現地ルポ 核の子どもたち―韓国人被爆者の二世達の現状― 

『現地ルポ 核の子どもたち―韓国人被爆者の二世達の現状―』(朴秀馥著、曺亨均訳、韓国教会女性連合会企画・制作、韓国キリスト教家庭生活社<韓国・ソウル>刊、19910730)

内容

日本語版発刊に際して 1997年7月 朴純金(韓国教会女性連合会 会長)4
発刊のことば 1986年3月 林正善(韓国教会女性連合会 会長)6
はしがき 1986年3月 李愚貞(韓国教会女性連合会 名誉会長)14
山鳩になって/黄義台さん22
一九七八年の夏/崔承弼さんのこと37
母さん、いっしょにいくわ/金淑姫さん53
脱出の果て/金叔姫さんのこと68
阿呆の国の王様になるまで/韓富相さんの一と79
廃屋にて/黄玉子さんのこと127
蒼い期待/李純女さんのこと141
翼なき空/仰書根さんのこと155
海辺にて/金容坤さんのこと169
僕、わからないよ/季紀泰さんのこと184
閉ざされた窓際で/呉敬文さんのこと201
意識の眠り/張舜哲さんのこと215
顔のない対話/朴信圭さんのこと233
真実はどこに/韓相順さんのこと243
父を待ちつつ/韓蘭伊さんのこと263
沈黙の花嫁/双美蘭さんのこと277
野菊のように/姜知順さんのこと287
黙契の待望/金沫蘭さんのこと298
心の健康/小文大さんのこと305
痛みの早瀬/車貞順さんのこと315
罠にかかった四十年/朴成元さんのこと327
あとがきにかえて 1986年正月 著者<朴秀馥> 342
訳者のことば 1986年7月 著者<曺亨均> 346

在韓被爆者の問いかけるもの 被爆45年目に「韓国被爆者慰霊訪日団」を迎えて

『在韓被爆者の問いかけるもの 被爆45年目に「韓国被爆者慰霊訪日団」を迎えて』(「韓国被爆者慰霊訪日団」を迎える全国連絡会編・刊、19900810)

内容

はじめに 1990年8月 笹本征男(「韓国被爆者慰霊訪日団」を迎える全国連絡会)
1 「訪日団」の得たもの、残したもの
’90・春韓国被爆者「訪日団」顛末控 在韓被爆者問題市民会議-その意義と残された課題- 中島竜美 8
謝罪と補償について 在韓被爆者問題市民会議代表 高木健一 20
安らいだ韓国人被爆者の余生を思う 日本被団協代表委員 伊東壯 30
在韓被爆者訪日団に思う 長崎市長 本島等 38
「韓国人原爆犠牲者慰霊碑」の本書編集部の平和公園内移設をめぐって 本書編集部 40
2 「訪日団」の想い
“加害者達に泣かされた話” 辛泳洙 50
太鼓の音ばかり騒々しくて実利なし 徐錫佑 51
こんなにも差別によって度外視されなければならないのか 具洪祚 57
今も、広島市長が差別するのですね! 愚貞先 60
四十五年ぶりに長崎の地を踏み感慨無量 梁永哲 62
一番残念なのは三菱広島機械工場のこと 金敏經 64
イラン地震救援に一五〇憶円、我々には四〇億円、なぜ? 李碩圖 66
一ケ月いくらでもよい、手当てをくれと叫ぶ人 金分順 69
毎日のように死んでいく被爆者、ひきつづき補償を要望 安永千 71
我々に医療器の商売でもしろというのか 車貞述 72
日本政府の意識がまず変わらなければ… 李一守 74
日本国は、あなたたちも人であるならば反省せよ! 金日仙 77
3 「訪日団」関連資料
訪日団名簿 82
「訪日団」日程 82
「訪日団」会計報告 83
外務省交渉一問一答 84
「訪日団」関連新聞記事 86
あとがき 1990年8月 松井義子
 20220414bk19900810

アイゴ!ムルダルラ-広島・長崎被爆朝鮮人の35年

『アイゴ!ムルダルラ-広島・長崎被爆朝鮮人の35年』(吉留路樹編著、二月社、19800225)

内容

朝鮮人被爆者とは(はしがき) 3
1 わが内なる朝鮮人被爆者
 長崎で 14
広島で 21
東京で 27
再び長崎で 34
2 明日のために
眼が語る真実と誇り 44
調査は日本人自身の自己告発 47
歴史の問いに応えよう 53
原爆研究の核心に迫る朝鮮人被爆者実態調査 58
差別と被爆と―― 67
両国人民連帯ヘの教訓 72
3 現実への直視
人間生地獄そのまま 82
肉親と再会もかなわず 85
今もつづく民族差別 89
ボロ布のようにこき使われ 92
子らの将来おもんぱかり 96
三たび九死に一生を得る 99
祖国ほど貴いものはない 99
“運が悪かった”とあきらめられぬ 106
4 置去りの調査と援護
朝鮮人被爆者座談会 113
5 証言「歴史は生きている」
 原子爆弾は恐しかよ 156
手帳の申請を拒否した夫の抵抗 160
戦争よ原爆よ、二度と現れるな! 166
どうしてそんなに差別するの 169
茶の葉と油を傷に塗る 173
アイゴー・ムルダルラー 177
何度も自殺を考えた私 181
辛い、つらい、ツラカッタ生きる階段 185
入市被爆者に冷たい役人 191
強制連行したのは誰だ 193
核廃絶へ、生命ある限り 196
夫を殺し一家を呪う悪魔の所業 202
差別の中で願う祖国稿統一 206
千万の思いを込めて 212
6 資料編 広島長崎朝鮮人被爆者の実態調査より
朝鮮人被爆者実態調査にあたって 232 広島・長崎朝鮮人被爆者実態調査団 19791026
実態調査を終えて 234 尾崎陞(調査団長) 19791124
広島からの報告 237 中塚明 19791119稿
長崎からの報告 259 藤島宇内
広島長崎朝鮮人被爆者の実態調査報告集会アピール278 広島長崎朝鮮人被爆者の実態調査報告集会 19791110
日本政府に対する要請書 広島・長崎朝鮮人被爆者実態調査団 19791119
在日朝鮮人の人口推移表 284
日本ヘの朝鮮人強制連行数表 285

