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福田須磨子

福田須磨子

ふくだ・すまこ 19220323生
19740402没
享年52歳 長崎の詩人。

資料年表:福田須磨子

年月日 事項 メモ
1922
0323
1958
0420 福田須磨子著『原子野 詩集 』 (現代社)
 1963
0731  福田須磨子著『詩集 烙印』(長崎原爆被災者協議会)
小佐々八郎(財団法人長崎原爆被災者協議会会長)「あとがき」改訂版(19631110)
 1965
 0705 広島県被爆者の手記編集委員会編 『 原爆ゆるすまじ』 (新日本出版社)
 1967
 原水爆禁止世界大会報告集 第13回 原水爆禁止長崎県協議会編 原水爆禁止長崎県協議会 1967/10/01
1968 
 0730  われなお生きてあり 福田須磨子著 筑摩書房
 1970
 0620  日本原爆詩集 大原三八雄、木下順二、堀田善衛編 太平出版社
 0701  長崎の号泣-長崎市婦人会員被爆体験記 高田光子編 長崎市婦人会
 0801  長崎の証言1970 「長崎の証言」刊行委員会編 あゆみ出版社 1970/08/01
 もういやだ 第1集 原爆の生きている証人たち. 復刻版 長崎原爆青年乙女の会編 あゆみ出版社 1970/08/09
 1972
0610  日本原爆詩集 改装版 大原三八雄、木下順二、堀田善衛編 太平出版社
0725  長崎の証言 第4集 [1972] 「長崎の証言」刊行委員会編 「長崎の証言」刊行委員会
1973 
0825 反原爆 長崎被爆者の生活史 石田忠 編著 未来社
1974
0402
0801 世界原爆詩集 大原三八雄編 角川書店
1975
0715 「原爆」と三十年 秋月辰一郎著 朝日新聞社
 0728  原爆と科学・教育・文化を考える 第2集 日本科学者会議長崎支部 日本科学者会議長崎支部
0802 『福田須磨子詩碑』(福田須磨子詩碑建立委員会編、19750802)
0806 広島・長崎30年の証言(上) 広島・長崎の証言の会編 未来社
1976
0430 広島・長崎30年の証言(下) 広島・長崎の証言の会編 未来社
1979
0512 季刊・長崎の証言 3号 鎌田定夫編 長崎の証言の会
0801 ナガサキの証言 鎌田定夫編 青木書店
1980
0730 日本の空襲 8-九州 日本の空襲編集委員会編 三省堂
 1982
 0101  長崎事典 風俗文化編 長崎文献社
 0630 原爆を読む 広島・長崎を語りつぐ全ブックリスト 水田九八二郎 講談社 1
 1983
 0801 日本の原爆文学 13 詩歌 「核戦争の危機を訴える文学者の声明」署名者編 ほるぷ出版 1
 0801  日本の原爆文学 14 手記/記録 「核戦争の危機を訴える文学者の声明」署名者編 ほるぷ出版
1984
 0620  ナガサキ 1945年8月9日 長崎総合科学大学平和文化研究所編 岩波書店
 1984/06/20
 0820  ヒロシマ・ナガサキの証言’84夏 秋月辰一郎、庄野直美編 広島・長崎の証言の会
 1985
 0527  ひろしまの河 旧原水爆禁止広島母の会編 旧原水爆禁止広島母の会
1986 
 0331  碑は訴える 原爆モニュメント・遺構集 長崎国際文化会館編 長崎市
 0510  ヒロシマ・ナガサキの証言’86春 秋月辰一郎、庄野直美編 広島・長崎の証言の会
0720  原爆体験の思想化 石田忠著 未来社
 1989
 0410 原子野に生きる 福田須磨子集 長崎の証言双書 1 長崎の証言の会編 汐文社
1991
 0525  日本の原爆記録4 花の命は短かくて 原爆乙女の手記、もういやだ 原爆の生きている証人たち 家永三郎、小田切秀雄、黒古一夫 日本図書センター
 0525 日本の原爆記録8 原爆の実相、われなお生きてあり 家永三郎、小田切秀雄、黒古一夫 日本図書センター
  0525  日本の原爆記録11 長崎の証言 1-10集 家永三郎、小田切秀雄、黒古一夫 日本図書センター
