「06 書誌」カテゴリーアーカイブ

朝鮮半島「核外交」

『朝鮮半島「核外交」 北朝鮮の戦術と経済力』(重村智計〈としみつ〉、講談社現代新書、20060220)

内容<作業中>

核実験は瀬戸際外交の放棄
国際紛争の原因―恐怖と判断ミス///
1 崩壊か核放棄かを迫られる北朝鮮
イランとの核・ミサイル開発協力///
2 死んでも核は放棄しない
直接対話を拒否したブッシュ政権///
3 経済制裁が効果をあげた
「難関」は解決しなかった///
4 暴発できない経済力
朝鮮半島の経済思想///
5 経済改革の期待と現実
日本の経済制裁には意味がある///
6 先軍政治と文明の衝突
歴史の流れをどう読むか///
終わりに
朝鮮半島に軍事介入する日本は滅びる
挑戦半島研究の水準
資料1 日朝平壌宣言
資料2 6カ国協議共同声明

転換期の仏教

『転換期の仏教』(大友抱璞・遊亀教授・山崎昭見(共著)、19550915)

内容

著者 タイトル
002 大友抱璞 平和共存と仏教―日ソ交渉が開かれる日・6月1日
013 遊亀教授 愛情のモラル
020  山崎昭見 現代思潮と親鸞聖人の教学
030  大友抱璞 水素爆弾下の仏教
 039  遊亀教授  水爆と人間革命
 049  八雲円成  社会の実相と帰結
 054  山本仏骨  真宗教義に於ける社会批判の原理
 061   大友抱璞  信仰と社会的実践
069  安部大悟  真宗の社会道徳
074  井上智勇  現代の課題と宗教
 083  山崎昭見  現代青年と教化の問題
091  山本仏骨  無批判の批判
 100  八雲円成  職域道義の高揚
 Ⅱ
 106  研究座談会  業道思想と社会問題
 大友抱璞、遊亀教授、普賢大円、福原亮厳
 141  研究座談会  現代青年と仏教
大友抱璞、 山崎昭見、遊亀教授、林龍昭
 156  研究座談会  真宗教徒と実践
 大友抱璞、遊亀教授、普賢大円、山崎昭見、司会:林龍昭
 174 今後の伝道のあり方ー対象と内容について座談会
大友抱璞、遊亀教授、山崎昭見、林龍昭
(1)伝道の対象、(2)伝道の内容、
 Ⅲ
190   大友抱璞  仏教乃至真宗は資本主義社会を是認するか(回答)
195  遊亀教授  米ソの国際思想対立を如何に見るか
 199  大友抱璞  家族制度と仏教
  205   山崎昭見  ストライキを仏教はどう見るか
 213  遊亀教授  再軍備問題について
 216  大友抱璞  差別思想と業思想

ひろひと天皇年代記―1945年8月ヒロシマ

『ひろひと天皇年代記―1945年8月ヒロシマ』(秦恒雄、琥珀書房、20250701)

内容

007 望遠下巨大な爆発音
017 病院で聞いた話
025 帰団した兵士の報告
037 敵中した不安
 048  8月6日
 063 8月日
 079  8月日
 093  8月日
 117  8月日
 133  8月日
152  8月日
 172  海兵団での最後の生活
 181  復員第1日め
191 復員後の生活
 205  9月―東京へ
 220   あとがき 1980年7月 秦剛平(京都産業大学助教授)
 223  解説 ひろひと天皇年代記―1945年8月ヒロシマ 秦剛平
 260 あとがき 川本隆史
脱=被爆ナショナリズム・記憶のケア・オートエスノグラフィー―『ひろひと天皇年代記』に寄せて
 272  追記(20250220)

被爆者が眠る島-知られざる原爆体験

『被爆者が眠る島-知られざる原爆体験』(永井均、岩波ブックレットNo.1115、20251105)

内容

はじめに
1 広島への原爆投下
1 マンハッタン計画
2 二種類の原爆と投下目標
2 臨時野戦病院と化した島
1 原爆被災者の搬送
2 難航する救護活動
3 死者の扱い
3 「千人塚」と「供養塔」
1 千人塚
2 似島供養塔
3 平和記念公園内への遺骨の移管
4 遺骨発掘と想起される記憶
1 被爆26年後の遺骨の発見
2 相次ぐ遺骨の発掘
おわりに

 

木の葉のように焼かれて 第59集

『木の葉のように焼かれて 第59集』(新日本婦人の会広島県本部、202506)