社会調査-歴史と視点

『社会調査-歴史と視点』(石川淳志・橋本和孝・浜谷正晴編著、ミネルヴァ書房、19940410)

内容

3

はしがき
社会調査史の開拓者群像
1 チャールズ・ブースと「貧困調査」
2 マックス・ヴェーバーの織物労働調査
3 シカゴーモノグラフの経験的地平
4 ロバートーリンドのミドルタウン調査
5 横山源之助と社会観察
6 島崎稔の社会調査
戦後日本の社会的現実と社会調査
7 戦後出発期における労働調査
8 生活調査の戦後的展開
9 戦後農村社会と農村調査
10 環境問題の社会調査史
11 原爆被害者問題の社会調査史
1 原爆被害者調査史の基本視点-隅谷三嘉男・中鉢正美・石田忠と厚生省訓査
2 中野清一「原爆影響の社会学的調査」-兄弟関係と人間関係の順位
 3 山手茂「原爆被害の諸要因の構造的関連」―原爆症と貧困の悪循環
 4 伊東壮「原爆被害の全体像」―いのち・くらし・こころ
 5 米山桂三他「被爆地広島にみる社会変動」-個人・家族・地域社会の解体-再組織過程
 6 湯崎稔「爆心復元・被災綜合調査」-人間的生の全体的崩壊
 7 近沢敬一・船津衛「山口県被爆者実態調査」―被爆者の精構造の特質
 8 石田忠「原爆体験の全体像」<死>と<生>の意味
 9 継承と課題
社会調査史研究の方法論的視座
12 社会調査史研究の視角
13 社会調査史の方法的視点
【資料】文献にみる社会調査史の構成・視点・方法

世界に問われる日本の戦後処理(2)戦争と人権、その法的検討

『世界に問われる日本の戦後処理(2)戦争と人権、その法的検討』(日本弁護士連合会編、東方出版、19931015)

内容

はじめに 1
開会あいさつ 8
日本の戦後処理の問題点について 岩城和代 12
重大な人権侵害の被害者への賠償 テオ・ファン・ボーベン 16
国際法のもとにおける国際責任 ジョン・ハンフリー 41
国際人道法と被害者への賠償 アムール・ゼマリ 52
ユス・コーゲンスと戦争犯罪の補償 カレン・パーカー 72
日本の戦争犯罪と人道に対する罪の可罰の可能性の検討 ウォン・スン・パク 94
戦後補償国際公聴会の報告 荒井信一 111
会場からのコメント 114
閉会あいさつ 118
資料編 関連する条約・宣言など(抜粋)
<国際人権法関係>
1 世界人権宣言 122
2 市民的及び政治的権利に関する国際規約(国際人権規約B規約)122
3 人権差別撤廃条約 123
4 人権に関する米州条約(米州人権条約)123
5 人及び人民の権利に関するアフリカ憲章(バンシュール憲章)124
6 欧州人権保護条約 125
7 拷問等禁止条約 125
8 市民的及び政治的権利に関する国際規約の選択議定書 125
9 条約法に関するウィーン条約 125
<国際人道法関係>
10 陸戦の法規慣例に関する条約(ハーグ条約)126
11 戦地にある軍隊の傷者及び病者の状態の改善に関する1948年8月12日のジュネーブ条約(第1条約)126
12 捕虜の待遇に関する1949年8月12日のジュネーブ条約(第3条約)132
13 戦時における文民の保護に関する1949年8月12日のジュネーブ条約(第4条)133
14 国際的武力紛争の犠牲者の保護に関する追加議定書(第1議定書)133
15 国際司法裁判所規程 136
16 人権及び基本的自由の侵害に関する通報を処理するための手続(国連経社理決議1503)136
17 強制労働に関する条約(第29号)137
18 ドイツ国と同盟及び連合国との間の平和条約(ベルサイユ条約)143
19 イタリア国と同盟及び連合国との平和条約 149
20 国連安保決議687 155
21 日本国との平和条約(サンフランシスコ条約)156
あとがき 159

被爆者援護法に関する第三次報告書(日本弁護士連合会)

『被爆者援護法に関する第三次報告書』(日本弁護士連合会、1990年03月)

内容

被爆者援護法をめぐる状況と本調査報告作成の経過と目的 1
1 厚生省及び被団協の調査結果とそれが示すもの 5
1 厚生省調査について 5
2 被団協調査について 13
 2  基本懇答申の被害論に対する批判 31
1 基本懇答申における原爆被害の誤った認識と、その誤った認識に基く基本懇の見解の誤り 31
 2 原爆被害の特質から見た、原爆とその投下の法的評価(違法性)の補充 48
3 原爆被害に対する国の責任の根拠 57
 1  国家補償について 57
2 戦争被害者に対する国家の補償責任 60
3 原爆被害者に対する国の責任の特質 65
 4  諸外国の考え方 70
5 日本における戦争犠牲者に対する援護立法の推移 74
 4 ドイツ連邦共和国(西ドイツ)の戦争被害者等に対する補償措置 88
 1  西ドイツ戦後措置の構成 88
2 戦争犠牲者援護法 90
3  負担調整法 92
4 賠償補償法 94
 5  連邦補償法 95
6 連邦返済法 97
7  ユダヤ人賠償条約 98
 8 外国人戦争被害者への補償方法 99
9 西ドイツの戦後処理の理念 100
5 被爆者援護法制定の現在的意義 105
 1  被爆死者に対する誓い 105
2 核兵器の出現とその後の核兵器をめぐる状況 106
 3 平和的生存権と被爆者援護法 112
6 在韓被爆者問題と日本の責任 122
1  対外的な戦後責任 122
2 在韓被爆者に対する特別の責任 122
 7  現行二法の問題点 131
1 現行施策の概要 131
2 被爆者の定義と被爆者健康手帳交付の問題点 132
3 認定 138
4 諸手当 145
5 不服申立 147

