在韓被爆者の問いかけるもの 被爆45年目に「韓国被爆者慰霊訪日団」を迎えて

『在韓被爆者の問いかけるもの 被爆45年目に「韓国被爆者慰霊訪日団」を迎えて』(「韓国被爆者慰霊訪日団」を迎える全国連絡会編・刊、19900810)

内容

はじめに 1990年8月 笹本征男(「韓国被爆者慰霊訪日団」を迎える全国連絡会)
1 「訪日団」の得たもの、残したもの
’90・春韓国被爆者「訪日団」顛末控 在韓被爆者問題市民会議-その意義と残された課題- 中島竜美 8
謝罪と補償について 在韓被爆者問題市民会議代表 高木健一 20
安らいだ韓国人被爆者の余生を思う 日本被団協代表委員 伊東壯 30
在韓被爆者訪日団に思う 長崎市長 本島等 38
「韓国人原爆犠牲者慰霊碑」の本書編集部の平和公園内移設をめぐって 本書編集部 40
2 「訪日団」の想い
“加害者達に泣かされた話” 辛泳洙 50
太鼓の音ばかり騒々しくて実利なし 徐錫佑 51
こんなにも差別によって度外視されなければならないのか 具洪祚 57
今も、広島市長が差別するのですね! 愚貞先 60
四十五年ぶりに長崎の地を踏み感慨無量 梁永哲 62
一番残念なのは三菱広島機械工場のこと 金敏經 64
イラン地震救援に一五〇憶円、我々には四〇億円、なぜ? 李碩圖 66
一ケ月いくらでもよい、手当てをくれと叫ぶ人 金分順 69
毎日のように死んでいく被爆者、ひきつづき補償を要望 安永千 71
我々に医療器の商売でもしろというのか 車貞述 72
日本政府の意識がまず変わらなければ… 李一守 74
日本国は、あなたたちも人であるならば反省せよ! 金日仙 77
3 「訪日団」関連資料
訪日団名簿 82
「訪日団」日程 82
「訪日団」会計報告 83
外務省交渉一問一答 84
「訪日団」関連新聞記事 86
あとがき 1990年8月 松井義子
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