  0525 日本の原爆記録20 原爆詩集 長崎編 家永三郎、小田切秀雄、黒古一夫 日本図書センター
1995
0720  ナガサキ 1945年8月9日 新版 長崎総合科学大学平和文化研究所編 岩波書店
 1997
 0718 原爆文献を読む 原爆関係書2176冊 水田九八二郎著 中央公論社
 0809  ガイドブックながさき 原爆遺跡と戦跡をめぐる 長崎平和研究所著 新日本出版社
 2000
0725  第二楽章 長崎から 吉永小百合編、男鹿和雄画 講談社
 0801  長崎原爆資料館 ピース・ウイング長崎 長崎平和推進協会
 2001
 0901  長崎原爆資料館 資料館見学・被爆地めぐり「平和学習」の手引書 ピース・ウイング長崎 ピース・ウイング長崎
 2002
 0510 長崎修学旅行ハンドブック 学び・調べ・考えよう 平和・国際教育研究会編 平和文化
 2004
 0520 日・仏語版 原爆詩選 = Hiroshima Nagasaki après la bombe atomique poèmes choisis 見目誠、パトリック・ブランシュ訳・編 見目誠
 2005
0325 原爆写真ノーモアヒロシマ・ナガサキ 黒古一夫 日本図書センター
0809   グラウンド・ゼロからの再生 被爆60周年・証言集 「被爆60周年証言記録集」編集委員会編 長崎県平和運動センター単産被爆者協議会連絡会議
 2007
 0806 原爆詩一八一人集 1945~2007年 長津功三良、鈴木比佐雄、山本十四尾編 コールサック社
 1222  Against nuclear weapons : a collection of poems by 181 poets 1945-2007 = 原爆詩一八一人集 ed. by Kozaburo Nagatsu, Hisao Suzuki, Toshio, Yamamoto ; 長津功三良、鈴木比佐雄、山本十四尾 Coal Sack Publishing ; コールサック社
 2008
 0806  ヒロシマ・ナガサキを考える 復刻版Ⅱ ヒロシマ・ナガサキを考える会
 1001 証言-ヒロシマ・ナガサキの声2008 長崎の証言の会編 長崎の証言の会
2009
 0310 大空襲三一〇人詩集 1937~2009年 鈴木比佐雄、長津功三良、山本十四尾、郡山直編 コールサック社
2010
1001 証言-ヒロシマ・ナガサキの声2010 長崎の証言の会編 長崎の証言の会
2011
0715 焦土の記憶 沖縄・広島・長崎に映る戦後 福間良明著 新曜社
2014
0625 もういやだ 原爆の生きている証人たち 長崎原爆青年乙女の会編 日本ブックエース、日本図書センター(発売)
2015
0806 戦争と核と詩歌 ヒロシマ・ナガサキ・フクシマそしてヤスクニ 石川逸子著 スペース伽耶、星雲社(発売)
1115  ナガサキの命 伝えたい、原爆のこと 吉永小百合編、男鹿和雄カバー絵/挿絵、YUME挿絵、筒井茅乃 文 KADOKAWA
2016
0101  原子爆弾の下で 広島・長崎への原爆投下による悲劇から生まれた日本語の詩(ヒンディー語) ハルジェンドラ・チョードリー、三木雄一郎 サーヒッティヤ・アカデミー
0705 〈被爆者〉になる 変容する〈わたし〉のライフストーリー・インタビュー 高山真著 せりか書房
2017
1001 証言-ナガサキ・ヒロシマの声2017 長崎の証言の会編 長崎の証言の会
2018
1015 証言-ナガサキ・ヒロシマの声2018 長崎の証言の会編 長崎の証言の会
2019
1215 長崎の証言50年 半世紀のあゆみを振り返る 長崎の証言の会編 長崎の証言の会
2020
0722 長崎の証言 写真集 増補改訂版 [日本リアリズム写真集団長崎支部] JRP日本リアリズム写真集団長崎支部
2021
0521 長崎原爆資料館 資料館見学・被爆地めぐり「平和学習」の手引書(増補改訂版) 長崎平和推進協会編 長崎平和推進協会
1130 ブックガイド平和を考える 明治学院大学国際平和研究所設立35周年を記念して 明治学院大学国際平和研究所編 明治学院大学国際平和研究所(PRIME)