被爆者援護法に関する第二次報告書(日本弁護士連合会)

『被爆者援護法に関する第二次報告書』(日本弁護士連合会、19850621)

内容

1 原爆被害の実態と特質 13
1 原爆被害を把握するための方法 13
1 原爆被害をどうとらえるか 13
2 原爆被害を認識するための障害 14
3 原爆被害の実態に接近するために 16
2 原爆被害の具体的事実 18
1 どのように殺されたか 18
2 どのように障害を受けたか 20
3 街はどのようにして消えたか 22
4 人々は、どのようにして人間性を失ったか 24
5 救護の活動はどうだったか 25
6 一度に家族をどんなに失ったか 26
7 放射線によってどのように傷付けられたか 27
8 火傷と障害の後遺症の苦しみ 32
9 どのように持続的・永続的に苦しめられているか 33
10 被爆者の体験記・談の意味するもの 36
3 基本懇の報告書における原爆被害のとらえ方の致命的欠陥 36
1 原爆被害を認識する手段には幾多の障害があり、容易にその
実態が把握できないという事実の認識が見られない 38
2 原爆被害につき部分的・限定的把握にとどまり、
総合的相関的把握を考慮していない 39
3 原爆被害の具体的事実に対する認識に欠けている 40
4 基本懇の原爆被害についての誤った認識のもたらすもの 41
2 日米両国政府の被爆者に対する措置 45
1 広島、長崎に於ける救護の実態 45
1 医療救護組織 45
2 食糧の供給の実態 47
2 米国に対する救援の要請 50
1 日本独力による救援の困難性 50
2 米国の救援を待つ広島、長崎の医師 51
3 米国は、被爆者に対する救援の必要性を認識していた 52
1 バーチェットの救援要請 52
2 マルセル・ジュノーの救援要請 52
3 九月八日の広島救援 53
4 米国調査団の救援声明 53
4 適切な救援があれば助かったであろう多くの生命 54
1 医療の救援 54
2 栄養について 55
5 救援声明後の米国の被爆者に対する救援の実態 55
1 医薬品について 56
2 医療班の派遣 56
3 病院の建設 57
6 占領軍による救援活動の妨害 58
7 米国政府の被爆者対策とジュネーブ条約 65
8 日本政府の救援の実態 68
9 日本政府の被爆者援護の放置及び遅延の責任 74
3 原子爆弾投下の違法性と補償責任 78
1 損害賠償請求権の発生とその放棄 78
1 請求権放棄の意味 78
2 日本国憲法下における外交保護権のあり方 79
3 請求権放棄による補償責任の発生 81
2 人権思想と戦争の法的規制 82
1 原子爆弾と国際法の法源 82
2 戦争行為に対する法的制限 86
3 実定条約による違法性 88
1 国際法の武器制限の二つの方向 88
2 核兵器の特質に基づく違法性 89
3 武器としての用法に基づく違法性 91
4 戦後における原爆投下の違法性の確認 94
1 ニュルンベルグ裁判と国連決議 94
2 戦後の条約から見た原爆投下の違法性 96
4 戦争被害、とりわけ原爆被害に対する結果責任としての国の補償責任 100
1 戦争被害と国の補償責任 100
2 戦争被害に対する補償に関する実定法の基本理念 114
3 原爆被爆者に対する国の補償責任 121
4 結論 125
5 核時代にかける被爆者援護法制定の意義 126
1 核兵器の現状と核戦争の脅威 126
2 核兵器制限・廃絶への法的動向 132
3 人類の生存と文明の危機の中における平和的生存権の意義 134
4 平和的生存権と被爆者援護法制定の意義 137
6 現行二法の問題
1 現行施策の概要 139
2 被爆者の定義と被爆者健康手帳交付の問題点 141
3 認定 147
1 認定制度 147
2 認定の要件(一)要医療性について 148
3 認定の要件(二)起因性について 152
4 諸手当 156
5 現行施策の基本的問題点 158
1 被害のとらえ方 158
2 国家補償責任の不明確さ 160
3 国が被爆者を放置してきたこと 161
7 被爆者援護制度のあり方について 163
1 現行二法の制定過程とその後の立法要求運動等の概観 163
2 これまでに発表された立法案及び立法要求の具体的内容 166
3 あるべき原爆被爆者援護法の内容 187

被爆者援護法に関する報告書(昭和54年12月15日)

被爆者援護法に関する報告書(日本弁護士連合会、19741215)

内容

01 報告書作成の趣旨について
05 第一、原爆摧害の特質
23 第二、被爆者援護の国家責任
37 第三、国家補償に関する諸法令
48 第四、諸外国の事例からみた国家補償法の流れ
61 第五、被爆者援護のあり方と現行二法の問題点
72 第六、被爆者問題に関する裁判例
83 資料

日本の戦後補償

『日本の戦後補償』(日本弁護士連合会編、明石書店、19940730)

