1998年8月のうごき

記事
01 広島市原爆資料館、原爆供養塔納骨名簿の掲示と相談、原爆死没者名簿への登載受付と確認を実施。
01 長崎刑務所、未決拘置され被爆死した韓国人・尹福東の遺骨を遺族の徐栄子らに返還。
01 広島市の主婦・山本正子(72歳)、旧十日市街の戸別復元地図を完成させる。
01 長崎ゾンタクラブ、恵の丘長崎原爆ホームを訪れ、世界各国のゾンタクラブのメンバーの名前などが入った千羽づると平和へのメッセージを入所者へ贈る。
01 第11回縮景園原爆犠牲者慰霊供養式・平和を願う集い、広島市内で挙行。200人が参列。元朝日新聞カメラマン松本栄一も参列。
01 兵庫県西宮市原爆被害者の会、「平和灯ろう流し」(13回目)を市内の川で実施。
01 東広島市原爆被害者の会、原爆死没者慰霊式を市福祉センター・松翠苑の慰霊碑前で挙行。約150人が参列。
01 広島市内の被爆建物・万休寺、補修工事の上棟式を挙行。広島市の被爆建物保存に対する助成制度を活用。
01 インド・カルカッタの女性団体「マイトレー」、日本から贈られた原爆の資料を催しの会場に展示。
01 広島市安佐南区・東野公民館、地域の被爆者10人の証言を基に「平和展」を開催。
01 原水爆禁止鳥取市協議会、「原爆と人間展」を市内で開催。-2日。1000人が観覧。
01 広島市原爆資料館、ヒロシマ原爆展をJR広島駅で開催。-9日。
01 ピースボート大阪、インド・パキスタン原爆写真展の報告会を大阪市内で開催。
01 はつかいち美術ギャラリーと中国新聞社、「被爆書家の証言展-怒り・祈り・願い」を同ギャラリーで開催。故川北春江・森井一幸・森下清鶴の平和をテーマにした作品60点を展示。-16日。
01 「レクイエム・イン・ヒロシマ」、広島県呉市で開催。1987年以来毎夏広島市で開催していたが、初めて呉市で開催。
01 被爆53周年原水爆禁止世界大会・国際会議、東京都麻布市内で開催。インド・パキスタンの代表ら9か国12人の海外代表を含む約200人が参加。-2日。
01 原水爆禁止1998年世界大会・科学者集会、岡山大学で開催。約150人が参加。
01 広島・長崎・沖縄3県の創価学会青年部、「3県青年平和協議会」を広島市内で開催。40人が参加。-2日。
01 「ピースウィーク98イン・ナガサキ」、開催。-9日。シンポジウム「許すな、新ガイドラインと有事立法」、長崎市内で開催。約50人が参加。
01 広島市・宇品公民館、インドに市民の抗議メッセージを届ける運動を開始。同館は広島アジア大会の時、インド選手団を応援。
01 広島市竹屋公民館、平和公園一帯20カ所の原爆慰霊碑めぐりを実施。小学1-5年生と保護者計38人が参加。
01 広島市原爆資料館、被爆約2カ月後に撮影された広島のパノラマ写真を展示。-30日。
01 広島市の原爆資料館、開館時間を1時間延長し、午後7時閉館とする。-16日。
01 沖縄駐留の米軍が、1950年代後半、旧ソ連など敵の侵攻を受けた際に備え、核兵器の使用を含む沖縄本島の防衛作戦計画を立てていたことが、米海兵隊の秘密指定文書で明らかになる。
01? 横浜市の市民団体「平和資料協同組合」(ピースデポ)、冊子「核軍縮と非核自治体・1998」を発刊。
02 カナダ北西部・グレートベア湖北方のウラン採掘原爆跡周辺の先住民デネー人一行7人、「第9条の会ヒロシマ」の受け入れで、広島入り。3日、原爆資料館を見学。4日、被爆者から体験を聞く。8日間。
02 広島市の平和宣言で核不使用条約を提案することが明らかとなる。
02 広島市立段原中学校慰霊碑前で被爆53周年第9回原爆死没者慰霊祭。
02 原爆資料保存会(広島)、原爆慰霊碑巡拝を実施。
02 広島市沖の金輪島で原爆慰霊碑の除幕式。約40人が参列。広島市から100万円の助成を受ける。
02 旧制広島第一国民学校の原爆死没者慰霊祭、広島市・段原中学校で挙行。終了後、懇親会。
02 昨年の「マレーシア原爆展」の実行委員会のメンバー浜辺行正(長崎市在住)、今年の原爆展の打ち合わせのためマレーシアを訪問。5日、長崎市役所で帰国報告。
02 長崎国際文化協会など、第36回原爆忌文芸大会を長崎市民会館で開催。
02 広島県・佐伯町の住民グループ「あじさいグループ」、朗読劇「まっ黒なおべんとう」を大野町中央公民館で上演。生協組合員ら約100人が鑑賞。
02 「原爆供養講談とレクイエム演奏の夕べ」、広島市のオーティスで開催。
02 長崎県被爆二世の会、原爆落下中心碑を清掃。約10人が参加。
02 原水爆禁止1998年世界大会・国際会議、広島市で開催。印・パを含む20カ国37団体3国際組織の海外代表62人の海外代表や国内の代表者ら計300人が参加。4日、「世界諸国民の運動で核兵器のない21世紀を」との宣言を採択して閉幕。
02 マツダ労組、「平和を考える会」を広島市平和公園で開催。約300人が参加。今年で2回目。
02 公明、シンポジウム「核兵器廃絶をめざして」を東京都内で開催。森本敏・野村総合研究所主任研究員が基調講演、伊藤一長長崎市長、大牟田稔広島平和文化センター理事長、豊崎博光、浜四津敏子を交え、パネルディスカッション。
02 広島市手話サークル連絡協議会、広島市平和公園で原爆慰霊碑巡りを実施。約120人が参加。原爆資料館で開いた平和学習会ではろうあ者で被爆者の高夫勝己が証言。
02 広島市安公民館、平和公園の碑めぐりを実施。西尾隆昌が案内。
02? 今村展昭広島大学原医研講師の調査で、チェルノブイリ事故処理従事者の白血病発症率が非被爆者の40倍以上であることが判明。
02? 三次市・平和人権センター、「被爆資料でみる原爆展」を開催。-27日。
02? 広島県・三良坂平和美術館、「第13回三良坂平和美術展」を開催。-16日。
03 広島市南観音町で被爆死した女性が、戸籍上では生存していることが判明。広島法務局は、死亡現認の証言がない場合、遺族からの死亡届の受理に難色を示す。
03 被爆者援護法の特別葬祭給付金を広島市内の131人が受け取りにきていないことが広島市原爆被害対策部の調査で判明。
03 広島市、小渕首相の来広日程を発表。
03 広島市、パキスタンの駐日大使が平和式典に出席するとの連絡を受け取る。
03 広島市、今年の平和宣言の骨子を発表。世界各国に核兵器使用禁止条約の締結を呼びかけるとともに、「平和首都」を目指す決意を表明。
