私たちは敵だったのか 在米ヒバクシャの黙示録

『私たちは敵だったのか 在米ヒバクシャの黙示録』(袖井林二郎、潮出版社、19781210)

内容

1 広島からヒロシマヘの道…7
2 砂漠の中の生と死… 21
3 母国の劫火が焼く…36
4 原子野に向かう男たち…53
5 来る二世、帰る二世…70
6 祖国は異国だった…84
7 絵のないジクソウパズル-1…106
8 大統領の患者が死んだ…123
9 「死に損い記念日」の呼びかけ…138
10 発見されたHIBAKUSHA…152
11 お前たちは敵だったのだ…173
12 被爆線量を求める旅…197
13 絵のないジグソウパズル-2…213
14 アメリカ-1975・8・6…231
15 はげましと利用と支持と… …245
16 医師団は来たけれど…254
17 ワシントンがやってきた…269
18 「我ら皆ヒバクシャ」…286
あとがき…301
主要参考文献・資料
備考 英訳:Were we the enemy? : American survivors of Hiroshima

かくされた空襲と原爆

『かくされた空襲と原爆』(小林啓治・鈴木哲也著、高橋伸一監修、機関紙共同出版刊、19930815)
内容

はじめに-「かくされた空襲と原爆」とは何か・1
1 かくされた空襲-鈴木哲也
一、「高揚」と「不安」の日々・12
「そら敵機だ、爆弾だ!」・12
「防空」は国民の義務-中国東北戦争(「満州事変」)から日中戦争・14
戦勝気分と不安と-アジア・太平洋戦争(「太平洋戦争」)の勃発・22
日本初空襲と京都市民・25
「逃げずに消せ」28
初めて見るB29・31
二、血にまみれた京都・37
 深夜、突然に・37
「京都も戦場なり」・46
原爆目標第一号・50
血にまみれた西陣・53
日本軍の京都空襲対策・57
三、「軍都」舞鶴ヘの攻撃・59
相次ぐ空襲予告・59
軍港舞鶴・海軍工廠と学徒動員・62
皮膚のついた黒髪が…66
原爆投下の演習だった、七・二九空襲・72
艦載機二百四十機が襲った七月三十日の空襲-軍港とその周辺への空襲(一)・74
伊根空襲と潜水母艦長鯨の被爆-軍港とその周辺への空襲(二)・74
峰山・宮津・丹後沖・加悦谷への攻撃-軍港とその周辺への空襲(三)・85
四、府南部の軍事・軍需地帯の空襲、その他・93
 京都飛行場・日本国際航空工場と空襲・93
神足の工場群と空襲・97
鉄道関連施設を狙った空襲・99
そのほかの府下南部の空襲・101
五、家と団らんを奪った「疎開」・105
建物強制疎開と市民の悲しみ・105
親元を離れ、おなかをすかした子どもたち。-学童疎開・111
人命保護ではなく、「資源」の確保として・11
六、「無空襲伝説」の陰で・118
被害者たちの戦後・118
なぜ空襲は「かくされた」のか・121
悲しみを繰り返さないためにも、掘り起こしと語り継ぎを・123
2 京都空襲と原爆、現代の空襲-小林啓治
一、つくられた伝説・126
空襲被害は軍事機密・127
京都は「文化都市」だから空襲をうけなかった?・130
「ウォーナー伝説」・132
伝説の真相・134
米軍によってつくりだされたうわさ・136
二、日本空襲の中の京都空襲・139
「超・空の要塞」・139
B29の出現・141
第二十爆撃機集団-近づく日本本土空襲・144
成都からマリアナヘ・146
高高度精密爆撃―空襲第一期・148
無差別爆撃への転換-空襲第二期・150
中小都市への爆撃-第三期・153
京都空襲の特徴・154
三、原爆投下目標-京都・157
 アメリカの原爆開発・158
なぜ「無傷の都市が必要か」・161
第一目標としての京都・165
目標からはずされた京都・170
目標からはずされたのはいつか・173
「大空襲の前触れ」だったかもしれない西陣空襲・176
原爆投下目標にこだわったグローブズと京都・178
なぜ、スティムソンは京都案に反対したのか?・180
対日支配を有利に通ぼうとしたスティムソン・182
四、戦略爆撃から核の時代へ―その結びめとしての京都空襲・186
 新しい兵器、航空機の誕生・187
受け入れられなかった航空機万能論・189
日本、第一次大戦後初の都市爆撃を敢行・193
ゲルニカ、そしてまたも日本の中国爆撃・195
重慶爆撃・197
日本の侵略戦争と無差別爆撃・199
ヨーロッパでの戦略爆撃・201
ドレスデン・204
戦略爆撃の帰結と新たな起点…ヒロシマ・ナガサキ・206
五、空襲は過去のことか・209
 日本空襲の五倍の爆弾が使われた、朝鮮戦争での空襲・209
ベトナム戦争での大空襲・210
現代の空襲と核戦争の危機・212
監修者あとがき-高橋伸一
資料1 京都府下空襲一覧・219
資料2 『戰災による銃後人口の減耗調査について』(一九四八年九月 抜粋)・221
参考資料・文献・223

京都に原爆を投下せよ ウォーナー伝説の真実

『京都に原爆を投下せよ ウォーナー伝説の真実』(吉田守男著、角川書店、19950730)

内容

はじめに 3
1 ウォーナー博士は古都を救った恩人か? 11
 1 志賀直哉のハガキ 11
2 《ウォーナー伝説》の定着 19
3 六つの記念碑 24
4 《伝説》の根拠 34
5 《伝説》の真相(1)-ロバーツ委員会の目的 39
6 《伝説》の真相(2)-<ウォーナー・リスト>の正体 52
7 石仏を盗んだ? 66
2 京都に原爆を投下せよ! 75
 1 第一目標は京都 75
2 投下目標の<予約> 90
3 空襲の実態 94
4 戦時下のうわさ 116
5 奈良・鎌倉・会津若松の場合 127
3 京都の運命 143
 1 京都案をめぐる確執 143
2 <スチムソン恩人説>批判 154
3 原爆投下のリハーサル 165
4 五〇発のパンプキン爆弾 171
5 <八月六日>以後のリハーサルの意味 181
6 原爆ラッシュの開幕 192
《ウォーナー伝説》を創作したのはだれか? 201
 1 占領軍からの呼び出し 201
2 民間情報教育局の使命 216
参考文献 224
あとがき 229

原爆はなぜ投下されたか 日本降伏をめぐる戦略と外交

『原爆はなぜ投下されたか 日本降伏をめぐる戦略と外交』(西島有厚著、青木書店、1968/07/20)

はしがき
1部 はたして原爆によって戦争は終わったか?
I 原爆神話と大量殺戮兵器としての原爆 10
1 原爆と戦争終結 10
2 大量殺戮兵器としての原爆 13
3 長崎の悲運 18
4 原爆による人命の被害 19
II  原爆役下を正当化する論理 22
1 トルーマンの声明と三つの論拠 22
2 早期終戦・人命救助のためという論理 30
III  もし原爆が投下されなかったら40
1 米軍の対日最終戦略 40
2 本土上陸作戦による米軍の損害見積り 43
IV 原爆投下に批判的な諸見解 50
1 日本攻撃責任者の見解 50
2 その他の批判的な諸見解 57
3 ソ連における原爆投下についての諸見解 61
V  はたして原爆が日本の降伏をもたらしたか? 68
1 戦争終結を実現する条件は何であったか? 68
2 原爆が和平派と主戦派に及ぼした影響 80
3 主戦派の本土決戦計画 98
VI  八月十五日の降伏をもたらしたものは何か? 107
1 降伏決定の直接的要因 107
2 ソ連参戦の和平派に及ぼした影響(その一)112
3 ソ連参戦の和平派に及ぼした影響(その二)128
4 ソ連参戦の主戦派に及ぼした影響(その一)138
5 ソ連参戦の主戦派に及ぼした影響(その二)152
2部 原子爆弾は何のために投下されたか
VII  原爆役下以外の戦争終結の可能性 170
1 日本の抗戦能力 171
2 日本の和平工作 185
(i)繆斌工作 186
(ii)バッゲ工作 187
(iii)ダレス工作 189
(iv)ソ連工作 192
VIII 原爆役下命令とポツダム宣言 224
1 原爆投下命令をめぐる諸問題 224
2 ポツダム宣言をめぐる諸問越 245
IX  原爆使用反対の声と原爆投下方針の採択 267
1 原爆使用反対の声(科学者と軍最高首脳部)267
2 原爆投下方針の採択(暫定委員会と諮問委員会)281
X ソ連参戦と原爆投下 293
1 ソ連参戦前の原爆投下(=対日戦終了)293
2 原爆実験成功後のアメリカの態度の変化 305
3 原爆投下のもう一つの目的 317
(モートン博士のブラッケット批判にたいする反批判)
むすび 328
年表 337
文献目録 340

