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平和記念式典後の総理記者会見19960806

平和記念式典(広島市)における総理記者会見19960806

[質問] 最初の質問ですが、国が計画している平和祈念館の建設理念に、国の戦争責任を明確にした上で、核兵器廃絶に向けた国の決意をそこに明記する考えはありますでしょうか。

[橋本総理] 原爆死没者追悼平和祈念館について、国は原爆死没者全体に対する永続的な追悼を行う、そして、永遠の平和を祈念すると同時に、原爆に関する資料及び情報を幅広く収集、整理をし、後代に継承していく、これを目的として広島と長崎につくうとしているものです。
この設置に当たっては、昨年11月、厚生省に設置しましまた原爆死没者追悼平和祈念館開設準備検討会においてこの具体的な内容についての検討を行っていただいているところですが、本年の2月に公表されました「原爆死没者追悼平和祈念館基本設計に際して留意すべき事項について」という中で、祈念館の設置の理念については、日本国憲法の前文、被爆者援護法の前文及び第41条の精神とするとされております。
これから先、なお具体的な内容について検討会の中で御審議をいただきたいと考えているところです。

[質問] それでは次の質問に移ります。被爆者援護法について法の不備が指摘されていますが、今後、法改正の可能性はありますでしょうか。

[橋本総理] 平成6年に、被爆者援護法は制定された訳ですけれども、この法律は、被爆者の高齢化が進んでいること、そして、被爆者援護対策の充実・強化というものが喫緊の課題であることとともに、被爆後50年という節目の年を迎えることなどを考えて、国家補償という文言の取扱いを含めて政府与党内で精力的な調整を行いました。そして、国会で十分な御審議をいただいた上で成立をしたもので、今、見直すということを考えてはおりません。
この法律は、従来の原爆2法同様に、国内で被爆された方々を対象として立法されたものですから、国外の被爆者に対して、この法律を適用することは出来ない訳ですが、国籍要件を設けていないというところに一つの特色があります。言い換えれば、在外被爆者の方々でありましても、日本国内に滞在しておられれば、この法律は適用される訳です。また、国外に居住される被爆者の方々については、基本的には、その健康と福祉をあずかるそれぞれの国において対応していただくべきものだと思いますけれども、在韓国の被爆者の方々については、人道的な観点から、平成2年5月に、医療面で総額40億円程度の支援を行うことを日本側として意図表明をしてきました。そして、これを踏まえて、我が国政府から平成3年度及び平成4年度において合計約40億円、これを韓国赤十字社に対して拠出をしております。これが今実態として申し上げられることです。

[質問] 次ですが、被爆地と国では核兵器の違法性について異なった判断をしていますが、国際司法裁判所の判断に対する評価と、政府が海外で原爆展をしていく可能性があるかについてお尋ねします。

[橋本総理] 国際社会において、主要な司法機関ということになれば、国際司法裁判所、ICJということになる訳ですが、そのICJの判断については我々はこれを厳粛に受け止めておりますし、この勧告的な意見というものが核兵器の国際法上の評価に対して、今後いかなる影響を与えていくか、私どもとしては非常に注目をして見ているところです。
政府としては、このICJにおける口頭陳述で述べたとおり、核兵器の使用というものがその絶大な破壊力、殺傷力のゆえに、国際法の思想的基盤にある人道主義の精神には合致しないと考えてきました。いずれにしても、政府としては、人類に多大な惨禍をもたらし得る核兵器、我が国だけが広島と長崎においてその被爆の体験を持つ訳ですけれども、こうした核兵器が将来二度と使用されるようなことがあってはならない、そして、核兵器のない世界というものに向けて我々は努力をしていかなければならない。核兵器のない世界を目指した、現実的かつ着実な核軍縮の努力を積み重ねていくことが重要だと考えています。
そして、今原爆展についてお触れになりましたけれども、7月26日に広島市と長崎市から広島・長崎原爆展を国の事業とする御要望が外務大臣あてに提出をされたと報告を受けました。政府としては唯一の被爆国として、原爆の悲惨さ、そしてこれを繰り返してはならない、人類はそれほど愚かではないはずだという強い願いを後世に伝えていくことは本当に重要なことだと思います。
その上に立って、実際に国の広報活動、海外広報活動としてこれを行おうとする場合には、相手国、すなわち受け入れ国との関係などありますし、その開催の対応、規模、様々な要素を総合的に勘案しながら、具体的な案件ごとに検討していかなければならない性格のものだと、そのように思っています。

[質問] 先日シーリングの方が決定いたしましたけれども、今後、財政再建にどう取り組んでいく考えか、また、景気の本格回復に向けて、補正予算を求める声が出ておりますけれども、財政再建と補正予算についてどういう認識で総理はおられるかということをお伺いしたいんですけれども。

[橋本総理]<略>

[質問] 与党内には、総理の衆議院解散・総選挙の時期について、年内という見方が広まりつつある一方で、年明けの通常国会冒頭など、巷間いろいろ推測されているんですけれども、総理の基準として国民に信を問うタイミングとしてはいつ頃を考えているかというのが1点です。
あと、予算編成と解散・総選挙の関係とか、あと、総理は通産大臣の頃から解散を打てるような景気状況にすることが非常に大切なんだという言い回しをしてきたと思うんですけれども、年内解散、現時点では解散を打てるような景気状況にあるというふうに見ていらっしゃるのか、その辺のことも含めてお願いします。

[橋本総理]<略>

[質問] 最後に質問させていただきます。今お話のありました沖縄問題なんですが、この解決に向けまして現在政府与党で進めております振興策の進捗状況は現在いかがなものかということと、更に、この問題について、総理補佐官を置くことについて、橋本総理のお考えを聞かせてください。

[橋本総理]<略>

在外被爆者裁判

『在外被爆者裁判』(田村和之編、信山社、20161130)