03 長崎県被爆者手帳友の会長与支部、町役場近くの高台の墓地にある原爆殉難者の碑の土台や周辺の整備を完了し記念式典を実施。約30人が参列。
03 東広島市原爆資料保存推進協議会、原爆展を市役所ロビーで開催。-10日。
03 第44回広島平和美術展、広島県民文化センターで開催。-9日。
03 原水爆禁止1998年世界大会・国際会議(第2日)。リトアニアの医師や米国のウラン採掘労働者が放射能被害の実相を報告。
03 沢田昭二名古屋大学名誉教授、原水爆禁止1998年世界大会に参加中のパキスタン代表に愛知県原水爆被災者の会婦人部が発効した「原爆、許すまじ」を贈呈。
03 原水協などによる国民平和大行進、広島市の平和公園に到着。約600人が集結。
03 原水禁などによる非核平和行進、広島市の平和公園に到着。約600人が集結。
03 「核兵器の廃絶を願い、すべての核実験に反対する長崎ネットワーク」、東京大行動の成果を長崎市役所で報告。
03 日本山妙法寺の平和祈念行脚一行約30人、広島市の平和公園に到着。
03 広島平和教育研究所、「親と子のヒロシマ体験学習」を開催。被爆者との交流、中沢啓治の話。-4日。
03 広島市安佐公民館、平和学習会を開催。石田民生が「被爆体験から」と題する講演。
03 藤田広島県知事、核抑止論は幻想、NGOとの連携を、と定例記者会見で語る。
03 米ワシントン州のハンフォード核施設で、一度閉鎖された高速増殖炉を使い水素爆弾の威力を高めるトリチウム生産計画が持ち上がっていることが判明。
03? 広島平和文化センター、印パ核実験後から7月末までにインドや周辺の国の市民団体からの依頼を受け、原爆写真7件を送付。
04 放射線被曝者医療の研修のため来崎したカザフスタンのユリー・プログロ医師ら旧ソ連の医師団6人、長崎県庁を表敬訪問。
04 長崎市、平和記念式典会場となる平和公園に大テントを設営。
04 広島平和教育研究所など、原爆犠牲国民学校教師と子どもの碑慰霊祭を挙行。過去帳に9人の名前を追加し、計1023人となる。約1000人が参列。
04 深夜、広島市立翠町中学校の校庭内の慰霊塔に供えられた千羽づる5800羽が消失。7日までに約1万5000羽の千羽鶴が同校に届く。
04 非核非戦法要、広島市東区・極楽寺で開催。武田靖彦の講演「インド・パキスタンへの平和行脚について」。
04 広島県、JR新宿駅南口にある広島県の東京アンテナショップ「広島ゆめてらす」で原爆写真展を開催。-10日。
04 「原爆と人間展」、愛媛県松山市の愛媛新聞社1階ロビーで開催。-6日。
04 広島市・広島平和文化センター・朝日新聞社、国際シンポジウム「核廃絶へ今、私たちは何をすべきか」を広島国際会議場で開催。シンポに先立ち明石康広島平和研究所長が講演。約600人が参加。
04 広島市立中央図書館、「原爆に夫を奪われて-広島の農婦たちの証言」(岩波新書)の読書会を開催。
04 「ヒロシマ・ハート・アーティスト・アソシエーション」、「ハノーバーとヒロシマの美術交流展Ⅱ」を広島県立美術館で開催。-9日。
04 沼田鈴子、1月からの闘病生活から離れ、広島で被爆の証言活動を再開。
04 「原水爆禁止1998年世界大会・広島」開会総会、広島市の県立総合体育館で開催。7300人が参加。
04 被爆53周年原水爆禁止世界大会の海外代表として広島を訪れたインドのビデオ作家アナンド・パトワルダン、広島での取材を開始。
04 原水爆禁止1998年世界大会国際会議に参加している印パ両国の代表、「核兵器廃絶と両国を含めた全ての核実験禁止を要求する」ことを求める共同声明を発表。
04 広島県原水禁、折鶴平和行進を広島市平和公園などで実施。
04 被爆53周年原水爆禁止世界大会、広島市内で開催。4500人が参加。-6日。
04 インドとパキスタンの退役将軍、両国指導者に核兵器不使用をよびかけ、地球上からの核兵器廃絶を訴える共同声明を発表。
04 土井たか子社民党党首、広島市で新たな党方針となる核兵器廃絶への提言を発表。2020年を期限とした核兵器廃絶条約の締結、国連への核兵器解体基金の創設を盛り込む。
04 戦争も核も差別もいやだ!三次~広島81キロ平和のための大行進、三次市を出発。270人が参加。5日午後8時、平和公園に到着。
04 広島YMCA国際コミュニティーセンター、第21回高校生のための平和セミナーを開催。被爆者の沼田鈴子の講演や平和公園の碑めぐりを実施。-6日。
04 長崎県被爆二世教職員の会、ピースウイーク行事の一環として「被爆体験を語り継ぐ会」を長崎市内で開催。金分順韓国原爆被害者協会女性会長が在韓被爆者の実態などを講演。
04 日本生協連の「98市民平和行進」、東京・長崎など4カ所から出発し、広島に到着。延べ約7万人が参加。今回が15回目。
04 広島県東部地区高校部落解放研究部連合会府中・福山ブロック、「ピースウオーク98」を実施。25校から生徒94人が参加。松永高校を出発し、5日に夕方に広島市平和公園に到着。
04 広島平和教育研究所、「被爆電車に乗って被爆体験を聞く会」を開催。石田明広島県原爆被爆教職員の会会長ら2人が解説。小中学生など約120人が参加。
04 広島平和教育研究所、「広島市内の戦跡をたどるフィールドワーク」を実施。
04 ジュネーブ軍縮会議、非公式会合を開催。兵器用核分裂物質の生産禁止(カットオフ)条約交渉開始のための特別委員会を設置することで合意。
04 米国防総省、米軍が1991年の湾岸戦争中に多用した劣化ウラン弾の影響に関する報告書を発表。
04? 嶋矢志郎広島市立大学教授、全国の非政府組織を対象とした平和意識調査の結果をまとめる。「核兵器廃絶の見通し」では「いずれ廃絶されると思うが予測はつかない」が55.7%。
05 広島への原爆投下直後、宇品港から似島に被爆者を運んだ輸送船の乗組員・三原マスエ(香川県観音寺市在住)、昨年他界した夫の形見の被爆羅針盤を携え、戦後初めて広島市を訪問。
05 在韓被爆者支援活動をしている広島市内のグループ「ムグンファの会」、市内で夏祭りを開催。韓国の原爆被害者福祉会館での被害者の生活を紹介したパネル展示など。
05 ボワネ・フランス環境相、国防省が7月30日に公表したフランス領ポリネシアにおける放射能による健康被害調査の報告書を、調査不十分と発言。
05 新潟県関川村在住の元憲兵隊員・南七郎、広島を訪れ、原爆で死亡した朝鮮王族・李*公の被爆状況を平岡広島市長らに証言。
