0211  産経によれば10日開催の長崎弁護士会全員協議会では広島弁護士会と連絡提携し21日開催の日本弁護士連合会(常任理事会)に本問題の研究と善処方を要望する正式議案を提出することを可決した
0212  原爆民訴或問を長崎弁護士会員全部その他に郵送
0308 岡本、広島弁護士会の招請により広島に出張。特別委員諸氏と原爆訴訟の法律問題及び実行方法について懇談、又広島市庁及び原爆被害者の会訪問
0329  広島原爆被害者の会は幹事会開催原爆民訴の原告になる用意がある旨決議し、これを広島弁護士会に申入れた。
0427 岡本、長崎弁護士会に出張。同会員諸氏と原爆訴訟の法律問題及び実行方法について懇談

 

 

原爆被害の損害賠償を求める裁判(岡本尚一、原爆被害者の会)

原爆被害の損害賠償を求める裁判(岡本尚一、原爆被害者の会)

原爆裁判提訴の意図 岡本尚一書簡(広島弁護士会長宛)1953年1月14日
岡本尚一『原爆民訴或問』(抄)(1953年5月)
岡本尚一「米国に原爆の損害賠償を求む」
(『日本週報』1954年1月25日)
 
原爆被害者の会の対応 原爆被害者の会の原爆裁判への対応
-『芽生え』NO.2(原爆被害者の会事務局、1954年1月18日)
 
提訴への反響 原爆裁判提訴への米国の反応 1954.1.14
原爆裁判提訴への国内の反応[気流]
原爆賠償批判(『読売新聞』1954年1月15日)
原爆裁判提訴への国内の反応[民声]
原爆損害求償同盟に反対(『中国新聞』1954年1月15日)
原爆裁判提訴への広島市長の反応 1954.2.9
原爆裁判提訴への米国の反応(『中国新聞』1954年3月14日)
原爆裁判の提訴とその後の経緯
判決の反響 米紙The New York Timesの原爆裁判判決報道 1963.12.7
参議院「原爆被爆者援護強化に関する決議」 1964年3月27日
衆議院「原爆被爆者援護強化に関する決議」 1964年4月3日
参考文献 ドキュメント中国百年第3部-重い軌跡(中国新聞社(編)、浪速社、1968年5月27日)
原爆裁判ー核兵器廃絶と被爆者援護の法理(松井康浩、新日本出版社、1986年8月5日)

 

 

原爆裁判

原爆裁判

分類 備考
A.原爆被害の損害賠償を求める裁判
(1)岡本尚一、原爆被害者の会
B.原爆被爆者対策をめぐる裁判
(1)沖縄在住被爆者訴訟
(2)桑原忠男訴訟
(3)孫振斗訴訟
(4)石田明訴訟
(5)京都原爆症認定訴訟
(6)長崎原爆松谷訴訟
(7)郭貴勲訴訟
(8)李康寧訴訟
(9)東数男訴訟
(10)安井晃一訴訟
(*)その他
C.原爆被害者遺族等援護をめぐる裁判
原爆被害者遺族等援護をめぐる裁判
D.損害賠償・未払い賃金を求める裁判
(1)金順吉裁判
(2)三菱広島・元徴用工被爆者の裁判
(3)張文彬裁判
E.核兵器禁止をめざす裁判
(1)原水爆実験停止命令申請訴訟(1958年)
(2)原水爆実験停止命令申請訴訟(1962年)
(3)仏核実験停止を求める裁判(1973年)
(4)国際司法裁判所の勧告的意見(1996年)
主な裁判一覧(提訴順)
弁護士と広島・長崎
国民法廷運動
年表:原爆裁判(1997-98年)、(1999年)
文献:原爆裁判
東京裁判と原子爆弾

広島市における原爆障害者対策に関する調査概要(目次)

広島市における原爆障害者対策に関する調査概要(参議院社会労働委員会調査室、1956年1月)

目次

章節 見出し 備考
1 参議院社会労働委員の現地調査
1-1 視察委員 参議院議員 :谷口弥三郎・山下義信
1-2 視察日程概況  1月6日~7日
1-3 調査項目
2 原爆障害者治療対策の概要
2-1 原爆障害者の調査
2-2 原爆障害者の一斉診察
2-3 原爆障害者治療対策協議会の発足
2-4 治療活動の開始
2-5 治療資金の確保
2-6 原爆障害者実態調査状況
2-7 診察状況
2-8 治療状況
3 原爆被爆者の健康管理問題
3-1 被爆生存者の数
3-2 原爆後遺症による死亡者
3-3 健康管理の必要
4 原爆障害者の生活保護関係
4-1 生活保護法の適用を受けている世帯と原爆との関係に関する調査報告
4-2 調査結果概況
4-3 保護費支給状況
4-4 身体障害者手帖の交付を受けているもの
(参考)原爆被爆生存者数
5 原爆犠牲者に対する遺族援護法適用状況
5-1 援護法、恩給法事務進捗状況
5-2 原爆犠牲者年金等要求について原爆死没者者援護に関する陳情経過
5-3 原爆犠牲者(軍人を除く)弔慰金支給状況表
6 原爆影響研究所(ABCC)の概況  7日午前10時両委員はABCCを訪問
6-1 名称
6-2 設置の経過
6-3 性格
6-4 目的
6-5 調査の状況
6-6 治療方面について
6-7 職員  米国側職員50名、日本側淑員800名
6-8 ABCCに対する日本政府の協力
ABCC所長宛山下議員発書翰(1956年1月20日)
7 原爆傷害対策問題に関する懇談会における主要な要望
8 地元の陳情
8-1 戦傷病者戦没者遺族等援護法改正に関する要望
8-2 原爆障害者治療費等に関する要望
9 原爆障害者に対する治療法確立のための国の財政措置
9-1 放射能被害調査研究委託費
9-2 昭和29年度における広島、長崎両県被爆者の治療法を確立するための調査研究委託事業実施の概要