被爆者はどこにいても被爆者 郭貴勲・回想録

『被爆者はどこにいても被爆者 郭貴勲・回想録』( 郭貴勲著、井下春子訳、韓国人被爆者・郭貴勲手記出版委員会編・刊、 20160331)

内容

日本語出版に当たり(郭貴勲)
013 植民地下で生まれて
玄風・郭氏の村/火と因縁が深い私/山を越え簡易学校へ/秀才を集めて馬鹿を作った師範教育
023 日本軍生活
問うなかれ、甲子生/貨物列車に乗せられて行った所/広島西部第二部隊/初年兵訓練/苦しい訓練の連続/わずかな期待/乙種幹部候補生/乗馬訓練/頻繁になった空襲警報/古参兵との摩擦/特別休暇/5日遅れの帰隊/転属/工兵隊の夜
059 被爆
1945年8月6日午前8時15分/背中が焼けているのも知らず/戦友M君の遺体を前にして/被爆直後の惨状/水をちょっとください!/幸運の生存者/火の海になった広島/歩ける者は駅に行け/60余時間の昏睡状態/生死の分かれ道/変わっていく病室の様子
083 戦争は終わったけれども
敗戦の放送/落ち着かない雰囲気/原隊復帰/原子爆弾とは?/テニアン島/部隊解散
099 帰国
広島よ、さようなら/船の墓場となった下関/仙崎港の帰国船/感激の釜山港/奇跡のような帰郷/私が失ったもの/私が得たもの
118 教育者の道
解放直後、教壇に立つ/登山も教育の課程/私の夢は地理教師/金山中・商校の時節/ソウル明星女子中学校へ/明星女子高のころ/東国大附属中のころ/学校も変わらねば/また明星女子中に/短い東国大附属高時代
145 山に登る
智異山、初登頂/登攀大会の開催/生徒と山へ行ったと、始末書を書くことも/山岳運動を興す/二つの山岳事故/洞窟探検
165 捨てられた韓国人原爆被爆者
世界唯一の被爆国という嘘/原爆被害とは/被爆体験記投稿/韓国被爆者を無視した韓日協定/初めて韓国人原爆犠牲者慰霊祭に参列/孫振斗裁判とその成果/三菱重工業本社訪問/日本政府、我々の手帳申請を拒否する
186 人道的支援の虚と実
日本政府の狡狽なやり方/恩に着せられて終わった渡日治療/気の毒な韓国人被爆者たち/救援ではなく補償をしろ/人道的支援金40億円
198 被爆者はどこにいても被爆者
切迫した韓国人被爆者問題/裁判闘争に突入/被爆者はどこにいても被爆者/日本人在外被爆者/ブラジルの原爆被爆者たち/アメリカの原爆被爆者たち/初勝訴/負けると信じていた2審で勝訴/痛快の至り/被爆者運動から反核平和運動へ
222 韓国人被爆者とともに歩んだ日本人
広島の良心、平岡敬/韓国人被爆者問題の伝導師、中島竜美さん/韓国人被爆者の同伴者、市場淳子さん/実践する「聖者」、本島等さん/情熱と執念の平和運動家、平野伸人さん
239 韓国原爆被害者協会と私
協会設立初期/私の原則/福祉平和会館建設の陶書画展/失敗した東京展示会/初回の任務は事務室移転/人事刷新/もしかしたら殺人容疑者になったかも/協会と保健福祉部/被爆者を本気でかばった金槿泰長官/国史編纂委員会に裁判記録寄贈
270 年表

朝鮮人被爆者実態調査報告書

『朝鮮人被爆者実態調査報告書』(広島・長崎朝鮮人被爆者実態調査団、広島・長崎朝鮮人被爆者実態調査団刊、19791215)

内容

1 朝鮮人被爆者とは
朝鮮人被爆者実態調査にあたって
実態調査を終えて 尾崎*(調査団長)
広島からの報告 中塚明
長崎からの報告 藤島宇内
2 証言「歴史は生きている」
3 明日のために
朝鮮人被爆者実態調査報告集会アピール
日本政府に対する要請書
なぜ、実態調査か 吉留路樹
付録・資料

ヒロシマに来た大統領 「核の現実」とオバマの理想

『ヒロシマに来た大統領 「核の現実」とオバマの理想』(朝日新聞取材班著、筑摩書房、20160806)

プロローグ 新たな始まり 009
1 その日、広島で 015
「特別な日だから」/県警史上最大の警備/オバマ大統領と「サダコの折り鶴」/「なぜ私たちは広島を訪れるのか」/「被爆者は、あなたと一緒にがんばる」/
それぞれの思い、それぞれの声
自分こそ、悲惨さを語る役目がある(クリプトン・トルーマン・ダニエル<著述家>) 041
「子供の世代にどんな世界を残せるのか」(キャノン・ハーシー<ビジュアル・アーティスト>) 043
「あれは、どうなったんですか」(山本モナ)<アナウンサー>
045
2 広島への道-その理想と現実 049
 冷戦終結を象徴するプラハ/イエス・ウィー・キャン/新たな核軍縮条約/
国連でも「核なき世界」/オバマ氏にノーベル平和賞/米国の新たな核政策発表/
中間選挙敗退とアラブの春/冷え込む米口関係/ベルリン演説で一○○○発」/
ウクライナ問題でロシアをG8から排除
「人類共同体」という視点 入江昭(歴史学者) 075
3 被爆国・日本、原爆投下国・アメリカ 079
投下直後は世論の圧倒的支持/エノラ・ゲイ論争/謝罪の有無に焦点/不支持が上回る/一度だけ抗議した日本政府/第五福竜丸事件で原爆の実相に注目/「核の傘」に依存する日本/原爆の責任は「日米両政府」
「原爆投下はどうあっても間違い」
ピーター・カズニック(アメリカン大学教授・核問題研究所長) 104
原爆投下を正当化する「神話」と闘う
オリバー・ストーン(映画監督) 107
4 広島訪問、前夜 109
最大の試金石/リトマス試験紙/大統領が来ることを願っている/はじめの一歩/日米両政府が訪問実現を意識/謝罪を求めない不思議/そして決断された/折り鶴の真実/日本はNPDIから念頭に/神経戦の調整/「できすぎ」だったケリー訪問/ようやく決まった被爆者との対話
  オバマ大統領への三つの注文
黒澤 満(大阪女学院大学大学院教授) 155
恨みや怒りは平和を創る原動力
平岡 敬(元広島市長) 158
5 被爆者の思い 163
広島の顔が「大歓迎」/アメリカ憎しの時代/未来志向の一歩/そこに暮らしがあった/少年少女の「墓場」/物言わぬ証人たち/大統領に書き続けた手紙/七万人の叫び聞いて/被爆米兵を追って/原爆被害に人種も国籍もない/憎むべきは戦争/長崎の被爆者も注視/九割が訪問を評価/もう時間がない/核廃絶が謝罪の証し/広島演説「七二点」/和解ムードに憤り/「謝罪」めぐる葛藤
もう一つの「歴史認識問題」
成田龍一(日本女子大学教授) 210
エピローグ 核兵器なき世界への遠い道のり 副島英樹(核と人類取材センター) 215
道徳的な目覚め/厳しい現実/米国とロシア/無用な存在/それでもめざす
あとがき 23
執筆者一覧 235
二〇一六年五月二七日に広島でオバマ米大統領の訪問を取材した記者たち 237
資料編
オバマ大統領の広島演説〔全文訳〕 i
オバマ大統領の広島演説(原文) ⅶ
オバマ米大統領、書面インタビュー xiii