目次

事項 著者
はしがき 田村和之
序論 田村和之
1 2015年9月8日最高裁判決
2 被爆者に対する援護
3 在外被爆者を除外した被爆者援護
4 在外被爆者問題の胎動
5 本書の構成
在外被爆者裁判一覧表(20161030現在)
第1編 在外被爆者裁判 総説
第1章 在外被爆者裁判の萌芽
-孫振斗裁判,三菱重工広島・元徴用工被爆者裁判
田村和之
1 孫振斗被爆者健康手帳裁判,402号通達
2 孫振斗裁判の影響
3 控訴審福岡高裁判決
4 孫振斗裁判最高裁判決複合的性格の原爆医療法
5 原爆被爆者対策基本問題懇談会(基本懇)
6 渡日治療
7 韓国への40億円支援
8 被爆者援護法の制定
9 三菱重工広島・元徴用工被爆者裁判の提起
第2章 被爆者援護法の国外適用へ郭貴勲裁判を中心に 田村和之
1 郭貴勲裁判へ至る過程
2 郭貴勲裁判の提起
3 大阪地裁判決の影響
4 郭貴勲裁判大阪高裁
第3章 国外からの手当等支給申請を認めさせる裁判 田村和之
1 在外被爆者支援団体の要望
2 新たな裁判の提起の検討
3 国外からの手当等支給申請却下処分取消訴訟
4 崔李澈関係裁判長崎地裁判決
5 広島地裁判決
6 崔李澈裁判福岡高裁判決
7 被爆者援護法施行令・施行規則の改正
第4章 在ブラジル被爆者健康管理手当裁判 田村和之
1 継続された在ブラジル被爆者健康管理手当請求裁判
2 勝訴つづく在外被爆者裁判
3 広島高裁で逆転勝訴-在ブラジル被爆者健康管理手当裁判
4 最高裁判決
5 最高裁判決をめぐる国会質疑
6 未払いの被爆者手当の支給
第5章 三菱重工広島・元徴用工被爆者裁判最高裁判決 田村和之
1 広島高裁判決
2 最高裁判決
3 違法性の判断についての従前の判決との違い
4 精神的損害
5 被爆者健康手帳を所持しない者へも損害賠償を命じる
6 裁判上の和解による損害賠償の支払い
第6章 被爆者健康手帳裁判と被爆者援護法の改正 田村和之
1 在外被爆者に対し被爆者援護法の適用を求める認識の拡大
2 被爆者健康手帳交付請求裁判の提起
3 被爆者健康手帳裁判と原告の死亡
4 被爆者健康手帳裁判(本案)における当事者の主張
5 広島地裁判決
6 長崎地裁判決
7 大阪地裁判決
8 3判決の特徴
9 被爆者援護法の改正
10 被爆者援護法改正法附則2条
11 国外からの原爆症認定申請
12 被爆者健康手帳裁判の終結
第7章 医療費裁判 田村和之
1 はじめに
2 医療費裁判の提起
3 大阪地裁における当事者の主張
4 大阪地裁判決
5 大阪高裁判決
6 広島地裁判決
7 最高裁2015年9月8日判決【42】
8 政府・厚生労働省の動き
9 医療援護規定の在外被爆者への適用
第8章 小括 田村和之
第2編 在外被爆者裁判各説
第1章 在韓被爆者・郭貴勲裁判 永嶋靖久
1 郭貴勲裁判提訴以前の状況
2 郭貴勲裁判提訴の経緯
3 郭貴勲裁判が目指したもの
4 どこで手当打切りの違法性を確信できたか
5 裁判における双方の主張
6 大阪地裁判決
7 大阪高裁判決
8 上告断念
9 郭貴勲裁判の意義と残された課題
第2章 三菱重工広島・元徴用工被爆者裁判 在間秀和
1 はじめに
2 提訴に至る経過
3 訴訟の概要と広島地裁判決
4 広島高裁の一部逆転勝訴判決
5 高裁判決は何をどう認定したか?
6 高裁判決は何故に画期的であるか?
7 最高裁で確定
8 最高裁判決その後
9 容易ではない在外被爆者全てに対する救済
10 韓国に引き継がれた日本の闘い
11 おわりに
第3章 在ブラジル被爆者裁判 足立修一
1 在ブラジル被爆者訴訟(手帳・手当訴訟)とは
2 在ブラジル被爆者の置かれてきた状況
3 原告のとの出会い
4 提訴に至るまで
5 裁判がはじまってから,郭貴勲裁判高裁判決により一定の解決を見た
6 一審判決では時効によって権利は消滅するとして敗訴した
7 控訴審では逆転勝訴した
8 上告審判決はどんな判決だったのか
9 おわり
第4章 崔季激裁判-身動きできない在韓被爆者救済訴訟 中鋪美香
1 はじめに
2 健康管理手当認定申請却下処分取消訴訟
3 葬祭料支給申請却下処分取消請求訴訟
4 不支給健康管理手当支給等請求訴訟
第5章 在韓被爆者医療費裁判 永嶋靖久
1 被爆者援護の根幹としての医療費支給
2 提訴に至る経緯
3 一般疾病医療費支給申請の却下と医療費裁判の提訴
4 大阪地裁における双方の主張と判決
5 大阪高裁における双方の主張と判決
6 最高裁判決
7 最高裁判決の意義
8 医療費裁判の困難
9 一連の訴訟を終えて
第3編 在外被爆者支援と裁判
第1章 在韓被爆者の闘いにおける在外被爆者裁判の意義〔市場淳子〕
1 在韓被爆者問題とは何か
2 在韓被爆者の裁判闘争史Ⅰ-戦後補償裁判期-
3 援護法と在外被爆者-在外被爆者裁判前史
4 在韓被爆者の裁判闘争史Ⅱ-在外被爆者裁判期
5 在韓被爆者の裁判闘争史Ⅲ-韓国裁判期
6 韓国で原爆被害者法が制定
7 アメリカ政府に対する補償要求
8 在韓被爆者支援運動の方向性
第2章 長崎における在韓被爆者(在外被爆者)の支援活動 平野伸人
1 長崎原爆の被害者と在外被爆者
2 在韓被爆者支援の活動のきっかけ
3 韓国の被爆者調査
4 長崎における支援活動の内容
5 金順吉(キム・スンギル)徴用日記の存在と金順吉裁判
6 その後の長崎における裁判の取り組み 258
7 台湾の被爆者
8 捕虜の被爆者たち(オランダ・オーストラリア)
9 第3章 三菱重工広島・元徴用工被爆者裁判支援活動〔夏原信幸〕
第3章 三菱重工広島・元徴用工被爆者裁判支援活動 夏原信幸
1 裁判提訴と支援する会の結成
2 地裁での闘いと支援運動
3 高裁での闘いと支援運動
4 国と三菱を解決に向かわせること
5 最高裁判決とその後
第4章 在ブラジル・在アメリカ被爆者裁判支援活動 田村和之
1 はじめに
2 在ブラジル被爆者裁判(健康管理手当)の提起
3 在アメリカ被爆者裁判(国外からの手当等支給申請)
4 在ブラジル被爆者件被爆者健康手帳交付請求裁判
5 国家賠償請求・和解の取組み
6 在米被爆者医療費裁判
7 おわりに
補論 在外被爆者に援護法適用を実現させる議員懇談会 金子哲夫
おわりに-残された問題 田村和之
あとがき