05 歌手の南こうせつ・山本コウタロウ・大友康平ら、広島市の原爆養護ホーム「倉掛のぞみ園」を慰問。
05 小渕首相、広島市の平和式典に参列するため特別機で広島空港に到着。
05 広島県原水禁、原水爆禁止世界大会広島大会子どもの慰霊祭を平和公園の原爆供養塔前で挙行。
05 広島市水道局原爆死没職員追悼式。150人が参列。
05 在日本大韓民国民団広島県地方本部、韓国人原爆犠牲者慰霊祭(第29回)を挙行。約200人が参列。今回、過去最多の285人を死没者名簿に加え、記載総数は2527人となる。
05 広島市原爆死没公務員追悼式。350人が参列。
05 広島平和教育研究所・広島高校生平和ゼミナールなど、「原爆犠牲ヒロシマの碑」碑前祭を開催。約300人が参加。
05 「原爆殉難教え子と教師の慰霊式」、長崎市平和会館で挙行。約300人が参列。
05 「ヒロシマの今から過去を見て回る会」、「原爆遺跡・軍都広島巡りフィールドワーク」を開催。-7日。
05 日本ジャーナリスト会議(JCJ)、今年のJCJ賞に平和博物館を創る会・日本原水爆被害者団体協議会の記録写真集「核の20世紀-訴える世界のヒバクシャ」、毎日新聞外信部の「劣化ウラン弾報道」などを選ぶ。
05 長崎県職組長崎支部など、第8回長崎県職員原爆展を県庁で開催。-7日。
05 広島市・同原爆資料館、「ヒロシマ原爆展」を山形市中央公民館で開催。-15日。
05 広島市舟入原爆被害者の会、地元の住吉神社の夏祭りで、原爆写真展などを開催。
05 村井志摩子作・演出の演劇「汽車」、東京・四谷区民ホールで上演。ユダヤ人収容所を取り上げたテレジン編と原爆をテーマとしたヒロシマ編の2部構成。
05 米の団体「アルバカーキ・ユナイテッド・アーティスト」、「広島と長崎からの現代美術」展をアルバカーキ市で開催。-30日。
05 詩吟の同好会・冬雨流緑会の約20人、広島市平和公園の原爆慰霊碑前で「原爆犠牲者の霊を弔う」を吟詠。
05 ナガサキピーススフィア貝の火基金事務局、さだまさし・佐田玲子・むたゆうじらが出演するミニコンサートを長崎市・松が枝国際観光ふ頭で開催。
05 「地球ハーモニー実行委員会」、広島市平和公園・元安川の親水護岸で野外コンサートを開催。
05 日本被団協・広島県被団協、「つたえようヒロシマ・ナガサキ-国民のつどい」を広島市内で開催。350人が参加。
05 核兵器禁止平和建設国民会議広島集会。
05 笹森清連合事務局長、原水禁と核禁会議の連携を深め、2000年を目途に平和運動の統一を図りたいと、広島市内での記者会見で語る。
05 被爆53周年原水爆禁止世界大会の分科会「日本の核政策を問う」、広島市内で開催。森野泰成外務省軍備管理軍縮課主席事務官がパネリストの一人として出席。軍縮担当官僚の大会参加は初めて。
05 「原水爆禁止1998年世界大会・広島」分散会、広島市内を中心で開催。
05 「ピースジャム98イン・ヒロシマ」、広島市の県立総合体育館で開催。2400人以上が参加。
05 広島高校生平和ゼミナールなど、「第25回全国高校生平和集会」を、広島市内で開催。約600人が参加。「世界子どもの平和像」の建設を呼びかける。-6日。
05 小渕首相、訪問先の広島市内で、インド・パキスタン両国の駐日大使と会い、核実験を繰り返さないことなどを要請。
05 広島文化デザイン会議実行委員会など、インターネットシンポジウム「広島で平和を考える」を広島国際会議場で開催。
05 米ワシントンの市民団体「ヒロシマ・ナガサキ平和委員会」、犠牲者を追悼し核兵器廃絶を訴える集会をリンカーン記念堂前で開催。約100人が参加。今回が17回目。
05 連合の組合員など、ペンライトを持って原爆慰霊碑と原爆ドームを囲む「平和の灯」を実施。
05 国際平和運動家ケイト・デューズ、ニュージーランドの小学校児童が折った千羽鶴を本川小学校の児童に手渡す。
05 日本生協連など、「子ども平和のつどい」を広島市の県立総合体育館で開催。約200人が参加。
05 日本マスコミ文化情報労組会議、「なくせニュークス98MIC広島フォーラム」を開催。インドの元海軍長官で反核運動を始めているラム・ダスが講演。
05 島根県邑智郡瑞穂町を4日正午に出発した「歩こうヒロシマまで」の参加者60人、75キロを20時間以上かけて原爆ドーム前に到着。
05 連合平和ヒロシマ集会、広島市内で開催。約3000人が参加。
05 非核宣言自治体全国大会、広島市内で開催。全国126自治体から約300人が参加。
05 広島青年会議所・広島文化デザイン会議実行委員会など、イベント「ひろしま・ネオ・ピースウィーク」を開催。-9日。
05 「8・6ヒロシマ平和へのつどい1998」実行委員会、「あつまろう、星の下に」を広島市・原爆ドーム周辺で開催。
05 カトリック広島司教区、「平和を祈ろう98」をテーマに講演会を広島カトリック会館で開催。
05 「核兵器をなくそう女性のつどい98」、広島市の県立体育館で開催。約1700人が参加。
05 「8・6ヒロシマ平和へのつどい1998」実行委員会、「それぞれのヒロシマ-再び私たちの役割を考えよう」を広島市・県民文化センターで開催。
05 生協、「虹のひろば」を広島市の県立総合体育館で開催。1500人が参加。日本生協連、世界各地の300以上の団体に「原爆と人間展」パネルなどの資料を贈呈する運動に取り組むことを決める。
05 インドとパキスタンを6月に平和行脚した武田靖彦、広島市内で両国で交流したジャーナリストらと再開。
05 被爆の実相を描いた絵本を世界各地の学校に贈っている「ひろしまと世界を結ぶ子ども文庫」、原水禁世界大会に参加したパキスタンの大学教授に絵本3冊を贈る。
05 米国・アメリカン大学と立命館大学の学生約30人、高橋昭博元広島市原爆資料館長の被爆体験を同資料館で聴取。
05 広島市亀山公民館、平和のつどいを開催。
05 広島市祇園公民館、「ヒロシマの心を受けつぐ」を開催。
05 盛岡市の広島平和友好派遣団の中学生5人、広島市を訪問。
05 広島市原爆資料館、5月に姉妹都市提携を結んだカナダ・モントリオール市を紹介する「モントリオールへの旅」展を開催。-9月30日。
05 インドとパキスタンの大使、広島市の原爆資料館を見学。
05 スイスが第二次世界大戦後に極秘で進めていた核武装計画の全容が、スイス連邦軍図書館に保管されている未公開文書などで判明。