ヒロシマ・ナガサキの証言’86秋(第20号)

『ヒロシマ・ナガサキの証言’86秋(第20号)』(鎌田定夫、庄野直美編、広島・長崎の証言の会刊、19861110)

内容

著者 タイトル 備考
巻頭詩 未来の子供達へ 白石勝典
グラフ 四十一年目の広島・長崎 伊藤孝司ほか
通信 本間美智子/神崎きよし/石川逸子/杉山秀夫/浜田政昭/江口保/児玉哲郎ほか8

特集 I/世界平和構築への条件-広島・長崎からのレポート
’86平和サミット・イン・ヒロシマ
今こそ平和への巨大な大衆運動を ライナス・ポーリング 16
核実験停止・非核化・全面廃棄へ ドロシー・ホッジキン 19
人類のため平和と人権・正義を デズモンド・ツツ 22

世界平和とナガサキの役割-ナガサキシンポジウム
〔基調講演〕
世界平和と日本 飯島宗一 26
「人間的思考」を生活の基底に 矢野暢 29
国家というものに解毒剤を 国広正雄 30
長崎市民としての私の責任 秋月辰一郎 32
被爆体験を精神的遺産として 片岡千鶴子 32

ピース・ボート’86-反核平和の船旅レポート-
アジア・太平洋の現実に灼かれて 尾形憲 34
ベラウでの出会い-非核宣言の島訪問記 林郁 38

平和宣言(広島市・長崎市)42

座談会 四十一年目の夏-ナガサキから
-長崎被災協・日本被団協創立三十周年と’86原水禁大会をめぐって
池田清一
内田 伯
谷口稜曄
築城昭平
浜崎 均
山口仙二
山口美代子
山田拓民ほか 44

ルポ 核戦艦ニュージャージーの佐世保入港
日本を核戦場にするな! 長崎の証言編集部 52
ヨーロッパ人の目で見た日本の平和行進
ドウッティ・I・アイラース 57

特集 Ⅱ/核廃絶へ-今日の争点
核戦艦佐世保入港の意味するもの  前田哲男 60
SDIで核廃絶は可能か-レーガンと中曽根氏へ 安斎育郎 66
原爆犯罪と国家機密 椎名麻紗枝 72
十五年戦争をどう総括するか
-藤尾・中曽根氏の論理をめぐって 犬丸義一 78
核兵器廃絶と原爆被害者援護法 田中熙巳 84

証言
この悲しみ、怒りをどこに 田吉チエ 90
地獄の中を歩いた記憶 川口千代 96
語り部としての再出発 吉田勝二 102
今こそ真実を子どもたちに 田町小夜子 106
この世の中いやじゃ 白鳳鶴 109
原爆はつらいことばっかり 朴永分 112
日本で生まれて 崔月先 113

【平和教育実践記録】
ナガサキ-人との出会い
-大阪・松原第四中学校の修学旅行 三田宣充 114
名古屋大空襲六・九展
-中京高校郷土研究同好会 正田宣宏 120

文芸〈エッセイ〉二つの顔 山田かん 124
「日影行」抄
割烹旅館
記恨館
長崎は今日も雨だった
小思/訳・瀬戸宏 126
棘は刺さったまま
-竹中鈴の遺品ノート 秋月辰一郎 132
〈詩〉戦後生まれ 浦一俊 135
反核・平和の歌 歌の実短歌会 136

書評
『手よ語れ』(高野栄次)
『ロスアラマスからヒロシマへ』(宮原千佳子)138
『真珠と桜』『ナガサキから子供たちへ』(編集部)139
『石田忠・反原爆論集I・II』(鎌田定夫)140
『木は生きかえった』(広木澄子)141

広場/ひろば
ナガサキ平和の母子像 鎌田信子142

編集後記 144

ヒロシマ・ナガサキの証言’86夏(第19号)

『ヒロシマ・ナガサキの証言’86夏(第19号)』(鎌田定夫、庄野直美編、広島・長崎の証言の会刊、19860820)

内容

著者 タイトル 備考
子どもの詩 原爆・戦争やめろ 神原徳子
グラビア 中国とヒロシマと-中国への旅
会員・読者通信/近況報告 6
反核・平和/海外からのたより 10特集/戦争・加害・原爆-中国への旅
ヒロシマ・ナガサキと中国 今堀誠二 16
中国の原爆観とヒロシマ
-反核平を“語り合う”旅から帰って 小林文男 20
忘れられないこと 中村義明 27
詩の国・陸の国 西尾禎郎 32
広島市民平和友好訪中団/日誌 安東善博 36
証言-南京大虐殺/重慶爆撃
陳徳貴
李秀英
周本歳
■国斌 40緊急アピール
在韓被爆者「渡日治療」の糸を断ち切るな 柴田章子 44
「被害者」になる前に「加害者」だった 織井青吾
同胞よ希望を捨ててはならない 姜文熙
韓国で「ヒロシマ」に逢って 沼田鈴子
指紋押捺拒否者の立場から 李相鎬
「からすの絵」に寄せて 李仁夏
私の三つの祈り 広田松子
「軍都広島」を忘れまい 渡辺正治
恥の上塗りはするまい 酒井政恵
神話からの脱却 伊藤孝

証言  ヒロシマ・ナガサキそして-41年目の証言
「原爆」のわからん韓国で-在韓被爆者の証言
証言・李貞秀
記録・柴田章子 52
広島再訪の元中国人留学生
-初慶芝さんに聞く 記録・加藤礼子 56
安佐地域(広島)の被爆者群像
広島医療生協原爆被害者の会事務局 59
「三十四年目の失踪宣言」
たぐり寄せられた糸(1)松添博 66
三十四年目の決意(2)松田四郎 68
あの少年の涙(3)糸山敏子 70

21世紀への希望として注目 児玉克哉 74
直接被爆と低レベル放射能を廃す ロザリー・バーテル 79
(翻訳)平和のためのヒロシマ通訳者グループ
記録/ソ連の原子力発電所事故
広島の証言の会・編集委員会 100
ドキュメント・シナリオ「天が燃えたとき」 土屋清 106
創作童話
一枚の硬貨 梅原賢二/作・絵 110

ひろば
ネバーアゲインキャンペーンをご存知ですか 北浦葉子 88
沖縄とヒロシマ 塚本弥生 90
アジア民衆環境会議に参加して 一色有喜・柴田和広 92
平和版画プロジェクト 安斎育郎 94
メノナイトと呼ばれる人びとに 立花志瑞雄 96
長崎からのレポート 鎌田定夫 98
表紙/作品について 高藤しげる 65

編集後記 128
備考

ヒロシマ・ナガサキの証言’86冬(第17号)

『ヒロシマ・ナガサキの証言’86冬(第17号)』(秋月辰一郎、庄野直美編、広島・長崎の証言の会刊、19860210)

内容

著者 タイトル 備考
’86年わたしの 年賀状/会員・読者通信 8
反核・平和
海外からのたより-世界は平和式典をどう開いたか(特集版)11座談会
被爆四十年代へ -ヒロシマ・ナガサキの視点-
山田浩・鎌田定夫・安東善博・若林節美・西尾禎郎・庄野直美 20

特集/被爆四十一年にむけて-各地の現状から
IWAKUNI(岩国)そしてHIROSHIMA(広島)南正純 32
核も基地もない呉港を 湯浅一郎 36
神奈川の非核県宣言運動のとりくみ 青柳精三 40
被爆者援護法-国会審議の現状 清水文裕 44
ヒバクシャの連帯-広島フォーラムを傍聴して 春名幹男 48
悪の遺産-核燃料ミサイクルをたちきれ 木原省治 52

緊急レポート 在韓被爆者渡日治療うちきりの危機 北村雄之 56

平和教育シリーズ
教科書を開いてみよう
-’86年改訂で「核と平和」はどう記述されたか・小六社会科の場合 植野浩 80
高校生の原水禁・平和意識
-十五年間の調査結果から・その課題 森下弘 84
『原爆の被害』に対する学生の反応
-神戸大学・総合科目「原子力と人間」レポートから 御堂義之 88