内容

はじめに 7
1 被害の実態と課題 11
第1総論 13
第2 アジア・太平洋地域における被害と課題 19
1.住民虐殺・虐待 19
2.細菌戦・毒ガス戦・生体実験 37
3.性的虐待・性的奴隷 45
4.捕虜への虐待・虐殺 62
5.強制連行・強制労働 68
6.被支配地域の戦争従事者 80
7.経済的被害 83
8.文化の抹殺 88
9.日本国内の外国人被害 97
第3 日本の被害と課題 105
1.総論 105
2.沖縄 108
3.原爆被害者 118
4.民間被害者 121
5.海外残留邦人 125
6.シベリアなど抑留における補償問題 130
7.政治的弾圧・犠牲者等 134
2 日本の戦後処理の実態と問題点 139
第1総論日本の戦後補償の問題点 141
第2 日本の戦争被害補償制度とその問題点 153
第3 日本政府による賠償と被害者への補償 165
1.サンフランシスコ講和条約の締結 165
2.個別の賠償条約、経済協力協定の締結 170
3.問題点 201
第4 戦後処理の視点から見た日本の経済援助 204
第5 戦後処理の視点から見た日本の教科書問題と歴史教育 213
3 外国の戦後処理 223
第1 ドイツ 225
第2 アメリカ 235
第3 カナダ 241
第4 自国の軍隊において負傷または戦死した外国人である元兵士、およぴ捕虜に対する欧米諸国の補償等 244
1.自国の軍隊において貴傷または戦死した外国人である元兵士に対する補償内容 244
2.捕虜に対する各国の戦後補償 248
第5 戦後補償と国際機関、国際的動向 253
4 被害者の補償講求権の法的検討 259
第1 はじめに 261
第2 違法性の根拠 262
1.違法性の根拠とされる条約、国際慣習法 262
2.被害類型別の違法性の根拠 265
(1)住民被害 265
(2)細菌戦・毒ガス戦・生体実験 270
(3)性的虐待・性的奴隷 275
(4)捕虜 279
(5)強制連行・強制労働 287
(6)被支配地域の戦争従事者 290
(7)経済的被害 291
3.国際慣習法について 295
4.国際軍事裁判の検討 301
第3 被害者への賠償、補償の法的根拠 314
1.国家間の賠償 314
2.被害者の賠償、補償請求権の法的根拠 315
3.被害者への賠償、補償についての国家責任の実施 325
第4 日本国民の被害と国家補償請求権 332
1.総論 332
2.各論 340
第5 その他の検討事項 354
1.賠償と補償との関係 354
2.条約の個人請求権放棄条項 359
3.時効(出訴期限法)366
4.企業の責任 371
5.平等原則 373
6.判例の批判的検討 380
5 課題と提言 385
1.課題 387
2.実現へ向けて 391
3.戦争における人権侵害の回復を求める宣言 393
6 資料 399
1.人権および基本的自由の重大な侵害の被害者の原状回復、補償、リハピリテーションの権利に関する研究 401
2.個人の請求権に関連した判例の紹介 463
3.現在係属中の裁判の紹介 489
4.日弁連の宣言・決議 494
5.関係条約・協定関係 510
文献目録 518

地下壕に埋もれた朝鮮強制労働

『地下壕に埋もれた朝鮮強制労働』( 広島の強制連行を調査する会編、明石書店刊、19920731)

内容

はじめに 1
広島の強制連行を調査する会:1990年12月8日発足。会代表:深川宗俊。
第1部 調査・証言篇 7
1 「蜘蛛の巣」のような地下司令部を求めて-宇品陸軍地下施設 9
2 宮島-もう一つの顔 24
3 地御前物語-8876部隊とトンネル 41
4 怨念の島-似島 72
5 紙園町と地下工場-三菱重工業と油谷重工業 91
6 幻の第2総軍地下司令部-二棄山 106
7 日本まけた 朝鮮かった バンザイ-第11海軍航空廠海田地下工場 118
8 東洋工業(現マツダ)と地下工場 136
9 瀬戸内の幻想-倉橋島に眠る軍事施設 151
10 「海軍の島」-江田島を走れば 194
第二部 資料篇 235
1 第2次世界大戦時軍用施設配置図(広鳥市)238
2 広島の旧軍用地 240
3 広島における軍および軍需工場と地下壕 245
4 旧海軍の地下施設について 252
5 旧海軍地下施設調(呉鎮管内)255
6 韓国・朝鮮人の証言より 262
7 市民団体による調査の報道記事 275
8 呉造船所新宮工場地区ごう内平面図 276
9 呉市光町若葉住宅地区ごう内平面図 278
10 船見町船見住宅地区特殊地下ごう対策工事地上平面図 280
11 昭和通り4丁目(城山運輸裏)地下平面図 282
12 呉市天応町地内天応中学校地下 284
13 強制連行関係資料 その一(1991年3月現在)286
14 強制連行関係資料 その二(1991年7月以降)292
15 強制連行関係書籍(1)308
16 広島県における強制連行企業一覧(未完成)312

 

アンニョンハシムニカ李さん

『アンニョンハシムニカ-お元気ですか-李さん』( 李実根編・刊、19900806)内容

この本について私が考えたこと 小田実
口絵写真
-子どもたちに 未来に-
過ちを繰り返させないために  3
李実根
出会い 25
加害者と被害者(写真)
加害者と被害者 49
朝・日関係史年表
慰霊碑 81
慰霊碑についての若干の質問にこたえて
差別を越えて 99
修学旅行生を迎えての講演より
平和を求めて 155
私の西ドイツ反核運動への旅
李実根
連帯の心をこめて 195
そのいたみが私の心を突きさす故に 深川宗俊
李実根さんと私の出会い 原広司
愛すベき李さん 吉川徹志
李さんへ 殿平善彦
(謝辞) 李実根
歩んできた道 李実根
資料
あとがき

私たちは敵だったのか 在米ヒバクシャの黙示録

『私たちは敵だったのか 在米ヒバクシャの黙示録』(袖井林二郎、潮出版社、19781210)