内容<作業中

地図(原子爆弾被災状況広島市街説明図)
01 はじめに 新日本婦人の会広島県本部
 04  児玉三智子「すいせんのことば 2024年ノーベル平和賞・被爆80年に 今、伝えたいこと」
手記
 07  「回想」
10  被爆者としての怒りと無念さ
13 女三代にまつわる話 ****「黒い雨」第二次訴訟原告団長
15  被爆80年に思うこと *****(当時6歳・10㎞地点で被爆)
17 あの日 8歳の私は歩きつづけた ****(当時8歳・1.2㎞地点で被爆)
19 被爆体験 *****(当時11歳・入市被爆)
21 核は地球上の生ある全てのものと共存できません *****(当時11歳・入市被爆)
23 兄の思いを受けついで ****(当時4歳で被爆)
ききがき
25 加計町宇佐でのこと ***(当時10歳・黒い雨被爆)
 26  核兵器も戦争もない世界に ****さんの場合(当時5歳・宇品で被爆)
家族の手記
 28  今本雅子 次の世代に伝えたい
30 高東征二 救護所で働いた6年生
32 三吉桂子 父と夫の8月6日
34 ***** 夫・****の被爆体験(当時15歳・1.9㎞地点で被爆)
特別寄稿
36 矢川光則 被爆ピアノ平和活動25年で学んだ事
(被爆2世 被爆ピアノ管理所有者 被爆ピアノ資料館主宰)
特集・ノーベル平和賞受賞について
38 佐久間邦彦(広島県原爆被害者団体協議会理事長)
  被爆80年 核なき世界をめざしてオスロへの旅
特集・ノーベル平和賞受賞の喜びメッセージ
 41 矢野美耶古、山田寿美子、小林貴子
特集・ノーベル平和賞受賞市民アクション
43 受賞を力に被爆80年に向けて 核兵器のない平和な世界の実現を
「日本被団協のノーベル平和賞を祝う」広島市民アクションアピール
44 高東征二 「黒い雨」とノーベル平和賞
46 安藤加奈子 先輩方の運動を知って核廃絶を言い続ける
 47 森真理子 第4回核兵器禁止条約のアクション(20250122)
48  伝承 若い世代の取り組み
広島県本部・次世代チーム「結」
  戦争について考える―長生炭鉱追悼集会に参加して
50 田中美穂 核廃絶の運動は植民地主義に抗うこと
52 広島高校生平和ゼミナール 自主的に活動する高校生たち―核兵器も戦争もない世界を―
54 渡部久仁子 「祝!日本被団協ノーベル平和賞受賞式行動ツアー」に参加して
56 広島市の平和行政について
藤川晴美 被爆アオギリからのSOSと警告に応えたい!!
58 神部泰 「被爆80年」「ノーベル平和賞受賞」「核兵器禁止条約」を力に
60 継承~支部の取り組み
県本部 福山支部 三原支部 安芸府中支部 東広島支部 呉支部 安芸支部 南支部  中支部  東支部  安佐北支部 安佐南支部 西支部 廿日市支部
75 広島県被団協「被爆者相談110番」
80  あとがき

書誌2007一覧

書誌2007一覧

月日 書名 著者 発行所
0425 核爆発災害 そのとき何が起こるのか 高田純 中公新書  U
0610 とてつもない日本 麻生太郎 新潮社〈新書〉 U
 0710  東アジアの終戦記念日  佐藤卓巳・孫安石 ちくま新書  U
 0720  邦画の昭和史 スターで選ぶDVD100本  長部日出雄〈オサベ〉  新潮社〈新書〉 U
  0720  カラマーゾフの兄弟5 エピローグ別巻  ドストエフスキー  光文社〈文庫〉 U
 0805  手塚治虫「戦争漫画」傑作選  手塚治虫  祥伝社〈新書〉  U
 0810  あなたは戦争で死ねますか  斉藤高男・知念ウシ・沼田鈴子・広岩近広  日本放送出版協会  U
 0821  アジア・太平洋戦争―シリーズ日本近現代史⑥  吉田裕  岩波新書  U
0920 朝鮮通信使―江戸日本の誠信外交 仲尾宏 岩波新書 U
0924 広島国際平和会議2006公式議事録―変化はあなたの心からはじまります 広島国際平和会議2006議事録編集委員会 U
  1220  昭和陸海軍の失敗 彼らはなぜ国家を破滅の淵に追いやったのか  半藤一利ほか  文春新書 U

日本兵捕虜は何をしゃべったか

『日本兵捕虜は何をしゃべったか 文春新書214』(山本武利、弁芸春秋、20011220)

