書誌1952年
月日 | 書名 | 編著者 | 発行所 | 備考 |
---|---|---|---|---|
0101 | 歌集・原子雲 | 品川楊村 | 白菊会 | 原災研第4集。広島。 |
0115 | 岩国組曲・交響詩 | 御庄博実 | 文芸旬報社 | 原災研第4集。5章烙印PP28-32。 |
0115 | 水素爆弾と世界 | 伏見康治 | 弘文堂 | [目次]1.現代物理学の発展、2.水素爆弾と世界 |
0120 | 社会保険年鑑1952 | 山西英郎(編)・広島県保険課(監修) | 広島県社会保障研究所 | |
0133 | DOME1 | 広島大学皆実分校学友会編 | 原災研第4集。広島に於ける文学活動PP18-22。[広島大学] | |
0201 | 国際平和読本-国際連合を中心として | 小谷鶴次 | 関書院 | [広島大学]第3章原子力と国際法。500530の改定版か? |
0210 | お父さんを生かしたい-平和を叫ぶ子らの訴え | さがわみちお編 | 青銅社 | 原災研第4集。斉藤精三、神孝、飯口昭子、岩谷千鶴、中村昭三、根岸忠、原田治、伊ケ崎明子。(広島)。 |
0210 | ケロイドの頬・詩集 | 佐々木邦彦 | 文童社 | 原災研第4集 |
0227 | 原爆の子に応えよう-少年少女たちのねがい | 大阪大学理学部学生自治会(編) | ||
1=COPY。今堀資料。編者は1951年秋に「原子力展」を開催。その後の批判会で「原爆の子に応えよう!」との声が満場一致で決まり作文を募集。 | ||||
0301 | いとし子と耐えてゆかむ-戦争未亡人の叫び | 植村環・平林たい子・田辺繁子編 | 主婦之友社 | 主婦之友社の呼びかけに応じた作品から選ぶ。[原爆体験記](戦争未亡人の手記50篇のうち広島被爆者の手記1篇):広島の原爆に夫を失う(千葉県・西村美津子)P174-178. |
0301 | 群生-第十八年刊歌集 | 添田博彬編 | 九大医学部短歌会 | 黒田吉男、永松淳雄(長崎)、右田俊介。 |
0315 | 詩集・風の子物語 | 増岡敏和 | 会 | 謄写刷。 |
0325 | 日本にいるアメリカ人-ソヴェト記者のニッポン日記 | クルガノフ | 五月書房 | [長崎取材記] |
0325 | 危機の学生運動-歴史とその展望 | 新井恒易 | 明治書院 | U |
0401 | 原子力1952年版 | 沢宗誠編 | 青山書院 | |
0405 | 永井博士を憶う | 如己堂会編 | 中央出版社 | |
0410 | 原爆の図-画集普及版 | 丸木位里・赤松俊子 | 青木書店 | [目次]原爆の図-5部作全図、4分の1図と部分拡大図、[附]「原爆の図」解説、 大衆が描かせた悲願の図-画集普及版によせて、世界平和文化賞「原爆の図」すいせんの言葉(大山郁夫・日本文化人会議)、「原爆の図」の芸術的価値について(内田巌)、感想文集。 |
0425 | 藤野七藏氏追懐録 | 藤野七藏氏追懐録編纂委員会(編) | (広島瓦斯会社内) | (4)原爆の廃墟に起ち上がる-瓦斯事業の復興PP38-48。 |
0425 | 永井隆の生涯 | 片岡彌吉 | 中央出版社 | [目次]第11医療隊、再建、すりこぎ先生、如己堂、毀誉褒貶、浦上の子供、ばらの花、聖母像、この子を残して、臨終、解剖・市公葬、年譜など |
0429 | 天皇陛下を語る[改訂版] | 萩萩月 | 愛花書院 | 第3編天皇陛下九州路え御巡幸 |
