「年」カテゴリーアーカイブ

広島県原水協年表(1971年)

広島県原水協年表(1971年)

月日 事項
0208 広島県被団協, インドシナに原水爆を使うなとの声明を発表.
2. 8
5.23 「基地のない平和で豊かな沖縄を返せ!真の沖縄返還をめざす全国キャラバン」来広.
6. 8 広島県原水協・被団協, 7日の仏の核実験に抗議の電報をポンピドー大統領に打つ.
6.17 広島市原水協総会.
6.  広島県原水協, 世界大会成功へ総決起するようアピール.
7. 9 広島市原水協, 平和網の目訪問を実施.
7.25 呉市原水協, 網の目平和行進を実施.
7.25 庄原原水協, 福島病院から原爆検診車を招いて被爆者検診を実施. 120人がつめかける.
7.26 江田島町議会特別委員会, 爆発事故が起こった米軍秋月弾薬庫の撤去を決議 7.29 広島地裁で桑原訴訟第 1回口頭弁論.
7.29 広島市で草津被爆者の会結成. 「黒い雨」特別地域への編入を要求へ.
7.  山下会, 「あさ第 7号」発行.
7.  新日本婦人の会広島県本部, 「木の葉のように焼かれて第 6集」発行.
8.  吉島被爆者の会, 「老いと怒りと第 6集」発行.
8. 5 不破共産党書記局長, 広島県庁で「被爆者の健康と生活をまもるための緊急政策―とくに高齢被爆者と子どもにたいする特別措置について」を発表.
8. 5 第17回原水爆禁止世界大会開会総会. 広島県立体育館に 1万人が参加. 7年ぶりに入国をかちとったベトナム民主共和国代表も参加.
8. 6 一万人討論集会, 30会場で開催.
8. 6 県立体育館で文化大集会. 1万人が参加.
8. 6 福島地区被爆者の会, 「壁第 4集」発行.
8. 7 被爆者家庭訪問. 問題別・階層別集会.
8. 7 第17回原水爆禁止世界大会閉会総会.
8.21 広島県原水協常任理事会.
8.22 被爆二世の百中利典, 白血病で死亡.
9.11 向洋原水協, 世界大会の報告集会を開催.
9.18 広大教育学部東雲分校自治会の14名, 岩国基地を調査.
10. 3 中四国の安保破棄・諸要求貫徹実行委員会の主催により10・3 岩国・中四国集会開催. 2500人(広島から 400人)参加.
10.19 自衛隊記念行事反対共闘会議, 陸上自衛隊第13師団司令部と広島市に抗議. 10.21 10・21統一行動, 広島市・福山市・庄原市の統一集会をはじめ県下で 5万人参加.
10.27-28 自衛隊記念行事反対共闘会議, 自衛隊パレードの中止を要求し, 広島市役所前で座り込む.
11. 6 被爆者の完全援護法をめざす九州方面遊説団(田辺勝・中本剛)の出発式. 於広島市平和公園.
11. 7 弾薬輸送反対・米軍基地撤去広島県民共闘会議, 軍事基地(黄幡・秋月・川上)即時全面返還・沖縄返還協定批准阻止広島県中央集会を呉市役所広支所前で開催. 62団体・2000人参加.
11. 7 広島県原水協・被団協, 広島市内で第五福龍丸保存の募金活動を実施.
11.13 沖縄協定批准反対・アムトチカ核実験抗議・被爆者援護法要求・国際共同行動広島集会.
11.19 沖縄協定の強行採決に抗議して, 広島・福山・呉など県下13地区で13万人が集会・デモに参加. 22日にも県中央集会開催. 4300人参加.
11.22 似島で10月29日から計 617体分の原爆被爆者の遺骨を発掘.
1128 広島県平和委員会総会.

 

 

広島県原水協年表(1970年)

広島県原水協年表(1970年)

月日 事項
0124 第 2回広島県学生ゼミナール, 県下18の大学・短大・看護学校と 6の高校か –25 ら 650人参加.
1.24
2.11 原爆慰霊碑を正す会発足. 代表世話人岩田幸雄広島県モーターボート競争会会長.
2.12 安保破棄諸要求貫徹広島県実行委員会など,原爆慰霊碑の碑文変更反対を山 田広島市長に申し入れ.
3.13 原爆慰霊碑の碑文を守る連絡会議結成.
2.14 広島県原水協拡大理事会, 原爆慰霊碑の碑文を抹消しようとする「原爆慰霊碑を正す会」に反対する声明を発表.
3.17 原爆慰霊碑の碑文を守る連絡会議, 碑文を守るよう広島市長に申し入れる. 4.12 広島県被団協常任理事会.
4.28 共・社・県労などによる 4・28沖縄即時無条件全面返還・安保条約廃棄全国統一行動広島県中央集会, 県庁前で開催. 54団体・6500人参加.
5.14 広島県原水協常任理事会.
5.23 弾薬輸送反対・黄幡基地撤去要求県民共闘会議, 毒ガス持ち込み反対・カンボジア侵略反対広島県中央集会を呉市広町で開催. 50団体・ 600人参加.
6. 6 第16回原水爆禁止世界大会の成功をめざす国民平和大行進広島―東京コース, 広島市の平和公園を出発.
6.23 安保条約廃棄・沖縄即時無条件全面返還・毒ガス撤去・弾薬輸送反対 6・23広島県中央集会, 県庁前で開催. 1500人参加. 県内20地区で統一行動を展開, 5万人参加.
6.24 広島県原水協常任理事会, 原爆被爆者医療相談所建設委員会を発足させる. 6.26 桑原訴訟を勝ちぬく決起集会, 広島市社会福祉センターで開催. 30名参加. 6.  山下会, 「あさ第 6号」発行.
7. 4 広島県原水協, 原爆記録映画「1945年 8月―広島・長崎」の貸し出しを始める.
7.  桑原訴訟を勝ちぬく決起集会, 尾道市で開催. 80 名参加.
8.  吉島被爆者の会, 「老いと怒りと第 3集」発行.
8. 3 広島市長, 原爆慰霊碑の碑文変えぬと公式見解.
8. 5 海外代表・被爆者懇談会. 於せとうち苑.
8. 5 国際青年交流の夕べ. 於見真講堂.
8. 6 特別集会「若い世代と原水禁運動」・「被爆者救援運動」. 被爆者家庭訪問 8. 6 70年第16回原水爆禁止世界大会広島大会. 広島県立体育館に5000人参加.
8. 6 広島市原水協, 深川宗俊著「1950年 8月 6日―朝鮮戦争下の広島」を出版. 8. 6 福島地区被爆者の会, 「壁第 3集」発行.
8.21 広島市八丁堀原水協, 原水禁大会の報告会を開く.
8.24 原爆被爆者医療相談所建設委員会.
8.31 被爆二世中本緑, 急性白血病で死亡.
10.21 10・21国際反戦統一行動広島県中央集会, 県庁前で開催. 1万2000人参加. 県内で 5万人参加.
10.27 10・27自衛隊パレード反対福山地区実行委員会, パレード抗議行動を展開. 10.29 県労会議加盟労組, 被爆者対策協議会準備会を結成.
11.19 弾薬列車, 広駅に到着. 呉市議会, 施設局に抗議.
11.25
1125 弾薬輸送反対・基地撤去要求11・25呉地区集会, 広駅前で開催. 30人参加.
1210 12.10-11 広島労演, 広島演劇サークル協議会と共同企画で「ひろしまの冬」を上演.