国会論議の中の原爆被害(1945年9月~52年7月)

国会論議の中の原爆被害(1945年9月~52年7月)

第88回臨時帝国議会(昭和20年9月4日-9月5日)、稔彦王内閣(8月17日成立)

年・月・日 国 会 号  頁 件 名 発 言 者 備 考
20.09.04 *88 衆 01 02 04 決議案(皇軍将兵竝国民勤勞戦士ニ対スル感謝敬弔ニ關スル件)(金光庸夫外119名提出) [趣旨弁明]高橋守平 [全会一致可決]。原子爆弾
20.09.04 *88 衆 01 03 [小川郷太郎・森田福市・古田喜三太・田中勝之 の4議員への]弔詞贈呈 島田俊雄助 [森田・古田・田中議員は原子爆弾のため死亡]
20.09.04 *88 貴 01 02 03 聖旨奉體ニ關スル決議案[公爵島津忠重外7名発議] [趣旨説明]若槻礼次郎 [全会一致可決]。「戦慄スベキ爆弾」、広島・長崎
20.09.04 *88 貴 01 03 04 帰還将兵ニ對スル感謝決議案(公爵島津忠重外6名発議) [趣旨説明]島津忠重 [全会一致可決]原子爆弾
20.09.06 *88 衆 02 05 08 [9月5日]大東亞戰争ヲ不利ナル終結ニ導キタル原因竝其ノ責任ノ所在ヲ明白ニスル爲政府ノ執ルベキ措置ニ関スル質問主意書[及び]答辨書 [質問主意書、9月4日付]芦田均、[答弁書、9月5日付] 原子爆弾
20.09.06 *88 衆 02 09 13 [9月5日]國務大臣ノ演説 稔彦王 原子爆弾、広島、長崎
20.09.06 *88 衆 02 13 17 [9月5日]國務大臣ノ演説ニ對スル質疑 東郷実 「原子爆弾ノ被害等ニ付キマシテハ更ニ詳細ニ発表 シ・・・」
20.09.06 *88 衆 02 17 18 [9月5日]承詔必謹決議案(町田忠治外122名提出) [趣旨弁明]町田忠治 [全会一致可決]。「殆ド人類史上ニ似類ナキ悽絶ナル爆弾」
20.09.06 *88 貴 02 01 04 [9月5日]國務大臣ノ演説ニ關スル件 内閣總理大臣稔彦王 原子爆弾、広島、長崎

第89回臨時帝国議会(昭和20年11月27日-12月18日)、幣原内閣(10月9日成立)

年・月・日 国 会 号  頁 件 名 発 言 者 備 考
20.12.14 *89 衆 13 201 204 [12月14日]戰災復興促進決議案(一宮房治郎外50名提出) [趣旨弁明]眞鍋儀十、[賛成演説]河野密 [全会一致可決]。広島、長崎ノ原子爆弾

21.04.10 第22回衆議院議員選挙

第90回臨時帝国議会(昭和21年6月20日-10月11日)、第1次吉田内閣(5月22日成立)

年・月・日 国 会 号  頁 件 名 発 言 者 備 考
21.07.12 *90 衆 15 243 247 [7月11日]戰災復興促進決議案(山口喜久一郎外11名提出) [趣旨弁明]逢澤寛、[討論]武田キヨ<自由党>、今村等<社会党> [全会一致採択]。広島・長崎。[7月12日官報号外]
21.07.17 *90 衆特都 03 19 20 特別都市計畫法案(政府提出、貴族院送付) [質問]西村久之、[答弁]阿部美樹志(戦災復興院総裁) 広島・長崎、「一週間目二週間目デ死ンデシマフト云フヤウナ悲惨ナル状況」。[衆議院特別都市計画法案委員会議録]
21.07.19 *90 衆特都 04 25 特別都市計畫法案(政府提出、貴族院提出) [質問]西村久之、[答弁]渡邊齊二郎 広島・長崎
21.07.29 *90 衆特都 06 35 特別都市計畫法案 [賛成討論]森崎了三 [全会一致採択]。広島・長崎
21.07.31 *90 衆 22 332 [7月30日]特別都市計画法案 [審議経過報告並びに結果報告]林田正治(特別都市計画法委員会委員長) 広島・長崎
21.08.23 *90 衆建議 06 52 54 平和運動促進ニ関スル建議案 [提案趣旨説明]最上英子 [可決]原子爆弾ノ威力ヲ公開
21.08.23 *90 衆請願 08 150 151 広島市ニ世界平和塔建設ノ請願 [紹介議員]武田キヨ、菅原エン、山口好一、[趣旨説明]坂東幸太郎、[答弁]井出成三、 [参考送付決定]、広島
21.08.23 *90 衆請願 08 151 152 広島市並長崎市ノ復興促進ニ関スル請願 [趣旨説明]本田英作、上林山榮作、[答弁]中田政美、 [採決]、広島・長崎
21.10.12 *90 衆 55 915 請願878件 [採択]。廣島市並長崎市ノ復興促進ニ關スル請願
21.10.12 *90 衆 55 17 特別報告第243号 [請願委員長]小笠原八十美 [第55号付録]、廣島市並長崎市ノ復興促進ニ關 スル請願

第91回臨時帝国議会(昭和21年11月26日-12月25日)

第92回通常帝国議会(昭和21年12月28日-22年3月31日解散)