内容

捕虜第1号…7
1 米軍の対日諜報システム…17
日本兵を捕えろ/日本語を学べ/敵文書を収集、分析せよ/日本兵捕虜から情報を絞り取れ/多様な諜報機関
2 日系二世の秘密戦士たち…49
AT-Sの設立と二世/水も漏らさぬAT-Sの組織/二人の日系二世情報兵の活躍
3 ずさんな日本軍の情報管理…73
国内向けの漏洩防止策/兵よ投降と漏洩の心理/高級将校の無責任/暗号書の遺棄/視野狭窄の大本営参謀
4 ガダルカナル戦線…113
死者数の割に少ない捕虜/遺棄された作戦命令書/情報凝縮の陣中日記/兵士の母、恋人への遺書
5 ニューギニア、フィリピン戦線…139
一九四三年の戦果/一九四四年の戦果/一九四五年の戦果
6 中国、ビルマ、インド戦線…153
将校の供述/下士官、兵卒の供述/朝鮮人兵士・軍属の供述/従軍慰安婦の供述
捕虜と日本占領…181
あとがき…187

思想検事

『思想検事』(荻野富士夫、岩波新書、20000920)

内容

思想検事とはなにか
「思想司法」という発想―大逆事件から3・15事件まで
1 「裁判攻め」、そして森戸事件
2 治安維持法―治安法制の最強・最大の武器
3 京都学連事件前後
4 思想検事の誕生
弾圧と「転向」の体系ー「共産党の自壊没落時代」を演出
1  大量検挙のなかで
2  法の拡張解釈ー目的遂行罪の活用
3  「転向」方策を編み出す
4  さらなる機構の拡充へ
5  思想検事たちの勝利宣言
検事主導の「思想戦」ー日中戦争下の取り締まりと拡大と深化
1  思想犯保護観察制度の成立
2  社会民主主義と宗教運動も標的に
3  思想検事の再拡充
4  「思想司法」の掌握指揮をめざす
 Ⅳ  「思想国防」体制の構築―対米英開戦から敗戦まで
 1  司法理念のあらたな展開
 2  新治安維持法はなんであったか
 3  「陛下の検察官」ー「思想国防」の支柱として
4  「決戦段階」の弾圧強化
 公安検察への道ー克服されないままの戦後
1  思想検察はなぜ断罪されなかったか
 2  公安検察への継承
 結び ふたたび思想検事とはなにか
 治安維持法関連条文
 あとがき
 参考文献一覧

二十世紀日本の戦争

『20世紀日本の戦争』(阿川弘之・猪瀬直樹・中西輝政・秦郁彦・福田和也、文芸春秋〈文春新書〉、2000720〈第1刷〉0805〈第2刷〉

内容<作業中>

1 日露戦争 近代との邂逅
2 第一次世界大戦 「総力戦」の世紀
3 満州事変 終わりなき暴走
4 太平洋戦争 混迷と陶酔
 「四国同盟」なら勝てたか
宮中で失神した近衛文麿
ノモンハン事件の衝撃
見抜けなかったナチスのいかがわしさ
情報戦は中国の圧倒的勝利
元老はなぜいなくなった
石油禁輸は開戦の方便に使われた?
アメリカの謀略
強気の建前、弱気の本音
判断を歪めるテロへの恐怖
「大和」「武蔵」の幻影
日米戦は「行きがけの駄賃」
アメリカの挑発をどうかわすか
ハル・ノートにひそむ岐路
「爽快感」の構造
真珠湾の勝利は本当によかったのか
情報の軽視がもたらしたもの
国際法軽視、二つの理由
短調軍歌の奇妙な陶酔
原爆のお䕃で終戦にできた?
5 湾岸戦争 残された課題
国連軍と日本国憲法
「戦後システム」の破綻
アメリカの占領政策は国際法違反
空回りする「第九条論議」
公のための死をどう顕彰するのか
第二の統帥権問題
大きなショックが必要
あとがき 猪瀬直樹

オバマの孤独

『オバマの孤独』(シェルビー・スティール著、松本剛史訳、久世和彦編、青志社刊、20080412)

内容<作業中>

まえがき
1 人間オバマ
1 「一滴の血」のルール
2 現存する”劣等人種”制度
3 父親探し
4 本物の黒人であること
5 迫られた、黒人社会への帰属
6 ふたりの女性
2 社会のなかのオバマ
7 現実と対峙するための「仮面」
8 白人社会と交わす「約束の取引」と「意義申し立て」
9 白人から崇拝される有名黒人
10 生まれながらの交渉人
11 アメリカが待ち望んでいた男
12 彼は黒人らしい黒人か?
13 オバマが歴史の外へ転落する危険