「06 書誌」カテゴリーアーカイブ

MONITOR 広島の証言と警告 21世紀に伝える

『MONITOR 広島の証言と警告 21世紀に伝える』(第5回被爆者交流会地元実行委員会、アーベイン・グラフィックス編、全逓広島地区婦人部、19840804)

内容

14

01 次代への継承
中村洋(全逓広島地区本部執行委員長) 被爆の実相をひろめ被爆体験の継承のために
03 被災状況
06 原爆の傷あと
07 体験談
岡田三智夫(全逓原爆被爆者全国協議会副会長)「今、私の息子が21歳」
10 岡平勝昭「戦争の歴史はもう」
12 割瀬昇「原爆の悲惨さを思い」
14 郵政退職者座談会 伝えてください私たちのこの思い
松田英夫、長谷川貞子、畠山静子、柴田艶子
20 寄稿文 山本誠(広島市議会議員)
22 用語解説
24 寄稿文 友田健二(全逓広島貯金支部支部長、全逓文化活動編集委員)
26 レポート 原爆養護ホームを訪ねて
志水清(広島原爆養護ホーム所長)「ホームの法制化を」
30 朝原健次「被爆二世が掲げる反核の火」
32 池田節夫「健康状態に不安」
33 資料集
37 第10回はたらく婦人の広島県集会 於:三次高校
38 修学旅行生の感想文から
40 広島平和記念公園ガイド
42 編集者雑感
43 馬場篤子(全逓広島地区婦人部長)「ヒロシマから―あとがきにかえて―」
表紙(裏)「生ましめんかな」<栗原貞子著「ヒロシマというとき」より>

 

希望のヒロシマ-市長はうったえる

『希望のヒロシマ-市長はうったえる』(平岡敬、岩波新書、19960722)<作業中

001 はじめに
I アメリカの原爆展 1
1 日米原爆観のギャップ 2
2 アメリカでヒロシマをうったえる 19
〔希望の広島-核兵器のない世界へ-(アメリカン大学(ワシントDC)、1995年7月9日)〕 25
II  戦争責任とヒロシマ 47
1 アジアとヒロシマ 48
〔<那覇・広島・長崎ピース・トライアングル・サミット>アピール(要旨)(那覇市民会館、1995年6月24日)〕 69
2 50年目の「平和宣言」 70
〔平和宣言(広島市平和記念公園、1995年8月6日)〕 73
III 核兵器廃絶に向けて 83
1 核保有国のエゴイズム 84
2 核兵器は国際法に違反する 101
〔国際司法裁判所における広島市長の口頭陳述(国際司法裁判所(ハーグ市)、1995年11月7日)〕 114
IV ジャーナリズムを問う 135
1 ヒロシマ記者として 136
2 人間の立場にたつジャーナリズム 152
〔核廃絶とジャーナリストの役割(広島国際会議場、1995年7月18日)〕 163
V  希望の未来のために 179
1 いかに体験を伝達するか 180
2 ヒロシマの世界化と継承 191
3 未来への意思 206
あとがき 219
 著書:「偏見と差別」(未来社)、「無援の海峡」(影書房)

原爆投下は予告されていた

『原爆投下は予告されていた-第五航空情報連隊情報室勤務者の記録』(黒木雄司、光人社、19920729)

内容

まえがき 1
この本を読まれる前に 5
1 昭和二十年春
1 第五航空情報連隊ヘ
転属 18
大帽山教育 27
連隊本部情報室 34
2 情報室勤務
少年兵の部下配属 48
九州空爆と沖縄進攻 61
内地各地空襲 69
3 暗雲深し
戦艦大和沈没と東京空襲 79
八方ふさがり 91
内地空襲とドイツ軍降伏 100
2 昭和二十年初夏
1 内地猛空襲(一)
九州、名古屋等への空襲 116
名古屋への空襲 128
日本上陸準備命令 144
2 原爆投下勧告
スチムソン委員会 156
原爆関連第一次報告 159
原爆実験準備命令 161
3  内地猛空襲(2)
沖縄米軍の降伏勧告 166
国民義勇隊 177
米軍沖縄占領 188
3 昭和二十年夏
1 原爆実験
内地猛空襲つづく 198
原爆実験成功 213
内地猛空襲さらにつづく 227
2 原爆投下
ポツダム会議 234
広島への原爆投下 245
ソ連参戦 257
3 終戦
ポツダム宣言 267
玉音放送 269
隊長、上山中尉はどこへ 281
あとがき 285

 

広島反転爆撃の証明

『広島反転爆撃の証明』(若木重敏、文芸春秋、19890715)