 

 

 

日本国際法律家協会の30年

『人間にあしたあれ 日本国際法律家協会の30年』(日本国際法律家協会編、勁草書房、19871110)

内容

項目 著者 備考
口絵
第1回アジア法律家会議(1955年1月)、カルカッタ
創立総会(19570427)
<以下未入力>
すぐれて主体的になるために―「序」にかえて 沼田稲次郎
001 第1部 創立のころ 回想の国際会議
002 国際法協の創生期 渡辺卓郎
「1957年4月17日、虎ノ門の霞山会館で創立総会
003
011 大阪支部の初期の活動について 石川元也
013 さまざまに30年-小野清一郎先生のことにもふれて 中田直人
018 カルカッ夕会議と法律家の国際運動 松井康浩
022 回想のコナクリ会議 江藤价泰
027
032 随想的懐想的国屎法律家連帯運動組織論序説 石島泰
040 国法協との25年-コナクリ会議を中心として 尾崎陞
045 第2部 反核 平和 人権の旗をかかげて
046 遥かなラッセル法廷 森川金寿
051 国際人道法サンレモ円卓会議 宮崎繁樹
054
061  反核・平和と国際連帯-ヨークーフォーフムヘの参加をふりかえって   吉岡幹夫
063  ニカラグア国際司法裁判所判決と米議会イランーコントラ調査 井関和彦
071 幼き日の心の傷と核への出会い  保木本一郎
073 パリ「反核集会」でのスピーチ 浦田賢治
077  自らを映し出す鏡 根本孔衛
081  東京裁判と私 根本孔衛
087  忠臣蔵から国際原爆法廷へ  椎名麻紗枝
 092  核時代と自然法  内藤雅義
 099  第3部 国際交流活動に学ぶ
100  中国との法律的交流活動について  甲斐道太郎
104  海をわたった朝日訴訟アピール  小川政亮
108  ロ-マ世界集会に参加して  宇賀神直
111  個人的国際関係論  千葉正士
116  私をギリシャに結びつけた国法協  池田眞規
122  国際交流-日ソおよび日朝交流の回想  森田三男
123  ベトナムとの学術交流-ベトナム法律家協会を再訪して  鮎京正訓
132  ベトナム・1987年 稲子恒夫
136  理事会の末席から  小林和恵
138  はじめての旅-アテネ大会のこと  戒能通厚
142  「国法協はサロン的」か?  大熊政一
146  国法協の30年と国法協との17年  松井芳郎
150  若手研究者と国際交流  新倉修
155  日記的回想  仲剛星子
159  雑感  中村*一
 161  支部活動の強化に向けて  大川真郎
163  機関誌のあゆみ  山本孝
167  初めての旅 鍛冶利秀
171  外国との″距離感″と国際連帯  原田純孝
175  韓国被爆者問題の調査に参加して   山下潔
181  大都市下町市民の老後生活の一端-ウィーン東京の国際比較調査
 187  第4部 回想の群像
188  二つの国際会議に出席して  黒木三郎
191  裸のつきあい―ノルドマンI  ADL会長のプロフィル  斎藤一好
197  IADLソフィア大会とヘルシンキ大会  潮見俊隆
202  走馬看花-日中交流の一齣  利谷信義
206  アルバムの中の人々-広島・長崎と国法協、そしてIADL  仲田晋
213  沼田会長と私  小田成光
218  国法協と私  平山知子
222  国法協30年と私  斎藤誠
225  言葉  彦坂敏尚
228  国法協30年の中で  藤田勇
 233  第5部 私たちの提言 
234  万斛の思ひをこめて-再建国法協に期待する  仁科哲
237  日本国憲法九条の遵守-非戦・永世中立宣言の必要  田畑忍
245  アジア諸国の労働者と日本  本多淳亮
250  核兵器緊急廃絶のために-抑止論を克服  亀田得治
255  世界法への取組み  北尻得五郎
258  国法協30年に思う  小林孝輔
261  平和主義の旗印を高く掲げて-国家秘密法と平和的生存  小田中聰樹
266  新しいくにと法と平和のゆくえーアメリカ・インディアン運動をめぐって  森田宗一
273  日本国憲法九条と日本人の責務  北野弘久
276  ペリー・メイスン弁護士の本当の活動  花田政道
280  民主主義と国家秘密法  杉村敏正
 286  企業活動の国際化と労働者の権利  大和田敢太
291  「国際化」時代に思う  陸井三郎
296  国際化時代と国法協  室井力
297  アパルトヘイト罪と国際連帯運動  家正治
303  地球環境の保全とわが国の責務  豊田誠
308  エリトリア人民の民族自決権  小林三衛
313  国法協と新人  桑原育朗
 315  SDIと法律家 入倉卓志
318  編集後記  小林成光
 322  執筆者紹介

 

広島県原水協年表(1985年)

広島県原水協年表(1985年)

