『被爆者援護法に関する第二次報告書』(日本弁護士連合会、19850621)
内容
章 | 節 | |
1 | 原爆被害の実態と特質 13 | |
1 | 原爆被害を把握するための方法 13 | |
1 原爆被害をどうとらえるか 13 2 原爆被害を認識するための障害 14 3 原爆被害の実態に接近するために 16 |
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2 | 原爆被害の具体的事実 18 | |
1 どのように殺されたか 18 2 どのように障害を受けたか 20 3 街はどのようにして消えたか 22 4 人々は、どのようにして人間性を失ったか 24 5 救護の活動はどうだったか 25 6 一度に家族をどんなに失ったか 26 7 放射線によってどのように傷付けられたか 27 8 火傷と障害の後遺症の苦しみ 32 9 どのように持続的・永続的に苦しめられているか 33 10 被爆者の体験記・談の意味するもの 36 |
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3 | 基本懇の報告書における原爆被害のとらえ方の致命的欠陥 36 | |
1 原爆被害を認識する手段には幾多の障害があり、容易にその 実態が把握できないという事実の認識が見られない 38 2 原爆被害につき部分的・限定的把握にとどまり、 総合的相関的把握を考慮していない 39 3 原爆被害の具体的事実に対する認識に欠けている 40 4 基本懇の原爆被害についての誤った認識のもたらすもの 41 |
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2 | 日米両国政府の被爆者に対する措置 45 | |
1 | 広島、長崎に於ける救護の実態 45 | |
1 医療救護組織 45 2 食糧の供給の実態 47 |
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2 | 米国に対する救援の要請 50 | |
1 日本独力による救援の困難性 50 2 米国の救援を待つ広島、長崎の医師 51 |
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3 | 米国は、被爆者に対する救援の必要性を認識していた 52 | |
1 バーチェットの救援要請 52 2 マルセル・ジュノーの救援要請 52 3 九月八日の広島救援 53 4 米国調査団の救援声明 53 |
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4 | 適切な救援があれば助かったであろう多くの生命 54 | |
1 医療の救援 54 2 栄養について 55 |
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5 | 救援声明後の米国の被爆者に対する救援の実態 55 | |
1 医薬品について 56 2 医療班の派遣 56 3 病院の建設 57 |
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6 | 占領軍による救援活動の妨害 58 | |
7 | 米国政府の被爆者対策とジュネーブ条約 65 | |
8 | 日本政府の救援の実態 68 | |
9 | 日本政府の被爆者援護の放置及び遅延の責任 74 | |
3 | 原子爆弾投下の違法性と補償責任 78 | |
1 | 損害賠償請求権の発生とその放棄 78 | |
1 請求権放棄の意味 78 2 日本国憲法下における外交保護権のあり方 79 3 請求権放棄による補償責任の発生 81 |
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2 | 人権思想と戦争の法的規制 82 | |
1 原子爆弾と国際法の法源 82 2 戦争行為に対する法的制限 86 |
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3 | 実定条約による違法性 88 | |
1 国際法の武器制限の二つの方向 88 2 核兵器の特質に基づく違法性 89 3 武器としての用法に基づく違法性 91 |
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4 | 戦後における原爆投下の違法性の確認 94 | |
1 ニュルンベルグ裁判と国連決議 94 2 戦後の条約から見た原爆投下の違法性 96 |
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4 | 戦争被害、とりわけ原爆被害に対する結果責任としての国の補償責任 100 | |
1 | 戦争被害と国の補償責任 100 | |
2 | 戦争被害に対する補償に関する実定法の基本理念 114 | |
3 | 原爆被爆者に対する国の補償責任 121 | |
4 | 結論 125 | |
5 | 核時代にかける被爆者援護法制定の意義 126 | |
1 | 核兵器の現状と核戦争の脅威 126 | |
2 | 核兵器制限・廃絶への法的動向 132 | |
3 | 人類の生存と文明の危機の中における平和的生存権の意義 134 | |
4 | 平和的生存権と被爆者援護法制定の意義 137 | |
6 | 現行二法の問題 | |
1 | 現行施策の概要 139 | |
2 | 被爆者の定義と被爆者健康手帳交付の問題点 141 | |
3 | 認定 147 | |
1 認定制度 147 2 認定の要件(一)要医療性について 148 3 認定の要件(二)起因性について 152 |
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4 | 諸手当 156 | |
5 | 現行施策の基本的問題点 158 | |
1 被害のとらえ方 158 2 国家補償責任の不明確さ 160 3 国が被爆者を放置してきたこと 161 |
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7 | 被爆者援護制度のあり方について 163 | |
1 | 現行二法の制定過程とその後の立法要求運動等の概観 163 | |
2 | これまでに発表された立法案及び立法要求の具体的内容 166 | |
3 | あるべき原爆被爆者援護法の内容 187 | |
止