証言 ヒロシマ・ナガサキ41年
再び海峡を越えて
-ある韓国人被爆者の証言 記録・柴田章子/撮影・村田睦 60
遺された時間を安心させて
-ある被爆者 大倉和子さんの死 若林節美 65
二人のいとし児を奪われて 田中キヲ/記録・鎌田信子 71
五人の家族を亡くして 竹平宗平/記録・内村公義 76

わたしの反核・平和/父と子と
子どもらの明日に確かな平和を 山本敏雄 94
資料/’85反核
-原爆文献(単行本)一覧 被爆40年をよむ会 110
創作童話
クレヨンあげるから 山本玲子・作/小林久哉・絵 128

ひろば
ヒロシマ原爆の生き残りとして世界へ 米田進 98
フィリピンへの旅から 桜井醇児 102
IPPNWのノーベル平和賞受賞に拍手 児玉克哉 104
レクイエム’85 -母への鎮魂歌として画いた絵 宮田君造 107
長崎からの通信’85/秋・冬 鎌田信子 108
子供の詩 原爆の木 村田洋 1
グラビア 断章-広島平和公園の新春 池上利秋 4
表紙・目次/作品について 河渕弘 19
本文カット/吉野 誠

編集後記 144
備考

ヒロシマ・ナガサキの証言’85夏(第15号)

『ヒロシマ・ナガサキの証言’85夏(第15号)』(秋月辰一郎、庄野直美編、広島・長崎の証言の会刊、19850820)

内容

著者 タイトル 備考
子供の詩 原爆ドーム 矢野広美
グラビア 韓国の被爆者 伊藤孝司
会員・読者通信 6
反核・平和/海外からのたより 8特集 1/新しい証言運動をめざして
-ヒロシマ ナガサキの証言交流集会
新しい「証言運動」を-
開会のあいさつから 秋月辰一郎 15
わたしが証言していること 坂本キミ子 17
被爆者の「悲惨」について 文沢隆一 21
原爆被爆の「証言」
-その広がりをめざして 広島の証言の会編集委員会 26
戦後四十年の総点検 舟橋喜恵 32
生き残るための証言に 古浦千穂子 34
語り部運動をさらに大きく 花山典子 36
戦争・原爆体験の活性化のために 栗原貞子 38

特集 2/在韓被爆者40年目の証言と告発
-日韓被爆者・市民の連帯を求めて
在韓被爆者の実情と日韓連帯の可能性 鎌田定夫 40
四十年目の在韓被爆者を訪ねて
-ソウル・平沢・大邱 大内要三 46
韓国被爆者との連帯を求めて
-大邱・陝川・釜山 柴田章子 53
在韓被爆者の医療と救護運動の今後 井下春子 58
償いと連帯を求めて 下平作江 64
反核・平和のためにも救護の手を 沼田鈴子 65
真の“日韓親善”への道 松尾松良 66
韓国の側から日本を見直す 伊藤孝司 67
被爆二世、報道人として 筬島成之 67
私の中の在官被爆者 柴田章子 68
平和・自立・統一こそ悲願 柳樹重 68
百時間の韓国旅行から 大内要三 69
被爆者訪問活動「出会い」と「訪問」
-活動をはじめた田中君の場合 杉山精一 88

証言
家族六人の骨片を罐カラに入れて納骨 吉沢純一
/記録・田中憲助 70
生きることへの証言
-若い世代に託す 片山文枝/記録・柴田和広 77
原爆がにくい(絵と文)原広司 83

アジアから
反核にたつ中国 伊藤成彦 92
サイパンからの報告
-“核・太平洋”の企みがここまで進んでいる 清水靖子 96
ある被爆者の心の軌跡
-フィリピンの旅をして 久保美津子 101

わたしの反核・平和/母と子と
「百番目のヒト」になろう
-母と私と子の三代いっしょで 浜岡和子 106
創作童話
焼けた熱い水 藤元知衣・作/伊藤美恵・絵 122

ひろば
沖縄一フィート運動
-その歩みと課題 我謝幸男 110
国家地球から住民地球へ
-第二回非核自治体国際会議に参加して 山田機平 112
ヒロシマの記録を世界へ
-コスモス・キャンペーンにご参加を 柴田郁子 113
無理なくゆっくりしなやかに
-私たちはHIPです 中川緑 115
北欧の平和研究所めぐり 児玉克哉 116
日蘭のつどい
-R・シェーファー氏らを迎えて 鎌田信子 119
ヒロシマ案内センター設置のお知らせ
ヒロシマ・ナガサキ平和基金 135
長崎の証言の会ご案内 120
広島の証言の会ごト内 121
表紙版画/吉野 誠・「ヒロシマの春」
目次・扉・本文カット(版画)/吉野誠

編集後記 136

ヒロシマ・ナガサキの証言’85冬(第13号)

『ヒロシマ・ナガサキの証言’85冬(第13号)』(秋月辰一郎、庄野直美編、広島・長崎の証言の会刊、19850220)

内容

著者 タイトル 備考
子供の詩 君は聞いたか 住田洋一 1
グラビア もう一つのヒバクシャ・中村梧郎 4
わたしの年賀状・ヒロシマ・ナガサキ紀元40年 6
反核・平和/海外からのたより
「南北ネットワーク」広島グループ 10

特集 1/ヒロシマ・ナガサキ被爆四十周年-その意味
原爆被爆四十周年への提言 今堀誠二 14
ヒロシマ・ナガサキを問い続けることの意味
広島の証言の会編集委員会 21

特集 2/被爆四十年と非核宣言運動
非核自治体運動の現在 西田勝 24
私たちの「非核宣言」自治体研究
広島・安田女子高校社会科学研究部 30
資料1 安田女子高校社研部が調査した一七一非核宣言自治体と回答分析 37
資料2 三〇四非核・平和宣言自治体一覧表と地図 42
吹雪の中で、もう一枚
-岩見沢「非核宣言の家」のとりくみ 飛塚優 45
高知の空襲展から非核宣言まで 梅原憲作 47
もうひとつのヒバクシャ
-ベトナム枯葉作戦のその後 中村梧郎 90
「後ろ向き」を超えて
-『最後の子どもたち』の訳者、高田ゆみ子さんに聞く 宮地明男 112
証言を問う
風化と継承
-広島の農婦たちの証言採集から考える 神田亀夫 50
被爆体験の継承
-その意味を考えるパネルより 舟橋喜恵 54

証言 ヒロシマ・ナガサキ40年
燃えて生きる語り草 土井久男 58
いま、またあの道を歩いてはいないだろうか 三岳寛之 62
七十六歳で平和行進参加の記 小倉じゅん 66
原爆被爆者と失対事業
-切りすては許されない 前保美枝子 70
ヒロシマの記録を残すために 松田豪 73

被爆朝鮮・韓国人の証言 写真・伊藤孝司/記録・鎌田定夫
ヒロシマの地獄の中から 辛泳洙 80
広島の牢獄から逃れて 姜寿元 82
肉親の眠る原子野に今も 姜文熙 83
誰がために今もなお 韓国人被爆三菱徴用者有志 84
消えた同胞たちの復権を求めて 蘆長寿 85
戦争いうもんはしちゃいけん 宋年順 86
息子たちや娘を奪われて 金命令 87
四十年ぶりに生まれ故郷に 成洙南 88
もう原爆も戦争も絶対いや! 金福連 88

わたしの反核・平和/父と子と
平和への提言/ヨーロッパで感じたこと
(父)岡田龍一(子)岡田由美 94
創作童話
地に咲き匂う 竹田まゆみ・作/森武子・絵 120

ひろば
核生存者会議に参加して 小松勝秀 100
アメリカにも原爆病院を 据石和 102
カナダ、ウラン鉱のヒバクシャ 三重野佳子 103
広島・太平洋市民連帯の会 西尾禎郎 104
ふれあいのあるヒロシマ案内を! 尾方範子 106
平和を築く文化のひろば 坪山和聖 108
84秋から冬へ-長崎からの通信 鎌田信子 110

図書・資料紹介
原爆被災資料総目録第四集=占領期文献の発刊(内田恵美子)
「長崎・詩と詩人たち」を読んで(栗原貞子)
表紙絵/四国五郎・「鳩笛と少女」 43
目次カット/伊藤博之 本文カット/西尾禎郎

