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日本宗教者平和協議会

日本宗教者平和協議会 1962年結成

出典『現代に生きる宗教者の証言』(新日本新書、19680805)目次

著者 タイトル 備考
大西良慶 序にかえて 北法相宗清水寺貫首
第1章 内なる心の平和から外なる世界の平和へ
高木幹太 信仰と社会科学にみちびかれて
壬生照順 治安維持法の犠牲となって -新興仏教青年同盟弾圧事件の証言-
松尾喜代司 私の信仰と平和
出口栄二 戦時下の大本弾圧と世直し運動
尾鼻藤太郎 天皇制のもとで信仰を守りぬき-ホーリネス弾圧事件の証言-
佐藤行通 戦争反省とわが生涯の転換
第2章 たちあがる宗教者
住谷悦治 平和のための宗教
近江幸正 原水禁運動の統一と前進を願って -「折鶴行脚」の経験から-
佐々木千代松 現代に生きる丸山教をめざして
後藤日雄 衆生のために軽き身命
訓覇也男 殺すな、殺させるな! -公害にとりくむ仏教徒-
橋本左内 恵庭事件を闘ったキリスト者 -人間変革のるつぼのなかで-
三谷會祥 心に日中不再戦の碑を刻みつつ
阿波根昌鴻 沖縄の大地を守って -祖国復帰をめざす闘いのなかで-
大島静子 キリスト教婦人も平和のために
藤井慶輝 僧侶として、教師として
市川白弦 仏教徒の戦争責任
福岡精道 朝鮮問題と日本仏教徒の責任
松田平太郎 「紀元節」復活反対から靖国神社国営化阻止へ
藤教温 たちあがる宗教青年の決意 遠
第3章 ベトナム戦争と宗教者
鈴木徹衆 爆撃下のハノイを訪ねて
安斎伸 ベトナム戦争と日本のカトリック-世界信徒大会の論議を中心に-
藤井日達 ベトナムの焼身僧によせる
渡辺照宏 日本仏教徒の責任
安部忠義 アメリカのキリスト者よ、悔い改めよ
佐伯快勝 大和古寺に刻む反戦の詩
中濃教篤 ベトナム戦争と宗教
第4章 宗教者平和運動の課題と展望
小室裕充 日本宗教者平和協議会のあゆみ
森竜吉 近代宗教運動からみた宗平協
細井友晋 今日における宗教者のたたかい
大川義篤 信教の自由と宗教者平和運動
壬生照順 宗教者平和運動の課題と展望
あとがき
執筆者紹介

講座―八・六の意味するもの(広島女学院大学)

講座―八・六の意味するもの(広島女学院大学)開始:1967年夏

資料

小黒薫『ヒロシマの意味』(日本評論社、19730625)

目次

講師 タイトル(実施年) 備考
四竈一郎 八・六の意味するもの1(1967年) 元日本基督教団広島教会牧師
浜井信三 八・六の意味するもの2(1967年) 元広島市長、故人
原田東岷 八・六の意味するもの3(1967年) 外科病院長、広島市在住
橋本栄一 八・六の意味するもの4(1967年) 広島女学院高校教諭
栗原貞子 八・六の意味するもの5―大田洋子とG・アンデルスを軸に(1968年) 詩人、広島在住
小黒薫 八・六の意味するもの6(1968年) 広島女学院大学教授
関屋正彦 キリスト教と非暴力 日本FOR前書記長、聖公会司祭(仙台)
小倉馨 ヒロシマ-この二十五年(1970年) 広島平和記念資料館館長
松元寛 八・六、広島の意味するもの(1971年) 広島大学文学部助教授
金信煥 朝鮮人と原爆 (1972年) 在日大韓基督協会広島教会牧師
森昭夫 私の解放の闘いにとっての八・六(1972年) 広大原医研助手
小黒薫 ヒロシマの生と死(1971年) 広島女学院大学教授
ドリス・ハートマン 投下の決定は正しかったか(1971年) 米人宣教師、広島県古市伝道所
アール・レイノルズ 広島はいまもわが故郷 広島を中心として平和運動に活動、現在は在米
編 者 あとがき

平和教育実践事典

『平和教育実践事典』(広島平和教育研究所編、労働旬報社、19810625)