22.04.20 第1回参議院議員選挙

22.04.25 第23回衆議院議員選挙

第1回特別国会(昭和22年5月20日-12月9日)、片山内閣(5月24日成立)

年・月・日 国 会 号  頁 件 名 発 言 者 備 考
22.11.21 001 衆財 37 237 238 非戦災者特別税法案(内閣提出) [質問]北村徳太郎、[答弁]栗栖赳夫 広島・長崎の焼け残った家
22.12.08 001 衆 50 341 352 請願 [採択]、広島市及び長崎市の復興助成の請願
22.12.08 001 衆財付 51 09 広島市及び長崎市の復興助成の請願に関する報告書(12月8日付) [請願者]長崎市長大橋博外1名

第2回通常国会(昭和22年12月10日-23年7月5日)、芦田内閣(3月10日成立)

年・月・日 国 会 号  頁 件 名 発 言 者 備 考
23.07.02 002 参厚 22 01 02 社会事業振興に関する小委員長報告 [請願の審議経過・結果報告]姫井伊介 [決定]。模範社会事業都市建設に関する請願
23.07.05 002 参 59 946 947 請願 [厚生委員会の審議経過報告]塚本重蔵 [採択]。模範社会事業都市建設に関する請願

第3回臨時国会(昭和23年10月11日-11月30日)、第2次吉田内閣(10月15日成立)

第4回通常国会(昭和23年12月1日-12月23日解散)

24.01.23 第24回衆議院議員選挙

第5回特別国会(昭和24年2月11日-5月31日)、第3次吉田内閣(2月16日成立)

年・月・日 国 会 号  頁 件 名 発 言 者 備 考
24.03.26 005 衆 04 20 22 [3月25日]世界連邦建設運動と日本国会の参加 [自由討議]菊池義郎 原子力の惨害
24.04.26 005 衆議 25 03 04 広島市を平和都市に指定する件 [発言]石田博英 原子爆弾の惨害
24.04.27 005 衆議 26 04 広島市を指定都市にする件 [発言]石田博英、中村寅太、神山茂夫 長崎の扱い
24.04.29 005 衆 23 288 [4月28日]ハワイ並びに北南米在留同胞及び日系市民の対日援助に対する感謝決議案 [趣旨弁明]松本瀧蔵 [満場一致可決]
24.05.10 005 衆議 31 04 06 広島平和都市建設法案及び長崎国際文化都市建設法案の取扱いに関する件 [経過説明]石田博英、[質疑]土井直作、浅沼稲次郎、神山茂夫、林百郎、大池眞事務局長。 委員会審査省略を決定
24.05.11 005 衆 26 373 378 [4月10日]広島平和記念都市建設法案(山本久雄外14名提出)・長崎国際文化都市建設法案(若松虎雄外16名提出) [提案理由説明]山本久雄、若松虎雄、[討論]坂本実、佐竹新市、北村徳太郎、江崎一治、逢澤寛、小平忠 [全会一致採択]、[参議院の委員会の審査省略を要求]

第6回臨時国会(昭和24年10月25日-12月3日)

年・月・日 国 会 号  頁 件 名 発 言 者 備 考
24.10.25 006 衆 01 06 07 [広島平和記念都市建設法・長崎国際文化都市建設法の賛成投票の結果の確定通知(8月4日付)] [内閣総理大臣]吉田茂
24.10.25 006 参 01 05 06 [広島平和記念都市建設法・長崎国際文化都市建設法の賛否投票の結果の確定通知(8月4日付)] [内閣総理大臣]吉田茂
24.11.30 006 参 21 269 271 [11月29日]ユネスコ運動に関する決議案(徳川頼貞外24名発議) [提案理由説明]徳川頼貞[討論]久松定武、金子洋文 [全会一致可決]、原子爆弾、広島・長崎
24.11.30 006 衆考特 10 01 13 湯川秀樹君表彰の件・永井隆君表彰の件 [参考人]仁科芳雄、亀山直人、武谷三男、[質疑
]福井勇、小林進、木村榮、浦口鉄男、神山茂夫。
24.12.01 006 衆考特 11 01 19 永井隆君表彰の件 [参考人]小島徳雄、中島健蔵、石川數雄、[質疑]井出光治、内藤隆、岡延右衛門、小林進、菅家喜六、木村榮、小玉治行、浦口鉄男、安部俊吾、江崎一治、 「この子を残して」、原子爆弾、原子病 「亡びぬものを」、原子爆弾調査、原子病患者の手記
24.12.03 006 衆考特 12 01 04 湯川秀樹君表彰の件委員会報告に関する件 [質疑]浦口鉄男、木村榮、福井勇 [可決]

第7回通常国会(昭和24年12月4日-25年5月2日)

年・月・日 国 会 号  頁 件 名 発 言 者 備 考
24.12.15 007 衆考特 02 01 09 永井隆君表彰の件 [参考人]田川房太郎、[質疑]岡延右衛門、内藤隆、横田甚太郎、梨木作次郎 永井隆の人物・病状・生活の現況
24.12.23 007 衆考特 04 01 04 永井隆君表彰の件調査報告書に関する件 [討論]吉田甚太郎<共産党> [多数決採択]

25.06.04 第2回参議院議員選挙

第8回臨時国会(昭和25年7月12日-7月31日)

第9回臨時国会(昭和25年11月21日-12月9日)

第10回通常国会(昭和25年12月10日-26年6月5日)

年・月・日 国 会 号  頁 件 名 発 言 者 備 考
26.05.25 010 衆外 18 12 平和に関する請願(今野武雄紹介第2350号) [趣旨説明]砂間一良 東京都北多摩郡清瀬村上宮教会清瀬療園平和懇談会(佐藤己未夫外134名署名)、「日本人として人類最初の原子爆弾をこおむり、その惨禍を身をもって味わいました」