内容

序文1
1 硬い白桃 14
硬い白桃 15
語らざれば憂いなきに似たり 29
戦死ということ 39
消えて行く人々 43
そしてその夜 50
石もて打つべきか? 62
惨過を演出したもの 76
It’s all over Hiro… 89
“忘れられない男” 103
その妻と子に110
2 二つの「HIRO」の謎 117
もう十日早かったら 119
ヒロシマとヒロヒトと 122
生き続ける記憶 127
鳥の群れよ! 129
枯葉 131
3 演出された惨劇 133
反転裸爆撃ではなかったか? 135
海面上空の航路 138
日本側の資料 140
「エノラ・ゲイ」のヒント 148
広島侵入機の航路の推定 150
日本側の手落ち 163
ストレート・フラッシュ号の役目 166
反転裸爆撃を主張するその他の根拠 168
米国の世論 170
無警告裸爆撃の実績 171
鈍感にさせる作戦 174
事実の発表をためらう理由 176
「エノラ・ゲイ」の空襲警報の記述 178
空襲警報は発令されなかった 182
シナリオを書いた人 186

 

書誌2025一覧

書誌2025一覧

月日 書誌名 著者  発行所
0125 続・日本軍兵士 吉田裕 岩波書店 U
01  ヒロシマの子育て・教育 第380号  広島教育研究所 U
日本被団協のノーベル平和賞受賞についての高校生平和ゼミナールお祝いメッセージ 2
0718 日本軍慰安婦 吉見義明 岩波書店 U
0220 世界記者ユンクの20世紀 前編・ナチの時代 若尾祐司 名古屋大学出版会 U
02 ヒロシマの子育て・教育 第381号 広島教育研究所 U
日本被団協のノーベル平和賞受賞についての高校生平和ゼミナールお祝いメッセージ 3
ヒロシマの子育て・教育 第382号
0331  ヒロシマ調査・研究入門  広島市立大学広島平和研究所  U
 04  ヒロシマの子育て・教育 第383号   U
太刀掛祐輔『随想「8月6日」』

 

合掌-平和を祈る・小崎侃版画集

『合掌-平和を祈る・小崎侃版画集』(小崎侃<こざき・かん>、春陽堂書店、19950731)

内容

(昭和20年)
八月九日被爆、二児爆死、四才、一才、翌朝発見す
こときれし子をそばに、木も家もなく明けてくる
すべなし地に置けばこにむらがる蝿
<長男また死す、中学一年>
炎天、子のいまわの水をさがしにゆく あつゆき
・・・小崎侃の版画
 ほのお、兄をなかによりそうて火になる
 ・・・小崎侃の版画
なにもかもなくした手に四まいの爆死証明
 ・・・小崎侃の版画
 歩きならせてきょうは橋まで、あめんぼう
 ・・・小崎侃の版画
 <長崎にて、墓参>
 つまよまたきたよおまえのすきなこでまりだよ
・・・小崎侃の版画
 あらせってふせて虫なくひとりのちゃわん
 ・・・小崎侃の版画
 ひさしぶりゆみにきたつまにいいわすれたことこと
 <以下作業中
 小崎侃「出会い」
 ・・・一冊の本と出会った。松尾あつゆき著『原爆句抄』である。ページをめくると僕はとめどもなく涙がこぼれて感動した。・・・
 <以下作業中

 

オリンピック・スタディーズ

『オリンピック・スタディーズ―複数の経験・複数の政治』(清水諭、せりか書房、20040726)

内容

清水諭 はじめに オリンピックと「政治的なるもの」
近代オリンピックを問い直す
ナショナルなものの想像力
プレ/ポスト’64
アウターナショナルな経験
清水諭 危機にあるオリンピックー「あとがき」にかえて

 

被爆・いのちの悲録 いまだ戦後終らざる人々の記録

『被爆・いのちの悲録 いまだ戦後終らざる人々の記録』(久保ミツエ、島津書房、20010301)