目次

羽仁節子「未来に生きる子どもたちのために」
家永三郎「「戦争の惨禍」を忘れぬために」
沼田稲次郎「平和への執念こそ原点」
大田堯「平和は人間性の本質に根ざす」
槙枝元文「教育課程自主編成のために」
石田明「はじめに」
総論篇 1
I 戦争体験(原爆体験)の継承
 1 広島の原爆被爆
2 長崎の原爆被爆
3 子どもの原爆体験
4 朝鮮人の原爆体験
5 原爆孤児
6 被爆二世
7 原爆被爆体験記
8 原爆文学
9 原爆児童文学
10 原爆映画
11 原爆慰霊碑
2  空襲体験
 12 全国の空襲被災状況
13 東京大空襲
14 子どもの被災体験
15 戦災記録
16 戦災体験記
17 戦争児童文学
18 戦災映画
19 戦災資料
20 戦災史の発掘・記録の方法
3 戦時下の生活体験
 21 農業 、22 工業 、23 商業 、24 食生活、25 衣生活、26 住生活、27 配給制度、28 疎開、29 隣組制度、30 防空・防災体制、31 治安体制、32 言論・報道体制
4 戦時下の子どもの生活
 33 学校の授業、34 学校の儀式、35 軍事教練、36 避難訓練、37 児童文化、38 あそび、39 御真影・奉安殿・忠魂碑その他の銅像、40 学童疎開、41 勤労奉仕 、42 勤労動員・学徒動員、43 満蒙関拓義勇軍
5 軍隊の戦場体験
 44 軍隊内の生活 、45 特攻隊 、46 玉砕、47 戦死・戦病死、48 沖縄戦、
6  加害体験(日本人の)
 49 朝鮮人への加害 、50 中国人への加害、51 東南アジア人への加害、52 沖縄県民への加害、53 集団自決、54 ひめゆりの塔・健児の塔、55 捕虜のあつかい・人への加害、
7 反戦体験
 56 、労働運動と反戦、57 政治運動と反戦、58 民衆の厭戦・反戦、59 知識・文化人の厭戦・反戦、60 植民地での反戦、61 軍隊内の厭戦・反戦
8  戦後体験
62 8月15日の記録 、63 戦災孤児、64 ヤミ市・ヤミ屋・買い出し、65 餓死 、66 バラック住宅、67 引き揚げ、68 青空教室、69 すみぬり教科書、70 新教育、71 基地の子ども、72 レッド・パージ
II  戦争の科学的認識
1 日本の軍国主義
 73 明治維新 、74 大日本帝国憲法、75 教育勅語、76 徴兵制度、77 軍隊の編成、78 軍隊の規模、79 幹部養成、80 兵種・兵科と階級、81 軍人精神、82 軍事費の変遷、83 治安維持法、84 皇国史観、85 特別高等警察、86 5・1590 産業報国会事件と2・26事件、87 財閥 、88 国家総動員法、89 大政翼賛会、91 本土決戦体制
  2 日本人の大陸侵略のあしどり
 92 大陸侵略政策、93 日清戦争、94 義和団事変、95 日露戦争、96 日韓併合、97 シベリア出兵、98 3・1独立運動、99 5・4運動、100 関東軍、101 南満州鉄道株式会社、102 満州事変、103 日中戦争104 抗日運動、105 八路軍・新四軍、106 ノモンハン事件、107 日独伊三国同盟、108 日ソ中立条約
3 太平洋戦争
 109 ABCDライン、110 真珠湾攻撃 、111 ミッドウェー海戦 、112 朝鮮人・中国人の強制労働 、113 大東亜共栄圏、114 ポツダム宣言、115 原爆政策
4  ふたつの大戦
 116 パリ講和会議、117 国際連盟、113 軍縮会議 、119 ロシア革命、120 ヴェルサイユ体制、121 ワイマール体制の崩壊、122 ミュンヘン会議、123 ファシズム、124 独ソ開戦、125 人民戦線、126 アウシュビィッツ、127 第二次大戦 、128 ヤルタ協定
5  戦後世界の戦乱
 129冷戦 、130 民族解放(独立)戦争、131 インドシナ戦争、132 朝鮮戦争、33 ベトナム戦争、134 中東戦争、135 ビアフラ戦争、136 人種差別
III  原水爆の威力とその被害
1  核爆発の原理と放射線