編集後記 136
備考

ヒロシマ・ナガサキの証言’84冬(第9号)

『ヒロシマ・ナガサキの証言’84冬(第9号)』(秋月辰一郎、庄野直美編・刊、19840220)

内容

著者 タイトル 備考
目次 子供の詩●夜のくすの木 大橋睦典 1
グラビア●残そう-原爆遺跡を! 4
会員・読者通信
反核・平和
海外からたより 「南北ネットワーク」広島グループ 10

●特集1
ヨーロッパの反核運動はいま
西欧五ヵ国の反核政治地図 北西充 18

●特集2
反核ヨーロッパとヒロシマ・ナガサキ
私の西ドイツ反核運動への旅-ヒロシマから訴えたことと考えたこと 李実根 26
悲しみの日は抵抗の日へ-欧州反核語り部の旅から 宮崎安男 32
ヨーロッパにもえる反核の炎-西ドイツを中心に被爆の実相を語る 下平作江 38
ヨーロッパの女たちの反核運動-自由な発想と自発的な行動 畠山裕子 42

東南アジアの被爆者
38年ぶりにヒロシマ再訪-東南アジアの被爆者「平和の尊さ」かみしめる 編集部 72
南方特別留学生と原子爆弾被爆 江上芳郎 75
松尾あつゆき氏を悼む
「松尾あつゆき原爆句抄」を彫る 小崎侃 98

証言 その日・そして生きてきた
こどもたちへの証言を生きがいに-山岡美智子さんの生きてきた道と今- 若林節美 48
半殺しみたいに苦しんで 後田マツエ 57
学徒動員中被爆す 吉富安美 60
炎の記憶をたどりて-八月九日とその後- 田川キサ 62
アメリカ本土とハワイ被爆者の環境の相違
平野泉氏(在米被爆者協会ハワイ支部長)に聞く 蔵田和子 67
沈黙していたハワイの被爆者たち 栗原貞子 70
原水爆禁止運動のルーツ
あるただの市民の遺稿集に寄せて 楠木徳男 100
私の反核
母と子と絵本づくりのなかで-おとながしっかりせんかったけえと言われないために 村橋こまち 104
創作童話
青マントのおしろ さわいみちこ・作 小林久哉・絵 122

ひろば
ストックホルム国際平和研究所を訪ねて 福本啓孝 108
市民の募金ですすむ在米被爆者“里帰り治療” 槇 繁 110
在韓日学者が問う平和日本の良心 河村虎太郎 112
ハーバード・スッサン監督
三八年ぶりの広島・長崎への旅 永井秀明 114
軍拡とテクノのはざまで-サセボは今… 川原紀美雄 115

北海道だより
ヒロシマの事実を 飛塚優 118
長崎からの通信’83/秋・冬 長崎の証言の会 120

本のさんぽ 大原三八雄 134
なにでしょう?人類の生存にかかわるグラフです 25
表紙絵/柿手春三「元安川の鎮魂」
目次・本文カット/上田忍・四国五郎 65頁)

編集後記 136
備考

ヒロシマ・ナガサキの証言’84夏(第11号)

4『ヒロシマ・ナガサキの証言’84夏(第11号)』(秋月辰一郎、庄野直美編・刊、19840820)

内容

著者 タイトル 備考
目次 子供の詩 またか! 山本雅博 1 グラビア ヨーロッパの反核ポスター 4
会員・読者通信・トマホーク私の一言 6
反核・平和/海外からのたより 「南北ネットワーク」広島グループ 10 

特集1/反核トマホークとヒロシマ・ナガサキ
被爆者はトマホークを許さない 山口仙二 16
トマホークへの被爆者の恐れと怒り
-日本被団協「はがき三人署名」運動から 吉田一人 22
核も基地もないアジア・太平洋国際会議ヨコスカ 栗原貞子 27

特集2/核を拒否するヨーロッパのうねり
オランダ反核運動の勝利 丸山幹正 32
イギリス反核のイースター平和行脚 サーロー・節子 36
カナダ・ウラン採掘の現状と反対運動 デイビィド・ギャリック 39
写真構成 太平洋の被ばく者は今 島田興生 42

証言インタビュー・宇都宮徳馬氏に聞く
今こそ核軍縮・非核・援護法を-「核軍縮を求める二十二人委員会」をめぐって 64
「ザ・ディ・アフター」と在米被爆者-道は遠くとも 据石和 70

小さな町の非核宣言と住民運動
非核宣言-小さな町の町長は訴える 山田機平 74
町民の創意で反核・平和を
-広島県安芸郡「府中町平和のためのつどい」活動 長崎広次 78

証言 39年目のヒロシマ・ナガサキ
原爆で人生を狂わされて 金田郁子 50
一度は死を考えた私が語り部に-
青春をまきこんだ戦争・原爆 藤本益正 54
折鶴の小旗を遺して
-今は亡き久保津多江さんのこと- 高木静子 57
夫と息子を原爆に奪われて
語り・今田コト/聞き手・栗原貞子 61

反核・証言/ビデオと映画
「ヒロシマから子どもたちへ」-平和教育ビデオシリーズ全3巻の普及を 空辰男 104
「生きるための証言/いまヒロシマから」
-被爆者の四十年目の証言を映画化 田辺昭太郎 108

わたしたちの反核/母と子と
平和よりよき生活のために
-お母さんと子どもたちでヒロシマの心を訪ねる 坂 ちや子 84
創作童話
遺されたビー玉 三浦精子・作/小林久哉・絵 112

ひろば
平和キャラバン九州をまわる 萩原繁和 88
毒ガス棄民-広島写真展を終えて 木原省治 90
広島草の根ひろば-ヒロシマ市民のこよみ 山田順二 92
西成高校生と被爆者と-「ヒロシマを語る会」の結成 望月久 94
核トマホークくるな-大阪・大展示会 木村良夫 96
平和のためのボランティア講座開く 江崎須賀子 98
国際ペン大会を終えて 河村盛明 99
福田須磨子没後10周年の集い 鎌田信子 102
東京・広島で「証言」交流会 103
湯崎さんを悼む 庄野直美 128
表紙絵/新見三香(三次市塩町中学校)
目次カット/西尾禎郎

編集後記 132

 

ヒロシマ・ナガサキの証言’83夏(第7号)

『ヒロシマ・ナガサキの証言’83夏(第7号)』(秋月辰一郎、庄野直美編・刊、19830820)

内容

著者 タイトル 備考
目次 子供の詩●せんそうはいやなのに かみおけいこ 1

反核・平和/海外からのたより
ヒロシマの日-アメリカから 8
日米の軍事化-アメリカから 8
良心的兵役拒否者として-ドイツから 9

情報・手紙を下さい
ただいま失業中 9
CNDの一員です 10
私の町の若メのために 10
十七歳の女の子です 11
広島の人と文通を 11

海外の機関誌より
原子力未亡人会議 11
生命のための運動 12
英国海軍の宣伝活動 12
女と戦争 12

特集・反核・平和/世界のうごき
「美しい島の勇気ある人たち」-非核太平洋をめざすベウラ共和国 西尾禎郎 14
燃え上がるヨーロッパ・反核の炎-END大会に参加して 平野妙子 22
「ニュールンベルグ反核国際法廷」に参加して 小倉桂子 26
太平洋非核化への連帯を ヴェイン・ロビンソン 30
アメリカは今 メアリー・マクミラン 32
フランスの反核運動と平和教育 ジャン・J・レヒト 36

特集・反核・平和/国内のうごき
ヒロシマ・ナガサキ平和基金構想 槇 緊 40
アジア文学者ヒロシマ会議開催 栗原貞子 43
「アジア文学者ヒロシマ会議」趣意書 44/アジア文学者会議への提言・朴壽南 44
はじまった軍縮教育への提言 槇 繁 48
今日の状況に向けて 伊藤成彦 50
破滅のあとの魂の記録 中野孝次 50