内容

1 広島からヒロシマヘの道…7
2 砂漠の中の生と死… 21
3 母国の劫火が焼く…36
4 原子野に向かう男たち…53
5 来る二世、帰る二世…70
6 祖国は異国だった…84
7 絵のないジクソウパズル-1…106
8 大統領の患者が死んだ…123
9 「死に損い記念日」の呼びかけ…138
10 発見されたHIBAKUSHA…152
11 お前たちは敵だったのだ…173
12 被爆線量を求める旅…197
13 絵のないジグソウパズル-2…213
14 アメリカ-1975・8・6…231
15 はげましと利用と支持と… …245
16 医師団は来たけれど…254
17 ワシントンがやってきた…269
18 「我ら皆ヒバクシャ」…286
あとがき…301
主要参考文献・資料
備考 英訳:Were we the enemy? : American survivors of Hiroshima

かくされた空襲と原爆

『かくされた空襲と原爆』(小林啓治・鈴木哲也著、高橋伸一監修、機関紙共同出版刊、19930815)
内容

はじめに-「かくされた空襲と原爆」とは何か・1
1 かくされた空襲-鈴木哲也
一、「高揚」と「不安」の日々・12
「そら敵機だ、爆弾だ!」・12
「防空」は国民の義務-中国東北戦争(「満州事変」)から日中戦争・14
戦勝気分と不安と-アジア・太平洋戦争(「太平洋戦争」)の勃発・22
日本初空襲と京都市民・25
「逃げずに消せ」28
初めて見るB29・31
二、血にまみれた京都・37
 深夜、突然に・37
「京都も戦場なり」・46
原爆目標第一号・50
血にまみれた西陣・53
日本軍の京都空襲対策・57
三、「軍都」舞鶴ヘの攻撃・59
相次ぐ空襲予告・59
軍港舞鶴・海軍工廠と学徒動員・62
皮膚のついた黒髪が…66
原爆投下の演習だった、七・二九空襲・72
艦載機二百四十機が襲った七月三十日の空襲-軍港とその周辺への空襲(一)・74
伊根空襲と潜水母艦長鯨の被爆-軍港とその周辺への空襲(二)・74
峰山・宮津・丹後沖・加悦谷への攻撃-軍港とその周辺への空襲(三)・85
四、府南部の軍事・軍需地帯の空襲、その他・93
 京都飛行場・日本国際航空工場と空襲・93
神足の工場群と空襲・97
鉄道関連施設を狙った空襲・99
そのほかの府下南部の空襲・101
五、家と団らんを奪った「疎開」・105
建物強制疎開と市民の悲しみ・105
親元を離れ、おなかをすかした子どもたち。-学童疎開・111
人命保護ではなく、「資源」の確保として・11
六、「無空襲伝説」の陰で・118
被害者たちの戦後・118
なぜ空襲は「かくされた」のか・121
悲しみを繰り返さないためにも、掘り起こしと語り継ぎを・123
2 京都空襲と原爆、現代の空襲-小林啓治
一、つくられた伝説・126
空襲被害は軍事機密・127
京都は「文化都市」だから空襲をうけなかった?・130
「ウォーナー伝説」・132
伝説の真相・134
米軍によってつくりだされたうわさ・136
二、日本空襲の中の京都空襲・139
「超・空の要塞」・139
B29の出現・141
第二十爆撃機集団-近づく日本本土空襲・144
成都からマリアナヘ・146
高高度精密爆撃―空襲第一期・148
無差別爆撃への転換-空襲第二期・150
中小都市への爆撃-第三期・153
京都空襲の特徴・154
三、原爆投下目標-京都・157
 アメリカの原爆開発・158
なぜ「無傷の都市が必要か」・161
第一目標としての京都・165
目標からはずされた京都・170
目標からはずされたのはいつか・173
「大空襲の前触れ」だったかもしれない西陣空襲・176
原爆投下目標にこだわったグローブズと京都・178
なぜ、スティムソンは京都案に反対したのか?・180
対日支配を有利に通ぼうとしたスティムソン・182
四、戦略爆撃から核の時代へ―その結びめとしての京都空襲・186
 新しい兵器、航空機の誕生・187
受け入れられなかった航空機万能論・189
日本、第一次大戦後初の都市爆撃を敢行・193
ゲルニカ、そしてまたも日本の中国爆撃・195
重慶爆撃・197
日本の侵略戦争と無差別爆撃・199
ヨーロッパでの戦略爆撃・201
ドレスデン・204
戦略爆撃の帰結と新たな起点…ヒロシマ・ナガサキ・206
五、空襲は過去のことか・209
 日本空襲の五倍の爆弾が使われた、朝鮮戦争での空襲・209
ベトナム戦争での大空襲・210
現代の空襲と核戦争の危機・212
監修者あとがき-高橋伸一
資料1 京都府下空襲一覧・219
資料2 『戰災による銃後人口の減耗調査について』(一九四八年九月 抜粋)・221
参考資料・文献・223

京都に原爆を投下せよ ウォーナー伝説の真実

『京都に原爆を投下せよ ウォーナー伝説の真実』(吉田守男著、角川書店、19950730)

内容

はじめに 3
1 ウォーナー博士は古都を救った恩人か? 11
 1 志賀直哉のハガキ 11
2 《ウォーナー伝説》の定着 19
3 六つの記念碑 24
4 《伝説》の根拠 34
5 《伝説》の真相(1)-ロバーツ委員会の目的 39
6 《伝説》の真相(2)-<ウォーナー・リスト>の正体 52
7 石仏を盗んだ? 66
2 京都に原爆を投下せよ! 75
 1 第一目標は京都 75
2 投下目標の<予約> 90
3 空襲の実態 94
4 戦時下のうわさ 116
5 奈良・鎌倉・会津若松の場合 127
3 京都の運命 143
 1 京都案をめぐる確執 143
2 <スチムソン恩人説>批判 154
3 原爆投下のリハーサル 165
4 五〇発のパンプキン爆弾 171
5 <八月六日>以後のリハーサルの意味 181
6 原爆ラッシュの開幕 192
《ウォーナー伝説》を創作したのはだれか? 201
 1 占領軍からの呼び出し 201
2 民間情報教育局の使命 216
参考文献 224
あとがき 229