0430 | 創作代表選集9-昭和二十六年後期 | 日本文芸家協会編 | 大日本雄弁会講談社 | 「カキツバタ」(井伏鱒二)PP91-108、「永遠のみどり」(原民喜)PP135-151、「贋きりすと」(丸岡明)PP195-238。 |
0501 | 終戦史録 | 外務省編 | 新聞月鑑社 | 第37篇原子爆弾の投下 |
0501 | 句集・平和祭 | 野田不死鳥 | 「夜」発行所 | 原災研第4集。 |
0503 | 日本無罪論-印度・パール判事述-真理の裁き- | 田中正明編 | 太平洋出版社 | 「原子爆弾の汚点」PP84-85。「原子爆弾の責任」PP253-254。 |
0520 | 大本営発表 | 松村秀逸 | 日本週報社 | 「原爆広島に落つ」PP15-66。著者は、中国軍管区参謀長。 |
0613 | 世界と日本 | 清水幾太郎編 | 岩波書店 | 田中慎次郎「原子力と平和」所収。 |
0615 | 原爆詩集 | 峠三吉 | 青木書店 | 「あとがき」(峠三吉)PP145-147、「解説として」(なかの・しげはる)PP148-153。91052519に収録。 |
0615 | 原爆か原子平和か | デザンチ・ドニミック、シャルル・アローシュ(共著) | 新時代社 | 「推薦の言葉」(平和擁護日本委員会)PP1-6。[目次]1.なぜ原子爆弾は落とされたか?、2.「秘密」の幕うら、3.原爆つくりのボス連と原爆製造工場、4.冷たい戦争の武器「原子力スパイ狩り」、5.平和をつくる人たち、6-11略。 |
0620 | 荊の道(警鐘号) | 田中秀正 | 「某氏の原爆体験記」PP9-11。 | |
0625 | 詩集・同心円 | 織田隆一 | 詩人社 | 原災研第4集。同心円、それは嘘の嗤ひだった-浦上天主堂にて、 |
0705 | 平和文化の原子的開裂-地球の平和XIX | 地球文化研究所 | 平和文化大系刊行会 | 水素爆弾賛美のわけのわからない本。 |
0710 | 片隅の命と共に-保護観察の体験記録-更生保護研究賞受賞作品 | 中央更生保護委員会編 | 日本更生保護協会 | 第6部原爆孤児はかくて生きる(和田方光)PP903-240 |
0731 | 現代詩代表選集第三巻-一九五二年版- | 日本文芸家協会編 | 創元社 | 原災研第4集。朝(峠三吉)PP119-120。 |
0731 | 春の城 | 阿川弘之 | 新潮社 | 小説・広島。 |
0731 | 広島市・市勢要覧・昭和26年(1951)版 | 広島市総務局総務課 | 広島市役所 | |
0801 | 原爆の子-特作映画シリーズ第4輯 | 近代映画協会編 | 三到社 | 「原爆の思い出」(佐伯一幸、福島良介)P7、「誰よりも人間らしく」(吉岡宏)P12、「原爆体験談」(川北静三、土井精一、横田与茂作、正田篠枝、富田順次)PP14-15。 |
0803 | 原爆の子-見よ!戦争の惨苦を!-廣島の少年少女・魂の叫び | 日本労働組合総評議会情報出版部(編) | 「序文」(長田新)。「原爆の子」105編の中から32編を選び教文シリーズ第1集として発行。[広島大学] | |
0805 | 日本現代詩大系-第9巻 | 三好達治(編) | 河出書房 | 「原爆詩集抄」(峠三吉)PP414-416。 |
0806 | 広島-戦争と都市 | 岩波書店編集部(編) | 岩波書店 | [目次]1.天災と戦災、2.原子爆弾、3.原爆の傷痕、4.「ノー・モア・ヒロシマズ」 |
0814 | 原爆第1号-ヒロシマの写真記録-NO MORE HIROSHIMA | 田島賢裕・梅野彪(編) | 朝日出版社(発行)・洛陽書院(発売) | 写真(長崎のものがある?)と解説。 |