137 原子核と放射能、138 核分裂連鎖反応、139 原爆の構造、140 核分裂で発生するエネルギー、141 放射線量の単位、142 天然放射線と人体の許容線量
2  原爆の威力
143 爆風の影響
144 熱線と火災の影響 1
145 初期放射線の影響
146 残留放射線の影響
147 死亡者数
3 原爆の被害
 148 原爆被害の特質
149 急性障害
150 後障害(原爆後遺症)
151 遺伝的影響
152 生活と精神の破壊
4 世界の核実験と被害状況
 153 水爆と原爆
154 放射能マグロと死の灰
155 世界の核実験状況
156 核実験による被害
157 核実験による地球環境の汚染
IV 核を頂点とする軍事状況ー 歴史的過程と現在
1  核開発の歴史
 158 マンハッタン計画
159 核開発と科学者
160 ドイツと日本の原爆開発
161 ソ連の核開発
162 英・仏・中の核開発
163 兵器の発達と死傷者の増大
2 現在の核兵器
 164 通常兵器と核兵器
165 世界の核兵器貯蔵量
166 広島・長崎原爆と現在の核爆弾
167 戦略核兵器と戦術核兵器
168 ICBM・SLBM
169 原子力潜水艦
170 核兵器体系
171 人工軍事衛星172 MIRV(MaRV)
173 巡航ミサイル
174 中性子爆弾
3 核戦略の変遷
 175 NATOとWTO
176 アメリカの核戦略
177 米・ソの核配置
178 米・ソ核戦争
179 核軍事演習と核使用の危険性
180 デタントと核戦略
4  生物・化学兵器
 181 生物兵器の種類と性能
182 化学兵器の種類と性能
183 ベトナム戦争と残虐兵器
184 大久野島毒ガス工場
185 BC兵器に関する国際的合意
5 原子力発電
 186 原子炉の構造
187 日本と世界の原発開発
188 安全性とスリーマイル島原発事故
189 原発・再処理工場と環境問題
190 ウラン資源と核燃料サイクル
191 高速増殖炉
192 原発と核兵器生産
193 核融合発電
194 日本の原子力行政
6 世界の軍事状況
 195 世界の軍事費
196 主要国の軍隊
197 世界の武器貿易
198 第三世界の軍備増強と近代兵器の拡散
199 軍事研究開発
7 日本の再軍備一安保・自衛隊
 200 再軍備の出発
201 自衛隊の戦力
202 米・アジア戦戦略の中の自衛隊
203 横田・横須貨とラロック証言
204 岩国・嘉手納・海兵隊
205 軍事基地披害と人権問題
206 エネルギー・食糧問題と安保
207 日米共同作戦とガイドライン
V  平和(反戦)運動
1 戦前の反戦運動
 208 徴兵反対
209 宗教者と反戦
210 文学者と戦争
211 大正デモクラシー
212 社会主義政党と反戦
213 日本労働総同盟・日本農民組合
214 全国水平杜
215 プロレタリア文学
216 人民戦線事件
217 生活綴方教育
2  平和運動のはじまり
218 平和祭・平和祈念式典の歩み
219 占領下の原水禁運動
220 ストックホルム・アピール
221 占領下の原爆告発
222 全面講和運動
223 再軍備反対
5  平和運動のひろがり
 224 杉並アピール
225 原水禁広島市民大会
226 第1回原水禁世界大会 468
227 原水禁世界大会の足跡
228 基地反対闘争
229 安保闘争
230 自衛隊違憲裁判
231 戦災史実発掘・継承の運動
232 ベトナム反戦運動
233 第5福竜丸、3・1ビキニデー
234 パグウォッシュ会議
235 7人委員会
236 被爆問題国際シンポジウム
237 日本人の反核意識の推移
4 被爆者援護運動
 238 原爆病院の設立と活動
239 被爆者団体協議会の運動
240 援護法制定運動
241 原爆裁判
242 外国人被爆者の援護運動
5  平和教育運動
 243 教え子を再び戦場に送るな
244 映画「ひろしま」
245 『原爆の子』