月日 事項 備考
0106 広島市原水協, 平和公園の原爆慰霊碑前で41回目の座り込み.
1.12 核兵器全面禁止を要求する署名運動広島県推進委員会結成総会. ひろしま保険センターに 120人が参加. 20日広島市中区, 21日西区でも推進委員会発足 1.25 共産党中央委員会・同広島県委員会共催「日ソ共産党共同声明報告大演説会」. 講師金子満広書記長. 広島市公会堂に1500人参加.
1.28 核兵器全面禁止を要求する署名運動広島県推進委員会, 県内全市町村へのキャラバン隊の派遣を開始. 2月25日現在で 2市39町村が署名・募金に応じる 2. 6 尾道原水協, 市議会に市民5500人の非核宣言署名を提出.
2. 8 核兵器完全禁止署名安佐南区推進委員会, 「核戦争後の地球」を見るつどい―核兵器完全禁止の学習会―を開催.
2. 9-10 1985年広島県原水協学校.
2.19 核兵器全面禁止を要求する署名運動広島県推進委員会, 広島県知事に署名への協力を申し入れる.
2.21 広島県統一労組懇, 県労会議などが 3月21日に計画している「85年・平和のためのヒロシマ行動」について原水禁運動に有害との声明を発表.
2.22 広島市原水協, 広島市議会議長に非核広島市宣言を求める 6万4724人(第 1次分)の請願署名を提出. 生協と合わせ11万を越す.
2.23 第21回呉地区高校生平和の集い. 呉市勤労会館で.
3. 9 「核兵器全面禁止を要求する署名運動広島県推進委員会」代表者会議. 広島市平和記念館で.
3.10 広島市平和公園の峠三吉詩碑前で「三吉忌」.
3.20 御調郡御調町議会, 非核町宣言を可決.
3.28 核兵器全面禁止・被爆者国際遊説団に久保美津子さんを送るつどい. 平和親善センターで.
5. 1 広島映画センター, 「朗読とピアノで聞く「原爆詩集」にんげんをかえせ」を発売.
5. 7 核兵器廃絶とニカラグア支援講演と音楽の夕べ. 中国新聞ホールに 400人参加.
5.11 核兵器全面禁止を要求する署名運動広島県推進委員会, 第 2回代表者会議を開催.
5.11 広島県平和委員会第 3回拡大理事会.
5.  広島県原水協, 「被爆40周年核兵器全面禁止・被爆者国際遊説団」の県内代表18名を発表.
5.24 広島県原水協, 被爆者国際遊説団の壮行会を開催.
5.25 広島合唱団, 「被爆40周年・核兵器廃絶のためのコンサート85」を開催.
6.21 広島県原水協など78団体, 県知事に「「非核広島県宣言」および政府への要請を求める要請書」を提出.
6.24 広島県原水協担当常任理事会, 世界大会の統一実現を訴える声明を決議.
6.25 広島県宗教者NGO協議会など市民 5団体, 統一を要請する市民アピールを発表.
6.25 広島市原水協・生協, 非核宣言を求める署名を市議会議長に追加提出し16万となる. また, 地区労分と合わせて27万を越す.
6.30 佐伯郡大野町で原爆被害者の会結成.
7. 3 広島市議会, 「核兵器廃絶広島平和都市宣言」を決議.
7. 7 広島県被団協定期総会.
7.  広島市原水協, 市長・市議会議長に「平和都市宣言」の具体的実行を求める要請書を提出.
7.19 安田女子高校生徒会, 非核平和宣言を採択.
7.21 広島県原水協・被団協など62団体, 「被爆40周年原爆被害者をはげますつどい」を開催. 広島労働会館に 200人参加.
7.26 広島市職労, 市役所前で「 7・26広島市役所平和のつどい」を開催.500人参加.
7.28 安芸郡府中町に府中町平和センター開設. 天道正人元町議のアトリエに.
7.29 安芸郡坂町議会, 非核町宣言を採択.
7.30 佐伯郡廿日市町議会, 非核町宣言を採択.
7.31 広島マスコミ・文化共闘, 「なくせNUKS85ヒロシマのつどい」を開催. 8. 2-3 原水爆禁止1985年世界大会国際会議.
8. 2-6 被爆40周年記念(第31回)広島平和美術展.
8. 3-12 福山市で「85平和を築く文化のひろば」.
8. 4 広島県文団連, 「反核平和1985文化の集い」を開催. 150人参加.
8. 5 日本被団協主催「被爆者・遺族大会・広島」. 広島県婦人会館に 400人参加 8. 6 原水爆禁止1985年世界大会ヒロシマのひろば. 県立体育館に 1万人参加.
8. 6 日本原水協主催「国際共同行動デー広島集会」. 県立体育館に6000人参加. 8. 6 安芸郡府中町で「原爆の碑」除幕.
8. 6 中国新聞労組の「不戦の碑」除幕.
8.20 呉市原水協, 「被爆40周年・原水爆禁止呉集会」を開催.
9. 8 広島県原水協・広島市原水協, 「核兵器完全禁止・被爆者国際遊説団」の報告集会を開催.
9.22 広島県平和委員会1985年度総会.
9.23 新日本婦人の会広島県本部, 「核兵器完全禁止, 被爆者国際遊説団・報告と交流」を開催.
9.26 婦人民主クラブ広島支部(再建), 講座「郷土作家と原爆文学」を開催. 12月19日まで 7回.
10. 2 広島県原水協, 広島県に非核宣言をするよう 3回目の申し入れ.
10. 7 核兵器全面禁止署名広島県推進委員会全県活動者会議.
10. 7 この日現在で広島県内の 8市21町村が非核都市宣言.
10.26 広島市中区で広島・長崎アピール署名人口の半数を超える.
11.23 広島県原水協・核兵器全面禁止署名広島県推進委員会の全県活動者会議.
1129 広島県原水協創立30周年記念祝賀会.

 

 

広島県原水協年表(1984年)

広島県原水協年表(1984年)