原爆はなぜ投下されたか 日本降伏をめぐる戦略と外交

『原爆はなぜ投下されたか 日本降伏をめぐる戦略と外交』(西島有厚著、青木書店、1968/07/20)

はしがき
1部 はたして原爆によって戦争は終わったか?
I 原爆神話と大量殺戮兵器としての原爆 10
1 原爆と戦争終結 10
2 大量殺戮兵器としての原爆 13
3 長崎の悲運 18
4 原爆による人命の被害 19
II  原爆役下を正当化する論理 22
1 トルーマンの声明と三つの論拠 22
2 早期終戦・人命救助のためという論理 30
III  もし原爆が投下されなかったら40
1 米軍の対日最終戦略 40
2 本土上陸作戦による米軍の損害見積り 43
IV 原爆投下に批判的な諸見解 50
1 日本攻撃責任者の見解 50
2 その他の批判的な諸見解 57
3 ソ連における原爆投下についての諸見解 61
V  はたして原爆が日本の降伏をもたらしたか? 68
1 戦争終結を実現する条件は何であったか? 68
2 原爆が和平派と主戦派に及ぼした影響 80
3 主戦派の本土決戦計画 98
VI  八月十五日の降伏をもたらしたものは何か? 107
1 降伏決定の直接的要因 107
2 ソ連参戦の和平派に及ぼした影響(その一)112
3 ソ連参戦の和平派に及ぼした影響(その二)128
4 ソ連参戦の主戦派に及ぼした影響(その一)138
5 ソ連参戦の主戦派に及ぼした影響(その二)152
2部 原子爆弾は何のために投下されたか
VII  原爆役下以外の戦争終結の可能性 170
1 日本の抗戦能力 171
2 日本の和平工作 185
(i)繆斌工作 186
(ii)バッゲ工作 187
(iii)ダレス工作 189
(iv)ソ連工作 192
VIII 原爆役下命令とポツダム宣言 224
1 原爆投下命令をめぐる諸問題 224
2 ポツダム宣言をめぐる諸問越 245
IX  原爆使用反対の声と原爆投下方針の採択 267
1 原爆使用反対の声(科学者と軍最高首脳部)267
2 原爆投下方針の採択(暫定委員会と諮問委員会)281
X ソ連参戦と原爆投下 293
1 ソ連参戦前の原爆投下(=対日戦終了)293
2 原爆実験成功後のアメリカの態度の変化 305
3 原爆投下のもう一つの目的 317
(モートン博士のブラッケット批判にたいする反批判)
むすび 328
年表 337
文献目録 340

被爆者はどこにいても被爆者 郭貴勲・回想録

『被爆者はどこにいても被爆者 郭貴勲・回想録』( 郭貴勲著、井下春子訳、韓国人被爆者・郭貴勲手記出版委員会編・刊、 20160331)

内容

日本語出版に当たり(郭貴勲)
013 植民地下で生まれて
玄風・郭氏の村/火と因縁が深い私/山を越え簡易学校へ/秀才を集めて馬鹿を作った師範教育
023 日本軍生活
問うなかれ、甲子生/貨物列車に乗せられて行った所/広島西部第二部隊/初年兵訓練/苦しい訓練の連続/わずかな期待/乙種幹部候補生/乗馬訓練/頻繁になった空襲警報/古参兵との摩擦/特別休暇/5日遅れの帰隊/転属/工兵隊の夜
059 被爆
1945年8月6日午前8時15分/背中が焼けているのも知らず/戦友M君の遺体を前にして/被爆直後の惨状/水をちょっとください!/幸運の生存者/火の海になった広島/歩ける者は駅に行け/60余時間の昏睡状態/生死の分かれ道/変わっていく病室の様子
083 戦争は終わったけれども
敗戦の放送/落ち着かない雰囲気/原隊復帰/原子爆弾とは?/テニアン島/部隊解散
099 帰国
広島よ、さようなら/船の墓場となった下関/仙崎港の帰国船/感激の釜山港/奇跡のような帰郷/私が失ったもの/私が得たもの
118 教育者の道
解放直後、教壇に立つ/登山も教育の課程/私の夢は地理教師/金山中・商校の時節/ソウル明星女子中学校へ/明星女子高のころ/東国大附属中のころ/学校も変わらねば/また明星女子中に/短い東国大附属高時代
145 山に登る
智異山、初登頂/登攀大会の開催/生徒と山へ行ったと、始末書を書くことも/山岳運動を興す/二つの山岳事故/洞窟探検
165 捨てられた韓国人原爆被爆者
世界唯一の被爆国という嘘/原爆被害とは/被爆体験記投稿/韓国被爆者を無視した韓日協定/初めて韓国人原爆犠牲者慰霊祭に参列/孫振斗裁判とその成果/三菱重工業本社訪問/日本政府、我々の手帳申請を拒否する
186 人道的支援の虚と実
日本政府の狡狽なやり方/恩に着せられて終わった渡日治療/気の毒な韓国人被爆者たち/救援ではなく補償をしろ/人道的支援金40億円
198 被爆者はどこにいても被爆者
切迫した韓国人被爆者問題/裁判闘争に突入/被爆者はどこにいても被爆者/日本人在外被爆者/ブラジルの原爆被爆者たち/アメリカの原爆被爆者たち/初勝訴/負けると信じていた2審で勝訴/痛快の至り/被爆者運動から反核平和運動へ
222 韓国人被爆者とともに歩んだ日本人
広島の良心、平岡敬/韓国人被爆者問題の伝導師、中島竜美さん/韓国人被爆者の同伴者、市場淳子さん/実践する「聖者」、本島等さん/情熱と執念の平和運動家、平野伸人さん
239 韓国原爆被害者協会と私
協会設立初期/私の原則/福祉平和会館建設の陶書画展/失敗した東京展示会/初回の任務は事務室移転/人事刷新/もしかしたら殺人容疑者になったかも/協会と保健福祉部/被爆者を本気でかばった金槿泰長官/国史編纂委員会に裁判記録寄贈
270 年表