246 「原爆の子の像」建立運動
247 ヒロシマ・ナガナキを教える運動248 各地の平和教育運動
VI  戦後日本と国際関係
1  戦後日本の動向概略
 249 戦後の民主化
250 労働組合
251 日本国憲法
252 教育基本法
253 戦争放棄(第9条)254 極東軍事裁判
255 サンフランシスコ(平和)条約
256 日米安全保障条約
257 日・ソ国交回復258 日本の国連加盟(加入
259 日米安保体制
260 沖縄返還
261 有事立法262 日中国交回復
2  戦後世界の動向概略
 63 大西洋憲章
264 国際連合
265 バンドン会譲
266 非同盟諸国首脳会議
267 国連貿易開発会議
268 南北問題
269 「社会主義国家」
3  戦後世界の軍拡と軍縮間の戦争
 270 安全保障理事会の機能と役割
271 軍事同盟
272 軍縮と軍備管理
273 ジュネーブ軍縮委員会
274 部分的核実験禁止条約
275 核兵器不拡散条約276 SALT 568
277 SALT・II
278 非核武装地帯
279 国連軍縮特別総会
280 国連NGO軍縮特別委員会
4 平和と国際連帯
 281 UNESCO 578
282 世界人権宣言 579
283 国際人権規約 581
284 ラッセル・アインシュタイン宣言 583
285 軍縮教育世界会議 584
286 世界連邦
287 世界平和評議会
288 日本平和学会
289 国際平和研究学会290 世界平和のための国際教育者協会(ユープ)
索引
執筆者一覧
 朝倉邦夫 広島県立呉工業高等学校
  天野卓郎 広島県史編さん室
 伊ケ崎暁生  東京・国民教育研究所
 石田成雄  広島平和教育研究所
 石田明  広島平和教育研究所
 井本美代子  広島県深安郡神辺町立湯田小学校
  宇吹暁 広島大学原爆放射能医学研究所
 江種祐司  広島市立翆町中学校
 江口昌子  福山市立千田小学校
 大槻和夫  広島大学・国語教育学
 大西典茂  広島女学院大学・憲法学
 岡田智晶  福山市立向丘中学校
 岡本俊治郎  広島市立幟町中学校
 鎌田定夫  長崎総合科学大学・フランス語
 川島孝郎  広島市立大手町中学校
栗野鳳  広島大学平和科学研究センター・平和学
 小寺初世子  広島女子大学・国際法学
  小林文男 広島大学・中国近代史
 児玉晴子  広島市立大手町中学校
 佐久間澄  広島大学名誉教授
 佐藤精一  福山市立城西中学校
 佐中忠司  広島大学・経済学
 沢井充子  広島市立宇品小学校
 沢野重男  広島・安田女子高等学校
  芝田進午 広島大学・現代社会学
 城丸章夫  千葉大学・教育学
  首藤昭五 広島市立庚午中学校
 庄野直美  広島女学院大学・原子物理学
 空辰男  広島市立翠町中学校
高橋信雄  広島市立二葉中学校
田中一郎 広島女学院中学校・高等学校
田村和之 広島大学・現代行政論
知念正直 沖縄県立石川高等学校
寺田英夫 大阪府立北野高等掌校
中野修作 広島女学院中学校・高等学校
永井秀明 広島大学理論物理学研究所
西春人 広島・仮設実験授業研究会
根岸泉 東京・江東区立辰巳中学校
花田秀樹 広島県安芸郡音戸町立音戸西中学校
等雄一郎 東京・国立国会図書館
平井久志 ジャーナリスト
藤井敏彦 広島大学・教育学
 藤田浩  広島経済大学・憲法学
深川宗俊 広島平和教育研究所
深山正光 東京・国民教育研究所
間田穆 広島大学・行政法学
前田妙子 広島市立温品小学校
松崎徹 広島県立広島商業高等学校
水原肇 ジャーナリスト
森利一 広島大学・国際関係論
森田俊男 東京・国民教育研究所
森滝市郎 広島大学名誉教授
矢田翠 広島県立神辺工業高等学校
 横山英 広島大学・東洋近現代史
 米田進 広島市立川内小学校
 編集協力者
 真野久   広島県双三郡三和町立三和中学校
 松田敏昭   広島県双三郡三和町立三和小学校
  水野嘉代子  広島県安芸郡府中町立府中中学校