05? 広島市が厚生省が建設を予定している原爆死没者追悼平和祈念館に収蔵さするために行っている被爆体験記の募集に、1000編を超える手記が寄せられる。
05? 石川県小松市在住の元海軍の暗号士官・北出純二が広島投下翌日に各地の部隊に流した「敵ハ原子爆弾ノ使用ヲ開始セリ」との暗号を翻訳した用紙などを保有していることが判明。
05? 14カ国語に翻訳されている長田新編「原爆の子」が新たに5カ国語に翻訳中。
05? 広島市立幟町中学校の「平和委員会」、インドの中学生へのメッセージとして「原爆の子の像」のモデル佐々木禎子さんをテーマにした絵本作りに取り組む。
06 小渕首相、原爆死没者追悼平和祈念館の建設計画を推進する意向を、広島市内での記者会見で表明。
06 藤田広島県知事・平岡広島市長、広島市内で小渕首相に平和問題や被爆者援護対策について陳情。
06 政府主催の「被爆者代表から要望を聞く会」、広島市内で開催。首相、厚相、官房副長官と被爆者7団体代表が、出席。
06 平岡広島市長、平和宣言の中で核不使用条約の締結を訴える。
06 広島市平和記念式・原爆死没者追悼式。小渕首相・宮下創平厚相など5万人が参列。原爆死没者名簿に新たに4927人が加えられ計71冊の名簿の登載者は20万7045人となる。
06 外務省が招請したパキスタンの記者2人、広島市の平和式典に参列、
06 故斉藤義雄(元日本被団協事務局長)の妻佐智子、岩手県の遺族代表として広島市の平和式典に参列。
06 インドとパキスタンの駐日大使、広島市の平和式典に参列。外国大使が平和式典に参列するのは初めて。
06 広島オマーン友好協会の招きでオマーンの子どもたち8人が広島市の平和式典に参列。同協会は広島アジア大会での一国一館運動が縁で出来た。
06 広島原爆の投下時刻に日赤長崎原爆病院など長崎市内のさまざまな機関で黙祷。
06 第80回全国高校野球選手権大会の広島県代表・如水館の選手、宿舎で黙祷。
06 広島祭実行委員会、原爆ドーム南側の元安川でとうろう流しを実施。開会セレモニーで明石康広島平和研究所長があいさつ。1万1000個のとうろうを流す。
06 長崎の原爆展示をただす市民の会、第3回原爆殉難者追悼集会を長崎厚生年金会館で開催。加瀬英明が「核兵器廃絶へ日本が求められているもの-日本のプライドが世界を救う」と題して講演。約100人が参加。
06 岡山県高梁市と上房・高梁地区原爆被害者会、原爆被爆死没者慰霊・平和祈念祭を市総合福祉センターで挙行。前年までは、丘の上に1972年に建立された慰霊碑前で挙行していた。
06 第16回原爆死没者追悼・平和祈念式、大竹市内で開催。300人が参加。
06 筒賀村戦争犠牲者・平和祈念式典、広島県筒賀村で開催。160人が参加。
06 北海道被爆者協会、被爆53周年原爆死没者道追悼集会を札幌市内で挙行。150人が参列。(「北海道新聞」)
06 広島第一県女原爆犠牲者追悼式。100人が参列。
06 鳥取県原爆被害者協議会、被爆53周年原爆死没者追悼・平和式典を鳥取市内で開催。200人が参加。
06 広島戦災供養会、原爆死没者供養行事を、広島市平和公園の原爆供養塔前で挙行。
06 電気通信関係原爆死没者慰霊式。150人が参列。
06 広島二中原爆死没職員・生徒54回忌追弔法会。230人が参列。
06 広島市立広島商業高等学校原爆死没者慰霊祭。100人が参列。
06 建設省原爆殉職者慰霊式、広島市・原爆ドーム横で挙行。130人が参列。
06 原爆犠牲者追善法要、広島市の池田平和記念会館で挙行。250人が参列。
06 広島市地域女性団体連絡協議会、「嵐の中の母子像」の供養を挙行。100人が参列。
06 広島県被団協、原爆死没者追悼慰霊式を広島市内で挙行。260人が参列。
06 郵政関係職員原爆死没者慰霊式(広島)
06 原爆犠牲新聞労働者「不戦の碑」碑前祭(広島)。80人が参列。
06 原爆慰霊祭、広島護国神社で挙行。110人が参列。
06 国鉄原爆死没者慰霊式典、広島市東白島公園で挙行。130人が参列。
06 広島大学原爆死没者追悼式。100人が参列。
06 カトリック広島司教区、原爆犠牲者追悼の祈りと追悼ミサを世界平和記念聖堂で実施。約200人が参列。
06 広島県動員学徒等犠牲者の会、第42回動員学徒原爆追悼式を挙行。400人が参列。
06 広島県府中市教育委員会、「戦争と平和展」を府中市文化センターで開催。
06 広島国際青少年協会、原爆写真展を、広島市の姉妹都市ドイツ・ハノーバー市で開催。-18日。
06 日本青年学生平和友好祭長崎県実行委員会の「反核平和の火リレー」、長崎市の平和公園に到着。延べ600人が走り継ぐ。今年で14回目。
06 広島県・廿日市市職労の有志17人、広島平和公園から廿日市市役所まで約15キロを歩き、走る「ピースウォーク・ピースラン」を実施。
06 「核兵器廃絶第12回8・6ヒロシマ平和マラソン大会」、広島市の広島城ランニングコースで開催。98人が参加。
06 裏千家淡交会広島支部青年部、平和記念茶会を、広島市平和公園の原爆供養塔前で開催。約600人が参加。
06 広島市八幡コミュニティーセンター、「8月6日あるきんぐ」を実施。
06 鳥取県米子市内の朗読ボランティアグループ「火曜の会」のメンバー30人、被爆手記を4時間にわたり読み合う「朗読マラソン」をNHK米子放送局で実施。
06 地人会、朗読劇「この子たちの夏1945・ヒロシマナガサキ」を東京有楽町・朝日ホールで上演。-9日。
06 野外現代美術展「ヒロシマ・アート・ドキュメント98」、広島市の旧陸軍被服支廠などで開催。-20日。
06 滋賀県甲西町立図書館、「水彩で描く「原爆ドーム」展」を開催。広島の被爆者・原広司の作品100点を展示。
06 さだ企画、野外コンサート「長崎から・1998年夏・さだまさし」を長崎市稲佐山公園野外ステージで開催。12回目。約2万人が参加。
06 反核・日本の音楽家たち、「グローバル・ピース・ジャパン・コンサート」を東京・すみだトリフォニーホールで上演。約330人の音楽家たちがボランティアで出演。
06 広島平和文化センター、「98平和コンサート」を広島国際会議場で開催。約1400人が参加。
06 「第19回ノーモア・ヒロシマコンサート」、広島市東区民文化センターで開催。
06 全国高校生平和集会実行委員会・広島高校生平和ゼミナール、「ノーニュークスコンサート」(12回目)を、広島市東区民文化センターで開催。約500人が参加。