朝鮮人被爆者実態調査報告書

『朝鮮人被爆者実態調査報告書』(広島・長崎朝鮮人被爆者実態調査団、広島・長崎朝鮮人被爆者実態調査団刊、19791215)

内容

1 朝鮮人被爆者とは
朝鮮人被爆者実態調査にあたって
実態調査を終えて 尾崎*(調査団長)
広島からの報告 中塚明
長崎からの報告 藤島宇内
2 証言「歴史は生きている」
3 明日のために
朝鮮人被爆者実態調査報告集会アピール
日本政府に対する要請書
なぜ、実態調査か 吉留路樹
付録・資料

ヒロシマに来た大統領 「核の現実」とオバマの理想

『ヒロシマに来た大統領 「核の現実」とオバマの理想』(朝日新聞取材班著、筑摩書房、20160806)

プロローグ 新たな始まり 009
1 その日、広島で 015
「特別な日だから」/県警史上最大の警備/オバマ大統領と「サダコの折り鶴」/「なぜ私たちは広島を訪れるのか」/「被爆者は、あなたと一緒にがんばる」/
それぞれの思い、それぞれの声
自分こそ、悲惨さを語る役目がある(クリプトン・トルーマン・ダニエル<著述家>) 041
「子供の世代にどんな世界を残せるのか」(キャノン・ハーシー<ビジュアル・アーティスト>) 043
「あれは、どうなったんですか」(山本モナ)<アナウンサー>
045
2 広島への道-その理想と現実 049
 冷戦終結を象徴するプラハ/イエス・ウィー・キャン/新たな核軍縮条約/
国連でも「核なき世界」/オバマ氏にノーベル平和賞/米国の新たな核政策発表/
中間選挙敗退とアラブの春/冷え込む米口関係/ベルリン演説で一○○○発」/
ウクライナ問題でロシアをG8から排除
「人類共同体」という視点 入江昭(歴史学者) 075
3 被爆国・日本、原爆投下国・アメリカ 079
投下直後は世論の圧倒的支持/エノラ・ゲイ論争/謝罪の有無に焦点/不支持が上回る/一度だけ抗議した日本政府/第五福竜丸事件で原爆の実相に注目/「核の傘」に依存する日本/原爆の責任は「日米両政府」
「原爆投下はどうあっても間違い」
ピーター・カズニック(アメリカン大学教授・核問題研究所長) 104
原爆投下を正当化する「神話」と闘う
オリバー・ストーン(映画監督) 107
4 広島訪問、前夜 109
最大の試金石/リトマス試験紙/大統領が来ることを願っている/はじめの一歩/日米両政府が訪問実現を意識/謝罪を求めない不思議/そして決断された/折り鶴の真実/日本はNPDIから念頭に/神経戦の調整/「できすぎ」だったケリー訪問/ようやく決まった被爆者との対話
  オバマ大統領への三つの注文
黒澤 満(大阪女学院大学大学院教授) 155
恨みや怒りは平和を創る原動力
平岡 敬(元広島市長) 158
5 被爆者の思い 163
広島の顔が「大歓迎」/アメリカ憎しの時代/未来志向の一歩/そこに暮らしがあった/少年少女の「墓場」/物言わぬ証人たち/大統領に書き続けた手紙/七万人の叫び聞いて/被爆米兵を追って/原爆被害に人種も国籍もない/憎むべきは戦争/長崎の被爆者も注視/九割が訪問を評価/もう時間がない/核廃絶が謝罪の証し/広島演説「七二点」/和解ムードに憤り/「謝罪」めぐる葛藤
もう一つの「歴史認識問題」
成田龍一(日本女子大学教授) 210
エピローグ 核兵器なき世界への遠い道のり 副島英樹(核と人類取材センター) 215
道徳的な目覚め/厳しい現実/米国とロシア/無用な存在/それでもめざす
あとがき 23
執筆者一覧 235
二〇一六年五月二七日に広島でオバマ米大統領の訪問を取材した記者たち 237
資料編
オバマ大統領の広島演説〔全文訳〕 i
オバマ大統領の広島演説(原文) ⅶ
オバマ米大統領、書面インタビュー xiii

ヒロシマ・ナガサキの証言’86秋(第20号)

『ヒロシマ・ナガサキの証言’86秋(第20号)』(鎌田定夫、庄野直美編、広島・長崎の証言の会刊、19861110)

内容

著者 タイトル 備考
巻頭詩 未来の子供達へ 白石勝典
グラフ 四十一年目の広島・長崎 伊藤孝司ほか
通信 本間美智子/神崎きよし/石川逸子/杉山秀夫/浜田政昭/江口保/児玉哲郎ほか8

特集 I/世界平和構築への条件-広島・長崎からのレポート
’86平和サミット・イン・ヒロシマ
今こそ平和への巨大な大衆運動を ライナス・ポーリング 16
核実験停止・非核化・全面廃棄へ ドロシー・ホッジキン 19
人類のため平和と人権・正義を デズモンド・ツツ 22