『広島文学』1955年8月号

広島文学協会 1950年発足 機関誌 『広島文学』

巻号 発行年月日 備考(出典・所蔵など)
8月号 19550815 「ピカ」、宇吹蔵

1955年8月号目次

著者 タイトル 備考
増田忠 (表紙)
平稲義雄 (カット)
山代巴 煮え湯の中(女教師の寝物語りの覚え書き)
今田龍夫 暗い世界
堀庸子 アルバイト
詩二編
米田栄作 広島城址にて
増岡敏和 初夏のスケッチ
長田新 文学―そのもつ意味と価値について
渡辺鼎 署名運動を反省して
徳永真一 「星を見てゐる」を読んで
金井利博 道具と象徴
田辺耕一郎 原水爆禁止世界大会の意義
「平和文化賞」を受賞して
アイラ・V・モーリス夫妻のこと
編集後記

原爆被害者の手記編纂委員会

原爆被害者の手記編纂委員会 19520821

目次(同委員会編『原爆に生きて 原爆被害者の手記』、三一書房、19530625)

 カット:丸木位里・赤松俊子
原爆手記編纂委員会
 (山代巴・隅田義人・山中敏男・川手健・松野修輔)
序=「我々が原爆被害者の手記を集めようといい出したのは、1948年8月で、いよいよ具体的に仕事が進み出したのは、1952年8月」、「我々はその集め方について、適切な方法がみいだせず、それが為に仕事が前へすすまなかった」、「8月21日の相談の結果、新聞やだジオによる募集には、あまり頼らず、我々が被害者の家を直接訪問してお願いし、欠けない人のは代筆してもいい、発表の機会に恵まれない人々の、手記を書かれることに重点をおこうということになったことは、この仕事を進める一つの鍵になった」
1 生きる
檜垣干柿 短かき夜の流れ星
小原秀治 生命の河
恵京吉郎 白血病と闘う
石井一郎 ヌートリアの思い出
磯川喜幸 真如の心
吉川みち子 母子抄
2 歩む
山下寛治 敗戦日記
日詰忍 七年の記
島本正治郎 「無窮」の木
浮気モト 四十八願
多田マキ子 夫はかえらない
山野音代 友の手紙
宮田君子 生長の家から
辻本トラ 行くとこなし
山田静代 未亡人の願い
大屋ヒデ 喜生園
内山正一 父情記
温品道義 傷害年金受給のこと
3 叫び
山中敏男 春雪日記
上松時恵 平和をわれらに
浦本稔 青年の独想
横山文江 甲神部隊の父
牧かよ子 すみれのように
池田精子 母となりて
西山わか子 私は生きたい
尾形静子 子等とともに
川手健 半年の足跡

 

 

 

ひろしま(瀬戸内海文庫刊)

『ひろしま THE HIROSHIMA 6月号』第1巻第1号(編集人:峠三吉、発行所:瀬戸内海文庫)

目次

中川善之助
阿部静枝
小川二郎
大山郁夫は語る―理想と愛
永守亀之助
米重忠一
宇根元警 表紙絵にそえて-旧産業奨励館
永瀬清子
枡井迪夫 ジョン・ハースィの「広島」
谷本清 原爆と米人の愛
アルバム・アトムヒロシマ
矢口たかし マンガ迷曲集
K 平和塔
阿川弘之
ギー・ド・モーパッサン
川上一衛
T 編輯後記
H 編輯後記
詩と歌の欄創設<詩:広島詩人協会選、短歌:岡本明選>

大学人会活動略年表

大学人会活動略年表

年月日 事項
1953
0215 発会準備会
0221 発会大会(会員50人余・・・5月末会員100余名)
0326 学術会議会員との懇談会
0405 平和講演会(広教組後援)
0601 会報(N・・・新聞型)No.1発行
1001 広島大学人会ニュースNo.1(N)発行
1115 会報(N)No.2(第3期学術会議会員選挙特集)
1954
1210
1955
1956
1957
1958
1959
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
0131 拡大理事会(中心話題は「大学紛争」問題)

平和と学問を守る大学人の会(発行物一覧)

平和と学問を守る大学人の会(発行物一覧)

書名・タイトル 発行年月日 備考
広島大学人会会報 19530601(創刊号)~
大学人会研究論集 195411(第1集)・195507(第2集)
 原子力問題研究資料 (1)195701 原子力関係文献目録・
 広島の平和運動研究資料  (1)広島の平和運動(平和運動研究班中間報告)(2)原爆被害者の歩み(3)原爆被害者救援の動き
大学人会討議資料 19600610
平和・科学・自由 196006
 大学制度問題資料集 1961 (その1)・(その2)・(その3)
 第9回原水爆禁止世界大会文書集   1963