06 「原水爆禁止1998年世界大会・広島」閉会総会、広島市の県立総合体育館で開催。(午前10時半-午後1時)
06 ドイツの医学分野の教授105人、アピール「核の恐怖のない未来のために」をハンブルグで発表。
06 広島市の旧中島地区にゆかりの人々、被爆建物「広島市レストハウス」で集いを持つ。約30人が参加。
06 「8・6ヒロシマ平和へのつどい1998実行委員会」、シンポジウム「どうしてもこの手に!2000年の核兵器全面禁止を」を広島YMCAで開催。パネリストは梅林宏道・大庭里美ら4人。50人が参加。
06 インドの反核団体「MIND」、首都ニューデリーで集会とデモ。約4000人が参加。
06 インドの左翼勢力などからなる「8月6日委員会」、カルカッタで反核集会とデモを実施。市内のスタジアムの集会には約1万人、街頭デモには30万人が参加。
06 グリーンピース・ジャパン、広島市中央公園にソーラーキッチンを展示。
06 デルタ女の会、中曽根元首相の句碑に抗議する寸劇集会を同碑前で開催。約50人が参加。
06 「ピースボート」のメンバー4人、広島市を訪れた市民50人に「no more HIBAKUSHA」と書かれた紙を持った写真を撮影。8月下旬から米国4都市で開く写真展に展示の予定。
06 インドの首都ニューデリーで反核集会。4000人が参加。
06 広島青年会議所、原爆ドーム周辺で「PEACE CANDLE’98」を実施。この様子は、インターネットで約2時間中継。
06 「8・6ヒロシマ平和へのつどい1998」実行委員会、核問題シンポ「どうしてもこの手に!-2000年の核兵器全面禁止を」を広島YMCAで開催。
06 被爆53周年8・6ヒロシマ広島反戦・反核集会、広島市のアステールプラザで開催。本島等前長崎市長がパネリストとして出席。
06 長崎平和の鐘セレモニー、広島市立大学で開催。
06 広島県・三良坂町平和を願う会、「戦争・核・差別を許さない98みらさか平和の集い」を町平和公園で開催。約120人が参加。
06 広島中央保健生協社保平和委員会、「8・6平和の集い」、広島市・福島生協病院前で開催。約250人が参加。
06 広島青年会議所、原爆ドーム周辺で「ピースキャンドル」を実施。牛乳パックにろうを流し込んで作ったロウソク5000本に点火。
06 カーター元米大統領、ゴルバチョフ旧ソ連大統領ら、被爆53周年にあたり各国に核廃絶交渉の開始を呼びかける共同アピールを発表。
06 原爆被害者相談員の会、「ヒバクシャと語ろう原爆被害者8・6証言のつどい」、広島YMCAで開催。被爆者26人の体験を小グループに分かれ、約200人が聴取。
06 広島市・原爆ドーム周辺でダイイン。
06 長崎市、市内の公民館での原爆映画上映会を開始。-9日。
06 長崎県五島岐宿町の山内小学校、平和集会を開催。福江市在住の被爆者・富上ミツノの被爆体験を聴く。
06 福岡市内の小中学校51校(全体の24%)が登校日とし平和学習を実施。
06 福岡県星野村、平和祈念式典を「平和の塔」前で開催。約150人が参加。(「西日本新聞」)
06 三重県上野市、「非核平和推進中学生広島派遣団」を広島市に派遣。
06 小渕首相、広島市の平和式典後、原爆資料館を見学、原爆養護ホーム「神田山のぞみ園」を慰問。
06 パキスタンの記者2人、広島市の平和式典や被爆者を取材。
06 本島等前長崎市長、広島市内での記者会見で、「原爆投下は仕方がない」と語る。
06 野中広務官房長官、中国新聞とのインタビューで、米の「核の傘」の中での非核政策について「矛盾はある」との認識を示す。
06? 石田明全国被爆教師の会会長、体験記「ヒロシマを生きて」を出版。
06? 井上義國関西経済同友会元代表幹事、広島での被爆体験をまとめる。今秋に単行本として出版予定。(産経)
06? 浜本義幸ら、冊子「ふるさと似島」の10年ぶりの改訂版を発行。
06? 広島県筒賀村の原爆被害者の会、体験誌「原爆50年の追憶」を発刊。
06? 「核兵器の廃絶をめざしすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」、10月に計画している国連本部への要請行動に参加するメンバーを募集。
07 宮下創平厚相、閣議後の記者会見で原爆死没者追悼平和祈念館の建設について前向きの発言をおこなう。
07 伊藤長崎市長・池本同市議会議長、日赤長崎原爆病院と恵の丘長崎原爆ホームを慰問。
07 佐賀県・唐津原爆被害者の会、慰霊式典を唐津市内で挙行。約100人が参列(「西日本新聞」)
07 長崎市職員原爆犠牲者慰霊祭。約50人が参列。
07 長崎原爆資料館、「原爆被災写真展」を平和公園内で開催。-10日。
07 読売新聞、広島県内の市民団体約100団体を対象に実施したアンケート調査の結果を掲載。60団体から回答。
07 朝日新聞社・長崎平和推進協会・長崎文化放送、国際シンポジウム「いま問われる市民の役割-核廃絶への分岐点」を開催。約200人が参加。
07 東京の大衆演劇「若葉劇団」の若葉しげる座長、被爆弁当箱を題材にした一人芝居「おかあさんのお弁とう箱」を広島市の原爆養護ホーム「倉掛のぞみ園」で上演。
07 インド・ムンバイ(旧ボンベイ)の大学生、反核平和コンサート「ピース・トゥゲザー」を同市内で開催。1万5000人以上が参加。
07 被爆53周年原水爆禁止世界大会長崎大会、開会集会を長崎市公会堂で開催。8か国15人の海外代表を含む2500人が参加。
07 「非核フィリピン連合」など、広島・長崎の原爆犠牲者を追悼し、核兵器廃絶を願う集会をマニラ首都圏で開催。約100人が参加。
07 全電通九州地方本部・同県支部、「第9回全電通九州・長崎平和フォーラム」を長崎市内で開催。初日の遺構巡りに約200人が参加。-9日。
07 連合長崎の組合員約100人、長崎市の爆心地公園などで清掃奉仕。
07 「沖縄市親子平和大使」一行22人、長崎市入り。「青少年ピースフォーラム」などに参加。
07 長崎県南高有家町の4つの小学校、平和集会を開催。
07 長崎県松浦市立志佐中学校、平和集会を開催。被爆者・小溝昭七郎の被爆体験を聴く。
07 長崎県壱岐の武生水中学校、平和集会を壱岐文化ホールで開催。
07 長崎県島原市立第二中学校生徒会、平和集会を開催。同市在住の被爆者・木下八重の被爆体験を聴く。
07 広島市船越公民館、「親子平和学習」を開催。
07 広島市舟入公民館、「平和ってなあに」を開催。