世界平和とナガサキの役割-ナガサキシンポジウム
〔基調講演〕
世界平和と日本 飯島宗一 26
「人間的思考」を生活の基底に 矢野暢 29
国家というものに解毒剤を 国広正雄 30
長崎市民としての私の責任 秋月辰一郎 32
被爆体験を精神的遺産として 片岡千鶴子 32

ピース・ボート’86-反核平和の船旅レポート-
アジア・太平洋の現実に灼かれて 尾形憲 34
ベラウでの出会い-非核宣言の島訪問記 林郁 38

平和宣言(広島市・長崎市)42

座談会 四十一年目の夏-ナガサキから
-長崎被災協・日本被団協創立三十周年と’86原水禁大会をめぐって
池田清一
内田 伯
谷口稜曄
築城昭平
浜崎 均
山口仙二
山口美代子
山田拓民ほか 44

ルポ 核戦艦ニュージャージーの佐世保入港
日本を核戦場にするな! 長崎の証言編集部 52
ヨーロッパ人の目で見た日本の平和行進
ドウッティ・I・アイラース 57

特集 Ⅱ/核廃絶へ-今日の争点
核戦艦佐世保入港の意味するもの  前田哲男 60
SDIで核廃絶は可能か-レーガンと中曽根氏へ 安斎育郎 66
原爆犯罪と国家機密 椎名麻紗枝 72
十五年戦争をどう総括するか
-藤尾・中曽根氏の論理をめぐって 犬丸義一 78
核兵器廃絶と原爆被害者援護法 田中熙巳 84

証言
この悲しみ、怒りをどこに 田吉チエ 90
地獄の中を歩いた記憶 川口千代 96
語り部としての再出発 吉田勝二 102
今こそ真実を子どもたちに 田町小夜子 106
この世の中いやじゃ 白鳳鶴 109
原爆はつらいことばっかり 朴永分 112
日本で生まれて 崔月先 113

【平和教育実践記録】
ナガサキ-人との出会い
-大阪・松原第四中学校の修学旅行 三田宣充 114
名古屋大空襲六・九展
-中京高校郷土研究同好会 正田宣宏 120

文芸〈エッセイ〉二つの顔 山田かん 124
「日影行」抄
割烹旅館
記恨館
長崎は今日も雨だった
小思/訳・瀬戸宏 126
棘は刺さったまま
-竹中鈴の遺品ノート 秋月辰一郎 132
〈詩〉戦後生まれ 浦一俊 135
反核・平和の歌 歌の実短歌会 136

書評
『手よ語れ』(高野栄次)
『ロスアラマスからヒロシマへ』(宮原千佳子)138
『真珠と桜』『ナガサキから子供たちへ』(編集部)139
『石田忠・反原爆論集I・II』(鎌田定夫)140
『木は生きかえった』(広木澄子)141

広場/ひろば
ナガサキ平和の母子像 鎌田信子142

編集後記 144

ヒロシマ・ナガサキの証言’86夏(第19号)

『ヒロシマ・ナガサキの証言’86夏(第19号)』(鎌田定夫、庄野直美編、広島・長崎の証言の会刊、19860820)

内容

著者 タイトル 備考
子どもの詩 原爆・戦争やめろ 神原徳子
グラビア 中国とヒロシマと-中国への旅
会員・読者通信/近況報告 6
反核・平和/海外からのたより 10特集/戦争・加害・原爆-中国への旅
ヒロシマ・ナガサキと中国 今堀誠二 16
中国の原爆観とヒロシマ
-反核平を“語り合う”旅から帰って 小林文男 20
忘れられないこと 中村義明 27
詩の国・陸の国 西尾禎郎 32
広島市民平和友好訪中団/日誌 安東善博 36
証言-南京大虐殺/重慶爆撃
陳徳貴
李秀英
周本歳
■国斌 40緊急アピール
在韓被爆者「渡日治療」の糸を断ち切るな 柴田章子 44
「被害者」になる前に「加害者」だった 織井青吾
同胞よ希望を捨ててはならない 姜文熙
韓国で「ヒロシマ」に逢って 沼田鈴子
指紋押捺拒否者の立場から 李相鎬
「からすの絵」に寄せて 李仁夏
私の三つの祈り 広田松子
「軍都広島」を忘れまい 渡辺正治
恥の上塗りはするまい 酒井政恵
神話からの脱却 伊藤孝

証言  ヒロシマ・ナガサキそして-41年目の証言
「原爆」のわからん韓国で-在韓被爆者の証言
証言・李貞秀
記録・柴田章子 52
広島再訪の元中国人留学生
-初慶芝さんに聞く 記録・加藤礼子 56
安佐地域(広島)の被爆者群像
広島医療生協原爆被害者の会事務局 59
「三十四年目の失踪宣言」
たぐり寄せられた糸(1)松添博 66
三十四年目の決意(2)松田四郎 68
あの少年の涙(3)糸山敏子 70

21世紀への希望として注目 児玉克哉 74
直接被爆と低レベル放射能を廃す ロザリー・バーテル 79
(翻訳)平和のためのヒロシマ通訳者グループ
記録/ソ連の原子力発電所事故
広島の証言の会・編集委員会 100
ドキュメント・シナリオ「天が燃えたとき」 土屋清 106
創作童話
一枚の硬貨 梅原賢二/作・絵 110

ひろば
ネバーアゲインキャンペーンをご存知ですか 北浦葉子 88
沖縄とヒロシマ 塚本弥生 90
アジア民衆環境会議に参加して 一色有喜・柴田和広 92
平和版画プロジェクト 安斎育郎 94
メノナイトと呼ばれる人びとに 立花志瑞雄 96
長崎からのレポート 鎌田定夫 98
表紙/作品について 高藤しげる 65

編集後記 128
備考