 

 

広島県原水協年表(1969年)

広島県原水協年表(1969年)

月日 事項
0204 県労主催の B52撤去・原潜「寄港」阻止・総合労働布令撤廃・沖縄即時無条件全面返還要求広島県中央集会, 県庁前で開催. 1500人参加. 庄原では地区労が共・社両党に呼びかけ 200人参加.
2.11 広島県被団協理事会.
3.16 安保条約廃棄・沖縄全面返還・統一戦線促進などを中心スローガンに全国統一行動.3 ・16広島県民大集会. 広島県庁前広場に3000人が参加.
3.26 桑原忠男, 厚生大臣を相手どり原爆医療法にもとずく認定処分取消を求め, 広島地裁に提訴.
3.26 広島県被爆教師の会結成.
4.19 日本原水協, 広島市平和公園で広島県原水協に被爆者検診車を引き渡す.
5. 2 福島病院, 福島地区被爆者の一般検診の結果を発表. 受診者の 8割に異常. 5.25 広島県原水協総会.
6. 1 広島県被団協第 6回定期総会.
6.17 尾道原爆被爆者の会・尾道原水協共催で被爆者特別措置法についての説明会. 60名参加.
6.23 安保条約廃棄・沖縄全面返還・大学立法と反動諸法案粉砕・第15回原水爆禁止世界大会成功 6・23広島県中央集会, 県庁前で開催. 28団体 800人参加. 6.28-30 第18回日本平和委員会定期全国大会, 広島市で開催.
7. 1 新日本婦人の会広島県本部, 「木の葉のように焼かれて第 5集」発行.
7.12 広島県平和委員会など, 台湾むけの軍艦を建造中の宇品造船所を現地調査. 7.14 安芸地区原水協総会.
7.14 吉島病院被爆者の会, 特別措置法についての説明会を開く. 30名が参加.
7.31 安保破棄・諸要求貫徹広島県実行委員会, 大学立法・反動諸法案粉砕・議会制民主主義擁護・第15回原水爆禁止世界大会成功広島中央集会を県庁前で開催.300人参加.
8.- 吉島被爆者の会, 「老いと怒りと第 4集」発行.
8.  福島地区被爆者の会, 「壁第 2集」発行.
8. 4 第15回原水爆禁止世界大会開会総会. 広島県立体育館に約 1万人参加.
8. 5 被爆者家庭訪問. 900人の大会代表が市内の被爆者約 300人の家庭・職場を訪問.
8. 5 第15会原水爆禁止世界大会記念文化大集会「とどろけ世界の空に」. 広島県立体育館に約 1万人参加.
8.26 福山市原水協, 世界大会の報告集会を開催.
9.27 被爆二世森井昭夫( 5歳), 急性骨髄性白血病で死亡.
10.21 10・21国際反戦統一行動デー. 県内では広島・呉・尾道など11カ所で計 2万5000人が結集.
10.29 共・社など15団体, 自衛隊の行事を県・市教委が後援することに抗議.
10.29 広島県平和委員会, 国鉄に弾薬輸送の中止を申し入れる.
12.21
1221 被爆二世問題研究会, 広島市社会福祉センターで開催.