第11回臨時国会(昭和26年8月16日-8月18日)

年・月・日 国 会 号  頁 件 名 発 言 者 備 考
26.08.19 011 参 03 38 40 [8月18日]国務大臣の演説に関する件 [質問]岩間正男、[答弁]吉田茂 平和運動への弾圧、広島・長崎を再び繰返さない

第12回臨時国会(昭和26年10月10日-11月30日)

年・月・日 国 会 号  頁 件 名 発 言 者 備 考
26.10.25 012 衆平安 09 05 13 平和條約の締結について承認を求めるの件、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約の締結について承認を求めるの件 [討論]守島伍郎<自由党>、小川半次<民主党> 、西村栄一<社会党>、田島ひで<共産党>、中村寅太<農民協同党>、黒田寿男<労働者農民党>、佐竹晴記<社会民主党> [平和条約及び日米安全保障條約特別委員会会議録][多数可決]。田島=「あの原爆の生地獄は日本国民だけが体験した」
26.11.17 012 参平安 21 28 29 平和条約の締結について承認を求めるの件・日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約の締結について承認を求めるの件 [討論]堀眞琴<労農党> [平和条約及び日米安全保障條約特別委員会会議録][多数可決]、原子爆弾の損失の補償
26.11.18 012 参 20 256 259 平和条約の締結について承認を求めるの件・日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約の締結について承認を求めるの件 [討論]堀眞琴 [多数可決]、原子爆弾の損失の補償
26.11.18 012 参 20 263 269 連合国財産補償法案 [大蔵委員会の審議経過・結果報告]平沼彌太郎、[討論]菊川孝夫<社会党>、岩間正男<共産党> [過半数可決]、原爆被害の補償、広島・長崎の原爆攻撃
26.11.26 012 参厚 12 02 04 広島市の原爆犠牲者遺族援護に関する請願 [請願趣旨説明]山下義信、[質疑]河崎ナツ 11月24日付託。[採択]、動員学徒、義勇隊、徴用工、「原爆の子」
26.11.28 012 参 24 37 38 請願71件 [厚生委員会の審議経過・結果報告]梅津錦一 [採択]。広島市の原爆犠牲者遺族援護に関する請願

第13回通常国会(昭和26年12月10日-27年7月31日)

年・月・日 国 会 号  頁 件 名 発 言 者 備 考
27.01.26 013 参 07 55 56 国務大臣の演説に関する件 [質問]岡本愛祐<緑風会>、[答弁]吉田茂 広島市の原爆記念館
27.01.30 013 衆予 04 07 昭和27年度一般会計予算外 [質疑]尾崎末吉、[答弁]池田勇人 戦争犠牲者援護(軍人遺家族、傷痍軍人、在外財産、原子爆弾その他の戦災)
27.02.05 013 衆予 09 07 13 昭和27年度一般会計予算外 [質疑]岡良一、風早八十二、[答弁]吉武惠市、池田勇人 原爆孤児、広島の原爆の犠牲者、義勇軍
27.03.25 013 衆厚公 01 01 21 戦傷病者戦没者遺族等援護法案について [公述人]末高信、[質問]苅田アサノ 原爆地の被害者
27.03.26 013 衆厚公 02 01 08 戦傷病者戦没者遺族等援護法案について [公述人]大井秀雄、任都栗司、[質問]高橋等、青柳一郎 広島・長崎の原爆犠牲者となった学徒、広島原爆犠牲者遺家族援護連盟、靖国神社合祀、国民義勇隊、徴用工、女子挺身隊員、弔慰金、見舞金
27.04.03 013 衆厚 20 04 10 戦傷病者戦没者遺族等援護法案(内閣提出第66号) [討論]苅田アサノ、青野武一 [多数可決]、原爆によって不可抗力に一家の支柱を失った人々、戦災者の補償、[附帯決議(原爆には触れず)]
27.04.03 013 衆 29 514 515 戦傷病者戦没者遺族等援護法案 [討論]苅田アサノ [多数採決]。広島・長崎の原爆の子ら
27.04.14 013 参厚 15 01 03 戦傷病者戦没者遺族等援護法案 [提案理由]吉武惠市、[衆議院小委員長の修正個所説明]高橋等
27.04.24 013 参厚 16 01 02 請願 [採択]、原爆犠牲者遺族の援護に関する請願。学徒隊員、女子挺身隊員、徴用工、国民義勇隊員、防空従事者
27.04.24 013 参厚 16 05 10 戦傷病者戦没者遺族等援護法案 [引揚問題及び遺族援護に関する小委員長報告]山下義信、[討論]河崎ナツ、山下義信 [修正可決]。徴用工・動員学徒・徴用船員・女子挺身隊・勤労報国隊・義勇隊
27.06.05 013 参建 49 05 06 広島・長崎都市建設事業促進に関する請願 [説明]楠瀬常猪 [採択]
27.06.20 013 衆厚 43 17 18 請願490件 広島市における原爆犠牲者遺族の援護に関する請願、広島・長崎両市における原爆犠牲者遺族の援護に関する請願は採択されず
27.07.28 013 参厚 34 01 請願56件 [採択]、原爆犠牲者等援護に関する請願

国会会議録の中のヒロシマ・ナガサキ(第19回)

第19回通常国会(1953(昭28)1210-19540615)