 

浦上の原爆の語り 永井隆からローマ教皇へ

『浦上の原爆の語り 永井隆からローマ教皇へ』(四條知恵、未來社 、20150815)

内容

タイトル 備考
1 歴史の語りを繙く 7
歴史叙述についての先行研究 8
歴史の物語論に対する批判 14
原爆被害についての先行研究 22
浦上の原爆の語り 28
2 浦上と永井隆 33
一 「浦上」 33
浦上の歴史と原爆被害 33
浦上と差別38
二 永井隆の燔祭説 41
永井隆の足跡 41
永井隆の燔祭説 43
三 永井隆の燔祭説をめぐる論争 48
一九五〇年代から七〇年代 48
一九八〇年代以降 51
燔祭説をめぐる論争の問題点 55
3 焦点化する永井隆 58
一 占領期の長崎における原爆の語り 59
原爆投下から占領軍による検閲開始までの変遷 59
永井隆の登場 63
「ピース・フロム・ナガサキ」の発祥と国際文化都市建設の礎論 72
朝鮮戦争の勃発による反動 86
二 焦点化する永井隆 93
占領軍と親和性 93
占領期の長崎における燔祭説の位置 96
4 永井隆からローマ教皇へ―純心女子学園をめぐる原爆の語り 100
一 純心の沿革と学校の被害 102
二 純心女子学園をめぐる原爆の語り 104
一九四五(昭和二〇)年から一九六一(昭和三六)年まで 104
一九六一(昭和三六)年以降 109
ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の来日と恵の丘長崎原爆ホーム 119
一九八一(昭和五六)年以降の純真女子学園における原爆の語り 124
三 二つの語りが意味するもの 129
5 浦上の原爆の語り 135
一 占領期 136
二 ローマ教皇庁と日本のカトリック教会の動向 139
三 浦上のひび 141
四 長崎における原爆被害をめぐる行政と市民活動の流れ 154
五 原水爆禁止運動とカトリック教界 161
六 カトリック地域共同体の変容 164
七 ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の来訪 171
八 カトリック教界への波紋 176
日本のカトリック教界 176
長崎のカトリック教界 180
結び 187
謝辞 201
註 203
参考文献 233

原爆前後(白井秀雄・相原秀次編)

『原爆前後 上・下』(白井秀雄・相原秀次編、朝日新聞社、19830710)

内容

まえがき 白井秀雄 1
1章 みんな、みんなが死んでゆく 11

乳房にすがる乳児 13
「どうか、この手を切ってくれ」 24
長兵・茂里町工場の被爆 36
腰がまん中から割れている 39
死児を背負った同僚の妻 45
ガラスの破片を全身に 50
「地方人より兵隊が先だ」 54
「これはだめだ!一週間はもたんよ」と言われて 65
被爆から治療まで 78

2章 生き残れたというけれど 89

火災の中の救助伝令 91死体をのりこえ救援に 94
遺体の収容作業 102
校庭での合同火葬 107
長崎兵器始末記 115
動員学徒の被害調査 129
現世で見た地獄の絵図 131
聞き書・平道さんのマルハ工場救援活動 153
半年間の仏の供養 173
救援輸送-大橋部品工場の女子報国隊 179
幸町工場へ握り飯三〇〇人 182
蕾のまま散って行かれたお友達 184
深堀日記(抄)-家族八人の死亡届 189
死せる妻の手紙 203

3章 そして、米兵がやってきた 211

双眼鏡のねだり 213
木工場の明け渡し前夜 217
事務所接収のひとさわぎ 220
バケツ、ヤカン作り 223
石油ストーブIKASAGAN 226
食糧もらって、タバコもらって 227
造船再開-小型漁船 229
修繕工事 230
リバティー型船の改造 231
造船祭り 236
幸町工場の復興計画 238
日見トンネル工場の撤退顛末記 240
長崎精機の始動 251

4章 秘密兵器 5

昭和十六年から二十年まで 7
修繕船 16
戦時標準船 22
造船設計部 27
G型船 57
舟艇工場 62
魚雷艇 68
試運転 74
改E型船 77
若松造船所 82
ちょっと来い、行って来い 86