07 広島市馬木公民館の寿大学講座、「原爆講座」を開催。講師は緩急車雲助(本名:久保浩之)。
07 第143回臨時国会召集。小渕首相、所信表明演説の中で、核不拡散・核軍縮促進のために世界に向けてイニシアチブを発揮すると述べる。
07? セミパラチンスク放射線医学研究所のボリス・グシェフ、核実験による被曝者はこの36年間に120万人に達し、死亡者は16万人と語る。
07? 山本康夫の歌集「閃光」と妻節子の歌集「慰霊」、真樹社から発行。
08 原爆松谷裁判ネットワーク、「原爆松谷裁判の勝利をめざすつどい」を長崎市内で開催。120人が参加。
08 菅野久光参議院副議長、長崎市の恵の丘長崎原爆ホームを慰問。
08 長崎市、平和式典の献水に思量する水をしない5か所で採取。
08 長崎県明るい社会づくり運動推進協議会、原爆殉難者慰霊祭を長崎市爆心地公園で挙行。約500人が参列。
08 第44回原爆・福山戦災死没者慰霊式、福山市中央公園内で挙行。約200人が参加。
08 長崎県建設産業労働組合、「建設労働者・職人原爆殉難者慰霊祭」を同碑前で挙行。約70人が参列。13回目。
08 長崎大学医学部と長崎ヒバクシャ医療国際協力会、「原研公開セミナー」を大学内で開催。約60人が参加。チェルノブイリ原発事故被害やカザフスタンの核実験被害について講演。
08 長崎リンガーベルコンサート、長崎市内で開催。-9日。合わせて約500人が参加。
08 「地球の歌の日98長崎の鐘コンサート」、長崎市・浦上天主堂で開催。約1000人が参加。
08 長崎県被爆者手帳友の会、「平和賞」の授与式を長崎市内で開催。米国の大学教授バルド・ビリエルモが受賞。
08 核兵器禁止平和建設国民会議、全国集会を長崎原爆資料館で開催。約400人が参加。
08 被爆53周年原水爆禁止世界大会、長崎市内で分科会を開催。長崎市公会堂で開催された国際シンポジウムには約700人が参加。佐世保市での前田哲男の講演会には約200人が参加。
08 原水協の世界大会の分科会「佐世保基地行動」。約80人が参加。
08 「原水爆禁止1998年世界大会長崎大会」国際交流会議、長崎市で開催。17か国47人の海外代表をはじめ、180人が参加。
08 日本生協連・長崎県生協連、「98生協ナガサキ行動」を長崎市内で実施。約800人が参加。
08 横浜市の特別養護老人ホームの「原爆慰霊の旅」一行8人、長崎市平和公園の平和祈念像に千羽づるを供える。
08 長崎マスコミ文化共闘会議、「なくせニュークス98長崎マスコミフォーラム」を長崎市内で開催。約80人が参加。土田秀夫前長崎大学長が「核兵器問題とマスコミ報道」と題して講演。
08 連合、「98連合平和ナガサキ集会」を開催。約2000人が参加。
08 「青少年ピースフォーラム」、長崎市内で開催。県内外から小学生-大学生約300人が参加。1993年から毎年開催。
08 長崎市など、市内全域で一斉に明かりをともす「8・8・8一斉点灯」を実施。今年で5回目。市内の小学生ら、平和公園の「平和の泉」を約4000個のキャンドルでライトアップ。
08 「第8回少年少女平和のつどい・長崎」、長崎市・山王神社で開催。約50人が参加。
09 金子長崎県知事・伊藤長崎市長、小渕首相に被爆者対策に関する要望書を提出。
09 宮下厚相、日赤長崎原爆病院を慰問。
09 小渕首相、恵の丘長崎原爆ホームを慰問。
09 長崎市、平和祈念式典を平和公園で挙行。小渕首相・宮下厚相など約25000人が参列。伊藤市長、平和宣言の中で「核の傘」からの脱却を求める。
09 川内信子、被爆者代表として長崎市平和式典に合わせ、この1年間で死亡が確認された3186人分の原爆死没者名簿(マイクロフィルム)を爆心地公園の原爆落下中心碑に奉安。
09 長崎刑務所旧浦上刑務支所で被爆死した韓国人・尹福東の遺族、返還された遺骨とともに、長崎市の平和式典に参列。
09 小渕首相・宮下厚相、長崎市の平和式典終了後、被爆者団体5団体から陳情を受ける。
09 長崎市・浦上川で「万灯流し」。約600の灯ろうが流される。
09 長崎在日朝鮮人の人権を守る会、原爆の犠牲となった朝鮮人の追悼集会を爆心地公園で挙行。20回目。
09 長崎市の浦上天主堂で早朝ミサ。約700人の信徒が参列。
09 長崎市平和公園に隣接する無縁死没者追悼記念堂で無縁死没者慰霊式典。伊藤長崎市長など約40人が参列。
09 旧長崎医科大学の慰霊祭。約500人が参列。
09 原爆被爆者友の会島原南高連合会島原支部、原爆殉難者追悼慰霊祭を島原市の霊丘神社で挙行。約60人が参列。
09 長崎県職員原爆慰霊追悼式。約150人が参列。
09 長崎市の純心中・純心女子高校、慰霊祭を挙行。
09 香川県原爆被害者の会・原水爆禁止香川県協議会、原爆死没者慰霊平和祈念祭を高松市峰山公園の原爆慰霊碑前で挙行。70人が参列。
09 愛媛県・今治原水協、原爆慰霊祭を同市吹揚公園で挙行。約50人が参列。
09 石川県金沢市・卯辰山に原爆死没者追悼碑が完成し除幕式。
09 カトリック長崎大司教区、平和祈願祭を長崎市平和公園で挙行。約1500人が参列。
09 石川県原爆被災者友の会、原爆犠牲者追悼碑「平和の子ら」の除幕式を金沢市の卯辰山公園で挙行。約500人が出席。
09 長崎県西彼長与町の原爆殉難者の碑前で慰霊祭。長崎県被爆者手帳友の会長与支部長ら約50人が参列。
09 第26回国鉄原爆死没者慰霊式、JR浦上駅前の慰霊碑前で挙行。約130人が参列。
09 非核・平和都市諫早を進める市民の会と諫早地区労、反核・平和コンサートを諫早公園で開催。
09 被爆53周年原水爆禁止世界大会閉会総会、長崎市内で開催。約3000人が参加。
09 「原水爆禁止1998年世界大会長崎大会」、長崎市民会館体育館で開催。約3300人が参加。
09 外務省の招きで長崎の平和式典に参列したインドの記者3人、式典後の記者会見で、自国の核実験への理解を求める。
09 山口折鶴の会、平和祈念式を市役所横の平和都市宣言の碑前で開催。約20人が参加。
09 「ピースウイーク98実行委員会」、市民集会を長崎爆心地公園で開催。約2000人が参加。
09 「被爆53周年8・9長崎反戦集会」、長崎市内で開催。約200人が参加。本島前長崎市長がパネルディスカッションに出演。
09 「ピースサイクル長崎ネット」のメンバー約10人、長崎市の爆心地公園に到着。