 

 

広島県原水協年表(1968年)

広島県原水協年表(1968年)

月日 事項
0118 エンタープライズ寄港阻止佐世保大集会. 共・社・県労の広島県統一代表団200人参加.
1.19 エンタープライズ, 入港を強行.
1.29 広島県原水協, エンタープライズ寄港と朝鮮侵略行動に抗議する広島県民集会を広島市平和記念館で開催.
2. 3 広島県原水協・県平和委員会, 広島市内で合同全県活動者会議.
2.12 安保破棄・諸要求貫徹広島県実行委員会, 同広島市実行委員会, 大本営復元を計画する県・市に抗議.
2.16 安保破棄・諸要求貫徹広島県実行委員会, 同広島市実行委員会, ベトナム人民支援広島県中央集会を県庁前で開催. 300人参加.
2.22 被爆二世名越史樹, 死亡.
4. 4 広島の労働者・大学人・宗教者など63人, ベトナム人民支援募金委員会結成を呼びかける.
4.14 米軍, 江田島の秋月弾薬庫から呉, 国道31号・ 2号を経て北九州の山田弾薬庫へ弾薬輸送を開始. 19日, 広島県原水協・平和委員会, 県知事に抗議.
4.20 沖縄・小笠原即時無条件全面返還要求広島県中央集会. 広島市見真講堂に 200人参加.
5. 9 広島県原水協・被団協, 佐世保港での米原潜放射能汚染に対し, 米日両国政府に抗議電を打つ.
5.15 吉島病院被爆者の会結成.
5.27 呉地区労, 弾薬輸送中止・基地撤去を求め集会・デモ.
6. 1 広島県原水協第 8回全県拡大理事会.
6. 2 広島県被団協第 5回定期総会.
6. 3 弾薬輸送反対・黄幡基地返還要求広島県共闘会議結成. 共・社・県労・呉地区労など20数団体参加.
6. 6 原爆記録映画全面公開推進会議, 佐久間澄・森滝市郎らの呼びかけにより結成.
6. 9 広島県青年学生代表者会議, 呉市周辺の米軍弾薬庫を現地調査. 102人参加 6.11 広島県議会, 黄幡弾薬庫の弾薬集散基地化反対を決議.
6.19 黄幡基地返還要求広島県民総決起集会(県共闘主催), 呉市広町で開催.600人参加.
6.19 広島大学平和問題研究会, 学内で被爆者との懇談会を開く.
6.30 広島県青年学生代表者会議と弾薬輸送反対青年実行委員会, 呉市広町で「 6・30広島県青年学生呉大集会」を開催. 450人参加.
7. 1 米・英・ソ, 核拡散防止条約調印.
7.11 「ぼく生きたかった―被爆二世史樹ちゃんの死」(宇野書店)発行.
7.14 府中市被爆者の会, 「府中市被爆者懇談会」を開催. 約40名の会員が参加. 7.18 尾道原水協再建総会. 46人参加.
7.19 広島市八丁堀原水協結成.
7.21 広島県原水協, 呉基地を調査.
7.24 広島市で第14回原水禁世界大会の成功をめざす網の目平和行進.
7.29 広島市原水協総会.
7.31 広島県原水協三宅事務局長, 朝日新聞( 7月30日付)の報道について談話を発表.
8.- 吉島被爆者の会, 「老いと怒りと第 3集」を発行.
8. 1 福島地区被爆者の会, 「壁―未解放部落原爆被災者の手記」創刊.
8. 6 第14回原水爆禁止世界大会広島大会. 県立体育館に5000人参加. 基地問題の分科会はバス 4台で呉周辺の基地を調査.
8.18 弾薬輸送反対・軍事基地撤去中国五県総決起集会(県共闘会議主催), 呉市広町で開催. 4500人参加.
8.24 フランス, 初の水爆実験に成功(南太平洋).
8.25 米軍基地撤去・弾薬輸送反対呉青年実行委員会と県青年学生代表者会議, 呉市広公園で「広島県青年学生 8・25呉集会」を開催. 300人参加.
8.26 映画「ヒロシマの証人」の広島現地ロケ始まる.
9. 9 弾薬輸送反対・黄幡基地返還要求広島県共闘会議, 広交差点で一週間の座り込みに入る.
9.17 尾道原水協・被爆者の会・尾道市役所の三者で特別措置法の説明会を開催.160人の被爆者が参加.
9.29 尾道原水協などの協力で尾道市で被爆者の特別検診.
10. 5 広島県原水協拡大常任委員会.
10.25-26 日本原水協主催「核兵器完全禁止・被爆者救援全国活動者会議」. 広島市に73名の代表が参加.
10.27 安保破棄・諸要求貫徹広島県実行委員会, 呉市で「米軍弾薬輸送反対・軍事基地撤去・沖縄三大選挙勝利・ベトナム人民支援・安保条約廃棄・物価値上げ反対・被爆者救援・秋闘勝利広島県民大集会」を開催. 3000人が参加.
11. 4 呉市広漁協, 米軍弾薬庫前の海面制限に抗議して漁船78隻で海上デモ.
11.26 広島県原水協・被団協, 永野県知事にABCC撤去などにつき協力を要請.12. 9 日本原水協・広島県原水協・被団協, 広島市社会福祉センターで被爆者救援激励集会.

 

 

広島県原水協年表(1966年)

広島県原水協年表(1966年)