月日 事項 備考
0119 福山「平和をつむぐ人の会」第 2回総会.
1.19
1.20 映画「ザ・デイ・アフター」をみる会結成. YMCAで. 広島での公開は28日から.
1.22 広島県原水協・被団協, 広島市婦人教育会館で「被爆者海外派遣報告集会」 1.20 映画「ザ・デイ・アフター」をみる会結成. 28日から広島市で上映.
1.28-29 広島市内で1984年原水協中国学校. 講師吉田嘉清・山口勇子.
2.10 共産党・社会党・呉地区労など自衛隊用の弾薬のトラック輸送に反対して国鉄広駅前で抗議集会. 120 人参加.
2.11-12 第 7回広島県高校生平和ゼミナール.
2.12 広島市原水協, トマホーク来るなと平和公園原爆慰霊碑前で座りこみ.
2.18 呉地区高校生「平和の集い」学習・交流会.
2.27 広島県原水協・被団協などの代表, 広島県へトマホーク配備の米艦の入港を拒否するよう政府に要請することを申し入れる.
2.27 核巡航ミサイル・トマホークくるな国民運動広島連絡センター結成総会. YMCA会館に37団体代表64人が参加. 2月17日呉, 22日安芸,3月11日佐伯・大竹,5月 9日神辺町, 11日三原の連絡センター発足.
3. 9 トマホークくるな国民運動広島県連絡センター第 2回連絡調整委員会.
3.10 原水協中国ブロック打ち合わせ会議.
3.11 広島市平和公園で「峠三吉碑前祭」.
3.21 3・21反核平和の集い. 平和記念館に約 130人参加.
3.27 府中町議会, 「核ミサイルの米太平洋艦船への配備・寄港, ソ連の核ミサイル配備反対, 非核三原則の完全実施を政府に求める意見書」を採択.
3.30 大野町議会, 「核巡航ミサイル・トマホーク装備米艦船の日本寄港拒否に関する意見書」を採択.
3.31 平和交流をすすめる広島若者の会の 7人, 平和キャラバン隊を組み九州・沖 縄へ出発.
4. 1 福山市で「 4・1 トマホークくるな!宇田哲郎は議員をやめろ!ぼくたちは怒ってるんだぞ!ヤング総行動」. 70人が参加.
4. 8 広島市原水協, 原爆慰霊碑前で座り込み.
4.15 トマホークくるな, リムパック反対 4・15呉集会. 岩方公園に1000人参加. 5.10 トマホーク配備反対「真の核兵器ゼロ」をめざすヒロシマ青年学生実行委員会結成.
5.26 核・トマホークくるな,5・26府中町民行動.
5.27 トマホークくるな! 5・27岩国基地包囲集会. 中・四国 9県から5000人参加 6. 9 「トマホークくるな賀茂・東広島連絡センター」結成.
6.15 双三郡君田村議会, 「核巡航ミサイル・トマホーク装備米艦船の日本寄港を拒否し非核三原則の完全実施に関する意見書」を採択.
6.21 広島市平和記念館で「生きるための証言―いま, ヒロシマから」の試写会. 6.23 原爆被爆者の医療と運動を語る講演会. 広島市西隣保館で. 講師日本被団協中央相談所理事長肥田舜太郎.
6.27 高田郡美土里町議会, 核巡航ミサイル・トマホーク装備米艦の日本寄港拒否と非核三原則の完全実施を求める意見書を採択.
6.29 御調郡向島町議会, トマホーク拒否意見書を採択.
6.30 呉原水協・平和委員会などの代表, 米第 7艦隊所属の潜水艦ダーター号の呉入港( 6月28日)に対し基地調査と抗議行動.
7. 6 第 1回平和コンサート「未来にひびけ, おれたちのシルクロード」. 呉つばき会館音楽ホールに 200人参加.
7. 7 広島県原水協第33回理事会. 平和行進の団体旗の自由を確認.
7.10 「新たな治安維持法・政党法を許すな, 核巡航ミサイル・トマホークくるな, 健康保険法改悪反対 7・29中央大集会」の成功をめざす広島県実行委員会を結成.
7.12 広島市原水協理事会.
7.15 福山市原水協理事会.
7.16 呉市原水協・平和委員会, 津軽海峡での日米共同機雷掃海訓練の中止を申し入れるよう呉市長に要求.
7.29 中央大集会に広島から 400人参加.
8. 3-31 30周年記念広島平和美術展.
8. 4 原水爆禁止1984年世界大会の成功をめざす日本原水協集会. 広島県立体育館に8000人参加.
8. 4 戦災空襲を記録する全国連絡会議全国大会. 呉市勤労会館に35団体の代表 100人が参加.
8. 4 広島県文団連, 広島市のハノーバー庭で「84ひろしまを考える平和と文化の集い」を開催.
8. 4-9 福山市民会館で「84平和を築く文化のひろば」を開催.
8. 5 原水爆禁止1984年世界大会・広島. 広島市の中央公園に 2万人参加.
8. 5 第11回原水爆禁止少年少女の集い. 似島に 400人が参加.
8. 5 非核都市宣言自治体協議会結成総会. 安芸郡府中町に全国19の県市町村の首長が参加.
8. 6 広島市の二葉中学校で全国高校生集会.
8.15 反核アニメ映画「黒い雨にうたれて」試写会. 広島・名画座で.
8.26 平和をつむぐ人の会主催パネルディスカッション「核兵器廃絶の運動と展望」. 福山市民会館で.
9. 6 広島県原水協担当常任理事会.
9. 8 浄土真宗本願寺派広島別院, 第 2回シンポジウム平和を願う念仏者の集いを開催.
9.14 広島市原水協総会. 被爆死者数(20万人)を目標に非核都市宣言を求める請願署名を行うことを決定. 29日から開始.
9.15 広島県平和委員会1984年度総会.
9.30 広島県被団協第21回定期総会.
10. 6 第34回広島県原水協理事会.
10.14 民青広島県委主催「10・14米軍呉基地撤去全県アトム集会」. 約70人参加. 10.21 10・21全国統一行動. 広島1000人, 福山 300人, 呉 100人.
10.25 福山市原水協・平和をつむぐ人の会・福山市を非核宣言都市にする会・福山市母親連絡会が幹事団体となり, 「福山市の「非核都市宣言」を実現する連絡会議」結成.
10.30 広島県被団協・自由法曹団広島支部・県文団連・県原水協・広島市原水協共催「被爆者援護法の制定を要求する国民法廷・広島」. 広島市婦人教育会館で.
11.11 核巡航ミサイル・トマホークくるな広島県連絡センター主催「核トマホークくるな核戦争阻止11・11呉基地包囲行動」. 約 600人参加.
11.23 広島市中区原爆被害者の会結成総会. 市社会福祉センターに50余人が参加. 11.24-25 日本原水協主催「被爆四十周年にさいして被爆者援護・連帯全国活動者会議」広島市内・国労会館で.
11.26 福山市の「非核都市宣言」を実現する連絡会議, 市議会に 4万7382人の署名(非核日本・世界実現のため「非核福山市宣言」および政府への要請を求める請願書)を提出.
11.28 被爆者家庭訪問をすすめる会のアリス・ハーズ賞受賞式.
12. 1 広島県平和委員会主催「平和学習活動者会議」. 平和記念会館で.
12. 8
1208 広島県原水協臨時理事会.
1220 核兵器と核戦略を裁くロンドン法廷(1985年 1月 3-6日)高村よしあつ斉藤紀氏壮行会.

 

 

広島県原水協年表(1983年)

広島県原水協年表(1983年)