09 長崎原爆資料館と慶応大学湘南藤沢キャンパスを結び、インターネットやテレビ会議などを使用した平和学習フォーラム。昨年に続き2回目。
09 県立長崎北高校の放送部員4人、平和式典に参列したインド人記者にインタビュー。
09 長崎市立銭座小学校、平和祈念集会を開催。
09 長崎市立山里小学校、平和祈念集会を開催。
09 長崎市立西浦上小学校、平和集会などを開催。
09 長崎市の活水中・高校、平和祈念集会を開催。
09 長崎県南高布津町の布津中学校、平和集会を同町の多目的集会施設「世紀の泉」で開催。
09 長崎市立城山小学校、平和祈念集会を開催。
09 長崎市の淵中学校、平和集会を開催。今年6月に実施した平和学習で学んだ成果を壁新聞で発表。
09 長崎市・小榊小学校、平和祈念集会を開催。
09 長崎市立山里中学校、平和祈念集会を開催。
09 菅野参議院副議長、長崎原爆資料館を見学。
09? 広島医療生協原爆被害者の会、冊子「ピカに灼かれて第21集」を発行。
09? 広島生まれの詩人・長津功三、年少記に見た原爆投下直後の広島をつづった詩集「頭蓋の中の廃墟」を出版。
10 小渕首相、北朝鮮在住被爆者の来日治療が可能かどうか調整を官房副長官に指示。
10 鹿児島県原爆被爆者福祉協議会、鹿児島市城山公園で慰霊碑の着工式を挙行。
10 劇団俳優座、ベテラン俳優による朗読の会を、東京・六本木の同劇団けいこ場で開催。-12日。神山寛「ナガサキⅡ」など。
10 長崎県原水協などでつくる「98日本平和大会IN佐世保・長崎県実行委員会」、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)関連法案の軸となる周辺事態措置法案について、国に撤回を申し入れるよう長崎県に要請。
10 長崎大学の学生ら12人、「ナガサキ学生平和会議ファーストフォーラム」を長崎市内で開催。33人が参加。
10 阿部真也(長崎総合科学大学付属高校3年)、広島市の平和公園に到着。2日に一人で長崎平和公園を出発し9日間かけ469キロを踏破。
10 岡山医療生活協同組合、「戦争と私」をテーマにした病棟班会を岡山東中央病院で開催。40人が参加。原爆ドーム近くに住んでいた嶋本一夫が証言。
10 長崎工業高校演劇部、平和登校日に朗読劇「トンボが消えた日」を上演。東京の劇団「クロカル」との共演。
10 広島市己斐上公民館、「子どもサマーシアター」を開催。
10 広島市安佐公民館、ロビー展を開催。過去10年間の平和宣言を展示。
10 仙台市が募集した「折りづる大使」の小学生2人、今夏同市が開催したヒロシマ原爆展に寄せられた折りづる5000羽を広島市・平和公園の原爆の子の像に届ける。
10? 劇団「俳優座」、長崎の被爆者・小峰秀孝の自分史「じいちゃん、その足どんげんしたと」を舞台劇とすることを計画。
11 広島市の原爆ドーム北側の千羽づる数千羽が燃やされる。同日、住所不定・無職の男性(55歳)を器物損壊の疑いで逮捕。
11 愛媛県・大西町非核平和都市宣言推進実行委員会、平和原爆写真展を星の浦海浜公園で開催。今年で4回目。
11 「98山口・平和のための戦争展」、山口市民会館で開催。核兵器被害などを展示。-13日。
11 バングラデシュ労働者党、反核集会を首都ダッカで開催。約400人が参加。
11 世界平和連帯都市市長会議事務局、インド・パキスタンの核実験に抗議する「都市連帯ニューズレター」を発行。
11 ジュネーブ軍縮会議(CD)、全体会合で兵器用核分裂性物質の生産禁止(カットオフ)条約を交渉するための特別委員会設置を正式に決定。
11? 広島県教育委員会、幕末から第2次世界大戦終結までの建造物を対象にした「近代化遺産」の総合調査の結果をまとめる。広島大学旧理学部や広島市レストハウスなどの被爆遺跡を含む約1000件。
12 宇部市・小野田市原爆被爆者協議会会長、山口県被団協会長などをつとめた竹内一作、死亡。
12 崔日出韓国原爆被害者協会会長と豊永恵三郎韓国の原爆被害者を救援する市民の会広島支部長、広島県庁の放射線被曝者医療国際協力推進協議会事務局に韓国人医師の研修受け入れを要請。
12 福井市原爆被害者福友会、「原爆と人間展」を市役所1階市民ホールで開催。-19日。1800人が参観。
12 広島市三入公民館、「平和学習のつどい」を開催。
12 広島市役所に8月6日に被爆者への嫌がらせや苦情の電話800本が懸かっていたことが判明。
12? 第一学習社、同社の添削指導を受ける高校3年生3000人を対象に7月に実施した調査「現代高校生の平和観」の結果をまとめる。インド・パキスタンの核実験について9割が「いかなる理由でも許されない」と回答。
12? 岡山県・井原市立図書館で朗読劇「この子たちの夏・1945・ヒロシマ・ナガサキ」を上演。
13 毎日新聞「深層:後世へ残せ・戦争遺跡-「平和教育に活用不可欠」
13? 長崎を訪れている関東方面の高校のうち75校程度が、来年旅先を別の地域に変更する予定が明らかになる。
13? 日本非核宣言自治体協議会、国際会議を来年沖縄県で開催することを計画。
14 全国被爆二世教職員の会など、「原爆展」をマレーシアの首都クアラルンプールで開催。-16日。
14 ナラヤナン・インド大統領、インドの核実験は核の脅威をあらためて気付かせる効果があり、世界に好ましいショックを与えたと認識を、地元記者との会見で示す。
14? 京都の高校教師・福林徹、米国の公文書「GHQ法務局調査部報告」と現地調査の結果をまとめる。少なくとも150人の捕虜が憲兵隊や地元住民らに処刑。
14? 広島県被団協(伊藤サカエ理事長)、広島平和文化センターの原爆資料館で実施している「被爆体験講話」を土曜日・日曜日にも実施するよう要請。
15 故金順吉(被爆者で元韓国人徴用工)の精霊船、支援者らにより長崎市内で出される。
15 長崎被災協・長崎の証言の会など、「ナガサキ不戦の集い」を爆心地公園近くの「核廃絶人類不戦の碑」前で開催。約40人が参加。
15 広島市内在住の被爆者・船井洋治、被爆した「唐獅子瓦」を広島市の原爆資料館に寄贈。
15 米紙ニューヨーク・タイムズ、イラクの核開発責任者の一人キドヒル・ハザムが、湾岸戦争時イラクの核爆弾は完成寸前だったと語ったと報道。
15 政府、全国戦没者追悼式を東京・日本武道館で開催。遺族ら6800人が参列。原爆死没者遺族も。
15? 金沢の市民団体、手記集「チェルノブイリは続く・・・」を出版。