月日 事項
0104 府中市原爆被爆者の会結成. 会長北村茂夫.
1.11 広島県原水協, 広島市に被爆者手帳の交付を早くするよう申し入れる.
2. 6 広島市内で平和委員会中国ブロック会議.
3. 1 三・一ビキニデー. 静岡市の全国集会に広島から23名参加.
3.17 沖縄・小笠原返還要求広島県実行委員会結成.
4.11 広島平和会議の再開をめざす広島県青年学生代表者会議が結成集会.
4.13 府中市原爆被爆者の会, 対市交渉.
5.29 広島県原水協第5回全県理事会.第12回世界大会の県内での取組みを具体化 5.29 日本被団協第21回全国代表理事会, 広島市平和会館で開催. 運動を国会請願だけにせばめる「森滝路線」に批判集中.
6.11-12 広島県文化会議主催「平和と文化のシンポジューム」.
6.18-19 民主主義文学同盟広島支部主催シンポジュウム. 「原爆」を描く立場を追求.
6.19 1966年度広島県平和委員会総会.
6.25 第12回原水爆禁止世界大会の成功をめざす広島県内網の目行進, 府中市で開始.
6.25 沖縄・小笠原返還同盟広島県本部結成.
6.26 第10回日本被団協総会, 広島市平和記念館で開催.
6.30 広島大学学生平和委員会, 「第12回原水爆禁止世界大会の成功をめざす広大学生平和講演会」を開き, 学友へのアピールを発表.
7.10 胎内被爆者・被爆二世を守る会結成大会.
7.11 広島市議会, 原爆ドーム保存を決議.
7.11 南小一, 原爆病院で死去.
7.14 被団協など6団体,浜井広島市長の市独自の被爆者対策を要求.
7.18 福島地区原水爆禁止協議会結成総会.
7.- 広島市の吉島被爆者の会, 手記集「老いと怒りと」を出版.
7.20 胎内被爆児・被爆二世を守る会, 「広島はたたかう」を出版.
2.24 広島市原爆被害者協議会・原水爆禁止広島市協議会共催「広島市被爆者集会」. 広島市平和記念館に90名参加.
8. 5 第12回原水爆禁止世界大会開会総会. 本川小学校に 7カ国 7国際団体23名の外国代表を含む 1万0700名の代表が参加.
8. 6 広島市内45会場で分散会・被爆者特別集会.
8. 7 午前中階層別集会.
8. 7 県立体育館で閉会総会. 「アメリカ帝国主義のベトナム侵略拡大と犯罪行為を糾弾し, ベトナム人民のたたかいを強力に支援する決議」など 5決議を採択.
8.29 広島ベトナム人民支援センター結成総会.
9. 6 広島市原水協・ベトナム人民支援センター・安保破棄諸要求貫徹広島市実行委員会の三団体, 広島市国泰寺町に共同事務所を開設.
9.25 広島県平和委員会, 第12回原水禁世界大会の決議実践として第 1回岩国基地調査. 46人参加.
10.16 日本原水協中国ブロック, 岩国市内でベトナム侵略戦争反対, 米原子力空母寄港阻止, 岩国基地撤去のためのデモ行進と集会.
10.21 アメリカのベトナム侵略反対などを掲げた10・21統一行動.
10.  原水爆禁止広島市協議会, 「加害者への怒り―ABCCはなにをしたか第 1集」を出版.
10.29 広島県原水協, 被団協などの代表20人, 県に独自の被爆者対策を要求.
10.31 広島市内で東京都議会議員代表団と被爆者の懇談会. 被爆者10数名が参加. 11. 6 日本原水協中国ブロック主催「ベトナム侵略反対・基地撤去・核戦争阻止・被爆者救援美保集会」. 広島から 300人参加.
11. 8 広島県原水協・被団協代表 7人, 県議会被爆者総合対策特別委員会吉田年男委員長に13項目の要望書を提出.
11.21 広島県原水協・被団協の協力による被爆者実態調査委員会, 第 1回会合を開く.
12. 6 広島県原水協, 原水協中国ブロック, 広島県・市両被団協, 広島市見真講堂で「原爆被害者を励ます中国ブロック集会」を開催. 被爆者に救援金百万円を贈る.

 

 

広島県原水協年表(1965年)

広島県原水協年表(1965年)

月日 事項
0124 広島県文学会議, 江田島の米軍秋月弾薬庫を現地調査.
2. 1 沖縄・小笠原返還要求国民大行進広島県実行委員会結成.
4.16 ベトナム侵略反対・日韓会談粉砕・春闘勝利・安保共闘再開 4・16広島県中央集会県庁前に30団体, 1500人が参加.
4.17 広島大学人の会・キリスト者平和の会, ベトナム問題研究集会を開く. 170人参加米軍のベトナム侵略即時停止の声明発表.
5.16 広島県原水協総会. ベトナム支援・被爆者救援カンパを決定. 2回目の中国核実験で声明を発表.
5.16 世界連邦建設同盟広島県協議会・広島宗教者平和協議会・新日本婦人の会など19団体, 「ベトナム戦争阻止, 広島文化人・科学者・宗教者の統一集会」を開催. マスコミの誤報を批判.
6. 5 広島市原水協再建のための第2回準備会を平和親善センタ―で開催.「よびかけ」で「”ひろしま”をベトナムに, 世界に, 再現させるな」と訴える. 6. 7 ベトナム戦争阻止広島市民統一集会. 共産党・社会党をはじめ民主団体が共同で開催し,県庁前に3000人参加.
6. 7-8 ベトナム民主共和国文化使節団来広.
6.15 ”原爆詩人”正田篠枝死亡.
6.20 原水爆禁止広島市協議会, 広島市平和記念館で再建大会. 200人参加. 会長北西允.
6.20 「詩人峠三吉夫妻をしのぶ会」, 広島市平和記念館で開催.
6.27 原爆小頭症患者の父母たちの集まり「きのこ会」発足.
7. 3 広島県青年団連合会第1回理事会,日本原水協の第11回世界大会を支持することを決定.
7. 5 広島県平和委員会・原水協・被団協・文学会議の4団体,「原爆ゆるすまじ」(新日本新書)を出版.
7.13 日本原水協中国ブロック会議.
7.18 1965年広島県母親大会. 広島大学の杉原芳夫, 原爆小頭症について特別報告 8. 1 新日本婦人の会広島支部, 「木の葉のように焼かれて第二集」を発行.
8. 3 広島県原水協, 広島県の不当な体育館使用拒否に対する抗議声明を発表.
8. 3 広島県原水協, 広島市内で文化人懇談会を開催.
8.4-5 広島県原水協の文化工作隊として取り組んだ「河」公演.
8. 5 第11回原水爆禁止世界大会広島大会. 広島市本川小学校に 1万4000人参加. 8.5-8 第11回平和美術展, 広島市平和記念館で開催.
8. 6 広島市原水協・同被団協, 広島市公会堂で被爆者救援集会を開催. 「”ひろしま”をベトナムに, 世界に, くりかえさせるな」のスローガンで2000余人が参加.
8. 6 広島市内の基町高校で「許すな核戦争, アメリカのベトナム侵略反対, 被爆20周年記念, うたごえ祭典」.
8. 6 広島市平和記念館で「第11回原水禁世界大会広島高校生平和集会」. 60名参加.
8. 6-8 第 1回呉市平和美術展, 呉市体育館で開催.
9. 4 呉地区安保共闘会議, 米軍秋月弾薬庫(安芸郡江田島町)からのベトナム向け弾薬の積出しにたいしてアメリカ大統領らに抗議文を送る.
9. 8 広島県被団協理事温品道義, 死去.
9.12 「日韓条約批准阻止・ベトナム侵略反対・合理化粉砕・生活擁護・被爆者救援 9・12広島県大集会」(46団体の実行委員会主催), 広島市平和公園で開催. 8300人が参加し,集会後, アメリカ文化センターとABCCに抗議のデモ行進(ABCCへのデモは初めて).
9.17 沖縄・小笠原返還同盟広島支部, 広島市平和記念館で結成大会.
10. 2 被爆者の手記「原爆ゆるすまじ」(新日本新書)の出版を記念して「著者と編集者」のつどいが広島市万象園で開かれ, 「広島被爆者手記の会」を結成10. 7 広島県原水協代表, 広島原爆病院に入院中の沖縄被爆者を見舞う.
10.31 陸上自衛隊第13師団(安芸郡海田町), 「創立十五周年記念」と銘うって広島市平和大通りでの観閲行進を強行.
11.13 高宮郡高宮町川根で「川根被爆者の会」を結成.
11.18 広島県原水協・被団協代表4人,広島市に被爆者手帳交付に際し,本人の申し出を尊重するよう申し入れる.
1206 日本原水協, 広島県・市原水協, 広島市公会堂で「被爆者救援 6・9 全国いっせい行動広島大会」を開き, 400人が参加.