月日 事項 備考
広島市職員労働組合, 「広島・ヒロシマ―第 3次広島市政白書」を発行.
0125 -26 劇団「月曜会」, 広島の見真講堂で「閃光の遺産―浅野泉邸殺人事件」を上演.
2.11-13 第 6回広島県高校生平和ゼミナール.
2.25 ローマ法王平和アピール碑除幕.
3. 6 峠三吉の没後30年を記念して「碑前祭」. 広島平和公園に 200人が参加.
3.24 福山の「平和をつむぐ人の会」, 対話集会「核戦争の危険は, 私たちは平和のために何ができるか」を開催.
3.25 安芸郡府中町, 非核宣言一周年を記念して「非核講演会」を開催.
3.26 呉原水協主催「エンプラはもう日本へ来るな, 核積載艦は呉港に来るな呉集 会」. 21台の車で市内をパレード.
4.10 安芸郡府中町の原爆体験を語りつぐ会, 証言集「きのこ雲を見た町から」を発行.
4.30 広島市中央公民館で「峠三吉と広島の青春―講演と朗読のつどい」. 講師増岡敏和約 120人参加.
5. 1 峠三吉没後30周年記念事業委員会, 「原爆詩集」・「われらの詩」・「反戦詩歌集」の復刻版を発行.
5.21 広島県原水協など, 北海道演習に出発する自衛隊13師団に海田駅前で抗議. 6. 6 広島県母親連絡会, 呉・東広島の基地を調査.
6. 8 10フィート映画「歴史―核狂乱の時代」, 広島市内見真講堂で公開. 10日, 福山市中央公民館で.
6.18 広島市で中国 5県原水協ブロック会議.
6.18-19 第10回全国平和教育シンポジウム.
6.21-30 広島市平和記念館で峠三吉遺品展.
7. 9 広島県原水協理事会.
7. 9 西本願寺別院でシンポジウム「平和を願う念仏者の集い―核兵器廃絶へ向けて」. 約 400人参加.
7.10 広島県原水協・市原水協, 平和公園原爆慰霊碑前で核兵器廃絶, 米核積載可能艦ニュージャージー・カールビンソンの日本寄港に抗議して座り込み.
7.11 83年世界大会準備委主催平和大行進(広島―長崎コース), 広島市平和公園をスタート.
7.16 広島市職員労働組合第58回定期大会, 広島市が「非核ヒロシマ宣言」をするよう求める「特別決議」を採択.
7.24 広島県原水協など 5団体, 「核艦船入港反対 4・24呉集会」を開催. 40人が参加.
8. 2-5 創作劇「河」公演. 見真講堂で. 広島での公演は10年ぶり 4度目.
8. 5 安芸郡府中町, 「非核都市の輪を広げよう―組織づくり準備会」を開催.
8. 5 日本原水協・中国 5県原水協主催「原水爆禁止1983年・ヒロシマのひろば」6000人参加.
8. 5 広島市似島で原水爆禁止少年少女のつどい. 400人参加.
8. 6 広島平和記念式典に出席した中曽根首相, 原爆養護ホーム「舟入むつみ園」で「病は気から」と発言.
8. 6-8 83平和を築く文化のひろば. 福山市民会館を中心に開かれ, 1000人を超える市民が参加.
8.27-28 ヒロシマ被爆二世の会, 広島平和記念館で「原爆映画フィルムマラソン」を開催.
9.11 新日本婦人の会広島県本部第14回大会. 被爆国(県)が世界に向かって非核宣言を行うよう求めた「特別決議」・「広島の婦人へのアピール」を採択. 9.14 日本被団協, 中曽根首相が「気は病から」発言の非を認めないことに抗議の声明.
9.23 広島県被団協第20回定期総会.
10. 1 呉原水協・呉平和委員会, 「米原子力空母カールビンソン日本入港抗議, 日米共同演習反対全国連帯呉行動」を展開.
10.30 「府中町平和のためのつどい」主催「平和行進と講演の集い」. 約80人参加10.30 ヒロシマ被爆二世の会, 平和公園の峠三吉詩碑の前で「ヒロシマの青春群像―いまなぜ峠三吉を受けつぐのか」を開催. 約50人参加.
1211 シンポジウム「未来を問う!被爆者援護法制定の意味―わたし達は何をすべきか」広島YMCAに約 100人が参加.

 

 

広島県原水協年表(1982年)

広島県原水協年表(1982年)

月日 事項 備考
0111 広島市役所庁舎で10フィート運動広島呼びかけ人会・広島平和文化センター共催「原爆写真巡回展」. 16日まで.
1.11
1.16 呉市で映画「冬のリトルボーイ」完成試写会.
1.24 広島県文化団体連絡会議第 8回総会. 核戦争なくすアピール採択.
1.29 広島市で第31次日教組全国教研集会始まる. 2月 1日まで.
1.30 10フィート運動の原爆記録映画第 1作「にんげんをかえせ」, 広島市で一般公開.
1.- 広島県「黒い雨・自宅看護」原爆被害者の会連絡協議会, 小冊子「黒い雨」発行.
2.20 呉地区高校生平和の集い. 呉市勤労会館に 350人参加. 21日まで.
3. 7 広島県原水協など主催「リムパック82反対・核兵器完全禁止を求める呉集会」. 呉市中央公園に 130人参加.
3.21 「82年・平和のためのヒロシマ行動」. 広島市平和公園など 6会場に19万人参加.
3.25 安芸郡府中町・同町議会, 非核町宣言をおこなう. 県内では初めて.
3.27-28 新婦人呉支部など, 広町で原爆記録映画上映と原爆写真展を開催.
3. 末 核兵器廃絶の決議・意見書, 県内で24市町村となる.
5.18 平和と民主主義をめざす広島県民懇話会主催「結成一周年記念シンポジウム・限定核戦争の脅威とヒロシマの責務」.
5.20 広島県内の38団体・個人が, 「核戦争から生命と愛を守ろう」とアピールを発表.
5.21 新日本婦人の会広島県本部, 被爆体験手記集「木の葉のように焼かれて」の英語版を発行.
5.23 「平和を語る青年の集い」の若者ら30人, 原爆ドーム前で「東京行動」に呼応してダイ・イン.
5.23 5・23東京行動に広島県内から数百人参加.
5.27 広島労働会館で第 2回国連軍縮特別総会にヒロシマの声を伝える広島県原水協代表団の結団式と壮行会.
5.31 広島県原水協・宗教NGOなど主催「ヒロシマから国連へ代表を送る夕べ」. 広島YMCAで.
6. 5 広島県高校生平和ゼミナール, 平和公園周辺で「平和のためのヒロシマ行動」を開催. 呉市では, 第16回呉地区高校生平和の集い.
6.14 広島県原水協・平和委員会共催の学習会, 始まる. 県内 5か所で開く.
6.20 広島県原水協第29回定期理事会.
6.27 広島県被団協第19回定期総会.
7. 3 10フィート運動福山市民の会主催「欧米反核ラリー代表団帰国報告集会」. 7. 5 原水爆禁止1982年世界大会広島実行委員会結成総会.
7. 7 山口勇子「原爆瓦―世界史をつくる十代たち」(平和文化発行)出版.
7.21 広島県被団協, 被爆者援護の充実を求めて対県交渉.
7.28 新日本婦人の会広島県本部, 「木の葉のように焼かれて第16集」を発行.
7.30 山下会, 「あさ第17号」を発行.
7.31 広島市の社会福祉センターで「すべての戦争犠牲者の集い」. 東京空襲を記録する会などの呼びかけたもの.
8. 1 第28回広島平和美術展始まる. 6日まで.
8. 5 原水爆禁止1982年世界大会, 広島市中央公園に88人の海外代表を含む約 3万人が参加して開催.
8. 5 安芸郡府中町で初の非核宣言シンポジウム.
8. 6 反核・日本の音楽家たち主催「広島国際平和コンサート」. 広島県立体育館に5000人参加.
8. 6 第 3回「原爆犠牲者にささげる音楽の夕べ」. 見真講堂に1000人参加.
8. 7 原水爆禁止1982年世界大会決議実践日本原水協集会. 広島県立体育館に6500人が参加.
8.22 広島共立病院, 民間病院では初の被爆二世の健康診断を実施.
8.26 ベレス・デクエヤル国連事務総長, 広島市を訪問.
9.10 広島YMCAホールで山口勇子の多喜二・百合子賞受賞を祝う会. 80人参加.
10.28 福山市で「平和をつむぐ人の会」結成. 反核市民講座の開催など決める.
11. 1 広島市西区福島町に特別養護老人ホーム「くすの木苑」完成.
11.21 安芸郡「府中町平和のための集い」結成大会.
11.27-28 中国 5県原水協など主催「82年岩国基地平和行動」.
1207 平和をつむぐ会第 1回講演会.

