原水爆禁止運動の原点

『原水爆禁止運動の原点』(金子満広、新日本出版社、1984/09/20)

内容

原水禁運動の当面する基本問題 17
 1 核軍拡競争の悪循環の現状と反核運動 18
―ヨーロッパ、アジア、日本など―
2 核兵器の全面禁止こそ原点 21
3 原水禁運動―統一の路線と分裂の路線 24
4 原則ぬきの「持続共闘」がもたらすもの 37
5 あやまりはどこから生まれるか 43
6 原水禁運動の本流強化のために 46
原水禁運動の困難はどこにあるか 49
妨害から本流を守り太く強くするたたかい 49
「市民団体=中核」説は錯覚の産物 55
日本共産党の反戦・平和の伝統と今日の核問題 61
―日本共産党創立62周年記念講演―
1 全人類に危機もたらす核軍拡競争の悪循環 63
2 原水禁運動をどう発展させていくのか 74
3 いまこそ民族の党・国民の党―日本共産党とともに 88
原水爆禁止運動の現段階と統一問題 95
 「原点」を堅持した運動の発展 96
日米反動勢力に呼応した核禁会議の分裂 98
分裂は意見の相違からではない 100
運動の統一への道すじ 105
原水禁運動20年を迎えて 115
―核兵器全面禁止の国際協定締結は急務―
核兵器開発競争の悪循環を断つこと 115
原水禁運動の歴史的発展の特徴 117
新しい情勢下での運動の発展と統一の方向 121
国際協定の締結を促進する「具体的諸提案」 124
原水禁運動統一への道標 129
1 統一への道は開かれた 129
2 統一合意への情勢と背景 132
3 統一へむけて大胆な方向提示 143
4 再び分裂をくりかえさぬ統一を 148
原水禁運動の到達点と今後 155
まえがき 155
1 統一世界大会の到達点 156
2 分裂の教訓いかし前進を 166
3 新たな前進をめざして 172
原水禁運動―よみがえった原点 183
―運動の確かな統一と国際連帯の強化で核兵器の全面禁止を―
1 危険ラインをこえた核軍拡競争 183
2 統一世界大会の到達点と今後 189
3 吉野氏の論点にこたえて 191
4 新しい運動、新しい組織 201
運動と組織のゆるぎない統一を 205
―原水爆禁止運動の発展のために―
1 「’78世界大会」の成果と今後の展望 205
2 大会が直面した情勢の背景と運動の本流・逆流 211
3 教訓を生かして 216
4 運動の発展と組織の統一へ―今後のとりくみの問題 219
ニューヨーク・国連総会からの報告 227
核戦争か、核兵器全廃か 227
鈴木首相の演説とN・Yタイムズ評 231
入国ビザ問題の意味するもの 234
米史上最大の百万人デモと“草の根” 236
国連の現状とアメリカの「なげき」 240
帰国して想うこと―被爆者代表団のみなさんへ 242