 

広島県原水協年表(1964年)

広島県原水協年表(1964年)

月日 事項
0106 共産党広島県委員会, 労組・平和委員会などに呼びかけ福屋前で 6・9 募金活動をおこなう. 9日も.
1.20 広島県被団協青年部の呼びかけで, 平和と完全援護法制定要求広島青年実行委員会(民青など30団体)結成.
1.25 広島・アウシュビッツ委員会, 原水爆の国際法違反について訴え.
2. 1 呉地区原水協設立.
2. 2 3・1 広島実行委員会結成.
2. 8-9 広島県文化会議, 広島市八丁堀など街頭でビキニ被爆十周年記念「平和詩画展」を開く.
2. 9 安保廃棄山口県民会議など呼びかけの 2・9 岩国集会. 中国 5県の安保共闘が参加.
2. 9 平和を守る広島高校生の会結成.
3. 4 3・1 ビキニ平和大集会に参加した広島県代表団( 170名)の天道正人ら30名, 国会に「被爆者完全援護法」制定を請願.
3.10 社会党・総評系が多数を占める広島市原水協, 規約改正で「いかなる国・・・」を押しつけ.
3.27 広島県原水協一部幹部, 加盟団体の意見を聞かずに日本原水協に敵対する「被災三県連絡会議」を結成.
4.24 「被災三県連絡会議」, 広島市で「原水禁全国代表者会議」を開催. 広島県原水協加盟団体である県平和委員会の代表はピケ隊によって入場を拒否される.
4.26 沖縄返還要求・呉基地撤廃呉集会. 県下から47団体2500余名が参加.
5.10 広島県原水協を正常化し, 第10回世界大会を成功させるために第10回世界大会推進広島県世話人会結成会議. 広島市勤労青少年会館に47団体, 68人が参加. 広島県原水協に「三県連絡会議を解消し第10回原水爆禁止世界大会を支持する」よう要請する運動をおこすことを確認.
5.13 劇団月曜会, 「河」を再演.
5.14 全日農広島県連第 4回執行委員会. 中央常任委員会が原水爆禁止世界大会の分裂活動に加担していることに抗議することを決定.
5.16 広島県婦協, 広島県原水協からの脱退を決議.
5.30 広島市被団協を結成(広島市白島平和センター).
6. 3 広島県原水爆被害者連絡会議, 広島市の通産局会議室に日本原水協担当常任理事佐藤行通を迎えて代表者会議を開催. 同会議の決定にもとずいて翌 4日, 日本被団協理事長森滝市郎に, 被災三県連絡会議の分裂活動に加担することを中止するよう文書で申し入れる.
6. 7 広島県原水協常任理事会が一部指導部の私物になったため, 原水禁運動の伝統を守り発展させるために広島県原水協再建大会. 広島市医師会館に13地域, 55団体,150人参加. 会長鈴木直吉, 理事長佐久間澄, 事務局長三宅登.
6.11 広島県被団協常任理事会, 多くの加盟団体からの抗議を無視し, 被災三県連絡会議を支持して広島・長崎大会に参加することを決定.
6.14 日本被団協の伝統をふみにじる森滝市郎らの分裂策動にたいして, 広島県被団協を再建. 田辺勝理事長.
6.20 日本原水協, 複数代表理事制を確立(畑中政春・佐久間澄・細井友晋・小佐 々八郎らを選出).
6.23 第10回原水爆禁止世界大会支持広島実行委員会の結成大会. 広島市の光道会館に 126名参加.
6.25 平和と学問を守る大学人の会, 広島県・市原水協からの脱退声明.
7.14 広島県原爆被害者団体協議会(田辺勝理事長), 広島市平和記念館で初の被爆者大会を開く.
7.  広島県原水協会長鈴木直吉, 同理事長佐久間澄, 「「被災三県連絡会議」と私どもの立場」を発表.
8. 1 新日本婦人の会広島支部, 被爆婦人の手記集「木の葉のように焼かれて」を発行.
8. 1 ジューコフらソ連代表団が第10回原水爆禁止世界大会から脱退. 「三県連」の分裂集会に参加.
8. 7 第10回原水爆禁止世界大会被爆者救援広島集会. 広島市公会堂に 1万人参加被爆者救援に関する要望書」を提出.
9.23 米原子力潜水艦寄港阻止呉大集会. 広島県原水協, 県平和委員会などの主催で呉市役所前に1800人参加.
10.13 江田島町議会, 米軍の秋月弾薬庫周辺の地役権取得要求に反対を決議.
10.16 中国, 初の核爆発実験.
10.17 広島県原水協, 「中国がこのたび核実験にふみきったことは原水爆の禁止を願うものとして残念にたえない」「核兵器全廃の立場をさらに堅持し, ・・・一日も早く核兵器全廃を実現するための努力をはらわれるよう要請する」との中国核実験についての声明書を発表.
10.18 広島・アウシュビッツ委員会, 中国核実験に関する声明を発表.
12. 6 世界十億人集会被爆者救援広島県大会. 見真講堂に90人参加. 「被爆者救援にかんする決議」などを採択.
1207 共産党呉地区委員会, 16日の米艦の呉入港にたいする抗議行動を呉地区原潜阻止統一実行委員会に申し入れ.
1225 広島県原水協, 広島市長に原爆ドームの保存を要望.

