占領下の「原爆展」-平和を追い求めた青春

『占領下の「原爆展」-平和を追い求めた青春』(小畑哲雄、かもがわ出版、19950625)

目次

プロローグ
祇園ばやしのひびく中で/「掘り起こしの会」の発足
1 事前の大宣伝活動
走る列車に飛びのるように/宣伝の武器、小原爆展とスチール展
2 わだつみの声にこたえて
春の文化祭/大田洋子さんら迎え原爆講演会/「総合原爆展」にむけて/「原爆体験記」を発行
3 忘れることのできない二人の先生
天野重安先生のこと/西山卯三先生のこと
4 熱気のこもる会場
デパートの催し会場で/「原爆の図」/K君の思い出/パネルと展示品/M教官の思い出/平和を求めてこれを追うべし
5 相つぐ妨害と弾圧
原爆の真実を知らせないアメリカ/10日間で入場者3万人/陰険な弾圧
6 原爆展、各地にひろがる
専門分野の知識生かし/帰郷活動とも結びついて/原爆展、東京へ/前線基地横浜で/京大内での原爆展を/「天皇事件」と同学会解散
7 エピローグ
一九九四年秋、広島にて/E=MC2 の語るもの/平和を追い求めた青春