5章 本土決戦 97

海防艦 99
陸軍の潜航艇 100
馬船 104
金一封千円也 108
特攻艇・震洋-(4)艇の建造 111
(4)六型・ロケット推進艇 117
幻の(4)六型・試運転 122
五高艇 126
小型潜航艇・こう竜 128
太田尾工場 132
安中日記(抄)135
近接兵器-ガス鉄砲 140
吹矢式空気銃 142
拳銃と吹矢 145
日本刀と槍 146
穂先五百本 148
大八車(1)(2)152

6章 爆撃からピカドンへ 155

七月二十九日から 157
七月三十一日のこと 160
八月一日には-飽ノ浦で 165
第一事務所で 170
防空壕で174
徴用工たちは 177
八月九日その日-青白い光線が! 182
明るい光が! 187
ピカッと光が! 190
妻よ! 193
浦上の却火 203

7章 ヒロシマ・ナガサキ 209

ヒロシマ・ナガサキ 211
ヒロシマ-被爆者収容所では 235
総合事務所では 237
広島赤十字病院では 239
ヒロ八一〇一工場では 241

あとがき 相原秀次 247

メモ:『原爆前後 I 』(思い出集世話人編・ 白井秀雄 1968/12/10

あの日から23年 長崎原爆被災者の実態と要求

『あの日から23年 長崎原爆被災者の実態と要求 長崎原爆被災者の実態調査報告 憲法会議長崎通信No. 10』(長崎憲法会議・長崎被災者協議会・長崎高校原水協・日本科学者会議長崎支部、19680809)

01 被爆後23年の実態と要求をさぐる―長崎原爆被災者実態調査の方法と目的
02 1. 長崎県下の被爆者の概況
03 2. 長崎県市の「原子爆弾被爆者援護措置」運用状況
3. 長崎の被爆者の実態調査
[調査期日]昭和43年7月21日より8月3日まで。
[調査参加人員]のべ60人
①調査対象・被爆者と地域
男50人、女50人、計100人
07 4.調査に現れた問題事例
 (1)原爆手帳の交付をめぐって
 (2)生活と仕事をめぐって
10 5.最近の罹病傾向と医療問題-長崎原爆病院の報告から
11 被爆者援護と原爆問題にたいする長崎県市当局の態度
13 今次実態調査・結語

 

原水爆関係新聞記事索引

長崎県立長崎図書館『原水爆関係新聞記事索引(昭和20年8月~昭和45年12月)』(1971/03/31)

目次

まえがき
凡例
目次
1. 原爆投下後の真相 1
2. 被爆者の実態 3
(1)後障害 3
(2)再起 4
(3)死亡 6
(4)永井隆関係 9
(5)その他 10
3. 被爆者援護
(1)保障 15
(2)援護法関係 16
(3)原爆娘 20
(4)救援
(5)その他 30
4. 医事衛生 35
5. 復興 45
6. 研究調査 47
(1)機関 47
(2)論談(発表,報告)48
(3)その他 54
7. 原爆記念施設 59
(1)記念施設 59
(2)福祉施設 61
(3)資料 63
(4)その他 66
8. 平和(原水禁)運動 69
(1)平和大会 69
(2)記念式典 82
(3)原子力艦船 90
(4)その他 102
9. 原水爆(兵器)実験 123
(1)実験 123
(2)放射能の影響,対策 145
(3)実験施設 157
(4)論評 157
(5)俊鶻丸調査船 163
10. 文芸 165
(1)小説詩歌 165
(2)記録 168
(3)随想 171
(4)体験記 175
(5)映画(劇)音楽 177
(6)社説,論説 181
11. 原子力兵器 201
(1)管理(核拡散防止条約関係を含む)201
(2)生産使用 236
(3)情報(戦略,政策)243
(4)論談 254
(5)その他 259
12. 原子力平和利用 271
(1)産業 271
(2)科学 275
(3)その他 282

小佐々八郎

小佐々八郎 作業中

19940216没 小佐々八郎  こささ・はちろう  88  日本被団協顧問。長崎原爆被災者協議会会長などを歴任。藤居平一氏の紹介で自宅を訪問。

資料年表:小佐々八郎

年月日 事項 備考