 

広島県原水協年表(1963年)

広島県原水協年表(1963年)

月日 事項
0118 安保破棄憲法擁護広島地区共闘会議が発足.
2. 7 広島県文化会議, 「峠三吉詩碑建設委員会」を設置.
2.13 広島県原水協, 米国ネバダの地下核実験再開と原子力潜水艦にたいする基地提供問題で日本政府とアメリカ政府に抗議文を送る.
2.16 中国 5県の被団協, 原水協など, 政府と国会に原爆被害者援護法の制定を要求して原爆慰霊碑前で24時間の座り込み. 17日, 300人参加で総決起大会. 国会請願団21人が上京.
2.22 呉平和委員会, 第 1回平和学校を開催. 30人参加.
3. 3 呉地区安保共闘, 呉市平和委員会, ポラリス寄港反対統一行動にあわせ自衛隊潜水艦基地を調査. 50人参加.
3. 7 広島県原水協常任理事会, 分裂に絶対反対を確認.
4.24 原水協中国ブロック会議, 広島市で開催. 日本原水協の再開を要請.
5. 1 広島県原水協, 「原爆被災十九周年を前にして全国各都道府県原水協に訴える」との声明を発表.
5.7-9 第 2会科学者京都会議, 竹原市で開催.
5.15 広島県原水協, 県下地域原水協の代表者会議を開き, 各都道府県原水協と協力して日本原水協の機能回復を働きかけることを決定.
5.19 全国地方原水協ブロック会議(広島).
5.20 第 9次統一行動広島県中央集会, 県庁前広場に35団体・1000名が参加. 原潜寄港・米軍のF105D 戦闘爆撃機配備などに反対.
5.25 呉市議会, 灰ケ峰米軍レーダー基地の即時返還を決議.
5.28 竹原市議会, 「アメリカ原子力潜水艦の日本寄港に反対する決議」を可決. 5.29 平和と学問を守る大学人の会常任理事会, 原潜寄港反対声明を支持する署名を集めることを決定.
6. 3 全国地方原水協代表者会議(広島). 4日まで.
- 呉安保共闘, アメリカ第七艦隊所属潜水艦「キャプテン号」の呉入港反対集会. 呉駅前に 300人参加.
6. 9 沖縄返還行進団, 広島入り.
6.23 呉基地反対集会, 4000人が参加.
6.25 第十次全国統一行動・原潜寄港反対・ F105D配備反対広島県中央集会. 上京団32名派遣.
6.29 広島県原水協常任理事会, 第 9回原水爆禁止世界大会の準備活動を始めることを決定.
7. 1 日本原水協第60回常任理事会, 広島市で第 9回原水爆禁止世界大会を開くことを決定.
7. 3 峠三吉詩碑, 広島市平和公園で起工式. 8.6除幕式.
7. 3 原水協中国ブロック会議. 全国の地方原水協・中央諸団体に大会の準備を急ぐよう訴える.
7.10 日中友好協会広島支部常任理事会, 第 9回原水爆禁止世界大会は統一と団結を守り抜く立場を貫き, 「いかなる国の核実験にも反対する」路線を大会にもち込む分裂的な方向には反対することを共・社両党の役員を含め全員一致で確認.
7.22 日本原水協担当常任理事会. 第 9回原水爆禁止世界大会を 8月 4日から 4日間広島市で開催することを正式に決定.
7.23 佐伯郡大野町臨時町議会, 大野町原水協請願の「原子力潜水艦寄港に反対し, 第 9回原水禁世界大会を支持する決議案」を満場一致で可決.
7.25 米・英・ソ, 部分核停条約仮調印(8.5 正式調印).
7.29 広島市原水協理事会, 代表権取得が目的の, にわかごしらえや実体のないものなど 128団体の加入を多数決で強行.
8. 3 広島の平和と学問を守る大学人の会有志佐久間澄・森滝市郎ら13名, 運動の統一と団結を守り日本原水協が世界大会を成功させるよう望むとの声明を発表.
8. 3 広島県国公共闘会議, 一致した課題で日本原水協主催の原水禁大会を開くよう共・社・総評・県労会議へ申し入れ.
8. 3 広島県医労協, 原水協の機能回復と世界大会の成功を望む要請書を発表.
8. 3 劇団月曜会が「河」を上演.
― 第 9回原水爆禁止世界大会の旅館割当をしていた総評旅行会, 「社会党, 総評関係だけを入れ, 共産党がきたら断れ」と広島市内各旅館に指示.
8. 4 日本原水協担当常任理事会, 「世界大会の開催を広島県原水協に白紙委任する」ことを社会党系理事が強行採決.
8. 4 米原子力潜水艦寄港阻止と F105D機配備拒否, 第 9回原水爆禁止世界大会成功のための全国学生平和集会. 広島市内見真講堂に 700人参加.
8. 4 第 9回原水爆禁止世界大会参加, 第 3回西日本うたごえ祭典. 県立体育館に7000人参加.