内容

序…田尾五太郎
1 石標に刻む
私の八月九日…13
避難の夜…39
陽光の中で…43
さわやかな風のように…47
丸太の上の鬼ごっこ…51
帰郷…54
したたかに生きる…60
石標に刻む…71
追憶…82
花嫁衣裳…87
コスモスに想い深く…94
長崎の鐘…98
2 証言
“いのち”のあかし…107
証言一 証言者 被爆地
死体の収容を続けて 神田博之 広島…117
鎮魂をこめて 梅田久子 広島…129
やさしかった捕虜 田羽多ミツエ 長崎…137
洪水の流れのように 小林秀雄 広島…144
不安 D・E 長崎…148
奇蹟 N・E 長崎…150
骨も帰らなかった娘 森崎やえ子 広島…156
地獄に咲いた一輪の花…163
証言二
四十年目の出会い…165
再会…169
戦争さえなかったら 湯浅笑子 長崎…171
長崎原爆忌へ参列して…179
奇遇…183
嘉代子桜…188
遠くを見つめて…192
証言三
一枚の古新聞…195
原爆がにくらしかです 古賀シズエ 松本昌司 長崎…203  松本組長…208
林津恵さんとの出会い…213
娘よ 林津恵 長崎…215
永遠に咲け嘉代子桜…222
爆心地公園…226
母さん生きていて欲しかった 舛谷澄子 長崎…232
核の犠牲は私たちを最後に 又野静子 長崎…236
大鍋一杯の遺骨 春田京子 長崎…240
亡くなった兄と弟たち 若杉文子 長崎…243
 証言四
南さんの証言を得るまで…240
生きる 南八重子 長崎…252
あとがきにかえて…269
 再版にあたって…272

 

天邪鬼の筆の跡

『天邪鬼の筆の跡 被爆記者が綴る長崎の戦後史』(佐原治平、歳暮の騎士社、19870131)

まえがき
1 長崎原爆史
ピカドンの街
原爆症報道
2 長崎の終戦断面史
口伝報道始末記
今だから言おう 長崎版”反乱”
3 原爆の聖者
4 長崎の伝統
5 ながさきの水問題
6 天邪鬼の大論争
7 天邪鬼のインタビュー
老兵は静かに去る(長崎市長 田川務)
お忙しい政治家の生活と意見(長崎県知事 佐藤勝也)
西岡武夫代議士訪問記
時の顔(佐世保市長 辻一三)
8 コラムニストの天邪鬼
9 天邪鬼の死生観
「あとがき」にかえてー人生の好敵手(松野秀雄)

新版ナガサキ―1945年8月9日

『新版ナガサキ―1945年8月9日』(長崎総合科学大学平和文化研究所編、岩波書店、19950720)

内容

まえがき 鎌田定夫(長崎総合科学大学平和文化研究所)
歴史と殉教の街-長崎 1
1 長崎の街 2
2 世界への窓-長崎 6
3 島原の乱 10
4 阿茶さん、唐人屋敷、唐船 14
5 市民自治の街・長崎 18
6 長崎の祭り 22
7 明治維新と長崎 26
8 長崎の要塞化 30
9 中国大陸への侵略と長崎 34
10 壊滅前夜の長崎 40
II  原爆と長崎 45
11 原爆がつくられるまで 46
12 原爆をどこに投下するか 50
13 長崎をおそった原爆 54
14 八月九日一一時二分 58
15 灼熱地獄と化した長崎 62
16 犠牲者は外国人の中にも 66
17 家も、学校も、病院も 70
18 解明しつくされない被害 74
19 ポツダム宣言の受諾 78
20 原爆使用は必要だったのか 82
III 八月九日、あの日の記憶 87
21 閃光の下で 88
22 〝死の同心円〟 92
23 消えた街並み 96
24 爆心圏の学校 100
25 〝浦上五番崩れ〟 104
26 いしぶみは語る 108
IV 長崎を最後の被爆地に
27 占領下の平和運動 116
28 第五福竜丸の衝撃 120
29 「もういやだ」-被爆者運動の展開 124
30 分裂より統一を 128
31 風化に抗して-反抗証言と原爆被災復元運動 132
32 若者と教師たち 136
33 長崎のこころと文学 140
34 長崎をゆるがす佐世保 144
35 いま核兵器が使われたら 148
V 行動への決意 153
36 地獄を生きる
-山口仙二・谷口稜曄の場合154
37 死者たちの怒りを背に
-下平作江・池田早苗の場合 160
38 漂流から抵抗へ
-福田須磨子の回心 164
39 怒りと祈りのはざまで
-永井隆・秋月辰一郎・片岡津代 168
40 ナガサキの中の朝鮮・中国
-李奇相・朴玟奎・徐正雨たち174
41 憎しみをこえて
-元連合軍捕虜たちの証言 180
42 「生ける屍」から平和の旅へ
- 渡辺千恵子の不屈の生涯-184
43 戦争と暴力、核冷戦を終わらせるために 188
44 明日に向かって
-被爆五〇年、若者たちは今192
長崎年表 197
「ナガサキ」参考文献 202