反核・平和/文化のうごき
アニメーション映画『はだしのゲン』にかける 中沢啓治 52
語り伝えたい、怒りの心-人形アニメ映画『おこりじぞう』によせて 板谷紀之 53
人間への愛情にみちた「ヒロシマ平和美術展」 柿手春三 55
苦悩する表現の日々-やきものの面つくり 北一明 58
ノーモア・ヒロシマ・コンサート-広島原爆の音楽を演奏しつづけ 矢沢寛 64
反核船民衆号の出帆へむけて-一人芝居「海よ母よ子どもらよ」砂田明 68
広島の青春群像劇-峠三吉没後三十年記念『河』を上演 原洋子 70
わが家の反核/母と子とかけがえのない平和のために 本間美智子 110

証言
再び被爆者をつくらないために
般若面に怒りを託して 前寺シズエ 72
ああ劫火-八月六日とその前後 大野淳一 76
奈落の底からはい出て-長崎から東京へ、そして今 福島勝男
死の淵に噴きでる怒り-妻子四人を原爆に奪われた父の死 山田拓民 93
私とわが家の原爆受難 宗任復 101
死線をさま い続けて-在韓被爆者・李順玉さんのばあい 豊永恵三郎 106
図書紹介
被爆者援護法のはなし 116
天よりの声-ひろしま被爆二年目の手記 117
ひろば
一個の小包 松原美代子 118
リュックかついで 木原省治 119
ヒロシマ・ナガサキを「南」へ「南」の身近な声を「北」 佐藤元彦 120
今こそ急がれる証言 鈴川博志 121
花幻忌-原民喜を偲ぶ 文沢隆一 122
映画会と私たち 萩原 稔 123
私とヒロシマと「草の根」を結んで 田辺昭太郎 124
長崎からの通信 鎌田信子 125
会員・読者からの通信 6

編集後記 127

 

戦後社会運動史論3

『戦後社会運動史論3 軍事大国化と新自由主義の時代の社会運動』(広川禎秀、山田敬男編、大月書店、20181214)

内容

方法と課題
1 戦後日本の社会運動と新しい市民運動成立の意義-その方法的探究と課題-(広川禎秀)
はじめに
1 戦後社会運動史の時期区分
2 高度成長期の社会運動
(1) 60年安保闘争の歴史的意義 19
(2) 革新自治体運動の歴史的意義 23
(3) 「市民」の成長に関する探究 25
3 軍事大国化と新自由主義の時代の社会運動 28
(1) 1980~90年代の社会運動 28
(2) 今日の社会運動と今後の課題 33
おわりに 41
2 社会運動・労働運動再生の歴史過程と課題-労働運動と市民運動との関連から(山田敬男)
はじめに

1 社会運動をめぐる逆流と新しい可能性47
(1) この間の社会運動の時期区分    47
2 日本における「多数者革命」路線の探求とその進展 66
(1) 従来型の「マルクスーレーニン主義」からの根本的脱却 66
(2) 探求の過程 67
3 社会運動、労働運動の再生に向けて 77
(1) 社会運動の現在を考える 77
(2) 労働組合運動のイニシアチブが求められている 78

3 市民運動論再考―べ平連からSEALDsまで
はじめに (上野輝将)
1 「声なき声の会」からべ平連ヘーーー市民運動の流れ― 87
2 べ平連、その内在的矛盾をめぐって 91
1べ平連の結成 91
2べ平連の内在的矛盾 92
3 べ平連は市民運動をつらぬけたか
1べ平連の「変質」と「自己評価」について
2研究者のべ平連評価をめぐって
むすびにかえて―べ平連を超えて-九条の会、首都圏反原発連合、シールズ
諸分野の社会運動
4 1990年代労資抗争の一焦点-丸子警報器労組と臨時女子従業員差別撤廃訴訟の社会史的研究-(三輪泰史)
 はじめに
一 丸子警報器のワンマン経営と従業員組合 117
二 従業員組合から労働組合へ

1 変化の予兆 119
2 1972年春の役員改選 121
3 労組への脱皮と1974春闘 123
三 指導者たちの生い立ち 128
四 緊張と均衡の労資関係―1974~1989-
五 労資対抗の新段階
1 JMIU加盟と臨時女子従業員の組織化
2 長野県地労委・不当労働行為救済申し立て事件
六 職場と地域の人間関係 139
七 裁判闘争の経緯と意義 142
おわりに 147

5 「介護の社会化」と新たな市民社会をめざす女性市民運動の成長―1980~90年代の大阪の運動を事例として(大森実)
 はじめに
1 研究状況①―「近代家族」の転機と新自由主義的改革
2 研究状況②―市民運動と介護保険法   y
3 「高齢社会をよくする女性の会」の成り立ち

二 「介護の社会化」を求めた大阪の女性たち
I OFAから「あしたば」へ
2 「豊中市民の会」169
むすびにかえて 171

6  地域に根ざし世界と結ぶ女性運動―国際婦人年大阪の会を中心に―(石月静恵)
 はじめに 178
一 国際婦人年大阪の会の結成と活動 179
1 国際婦人年大阪の会の結成 179
2 国際婦人年大阪の会の活動 18!

二 国際婦人年大阪の会の出版活動
I 大阪の女性の状況を点検する―『草の根女性白書』
2 大阪の女性運動の歩みを描く―『聞き取り 大阪の今を築いた女性たち』
三 大阪の女性運動をつなぐ 194
1 均等法実践ネットワーク講座 194
2 「住友裁判」とワーキングーウィメンズーネットワーク(WWN)の結成 y
おわりに―世界と結ぶ女性運動 197

7 地域からの「脱原発」―三重県「芦浜原発」設置計画をめぐる
対抗から―  (西尾泰広)
はじめに
一 芦浜原発」計画の再起動と古和浦漁協をめぐる攻防(1)「芦浜原発」設置計画の再起動と反対運動の展開 206
(2) 古和浦漁協をめぐる攻防と逆転へ 214
二 町民運動・県民運動の展開と終結 218
(1) 佳民の主体的な運動の展開-「町民運動」へ 218
(2) 町政・町議会と住民自治の発展 219
(3) 「県民署名」1995~96年)と「芦浜原発」計画の終結(2000年) 222
三 まとめにかえて 223
8 沖縄・島ぐるみ運動の復活―「1995年」はどう準備されたか   (櫻澤誠)
はじめに 231
一 県民総決起大会への過程 233
1 事件発生から県議会決議まで(9月4日~19日)233
2 代理署名拒否表明まで(9月20日~28日)
3 大会実行委員会の発足まで(9月29日~10月12日) 239
4 県民総決起大会当日まで(10月13日~21日) 244
二 歴史的前提 247
1 冷戦終結後の「平和の配当」に対する期待と失望 247
2 沖縄における保革の融解 248
3 県民世論高揚と沖縄県民総決起大会実現への原動力
4 保守系政財界の動向 29
おわりに
9 地域におけるイラク反戦運動-和泉市民ピースウォークー  (森下徹)
 はじめに
和泉市民ピースウォークの結成と主な活動 260
和泉市民ピースウォークに見る市民的共同・連帯と超党派のとりくみ 266
むすびにかえて ピースウォークの経験をつなぐ 278
あとがき 282
あとがき(広川禎秀・山田敬男

戦後社会運動史論2 高度成長期を中心に

『戦後社会運動史論2 高度成長期を中心に』(広川禎秀、山田敬男編、広川禎秀、山田敬男編、大月書店、20120312)