8. 4 国民平和大行進歓迎集会. 原爆慰霊碑前に 1万人参加.
8. 4 第 9回原水爆禁止世界大会の成功をかちとる統一青年集会. 広島市公会堂に3000人参加.
8. 4-5 県労会議第 7回執行委員会, 第 9回原水爆禁止世界大会への不参加を決定 8. 5 広島県原水協常任委員会, 世界大会開催の白紙委任を受けることを多数決で決定. これにより第 9回原水爆禁止世界大会は社会党, 総評などの強硬な主張により日本原水協主催, 広島県原水協の責任で運営するという国際的にも類例のない形で開かれることになる.
8. 5 第 9回原水爆禁止世界大会( 7日まで). 平和公園慰霊碑前広場の開会大会に 1万5000人参加. 広島県原水協事務局長伊藤満が開会宣言し, 代表委員森滝市郎が基調報告. 会場整備任務の県労選出準備委員が通告なしに任務を放棄したため, 全学連のトロツキスト集団5,60人が開会前から慰霊碑を占拠して妨害. 民青同盟員らが警備に移りトロツキストらは警察側に退去させられ る.
8. 5 広島高校生平和と民主主義を守る会, 平和を守る広島高校生の会, 広島市内光道会館で「全国高校生平和集会」. 350名参加.
8. 5 会場警備担当の県労会議が 6日の分散会場に予定していた17の小中学校講堂の使用について勝手に破約したため, 広島市教委が広島県原水協に使用取消を申し入れる
8. 6 世界大会分散会. 市公会堂, 府中公民館の主要会場を中心に病院, 寺院, 木かげ, 川土手, 宿舎, 喫茶店などを利用して約 100カ所で開催.
8. 6 総評安恒政治局長, 会議中の安井原水協理事長に「総評系, 社会党系代表の納付した分担金は返還せよ. 応じない場合は即刻告訴の手続きをとる. それでも応じなければ大衆的に押し掛けて紛争がおきても責任を負えぬ」と電話 8. 6 広島県原水協, 社会党・総評の原水協脱退を機会に大会運営の責任を日本原水協に返す.
8. 6 日本原水協, 地方原水協代表者会議を開き, 第 9回原水爆禁止世界大会について, 「あくまで統一と団結を守って大会を成功させるため奮闘する」ことを決定.
8. 6 社会党, 総評, 広島駅裏の国鉄グランドに約2500人を集めて「原水禁運動を守る国民大会」と称する分裂集会を開く.
8. 6 峠三吉詩碑除幕.
8. 7 世界大会閉会総会. 県立体育館に 1万1000名参加.
8. 7 世界大会終了直後, 閉会総会に出席しなかった広島県原水協代表委員森滝市郎・同事務局長伊藤満, 連名で第 9回世界大会を誹謗し, 広島県原水協は第9回世界大会の決議にもかかわらず「いかなる国の核実験にも反対し部分核停条約を高く評価する」方針を堅持していくとの声明を発表.
8.10 広島県原水協常任理事会. 6日に常任理事会を辞任した浜本県労議長ら県労選出役員らも出席し, 7日の森滝・伊藤「声明」の追認を多数決で強行.
8.12 県労会議執行委員会, 第 9回原水爆禁止世界大会を総括. ①日本原水協主催の集会は第 9回世界大会と認めない, ②森滝・伊藤「声明」を支持し,今後日本原水協の決定いかんにかかわらず広島県原水協の方向で総評, 社会党と連携を密にする, ③今後共産党との共闘については再検討する, ことを強引に採決, 可決.
8.25 第 9回原水爆禁止世界大会にソ連代表団団長として参加したジューコフ, 「プラウダ」に論文「広島の声」を発表し, 部分核停条約を支持しなかったという理由などで, 自ら決議に賛成した第 9回原水爆禁止世界大会を批判. また, 部分核停条約を支持したという理由で社会党や総評の分裂集会を積極的に評価する態度を表明.
8.31 安井日本原水協理事長, 社会党の新組織結成の動きについて声明を発表.
9. 1 原子力潜水艦寄港阻止・ F105D機配備反対・日韓会談粉砕 9・1 佐世保大集会. 広島から約1000名参加.
9.30 ソ連平和委員会や全ソ労働組合評議会など, 日本原水協に対抗する分裂組織をつくり出す目的で開いた「関西平和大会」に集会を支持するメッセージを送る.
10.19 原爆被害者援護法制定促進広島大会(広島市公会堂). 20日三原地区, 21日福山地区で開催.
11.24 原水爆禁止国際共同行動西日本集会(12月 8日, 下関)に向けて平和行進団が平和公園を出発.
11.30 財務局呉出張所長, 江田島町長に米軍から秋月弾薬庫周辺の地役権取得要求のあったことを通告.
1207 東京地裁, 原爆裁判に判決. 被災者の賠償請求権を却下. 原爆投下は国際法違反とする.