15? 長崎市、7月に送付した「核兵器全面禁止条約」の早期締結を求める呼びかけに対する駐日インド大使、イギリス外務省などからの支持の返書を受け取る。
15? 東広島市の向陽中学校と板城小学校の生徒・児童、米国・タフツ大で開催が計画されている原爆展に飾るため千羽鶴を折る。
16 ジャパン・リターン・プログラムで来日中の米英独の高校生3人、広島市の原爆資料館を見学。
17? 外務省・日本外交協会、「国際問題プレゼンテーション・コンクール・プレゼンカップ98」の論文を募集。今年のテーマは「核軍縮・不拡散の未来-国際社会、そして日本は何をすべきか」。
18 「日韓被爆者交流団」(豊永恵三郎団長、18人)、韓国を訪問。-21日。
18 「98平和のための広島の戦争展」、広島市の県民文化センターで開催。-21日。
18 東京の会社役員・細木久慶ら家族3人、広島市の平和公園に自転車で到着。核兵器廃絶を訴え12日間で1300キロを走破。
18 米議会筋、北朝鮮が地下核施設を建設していることを確認。
18? ビキニで被曝したマグロ漁船「第五福竜丸」のエンジンの修理や補強に5000万円以上かかるとの見通しが東京都の調査で判明。
18? 広島市の原爆資料館、入館者に配布するリーフレットの中国語版を作成。
19? 広島市、世界遺産に登録された原爆ドームの長期保存に向け、ドームの施行図を復元し、被爆直後の本当の姿を検証することを決める。
19? 岡山県矢掛町、「平和を願う原爆資料展」を役場1階で開催。-21日。
20 長崎原爆被爆者援護強化対策協議会、被爆地域の拡大是正など4項目を厚生省などに陳情。-21日。
20 長崎地裁、原爆落下中心碑撤去・建て替え計画反対署名簿電算処理訴訟の第3回口頭弁論を開廷。
20 広島国際青少年協会・中国新聞社、写真展「ひろしま今昔物語-被爆の日から今日まで」を、広島市の姉妹都市ドイツ・ハノーバー市で開催。-9月12日。
20 ピースボート、「ノーモア被爆者写真展」を米カリフォルニア大学バークリー校で開催。-22日。
20 第9回国際青少年合唱祭、米オレゴン州ポートランド市で開催。-22日。広島少年合唱隊のメンバー39人が出場。
20? 原爆と文学の会、短編集「記憶の火群」を出版。
20? 世界平和連帯都市市長会議、秋に発行する予定のニューズレターをインドとパキスタンの核実験に抗議するため早めて発行。
21 兵庫県神戸市原爆被害者の会、「原爆と人間展」を神戸市内で開催。-25日。8000人以上が参観。
21 劇作家つかこうへい、平岡広島市長を訪問し、来年から8月6日に「広島に原爆を落とす日」を広島で上演したのち、全国を巡回公演する意向を示し、支援を要請。
22 広島市映像文化ライブラリー、文化講演会「夢千代日記から夏少女へ-21世紀の核状況を問う」を開催。早坂暁が講演。120人が参加。
22 東方2001・中国新聞社、シンポジウム「第6回ヒロシマを語る」を広島市内で開催。約220人が参加。
22 広島市子ども会連合会、「広島・長崎子ども会親善交歓会」を広島市の平和公園で開催。広島市から78人、長崎市から36人が参加。毎年夏に両市で交互に開催し、今回が22回目。
22? 広島市、原爆死没者慰霊式や慰霊碑建立、記念出版事業などへの来年度の助成対象を募集。
22? 広島平和文化センター、「国際交流補助金」・「草の根国際交流・協力補助金」の対象事業を募集。
22? 広島平和文化センター、10月に姉妹都市カナダ・モントリオール市を訪問する「98ヒロシマ親善の旅」の参加者を募集。
25 放射線影響研究所、1983年から中断していた行政・大学・医師会・被爆者団体などとの地元連絡協議会を再開するため事務レベルの打合会を開催。
25 長崎の被爆者・渡辺司、一人芝居の朗読劇「命ありて」を長崎市内で上演。50回目の公演を記念し長崎市民180人を無料招待。
25 梅林宏道・服部学・池田真規ら、外務省を訪れ、30日から始まる「核不拡散・核軍縮に関する緊急行動会議」で日本が核廃絶に向けイニシアチブを発揮するよう求める要望書を提出。
25 長崎市、市長の諮問機関として「平和推進専門会議」を近く設置すると発表。
25? 嶋矢志郎広島市立大学教授、全国の非政府組織(NGO)374団体の代表個人を対象に実施した「平和観」を問うアンケート結果をまとめる。「核廃絶の見通し」では55.7%が「いずれ廃絶されるが(時期の)予測はつかない」と回答。
26 厚生省の原爆死没者追悼平和祈念館の広島検討会議、広島市役所で開催。広島市が、開設準備検討会(森亘座長)の死没者の遺影をデータベース化することなどを加えた最終報告書修正案を説明。
26 厚生省、1999年度予算の概算要求をまとめる。広島市に建設する原爆死没者追悼平和祈念館の着工費として2億900万円を盛り込む。
26? 米国務省が解禁した外交関連文書で、1964年10月の中国の初の核実験前に、米政府が中国の核施設に対し攻撃を検討していたことが判明。
27 全電通、定期大会を広島市内で開催。佐々森委員長、挨拶の中で核兵器廃絶への運動に積極的に取り組む姿勢を強調。
27 ルドガー・モンド・パプアニューギニア保健大臣、広島市の原爆資料館を見学。
27 愛知県甚目町の「児童・生徒平和体験学習派遣団」一行12人、長崎市を訪問。
28 高松市の劇団R&Cによる一人ミュージカル「私のヒロシマ・花子」、広島市内で上演。
28 日本都市青年会議、「ピースフォーラム・イン・ヒロシマ」を広島市で開催。-30日。県内外の高校生20人が参加。
28 金鍾泌韓国首相、韓国が過去に核開発計画を持っていたことを初めて認める。
29 シンポジウム「今こそ核兵器廃絶を!緊急行動会議」、東京都内で開催。120人が参加。
30 国際フォーラム「核軍縮・不拡散に関する緊急行動会議」の初会合、東京都内で開催。-31日。明石康広島平和研究所長と松永信雄日本国際問題研究所長が共同議長。18人が参加。
30 国際フォーラム「核軍縮・不拡散に関する緊急行動会議」の初会合、東京都内で開催。-31日。
31 第12回非同盟諸国首脳会議の外相会議、南アフリカのダーバンで開催。-日。
31 明石康広島平和研究所長、「核不拡散・核軍縮に関する緊急行動会議」の名称を、次回の広島会議から、「東京フォーラム」と偏向することを明らかにする。
31 北朝鮮、弾道ミサイル発射実験を実施。日本を横断し、三陸海岸沖に着弾。
33 広島平和文化センター、「平和学習支援ボランティア」を募集。