0317 昭和28年度一般会計予算補正(第3号)・昭和29年度特別会計予算補正(特第1号) [質疑]西村直己、川崎秀二、佐藤観次郎、今澄勇、[答弁]岡崎勝男、保利茂、山口伝、清井正、 衆予 広島・長崎の原爆死者の損害賠償、原子医学の設立、
0317 放射能の害による食品衛生等の問題 [質疑]柳田秀一、[答弁]草葉隆圓、楠本正康、 衆厚 原爆の症状、広島・長崎被爆者治療
0317 [第五福龍丸の問題について緊急質問] [質疑]松沢兼人、藤原道子、相馬助治、佐多忠隆、湯山勇、中田吉雄、[答弁]岡崎勝男、木村篤太郎、 参予 原爆被害、ABCC、
0318 日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定の批准について承認を求めるの件ほか3件 [質疑]穂積七郎、並木芳雄、戸叶里子、大橋忠一、須磨彌吉郎、福田昌子、福井勇、北冷吉、松前重義、[答弁]岡崎勝男、下田武三、土屋隼、 衆外 ABCC、広島・長崎の原子力被害、都築博士へのアメリカ政府の圧力、
0318 社会保障制度に関する調査の件(ビキニ環礁付近における漁船被爆事件) [質疑]藤原道子、湯山勇、竹中勝男、高野一夫、[答弁]草葉隆圓 参厚 原子放射能の治療、広島の原子爆弾の結果、
0319 昭和28年度一般会計予算補正(第3号)・昭和29年度特別会計予算補正(特第1号) [質疑]佐藤観次郎、川島金次、館俊三、[答弁]緒方竹虎、岡崎勝男、福井勇、小瀧彬、 衆予 広島・長崎の犠牲者
0319 国立学校設置法の一部を改正する法律案 [参考人]藤岡由夫、[質疑]高田なほ子、相馬助治、須藤五郎、田中啓一、高橋道男、 参文 広島・長崎の洗礼、原子爆弾についての知識、
0320 厚生行政に関する件(ビキニ環礁における日本漁船の被爆問題) [質疑]岡良一、高橋等、柳田秀一、滝井義高、長谷川保、[答弁]草葉隆圓、楠本正康、尾崎嘉篤、木村筆雄、 衆厚 永井博士、白血病、ABCC、モルモット
0322 [ビキニ島環礁実験の被害について緊急質問] [質疑]加藤勘十、並木芳雄、穂積七郎、戸叶里子、大橋忠一、[答弁]土屋隼、下田武三、 衆外 ABCC、モルモット、
0322 ビキニ環礁付近における爆発実験による日本漁船の被害事件 [参考人]都築正男、[質疑]岡良一、柳田秀一、滝井義高、長谷川保、松前重義、島上善五郎、[答弁]肥沼寛一、岡井正男、小瀧彬、久下勝次、 衆厚 原子爆弾症、原子爆弾災害調査研究班、ABCC
0323 原子力問題に関する件 [質疑]荒木正三郎、高田なほ子、須藤五郎、永井純一郎、相馬助治、安倍キミ子、[答弁]福井勇、稲田清助、 参文 原子爆弾災害研究所、ABCC、文部省の研究費
0323 昭和28年度一般会計予算補正(第3号) [質疑]相馬助治、[答弁]緒方竹虎、、大達茂雄、 参予 原子能被害に対する治療等研究
0324 [緊急質問] [質疑]福田昌子、加藤勘十、並木芳雄、穂積七郎、佐々木盛雄、[答弁]岡崎勝男、土屋隼 衆外 ABCC、アイゼンバッド、
0324 ビキニ環礁付近における爆発実験による漁業損害に関する件 [質疑]鈴木善幸、赤路友蔵、遠藤三郎、田中幾三郎、夏堀源三郎、松田鐵蔵、淡谷悠蔵、辻文雄、小高喜郎、山中日露史、[答弁]小瀧彬、清井正、楠本正康、砂本周一、 衆水 原爆投下は国際法違反、原爆裁判(岡本尚一)、広島・長崎原爆被害、
0325 ビキニ環礁付近における爆発実験による日本漁船被害事件 [質疑]岡良一、柳田秀一、滝井義高、長谷川保、[答弁]岡崎勝男、楠本正康、中山マサ、小山進次郎、岡井正男、中川融、高辻正己、 衆厚 原爆症調査研究協議会、
0330 社会保障制度に関する調査の件(ビキニ被爆事件に関する件) [参考人]朝永振一郎、武谷三男、中泉正徳、[質疑]高野一夫、千田正、高田なほ子、藤原道子、有馬英二、須藤五郎、 参連合 原子爆弾、広島・長崎の灰、長崎西山地区、広島・長崎の白血球減少症対策、原爆症研究資料の横取り、[厚生・外務・文部・水産連合委員会会議録]
0402 ビキニ環礁付近における爆発実験による日本漁船の被害事件 [質疑]長谷川保、福田昌子、[答弁]楠本正康、曽田長宗、 衆厚 原爆症調査研究協議会、ABCC
0416 北太平洋マ-シャル群島付近における危険区域に関する件 [参考人]安井郁、大平善梧、[質疑]並木芳雄、戸叶里子、福田昌子、細迫兼光、 衆外 広島・長崎の原爆投下への抗議
0420 [ビキニ被爆事件に関する緊急質問] [質疑]小林信一、野原覺、松平忠久、[答弁]福井勇 衆文 広島調査資料返還要求
0422 昭和29年度特別会計予算補正(特第1号) [質疑]山下義信、[答弁]吉田茂、 参予 4千有余名の広島市の傷害者への国の措置
0423 昭和29年度特別会計予算補正 [質疑]相馬助治、[答弁]緒方竹虎、小瀧彬、 参予 ビキニ環礁で行われた水素爆弾の実験の問題、放射能症の治療、広島・長崎の先例、
0428 原子力問題に関する学術研究について、参考人より意見聴取の件 [参考人]木村健二郎、杉本朝雄、西脇安、美甘義夫、中泉正徳、[質疑]辻原弘市、小林信一、福井勇、野原覺、長谷川峻、前田栄之助、世耕弘一、高津正道 衆文 広島・長崎の基礎資料の活用、学術会議原子爆弾災害調査特別委員会、広島・長崎の灰、原子爆弾症、ABCCへの反感
0525 放射能を含む降灰の国民健康に及ぼす影響の対策に関する緊急質問 [質問]松前重義、[答弁]草葉隆圓、保利茂、福井勇、 恒久的調査研究機関の設置、原爆症調査研究協議会の拡充強化、農業技術研究所による長崎の原爆被災調査、
0717 放射能の害による食品衛生等の問題 [質疑]柳田秀一、[答弁]草葉隆圓、楠本正康、 衆厚 原子病、広島の実例、
0915 国際情勢に関する件 [質疑]大橋忠一、[答弁]岡崎勝男、 衆外 岡崎発言、広島・長崎に原爆攻撃を受けた日本人の民族感情
0916 国際情勢に関する件 [質疑]並木芳雄、福田篤泰、須磨彌吉郎、福田昌子、穂積七郎、戸叶里子、[答弁]安藤正純、 衆外 ABCC、原爆症治療発表のさしとめ、
1002 ビキニ環礁付近における爆発実験による被害補償に関する件 [質疑]柳田秀一、岡良一、福田昌子、滝井義高、有田二郎、[答弁]草葉隆圓、安藤正純、楠本正康 衆厚 久保山愛吉の死、ABCC、モルモット、
1005 地方財政に関する件 [参考人]浜井信三、田川務、[質疑]北山愛郎、西村力弥、門司亮、藤田義光、[答弁]塚田十一郎、鈴木俊一、 衆地 「昭和29年9月、原爆障害者治療対策の概況」、ABCCへの反感、広島市原爆障害者治療対策協議会、NHK主催寄付募集運動、治療費、健康管理、生活扶助、医療扶助、
1007 広島と長崎の原爆の被害を受けた原爆障害者に対する治療の対策 [質疑]北山愛郎、[答弁]浅香忠雄、 衆地 原爆障害者に対する治療の対策、ABCC、原爆症調査研究協議会、他の戦災傷病者との関係、
1125 ビキニ環礁付近における爆発実験による被害問題 [質疑]萩元たけ子、[答弁]楠本正康 衆厚 広島・長崎の被爆者数は約30万人、

