沖縄人民党の歴史 第4章 弾圧の激化と”島ぐるみ”土地闘争の高まり

沖縄人民党の歴史 第4章 弾圧の激化と”島ぐるみ”土地闘争の高まり

『沖縄人民党の歴史 付=党史年表 1947~1973』(沖縄人民党史編集刊行委員会、19851115)所収

目次

 見出し
 1 沖縄「無期限保有」方針と県民への弾圧の強化
1 あいつぐ米軍首脳の長期保有声明
2 第二回立法院議員総選挙と人民党の前進、親米派の後退
3 祖国復帰運動に対する弾圧と反共攻撃の激化
4 ”メーデーはカールーマルクスの誕生日”
5 オグデンの反共声明と人民党の公開質問状
6 立法院正副議長辞任強要ー民主主義破壊の暴挙
 2  人民党弾圧事件
 1 原水爆基地化に反対して
 2 「防共法」制定策動と県民の反撃
 3 党員、支持者の大量逮捕と投獄-弾圧の嵐
 4 人民党弾圧事件の政治的影響と教訓
 5 人民党村長の誕生と弾圧
 6 奪われた瀬長書記長の議席
 7 受刑者の決起-沖縄刑務所「暴動」事件
3  反響を呼んだ沖縄報道と沖縄問題国際化の努力
1953年1月、映画「ひめゆりの塔」(今井正監督)上映。
1954年6月、東京沖縄県学生会、沖縄現地ルポ『祖国なき沖縄』を発行。
1954年12月、平和擁護日本委員会、「沖縄問題を1955年の平和運動のカナメとして、日本国民のみでなく、平和的共存のためにたたかう世界の諸国民と共にたたかう」との沖縄の全県民におくるあいさつを発表。

自由人権協会(海野晋吉理事長)が約10ヵ月にわたっておこなった沖縄調査の結果を発表。
1954年12月30日・31日、日本共産党中央機関紙『アカハタ』が報道。
1955年1月13日、『朝日新聞』が報道
1955年4月、アジア諸国民会議(インド・ニューデリー)。東京の沖縄県人会から神山政良が日本代表団の一員として参加、会議は沖縄の日本への即時返還要求を決議。
1955年6月、ヘルシンキ世界平和大会で沖縄問題が訴えられる。

4   アメリカ軍の土地強奪のひろがり
 1 伊江島、伊佐浜の頑強な抵抗
 2 武力で襲いかかったアメリカ軍
 5  いのちとくらし、権利を守って
 1 布令第一四五号公布と弾圧にさらされる労働組合運動
 2 由美子ちゃん事件と党のだたかい
6  第七回党大会と第三回立法院議員総選挙
1 第七回党大会
2 第三回立法院議員総選挙
3 瀬長書記長の出獄
  7  四原則貫徹の”島ぐるみ”土地闘争の爆発
1 四原則をふみにじつだプライス勧告
 2 燃えあがる四原則貫徹闘争
 3 アメリカ軍の弾圧と戦線の分断