 

 

広島県原水協年表(1962年)

広島県原水協年表(1962年)

月日 事項
0120 広島県被団協理事会, 広島市平和会館で開催. 日本原水協が発表した「基本原則」の全面的支持を決定, 第二原水協問題に関連して「統一のために努力する」との声明を発表.
 1.21  「核兵器禁止, 平和建設広島県民会議」, 広島市平和記念館で結成大会.
  2. 6 広島―アウシュビッツ平和行進, 広島市平和公園を出発.
 2. 9  広島県原水協, 米英の核実験再開にたいし抗議運動を起こすと表明.
 2.11  広島県平和委員会再建総会. 規約を改正, 会長に佐久間澄を選出.
  3.18  広島県平和委員会, 第 1回基地調査.
 4. 1  中国五県の安保共闘会議, 呉市旧練兵場グラウンドで「春闘激励・憲法改悪反対, 日韓会談粉砕, 軍事基地撤去中国ブロック大会」. 121団体, 7000人が参加. 呉市で中国五県規模の集会は初めて.
 4.20 広島県原水協, 同被団協, アメリカの核実験再開に反対して原爆慰霊碑前で抗議の座り込み.
 4.23  4.23-25広島県平和委員会など, 陸上自衛隊13師団の市中パレードなど行事反対の行動.
  4.25  原爆資料館下で約1000人参加して, アメリカの核実験に抗議の集会. 広大でも学生約 500人が大学正門前で抗議集会.
 4.28   安保破棄憲法擁護県民共闘会議, 広島労働会館で沖縄返還国民総決起全国統一行動広島県集会.
  5. 1 広島原爆被災者松原美代子・英広昌, 18カ国軍縮会議開催中のジュネーブでゾーリン・ソ連代表と会見. 広島平和行進委員会のメッセージを手渡す. 両名は, 米代表とも会見. 11日のタス通信, メッセージが軍縮委の公式文書として配布されることになったと報道.
 6. 3   中国五県の安保共闘会議, 岩国市で「南ベトナム・ラオス軍事干渉反対, 核戦争阻止, 岩国基地撤去総決起大会」を開き3000人参加.
  7. 8 日中友好協会広島県連合会第 3回理事会, 米第七艦隊の台湾海峡出動にたいして池田首相, ライシャワー米大使に抗議書.
 8. 4  浜井広島市長, 門田広島市職組委員長, ケネディ大統領に無条件に核実験停止協定を締結するよう要請. 8月16日付でライシャワー大使から「非常識な主張」との内容の返書.
 - 第8回原水爆禁止世界大会(東京). 6日まで.
 8. 5  「平和のための広島県文化会議」, 広島市で結成.
 8. 6  第 8回原水爆禁止世界大会広島集会. 社会党を中心とする議長団, 大会運営委員会提出の「ソ連の核実験によって米ソの核実験競争が始まった」とする「広島アピール」と「米ソ両国の核実験に抗議」の緊急決議案の採決を多数の反対にもかかわらず強行.
 8. 7   共産党広島県委・民青広島県委共同で「広島アピール」と「ソ連への抗議決議」は無効であると主張.
 8. 7   広島高校生平和と民主主義の会, 民青広島地区高校班の共催で第 2回高校生平和集会. 「広島アピール」の無効を宣言.
  8. 7 日本被団協, 広島市で第 7回総会. 「被団協は日本原水協から脱退し核禁会議に加盟せよ」を骨子とする「11県共同提案」を審議. 結論出ず代表理事会に持ち越す.
  8. 9 共産党広島県委, 民青広島県委, 広島県原水協伊藤事務局長を通じて集会実行委員会にたいし, 外国代表への公的謝罪, アピール・決議の取り消しを申し入れ.
 9. 9   日本被団協代表理事会, 広島市で開催. 「11県共同提案」に反対し日本原水協にとどまることを確認.
 9.10  全自交広島地方本部第 2回定期大会. 共・社両党支持, 第 8回原水爆禁止世界大会の「宣言」と「勧告」の全面的支持を決定.
 9.16  広島県原水協, 広島市平和記念館で第 8回原水爆禁止世界大会の総括総会.  150人参加し今後の運動方針は持ち越す.
10.20  安保破棄憲法擁護県民共闘会議など 5団体, 県庁前広場で「日韓会談粉砕, 日中国交回復, 日ソ平和条約締結, 核武装阻止, 軍事基地撤去広島県大会」を開催. 32団体, 500人が参加.
 10.21  岩国基地闘争, 広島県から約1000人参加(うち 500人を民青が組織)
 10.29  呉地区安保共闘発足.
  11.14  宗教者平和協議会(桑原英昭会長)常任理事会, 社会党・総評などが12月に広島市で開く原水禁国民大会(「広島集会」)への不参加を決定.
 11.17  国労呉支部執行委員会, 「広島集会」をやめるよう呼びかけることを確認.
 11.28 全商工中国支部, 全電波中国支部, 全建労広島県協議会, 全港建広島支部, 全日自労広島地本の 5団体, 連名で「広島集会」への不参加呼びかけ.
 11.29    広島県原水協理事会, 「広島集会」への組織としての不参加を決定.
 12.1  12.1-2広島合唱団, 劇団「月曜会」, 広島市平和記念館で第 1回合同公演. 400人参加.
  12. 3 社会党, 総評の一部幹部が中心となって準備した「原水爆禁止と平和のため - 4 の国民大会」(「広島集会」)開催.
 12. 5  「広島集会」全国実行委員会, 広島労働会館で総括会議を開催. 恒常的な機関として「原水爆禁止運動連絡会議」を設置, 分裂路線を具体的に打ち出す