禁じられた原爆体験(堀場清子)

堀場清子『禁じられた原爆体験』(岩波書店、19950623刊)

目次

はじめに
原爆作品と占領下の検閲
1 発禁により葬られた美川きよ「あの日のこと」
2 栗原貞子詩歌集「黒い卵」が示す”事実と伝説”
3 渡辺順三の「君らは語る」
4 松重美人「世界の記録写真」をめぐって
5 金子光晴「暴君」の消失
6 「雅子斃れず」「長崎の鐘」 出版への道すじ
7 「不死鳥」における杉浦翠子と正田篠枝
8 検閲文書にみる原爆体験と天皇体験
a 「晩鐘」の苦難
b 天皇とアトム・ヒロシマ
戦争の表現にかかわる発禁と没収
9 石川達三「戦ひの権化」の発禁
10 宮柊二・オリジナル「山西省」の発見
11 日本神話で闘った二人の男
12 久津間慶子歌集「泉声」にみる女の生涯
資料(PPB文書)
あとがき

中川秋一遺稿集

中川秋一遺稿集・付追悼文集(中川秋一先生遺稿・追悼文集刊行委員会編、刊、19811111)

目次

今堀誠二
I 随想
広島市民劇場創立二十周年に寄せて
II  戦後の広島
一九四九年平和擁護大会宣言文草案
声明書
意識と行動の一致について
実践の優位について-歴史は実践の優位を保証する-
ファッショとたたかえ-T君への便り-
ユネスコと勤労階級
地方自治はどうなったか
青少年文化の現状
民科広島支部の活勤
中国文学の新人たち-趙樹理のことなど-
広島における戦後啓蒙期初期の演劇運動
対談 戦後第一回メーデー
民科広島支部のころ
改造社版 M・E全集
増岡敏和氏宛書簡「控」
初期の峠君
峠三吉について
峠三吉没二七周年平和のための朗読と講演のつどい-あいさつ-
III 平和を求めて
「平和を求めて」休載について
「平和を求めて」草稿
原水爆報道三十年の軌跡
水爆の発明と平和運動
人間性を破壊するもの-有事立法の一側面-
新聞記者にのぞむもの
マスコミを国民のものにする県民集会
IV  高い山・河上肇
「求道の旅人」河上肇
高い山・河上肇
美しい夫婦の一典型-河上肇夫妻の場合-
三木清小論
中井の学問について
V 回想
屐履私記-心猿*記
続心*記
西田哲学との邂
「柳老記」について
「柳老記」に寄せて
「柳老記」断片
遺蹤点々-亡き友におくる-
噫呼 高橋茂雄君
八景園
微笑の激励
弔辞 -同志古末憲一君をおくる
田谷春夫君の印象 -一九三○年代のあのころ-
泥をかぶるの記
中川先生をしのんで
中川秋一先生をしのんで  荒本昱夫
師・中川秋一さん-甲立疎開のころの出会い- 石田成雄
中川 生を悼む 今中保子
本当に、楽しかった 奥田胤暢
東京での中川さんを想う 数本英次郎
追悼の句 数本タキヱ
中川秋一先生の教え 河原崎国太郎
πをかける 切明悟
中川先生と文団連 小森敏廣
一冊の本 里信敏行
広島の文化が必要とした人 四国五郎
中川秋一さんと私 下村仁一
中川先生のこと 水藤晋
青春まっただ中 杉田俊也
中川さんの笑顔 立川すゑ
秋一さんを偲ぶ 建林正喜
広島演サ協と中川先生 土屋清
中川秋一さんとの出会い 土肥秀一
朋友を失った寂しさ 中村吉郎
十四子会と中川さん 福永明
中川さんのこと 深川宗俊
人間解放の学 藤原茂
中川先生と広島県労働文化協会 藤原浩修
中川先生から学んだこと 塀ひろじ
光芒を放つ支柱―中川秋一氏のおもいで- 増岡敏和
遊子見ゆ 町川範彦
中川さんを失って 渡辺悦次
新聞記事
官憲の弾圧に抗し、土にうめたり天井裏にかくしたり
哲学者 中川秋一さん
葬送の記 水原肇
中川秋一遣稿集について 森祐二
解題
中川秋一先生略年譜
あとがき