国会会議録の中のヒロシマ・ナガサキ(第12~18回)

国会会議録の中のヒロシマ・ナガサキ(第12~18回)

第12回臨時国会(1951(昭26)1010-1130)

1025 平和條約の締結について承認を求めるの件、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約の締結について承認を求めるの件 [討論]守島伍郎<自由党>、小川半次<民主党>、西村栄一<社会党>、田島ひで<共産党>、中村寅太<農民協同党>、黒田寿男<労働者農民党>、佐竹晴記<社会民主党> 衆平安 [多数可決]。田島=「あの原爆の生地獄は日本国民だけが体験した」。
1117 平和条約の締結について承認を求めるの件・日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約の締結について承認を求めるの件 [討論]堀眞琴<労農党> 参平安 [多数可決]、[平和条約及び日米安全保障條約特別委員会会議録]、原子爆弾の損失の補償、
1118 平和条約の締結について承認を求めるの件・日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約の締結について承認を求めるの件 [討論]堀眞琴 [多数可決]、原子爆弾の損失の補償
1118 連合国財産補償法案 [大蔵委員会の審議経過・結果報告]平沼彌太郎、[討論]菊川孝夫<社会党>、岩間正男<共産党> [過半数可決]、原爆被害の補償、広島・長崎の原爆攻撃。
1126 広島市の原爆犠牲者遺族援護に関する請願 [請願趣旨説明]山下義信、[質疑]河崎ナツ 参厚 11月24日付託。[採択]、動員学徒、義勇隊、徴用工、「原爆の子」、
1128 請願71件 [厚生委員会の審議経過・結果報告]梅津錦一 [採択]。広島市の原爆犠牲者遺族援護に関する請願

第13回通常国会(1951(昭26)1210-19520731)