広島県原水協年表(1981年)

広島県原水協年表(1981年)

月日 事項 備考
0201 被爆者訪問を進める会(高橋文江代表)発足.
2. 1
2.11 第 4回広島県高校生平和ゼミナール. 28校 200人が参加.
2.15 平和を語る青年のつどいなど, 「戦争体験を聞くつどい―加害者としてのヒロシマ」を開催. 広島平和文化センターに80人参加.
2.22 中・四国各県原水協など主催「米軍岩国基地の核装備に反対する 2・22基地調査・抗議集会」. 500人(うち広島県 150人)参加.
3. 1 被災27周年 3・1 ビキニデー広島集会. 広島労働会館に 130人参加.
3.15 日本原水協など主催「核兵器・核部隊撤去, 非核三原則法制定, 日米安保条約廃棄 3・15岩国行動」.
3.18 平和と民主主義をめざす広島県民懇話会結成総会.
3.24 広島市で「10フィート運動のつどい」. 広島YMCAに40人が参加.
4.11 「日本を核戦争の足場にするな,米軍・自衛隊・軍事基地調査・告発国民運動」広島推進委員会結成総会.
4.15 広島県原水協など, 県知事・県議会議長, 呉・東広島両市へ川上弾薬庫の拡充を許さないよう申し入れる.
5.11 原爆記録映画10フィート運動広島呼びかけ人会, 平和記念館で未公開フィルム試写会を開く.
5.26 広島県原水協などの呼びかけで「日米共同声明・核持ち込み糾弾・安保条約廃棄緊急各界代表者・活動者会議」. 広島市社会福祉センターに50人が参加 5.27 広島県原水協など 4団体, 岩国市長と米軍岩国基地司令官に基地撤去を申し入れる.
5.31 広島県原水協第29回定期全県理事会.
6. 4 広島県原水協などの 200人, ミッドウェー入港に抗議して原爆慰霊碑前で座り込み.
6. 7 広島・山口両県原水協など主催「核持ち込み糾弾・岩国核基地撤去・日米安保条約廃棄岩国集会」. 約1000人参加.
6.13 平和と学問を守る大学人会再建集会. 30人参加.
6.14 原爆被害者相談員の会, 結成後初の相談会を開催.
6.20-21 全国平和教育シンポジウム. 広島女学院中学校に1200人参加.
6.23 広島県原水協など, 県庁前広場で「安保条約廃棄, 核持ち込み・ミッドウェー入港糾弾, 米軍基地撤去, 非核三原則法制化, 被爆者援護法制定 6・23広島県中央集会」. 約1000人参加.
6.28 広島県被団協第18回定期総会.
6.28 広島映画サークル協議会第26回定期総会. 非核三原則の法制化を求めるアピールを発表.
7. 6 1981年原水爆禁止国民平和大行進・広島―長崎コース, 広島平和公園を出発 7.12 広島県原水協など, 広島市に原爆かわら発掘の機会を与えるよう要請.
7.13 1981年原水爆禁止・被爆者援護ヒロシマ集会実行委員会結成総会.
7.15 新日本婦人の会広島県本部「木の葉のように焼かれて」(労働教育センター)の出版記念会.
7.19 安芸原水協など, 川上弾薬庫前で抗議集会.
7.25 広島の素人劇団「 8時15分」, 構成劇「国民法廷」のシナリオを発表.
8. 5 日本原水協, 中・四国各県原水協主催「原水爆禁止1981年世界大会の成功をめざす広島集会」. 4会場に1200人が参加.
8. 6 第 8回 8・6 高校生集会. 広島女学院中学校講堂に 330人参加.
8. 6 1981年原水爆禁止・被爆者援護ヒロシマ集会. 県立体育館に4000人参加.
9.17 広島県原水協など, 知事に川上弾薬庫の工事中止を申し入れる.
9.23 広島県原水協など 5団体, 米軍川上弾薬庫の撤去を求めて自動車パレード. 9.23 広島県原水協第30回定期理事会.
9.27 広島市原水協, 中性子爆弾の製造中止を求めて原爆慰霊碑前で座り込み.
10. 3-5 広島市で第11回文化団体連絡会議全国交流集会. テーマ「平和と文化―80年代の文化運動」.
10. 9 安芸郡府中町議会, 「川上弾薬庫の増強中止を求める意見書」を採択.
10.24 広島市原水協主催「国連軍縮週間広島市平和行進」. 約 100人参加.
10.25 広島県高校生平和ゼミナール, 元安河原で最後の原爆かわら掘りを実施.
10.26 広島大学生平和委員会, 本部キャンパスで原爆写真展を開く.
10.30 広島市平和記念館で「国連軍縮週間広島シンポジウム」.
10.31 「子どもたちに世界に!被爆の記録を贈る会」と「原爆記録映画10フィート運動広島呼びかけ人会」, 広島平和記念館で10フィート映画を初公開.
11.14-15 広島労働会館で日本原水協全国活動者会議. 核兵器完全禁止・軍縮要請国民署名3000万人をめざすことなどを決める.
12. 6 広島YMCAで広島県高校生平和ゼミナール実行委員会の「アリス・ハーズ夫人平和基金」授賞の集い.
12. 6 広島県原水協, 県内 6市で国連軍縮特別総会の成功へむけ署名運動を開始.
1211  広島市平和記念館で被爆者援護法制定について考える構成劇「国民法廷」を上演.