内容

I 高度成長期の社会運動史の中心課題
1 高度成長期の社会運動史の方法と課題 広川禎秀…3
はじめに 12
一 戦後社会運動史の視点・方法 16
1.戦後社会運動史の前進―2つの研究について 16
2.戦後史の時期区分論の論点をめぐって 22
3.「生存」と「生存権」の視点について 24
4.社会の民主主義的熟成の把握の視点
―上原専祿の歴史認識の方法を中心に 28
5.部落問題研究と地域の民主主義的熟成の問題 34
二 高度成長期の社会運動史の具体的研究運動課題 37
1.安保・沖縄問題と社会運動 38
2.高度成長期の労働運動 39
3.革新自治体と地域変革の問題 42
4.社会運動の長期的「持久戦」への転換の問題 45
おわりに 47
2 60年安保闘争史研究の意義と課題―研究史を中心に 上野輝将…51
はじめに 51
一 「同時代史」としての安保闘争 53
1.主要文献 53
2.体験と記録 54
3.中央と地方(地域)、そして沖縄 55
4.安保体制と安保闘争 58
二 「歴史化」された安保闘争 61
1.主要文献 61
2.「同時代史」への批判 62
3.安保体制と安保闘争 65
4.安保闘争と沖縄の復帰運動 68
5.「地域」としての安保闘争 71
三 「歴史」としての安保闘争 73
1.主要文献 74
2.安保体制と安保闘争、そして沖縄問題 74
3.新しい研究動向 77
むすびにかえて 84
3 高度成長期の労働組合運動の社会的意味 山田敬男…87
はじめに―運動分析の視点 87
一 右翼的潮流の台頭とその矛盾 89
1.鉄鋼労連の変質 89
2.右翼的潮流の新しい段階 91
3.第1次労働戦線の右翼的再編の運動とその挫折 93
二 労働組合運動の新しい展開 95
1.医療の場合 96
2.自治体の場合 98
3.教育の場合 100
4.国労の場合 103
三 国民春闘の社会的意味 105
1.国民春闘の可能性 105
2.国民春闘への発展 107
四 国民春闘の変質とスト権ストの挫折 109
1.国民春闘の変質 109
2. スト権ストの挫折 111
3.国労の「民主的規制」方針の挫折 113
おわりに 114
4 「革新自治体」論の課題について 大森実…18
はじめに 118
一 革新自治体の定義から―「革新自治体の時代」論 120
二 運動における繋がり、または連続面のこと 125
三 地域構造に即して「住民自治」の諸相を考察する 132
II 高度成長期における社会運動の展開
1 1960年代前半における地域共闘の展開
―和泉市山手中「学テ闘争」を中心に 森下徹…142
はじめに―問題意識と課題 142
一 学テ闘争の背景 144
1.八坂町の社会構造と山手中学校 145
2.和泉市への合併と中学校問題 150
3.和泉における勤評闘争・安保闘争 153
二 学テ闘争と地域共闘の展開 158
三 あたらしい地域社会建設の模索 166
おわりに 170
2 石川・宮森小ジェット機墜落事故に対する賠償問題の展開
―戦後沖縄における人権擁護運動の転機として 櫻澤誠…175
はじめに 175
一 事件直後 178
1.米軍 178
2.琉球政府、石川市 179
3.立法院 180
4.民間団体・メディア 181
5.本土側の反応 182
二 長期化する補償問題 184
1.補償問題の初動 184
2.被災者の不満増大と組織化 185
3.硬化する米軍と消極的な行政 187
三 補償問題の転換 189
1.新たな運動と強まる圧力 189
2.支援体制の強化 191
3.米軍の攻勢と新運動方針 193
四 解決過程 196
1.琉米協調による「解決」 196
2.アイク請願デモ 198
3.デモ後の圧力 200
4.本土への訴えと最終的解決 202
おわりに 204
3 空襲・戦災を記録する運動のはじまりに在ったもの
―横浜の空襲を記録する会の初期の活動から 福島在行…209
はじめに 209
1.空襲・戦災を記録する運動と近年の研究 209
2.問題関心と検討対象 211
一 横浜の空襲を記録する会の組織と初期活動 212
1.結成と初期活動の概略 212
2.横浜の会組織的特徴 214
二 記録するということ 215
三 空襲展という場から見えるもの 219
1.「横浜の空襲展」と「戦争と横浜市民」展 219
2.モノ・展示による「追体験」 221
3.空襲展から見える認識①出発点としての横浜空襲 223
4.空襲展から見える認識②「みな殺し戦争」の時代 226
5.空襲展と〈すれ違い〉 228
おわりに 230
4 1960年代の保育問題研究活動 石月静恵…239
はじめに 239
一 関西保育問題研究会の設立と活動 241
1.大阪における保育所づくり 241
2.関西保育問題研究会の設立 242
3.関西保問研の活動 244
二 全国保育問題研究集会の開催と継続 251
1.地域保問研の連携 251
2.「第1回全国保育問題研究集会」の開催 252
3.全国研究集会の継続 254
三 保育問題研究の理論家と役割 256
1.乳児保育の理論化 256
2.保育者の要求と組織化 259
むすびにかえて 262
5 大阪府夜学生演劇集団(府夜演)小史
―高度成長期学生文化運動の一断面 三輪泰史…267
はじめに 267
一 大阪府夜学生演劇集団の結成 269
1.結成の前提と背景 269
2.結成を主導した人たち 272
二 「昼働き、夜学ぶ勤労学生」の生活に根ざした演劇 277
1.府夜演に結集した人たち―はじめて知る世界 277
2.争議中の工場における長期合宿の体験 281
三 府夜演の拡大から衰退へ 284
1.内部の葛藤と構成員の多様化 284
2.その後の府夜演―再定義・再建の働き 289
おわりに 294
あとがき 301

戦後社会運動史論―1950年代を中心に

『戦後社会運動史論―1950年代を中心に』(広川禎秀・山田敬男編、大月書店、20060120)

内容<作業中

1950年代の社会運動の歴史的位置
1 戦後社会運動史研究の方法と課題(広川禎秀)
 はじめに 12
一 全面講和運動と戦後日本の課題 14
二 戦後体験と歴史認識の問題 18
三 戦後社会運動史における一1950年代 22
四 人民闘争史と社会的政治史 27
2 戦後労働争議史研究の方法と課題―「戦後民主主義」と社会運動の視点から(上野輝将)
 はじめに 35
一 戦後労働争議史研究の方法と課題 37
1 争議主体の「社会的性格」論から争議全体の社会的性格論へ 37
2 「労資の対抗関係」論から日本資牛王義社会の全体像へ 40
二 「戦後民主主義」と労働運動・社会運動 43
1 「戦後民主主義」と労働運動 43
2 「戦後民主主義」と社会運動 47
三 「戦後民主主義」と「一九百〇年代」論 50
おわりに-課題と展望 54
3 総評の結成と左転換-戦後民主主義の担い手への道(山田敬男)59
I 1950年代前半の時代的意味と労働組合運動 59

1 1950年代前半の時代的意味
2 総評運動をみるうえでのいくつかの前提
3 労働組合運動史研究の方法に関わる問題

二 総評の結成と民同派の性格 64
1 「民主化運動」と総評結成 64
2 「民主化運動」の特徴と総評結成の要因 66
3 民同派の複合的な性格 68

三 講話問題と左転換の開始 69
1 総評第2回大会 69
2 国労の左転換
3 平和推進国民会議 72

四 破防法ストと左転換の推進 73
1 五回にわたる政治スト 73
2 戦後型国民運動の登場
3 労働者同志会と左転換の推進 76に
4 総評第三回大会 78
おわりに 79

一九五〇年代における社会運動の展開
1 全面講和の論理と運動―日本平和推進国民会議を中心に(森下 徹)
はじめに 84
一 全面講和愛国運動協議会の論理と運動 86
二 日本平和推進国民会議の結成 89
1 結成の経過 89
2 組織実態 92
3 平推会議と全愛協の関係 96
三 日本平和推進国民会議の運動 97
1 第一期=調印反対運動 97
2 第二期=批准反対運動 100
3 第三期=逆コース阻止の運動 101
四 平推会議の全面講和論 102
おわりに 107
 2 2 ストックホルムーアピール署名運動とその歴史的背景(吉田ふみお)
はじめに―Sアピールと原爆国際管理 114
一 [「人類の破滅」意識の登場-原子力をめぐる議論と国際管理問題 117
二 「人類の破滅」意識の広がりと朝鮮戦争 121
三 日本におけるSアピール署名運動の展開
四 前提としての原爆被害体験 126
おわりに 128
 3 「内灘闘争」と抵抗の〈声〉( 福島在行)
  はじめに 134
一 「内灘闘争」の経過 135
1 内灘問題の発生と砂丘地の一時使用
2 試射場再使用問題と政府の試射強行
3 中央諸団体の関与・支援
4 運動の長期化、そして終了へ
二 内灘村民の抵抗の《声》 141
1 「民主国家」「民主政治」 141
2 「生活権」 144
3 個人の経験と記憶が紡ぐもの 147
おわりに 150
 4 戦後平和運動の市民運動的形成―大阪の初期原水禁運動の担い手に着目して(大森実)
  はじめに
一 大阪の平和運動と「あけぼの会」
1 「あけぼの会」の結成 159
2 「あけぼの会」の活動 162
二 阿倍野区と「あけぼの会」 両
1 「小市民住宅地」の中の旧制大阪高等学枚-大阪大学南校 170
2 地域の中での「あけぼの会」主要メンバー 172
むすびにかえて 176
 5 1950年代のサークル運動と労働者意識( 三輪泰史)
 6  女性教員の要求と運動(石月静恵)
 7 初期『社会主義』と社会主義協会( 大野節子)
 終わりに
 あとがき