0126 国務大臣の演説に関する件 [質問]岡本愛祐<緑風会>、[答弁]吉田茂 広島市の原爆記念館
0130 昭和27年度一般会計予算外 [質疑]尾崎末吉、[答弁]池田勇人、 衆予 戦争犠牲者援護(軍人遺家族、傷痍軍人、在外財産、原子爆弾その他の戦災)
0205 昭和27年度一般会計予算外 [質疑]岡良一、風早八十二、[答弁]吉武惠市、池田勇人、 衆予 原爆孤児、広島の原爆の犠牲者、義勇軍、
0325 戦傷病者戦没者遺族等援護法案について [公述人]末高信、[質問]苅田アサノ 衆厚 [厚生委員会公聴会議録]、原爆地の被害者
0326 戦傷病者戦没者遺族等援護法案について [公述人]大井秀雄、任都栗司、[質問]高橋等、青柳一郎、 衆厚 [厚生委員会公聴会議録]、広島・長崎の原爆犠牲者となった学徒、広島原爆犠牲者遺家族援護連盟、靖国神社合祀、国民義勇隊、徴用工、女子挺身隊員、弔慰金、見舞金、
0403 戦傷病者戦没者遺族等援護法案(内閣提出第66号) [討論]苅田アサノ、青野武一、 衆厚 [多数可決]、原爆によって不可抗力に一家の支柱を失った人々、戦災者の補償、[附帯決議(原爆には触れず)]
0403 戦傷病者戦没者遺族等援護法案 [討論]苅田アサノ [多数採決]。広島・長崎の原爆の子ら。
0414 戦傷病者戦没者遺族等援護法案 [提案理由]吉武惠市、[衆議院小委員長の修正個所説明]高橋等 参厚
0424 戦傷病者戦没者遺族等援護法案 [引揚問題及び遺族援護に関する小委員長報告]山下義信、[討論]河崎ナツ、山下義信。 参厚 [修正可決]。徴用工・動員学徒・徴用船員・女子挺身隊・勤労報国隊・義勇隊。
0424 請願 参厚 [採択]、原爆犠牲者遺族の援護に関する請願。学徒隊員、女子挺身隊員、徴用工、国民義勇隊員、防空従事者、
0605 広島・長崎都市建設事業促進に関する請願 [説明]楠瀬常猪 参建 [採択]
0620 請願490件 衆厚 広島市における原爆犠牲者遺族の援護に関する請願、広島・長崎両市における原爆犠牲者遺族の援護に関する請願は採択されず。
0728 請願56件 参厚 [採択]、原爆犠牲者等援護に関する請願。
0730 請願222件 [厚生委員会の審議経過・結果報告]梅津錦一 [採択]。原爆犠牲者遺族の援護に関する請願、原爆犠牲者等の援護に関する請願。

第14回通常国会(1952(昭27)0826-0828解散)

第25回衆議院議員選挙

第15回特別国会(1952(昭27)1024-19520314解散)、第4次吉田内閣(10月30日成立)

第26回衆議院議員選挙

第3回参議院議員選挙

第16回特別国会(1953(昭28)0518-0810)、第5次吉田内閣(5月21日成立)

0721 恩給法の一部を改正する法律案 [討論]赤澤正道<改進党> 衆内 [多数修正可決]、原子爆弾の犠牲、
0730 請願107件 衆建 [採択]。広島長崎両特別都市建設事業の完成促進等に関する請願
0730? 広島・長崎両特別都市建設事業促進に関する請願に関する報告書(7月30日付) [建設委員長]久野忠治 衆建 [第16号付録]、「市財政窮乏の際、原子爆弾による障害者に対する治療援助につき考慮されたい」
0807 軍人恩給復活に関する請願外1118請願 [採択]、広島長崎両特別都市建設事業の完成促進等に関する請願。
0806 北海道準地方費道上美生中札内停車場線中中札内橋の永久橋架橋替に関する請願外58件 [建設委員会の審議結果報告]石川清一 [採択]、広島長崎両特別都市建設事業の完成促進等に関する請願。「併せて原子爆弾障害者の治療に対する適切なる国家の救じゅつ援助を講ぜられたい」

第17回臨時国会(1953(昭28)1029-1107)

第18回臨時国会(1953(昭28)1130-1208)

1203 昭和28年度一般会計予算補正外 [質疑]青野武一、[答弁]山縣勝見 衆予 広島市の原爆傷害者調査、原爆で顔のくずれた人、原爆患者治療、原爆投下責任者の審判、

 

国会会議録の中のヒロシマ・ナガサキ(第1~11回)

国会会議録の中のヒロシマ・ナガサキ(第1~11回)

第1回参議院議員選挙(1947(昭22)0420)

第23回衆議院議員選挙(1947(昭22)0420)

1121 非戦災者特別税法案(内閣提出) [質問]北村徳太郎、[答弁]栗栖赳夫 衆財 [財政及び金融委員会議録]、広島・長崎の焼け残った家。
1208? 広島市及び長崎市の復興助成の請願に関する報告書(12月8日付) [請願者]長崎市長大橋博外1名 衆財 [財政及び金融委員会議録第51号付録]
1208 請願 [採択]、広島市及び長崎市の復興助成の請願。

第1回特別国会(1947(昭22)0520-1209)、片山内閣(0524成立)

第2回通常国会(1947(昭22)1210-19480705)、芦田内閣(0310日成立)

0702 社会事業振興に関する小委員長報告 [請願の審議経過・結果報告]姫井伊介 参厚 [決定]。模範社会事業都市建設に関する請願
0705 請願 [厚生委員会の審議経過報告]塚本重蔵 [採択]。模範社会事業都市建設に関する請願

第3回臨時国会(1948(昭23)1011-1130)、第2次吉田内閣(1015日成立)

第4回通常国会(1948(昭23)1201-1223解散)

第24回衆議院議員選挙(1949(昭24)0123)

第5回特別国会(1949(昭24)0211-0531)、第3次吉田内閣(0216成立)

0326 [3月25日]世界連邦建設運動と日本国会の参加 [自由討議]菊池義郎 原子力の惨害
0426 広島市を平和都市に指定する件 [発言]石田博英 衆議 原子爆弾の惨害、
0427 広島市を指定都市にする件 [発言]石田博英、中村寅太、神山茂夫 衆議 長崎の扱い、
0510 広島平和都市建設法案及び長崎国際文化都市建設法案の取扱いに関する件 [経過説明]石田博英、[質疑]土井直作、浅沼稲次郎、神山茂夫、林百郎、大池眞事務局長。 衆議 委員会審査省略を決定。

第6回臨時国会(1949(昭24)1025-1203)