 

 

広島県原水協年表(1980年)

広島県原水協年表(1980年)

月日 事項 備考
0129 広島県原水協常任委員会, 「声明―80年原水爆禁止世界大会の成功のために」を発表. 広島市原水禁が,独自大会を広島で開催し世界大会を東京で開催するよう要望することを決定したことに対し,「世界大会は一つ」と主張.
2.10-11 第 3回広島県高校生平和ゼミナール. 160人が参加.
2.24 中国 5県の原水協・平和委・安保破棄実行委主催「環太平洋合同演習(リムパック)への自衛隊参加反対 2・24呉基地抗議集会」. 呉市岩方公園に 700人参加.
3. 1 被災26周年 3・1 ビキニデー広島集会.
3.25 広島市内で「はだしのゲンPart3 ヒロシマのたたかい 広島ロケーション現地製作発表会」.
4. 6 広島県文団連など主催「戦後の広島の文化を語る会」. 深川宗俊・四国五郎・村中好穂が講演.
4.12 原爆被爆者対策基本問題懇談会, 広島市のグランドホテルで富永初子ら 9人の被爆者代表から意見聴取.
4.14 広島県青連・県婦連など市民 5団体主催被爆者援護法の実現をめざす全国行脚の出発式. 平和公園資料館下に 100人が参加.
7. 9 10フィート運動呼びかけの映画「明日への伝言」試写会. 広島YMCAで.
7. 9 被爆35周年原水爆禁止国民平和大行進, 長崎に向け広島市平和公園を出発. 7.10 原水爆禁止1980年世界大会広島実行委員会結成総会.
7.  「原爆孤老」出版.
7.27 広島県文化団体連絡会議主催第 1回ひろしま文化集会. 広島市内見真講堂に250人参加.
8. 3 広島市安佐南区原爆被害者の会結成.
8. 5 広島市平和公園で国民平和大行進結集集会. 1万7000人参加.
8. 6 原水爆禁止1980年世界大会・広島. 県立体育館に26か国92人の海外代表を含む 1万3000人が参加.
8. 6 原爆犠牲者にささげる音楽の夕べ. 広島の見真講堂で.
8. 7 日本原水協主催「80年世界大会決議実践―原水爆禁止運動前進のための広島集会」県立体育館に7000人が参加.
9.20-21 被爆35周年記念第 8回全国平和教育シンポジウム.
10. 3 原爆被爆者援護法即時制定要求広島県民集会. 広島労働会館に 400人参加. 10.21 反戦・反安保・国民生活防衛10・21行動広島県総決起集会. 県庁前に2000人参加.
10.24 第 3回国連軍縮行動広島集会. 広島平和記念館に 150人参加.
11.15 広島県原水協・被団協・地婦連・県労会議など13団体, 「被爆者援護法即時制定要求広島行動委員会」を結成し, 市内 2か所で街頭署名とビラ配布.
11.22-23 第11回広島県高校生部落問題研究集会・第 4回広島県高校生平和文化祭典合同集会. 広島市基町高校に20校から 200人が参加.
11.30 ヒロシマ被爆二世の会結成.
1211 原爆被爆者援護法実現広島県民集会. 広島労働会館に 300人参加. 基本懇の 意見書(12月11日)への抗議声明を採択.

 

広島県原水協年表(1979年)

広島県原水協年表(1979年)

月日 事項 備考
0211 -12 第 2回広島県高校生平和ゼミナール. 広島平和記念館に県内25校から 180人参加.
3. 1 被災25周年3・1ビキニデー広島集会.広島労働会館に50団体から 200人参加.
5.15-25 広島平和教育映画ライブラリー上映会. 広島平和記念館で.
5.16 広島高裁桑原訴訟控訴審判決. 桑原忠男の疾病と被爆との因果関係は認められないと控訴を棄却.
6. 2-3 第 7回全国平和教育シンポジウム. 広島市幟町中学校に1500人参加.
6. 9 広島県原水協第26回理事会. 21氏の呼びかけ「原水爆禁止運動の前進のために」( 5月16日発表)を支持することを決める.
6.11 「黒い雨」「自宅看護」原爆被害者の会連絡協議会, 広島県と交渉.
6.13 核装備可能艦オクラホマシチー, 呉港に入港. 広島県原水協など抗議行動. 6.28 原水爆禁止1979年世界大会広島実行委員会結成.
6.28 広島市原水協1979年度総会.
7. 6 広島県原水協・平和委員会, 広島平和文化センターに, 米国軍人を同センターの講師に招くことをとりやめるよう申し入れる.
7.12 広島県教組定期大会, 原水禁運動の統一をめざすことを決議.
7.21 峠三吉没27周年・平和のための朗読と講演のつどい. 広島労働会館に 250人参加.
8. 4 原水爆禁止1979年世界大会の成功をめざす国民平和大行進終結集会. 広島平和公園に6000人が参加.
8. 4 1979ヒロシマ―平和と文化の夕べ. 広島市幟町中学校グランドに5000人が参加.
8. 5 広島市似島で少年少女のつどい.120人の小・中学生が参加.
8. 5 8・6 全国高校生集会. 広島県立商業高校に 350人が参加.
8. 6 原水爆禁止1979年世界大会・広島. 広島県立体育館に20国65人の国際代表を含む 1万2000人が参加.
8.26 飯室国民学校(現広島市内)で被爆者看護の 7人が広島市に原爆手帳申請. 8.31 黒い雨・自宅看護原爆被害者の会の代表24人, 厚生省に「黒い雨」地域拡大   を求める 2万 496人の署名を提出.
10.23 国際反戦・国連軍縮週間統一行動広島県中央総決起集会. 広島県庁前に1000人参加.
10.26 厚生省援護審査会, 旧広島医専付属病院看護婦講習生の遺族12人に遺族給与金・弔慰金を支給することを決定.
10.27 第 2回国連軍縮週間行動広島集会. 非核三原則の立法化を決議.
10.27 広島県被団協第16回定期大会.
11.24-25 第10回広島県高校生部落問題研究集会・第 2回広島県高校生平和文化祭典合同集会. 舟入高校に 210人参加.
11.30
1130 広島県被団協, 基本懇に意見書を提出.