研究成果

戦後社会運動史論―1950年代を中心に 広川禎秀・山田敬男編 大月書店
<あとがき(抄)>「この研究会は、歴史科学協議会の1989年大会・犬丸義一報告の準備研究会をきっかけとして生まれ、1990年に名称を社会運動史研究会とし」
吉田ふみお「ストックホルム・アピール署名運動とその歴史的背景」
大森実「戦後平和運動の市民運動的形成」
戦後社会運動史論②―高度成長期を中心に 広川禎秀・山田敬男編 大月書店 201203
戦後社会運動史論③―軍事大国化と新自由主義の時代の社会運動 広川禎秀・山田敬男編 大月書店 20181214

 

アジアから考える

『アジアから考える―日本人が「アジアの世紀」を生きるために』(水羽信男編、有志社、20170330)

部章
はじめに(水羽信男)
総論 開かれたアジア論の深化のために―本書のねらいと構成(水羽信男)
1部 アジア認識の再構築のために―「外」からみる日本・アジア
1章 アフリカでビジネスと紛争にかかわる日本人たち-日本の現代小説にみるアフリカのイメ-ジ(大池貞知子)
2章 ラテンアメリカの植民地支配と独立の経験―植民地近代を考える(青木利夫)
3章 雑誌『島嶼邊縁』と一九九〇年代前半期台湾の文化論(三木直大)
4章 日本における「台湾」/台湾における「日本」(川口隆行)
5章 ライシャワ―のアジア認識と日本(布川弘)
6章 「放射能とともに生きる」―残留放射能問題と戦後の日米貝類貿易(西佳代)
2部 日本とアジアとの交流―「アジア」の実相・比較()
7章 中国の憲法制定事業と日本(金子肇)
8章 大正期東京の中国人留学生(水羽信男)
9章 竈神と毛沢東像―戦争・大衆動員・民間信仰(丸田孝志)
10章 和解への道―日中戦争の再検討(黄自進)
11章 アジアの中を移動する女性たち―結婚で日本に移住したフィリピンの女性たち(長坂格)
12章 近現代ベトナムへの日本人の関与(八尾隆生)
あとがき(水羽信男)

核と放射線の現代史―開発・被ばく・抵抗

『核と放射線の現代史―開発・被ばく・抵抗』(若尾祐司・木戸衛一編、昭和堂、20210311)

内容

まえがき
第一章 世界大戦期ドイツにおける戦場医学と放射線防護の発展(北村陽子)
はじめに
1X線の発見と医学への応用…………
2戦場医学でのX線の使用………………
3放射線防護の動き
4ドイツにおける放射線防護に関する規定
おわりに
第二章 ABCCの被爆者調査-治療と調査をめぐる攻防-(中尾麻伊香)
はじめに
1初期のABCC
2ABCC批判と非治療方針
3被爆者医療とABCC
おわりに
第三章 隠匿されたビキニ水爆実験被ばく者(高橋博子)
1マグロ調査打ち切りに対する米国務省・米大使館・米原子力委員会の関与
2隠匿された日米交渉関連文書
3日米政府間での政治決着
おわりに
第四章 ”乗り越えられなかった壁”一九五〇年代末~六〇年代初頭のソ連における放射線影響研究―(市川浩)
はじめに
1ソ連における放射線影響研究初期の展開
2放射線影響研究の抜本的強化をめざして
3西側の放射性影響研究との邂逅
むすび
第五章 フランスにおける初期の核燃料サイクルの歴史-使用済核燃料再生処理と高速増殖炉の蜜月時代-(小島智恵子)
はじめに
1フランスのウラン資源開発の歴史
2軍事目的のための再処理
3民生目的のための再処理
4高速増殖炉開発
むすび
第六章 英国の「周縁」オークニー諸島におけるウラン採掘抵抗運動―ローカリズムと越境的連携の模索と葛藤
はじめに
1ウラン探鉱計画と抵抗運動の開始
2ノー・ウラニウム運動の展開-連携と非連携の迷い
3EIP報告とスコットランド省の判断
4ローカリズムと環境をめぐる自決権
5ウラン採掘問題の長い影
おわりに
補論1 チェルノブイリ原発事故後のドイツとフィンランド(佐藤温子)
はじめに
1ドイツ
2フィンランド
おわりに
第七章 マンハッタン計画国立歴史公園における展示の現状―ハンフォード・サイト周辺地域の歴史を中心に―(川口悠子)
はじめに
1二つの戦争とはハンフオード・サイトーマンハッタン計画から冷戦まで
2「再び変貌する大地」-ハンフオード・サイトの汚染と除染 3展示の背景-ハンフオード・サイト周辺地域の歴史から
おわりに
第8章トリウム熔融塩炉開発の歴史と現在(和田喜彦)
はじめに
1アルビンーワインバーグのトリウム熔融塩炉川発の足跡
2アルビンーワインバーグの業績の再発見
3日本のトリウム熔融塩炉の原発の歴史と現在
4レアアース・スズ製錬の副産物としてのトリウム232
5トリウム熔融塩炉の評価
おわりに
第9章日本における核燃料物質「加工」事業の歴史的展開―東海村・住友金属鉱山・JCOの臨界事故(山本昭宏)
はじめに
1東海村の原子力開発とJCOの前史
2JCOの誕生から臨界事故まで
3JCO批判と低線量被爆ばくのリスク評価
おわりに
第10章「低線量長期被ばく都市・フクシマ」の十年-住民として研究者として暮らす-(後藤宮代)
はじめに―2020年3月、新型コロナウイルスで甦るる、放射能・「見えない恐怖」
1福島に原発10基が建設された背景
2「フクシマの声」はどのように形成されてきたのか
3フクシマの運動の特徴
4バック・フラッシュ
5放射性汚染水の海洋放出
おわりに
第11章 福島原発事故後の日本で起こったこと、これから世界で起こること―放射線の健康影響をめぐる科学論争と政治-(藤岡毅)
はじめに
120ミリシーベルト避難解除基準成立の経緯とその問題性
2「100ミリシーベルト以下安全論」は科学ではなく被害者切り捨てのイデオロギーである
3「科学の不確実性」を盾に被ばくの健康リスクを隠す専門家の論理の批判
4福島県の小児甲状腺がん多発の原因をめぐる論争
5結びに代えて―科学に基づく原発事故被害者のための政治を望みたい
補論2
住民の被ばく線量データを扱った論文の撤回(山内知也)
第12章 フクシマ核惨事とオーストリアの反原子力政治(若尾祐司)
はじめに
121世紀への世転転換期におけるオーストリアの政治と核問題
2フクシマ核惨事の衝撃と事実認識
3反原子力の戦略
4欧州脱原発政策の障害
5核兵器禁止条約の成立
おわりに
第13章気候変動の否認と原発ルネサンスの夢-ドイツ極右のエネルギー・プロパガンダー(木戸衛一)
はじめに―「フライデイズ・フォー・フュ―チャー」のインパクト―
1ドイツ人の環境・気候意識
2「気候ヒステリー」への反発
3AfDによる気候変動の否認
4原発回帰の追求
5「世界原子力遺産」無害化の試み
6「無知の傲慢」の拠り所
おわりに
補論3ドイツにおける医師の平和運動(竹本真希子)
はじめに
1ドイツの医師と「平和」
2反核運動の展開と核戦争防止国際医師会議(IPPNW)ドイツ支部
おわりに
座談会 核とコロナ
参加者
和田喜彦
高橋博子
山本昭宏司会
木戸衛一
あとがき
索引