1025 [広島平和記念都市建設法・長崎国際文化都市建設法の賛成投票の結果の確定通知(8月4日付)] [内閣総理大臣]吉田茂
1130 湯川秀樹君表彰の件・永井隆君表彰の件 [参考人]仁科芳雄、亀山直人、武谷三男、[質疑]福井勇、小林進、木村榮、浦口鉄男、神山茂夫。 衆考特
1203 湯川秀樹君表彰の件委員会報告に関する件 [質疑]浦口鉄男、木村榮、福井勇 衆考特 [考査特別委員会]、[可決]。

第7回通常国会(1949(昭24)1204-19500502)

1215 永井隆君表彰の件 [参考人]田川房太郎、[質疑]岡延右衛門、内藤隆、横田甚太郎、梨木作次郎。 衆考特 永井隆の人物・病状・生活の現況。
1223 永井隆君表彰の件調査報告書に関する件 [討論]吉田甚太郎<共産党> 衆考特 [多数決採択]

第2回参議院議員選挙

第8回臨時国会(1950(昭25)0712-0731)

第9回臨時国会(1950(昭25)1121-1209)

第10回通常国会(1950(昭25)1210-1951年0605)

510525 平和に関する請願(今野武雄紹介第2350号) [趣旨説明]砂間一良 衆外 東京都北多摩郡清瀬村上宮教会清瀬療園平和懇談会(佐藤己未夫外134名署名)、「日本人として人類最初の原子爆弾をこおむり、その惨禍を身をもって味わいました」

第11回臨時国会(1951(昭26)0816-0818)

0819 [8月18日]国務大臣の演説に関する件 [質問]岩間正男、[答弁]吉田茂 平和運動への弾圧、広島・長崎を再び繰返さない、

国会会議録の中のヒロシマ・ナガサキ(帝国議会期間)

国会会議録の中のヒロシマ・ナガサキ(帝国議会期間)

第88回臨時帝国議会(昭和20年9月4日-9月5日)、稔彦王内閣(8月17日成立)

月日 事項 発言者 備考
0904 聖旨奉體ニ關スル決議案[公爵島津忠重外7名発議] [趣旨説明]若槻礼次郎 [全会一致可決]。「戦慄スベキ爆弾」、広島・長崎。  貴
0904 決議案(皇軍将兵竝国民勤勞戦士ニ対スル感謝敬弔ニ關スル件)(金光庸夫外119名提出) [趣旨弁明]高橋守平 [全会一致可決]。原子爆弾。  衆
0906 [9月5日]國務大臣ノ演説ニ關スル件 内閣總理大臣稔彦王 原子爆弾、広島、長崎。  貴
0906B [9月5日]大東亞戰争ヲ不利ナル終結ニ導キタル原因竝其ノ責任ノ所在ヲ明白ニスル爲政府ノ執ルベキ措置ニ関スル質問主意書[及び]答辨書 [質問主意書、9月4日付]芦田均、[答弁書、9月5日付] 原子爆弾  衆
0904 帰還将兵ニ對スル感謝決議案(公爵島津忠重外6名発議) [趣旨説明]島津忠重 [全会一致可決]原子爆弾
0906 [9月5日]國務大臣ノ演説 稔彦王 原子爆弾、広島、長崎  衆
0906 [9月5日]國務大臣ノ演説ニ對スル質疑 東郷実 「原子爆弾ノ被害等ニ付キマシテハ更ニ詳細ニ発表シ・・・」  衆
0906 [9月5日]承詔必謹決議案(町田忠治外122名提出) [趣旨弁明]町田忠治 [全会一致可決]。「殆ド人類史上ニ似類ナキ悽絶ナル爆弾」。

第89回臨時帝国議会(昭和20年11月27日-12月18日)、幣原内閣(10月9日成立)

月日 事項 発言者 備考
1214 [12月14日]戰災復興促進決議案(一宮房治郎外50名提出) [趣旨弁明]眞鍋儀十、[賛成演説]河野密 [全会一致可決]。広島、長崎ノ原子爆弾。

第90回臨時帝国議会(昭和21年6月20日-10月11日)、第1次吉田内閣(5月22日成立)

月日 事項 発言者 備考
0712 [7月11日]戰災復興促進決議案(山口喜久一郎外11名提出) [趣旨弁明]逢澤寛、[討論]武田キヨ<自由党>、今村等<社会党> [全会一致採択]。広島・長崎。
0717 特別都市計畫法案(政府提出、貴族院送付) [質問]西村久之、[答弁]阿部美樹志(戦災復興院総裁) 広島・長崎、「一週間目二週間目デ死ンデシマフト云フヤウナ悲惨ナル状況」。[衆議院特別都市計画法案委員会議録] 衆特都
0719 特別都市計畫法案(政府提出、貴族院提出) [質問]西村久之、[答弁]渡邊齊二郎 広島・長崎 衆特都
0729 特別都市計畫法案 [賛成討論]森崎了三 [全会一致採択]。広島・長崎。 衆特都
0731 [7月30日]特別都市計画法案 [審議経過報告並びに結果報告]林田正治(特別都市計画法委員会委員長) 広島・長崎
0823 平和運動促進ニ関スル建議案 [提案趣旨説明]最上英子 [可決]原子爆弾ノ威力ヲ公開、 衆建議
0823 広島市ニ世界平和塔建設ノ請願 [紹介議員]武田キヨ、[趣旨説明]坂東幸太郎、菅原エン、山口好一、[答弁]井出成三、 [参考送付決定]広島 衆請願
0823 広島市並長崎市ノ復興促進ニ関スル請願 [趣旨説明]本田英作、上林山榮作、[答弁]中田政美 [採決]、広島・長崎 衆請願

第91回臨時帝国議会(昭和21年11月26日-12月25日)

第92回通常帝国議会(昭和21年12月28日-22年3月31日解散)