0815 | 記録写真・原爆の長崎 | 北島宗人(編)・山端庸介(撮影) | 第一出版社 | 長崎原爆の直後、西部軍報道部に召集されていた写真家山端庸介、画家山田榮二、文筆家東潤の3名は視察命令により長崎に出動.本書は3人が記録した長崎の被災状況を、記録写真58葉、スケッチ28枚、ルポ1篇で紹介. |
0815 | シナリオ原爆の子-近代映画協会・劇団民芸共同作品 | 近代映画協会・劇団民芸(編) | 近代映画協会・劇団民芸(発行)、映画タイムス社(発売) | 巻末:“原爆の子”によせて:郷里の広島から(阿川弘之)P32-33、ぜひ世界の人々に(吉川清)33P、前祝い(責司山治)P33-36、必要以上に必要(若杉慧)P34-35、世界の映画(佐多稲子)P35-36.他 |
0830 | 仁科芳雄-伝記と回想 | 朝永振一郎・玉木英彦編 | みすず書房 | 仁科は1951年1月10日永眠。[目次]1.「仁科芳雄博士略伝」(山崎文男)、2.晩年の著作3篇、3.思い出(湯川秀樹、木村健二郎、岡崎嘉平太、武見太郎、松本一、小倉真美、金関義則、小林稔、関戸弥太郎、朝永振一郎、玉木英彦)4.仁科先生を偲ぶ座談会。 |
0901 | 人間襤褸 | 大田洋子 | 青木書店 | 解説:本多秋五。河出書房版51080502。 |
0901 | 詩集・原子雲の下より-広島の人々の平和のうたごえ | 原爆の詩編纂委員会編 | 青木書店 | 「序文」(峠三吉)。1970年5月、編者を峠三吉・山代巴に代えて出版。91052519に抄録。 |
0901 | 日本詩人全集第十巻-昭和篇(5) | 大江満雄編代表 | 創元社 | 原災研第4集。原子と人間(湯川秀樹)PP278-282 |
0905 | 連鎖反應 | 徳川夢声 | 東成社 | [原爆関係](1篇):連鎖反応-ヒロシマ・ユモレスクP5-46. |
0909 | 平和のために-原爆展感想文より | 岸清次編 | 立川平和懇談会 | 8月15日を期して3日間開催。赤松・丸木の「原爆の図」5部作と東京都立大の学生有志により集められた写真資料を中心とした原爆展。延べ187名が協力。入場者総数は9907名(子どもを加えると1万2000名以上)。平和関係の署名4789票。(序文より) |
0910 | 日本ヒューマニズム詩集-一九五二年版 | 編集委員会編 | 三一書房 | 原災研第4集。清水高範、江間章子、深尾須磨子、石垣りん子、林幸子、壷井繁治、山口雅子、上林猷夫、大江満雄、秋山清、峠三吉。 |
0920 | 詩集・川よとわに美しく | 米田栄作 | 第二書房 | 51042501の改訂版。 |
0929 | 原子爆弾災害調査研究班第1回研究協議会記事 | |||
1001 | 日本印象記-ヒロシマの家 | フロイド・シュモー(Schmore,Floyd)(著) | 広島ピース・センター | シュモー博士は大戦後、米国市民に被爆者救援の「ヒロシマの家」運動を提唱.あつまった寄付金と建築奉仕者の協力により、1949年8月初来日から1952年10月末までに広島市内に16軒の「平和住宅」を建築し市に贈呈. |
1001 | 画報近代百年史第十七集 | 不動健治編 | 国際文化情報社 | 原災研第4集。[原爆の子の画集]。前田美穂、山本雅子、名柄喜久子。 |
1015 | 心理学論文集-古賀先生還暦記念 | 三好稔(編集代表者) | 広島文理科大学心理教室 | [広島大学]「戦禍に及ぼせる心理的影響に関する一調査」(松浦田鶴子)PP234-239。(「この一篇を原爆に散った父母に捧ぐ」、被爆後2年目の調査。) |
1030 | 私たちは長崎にいた-原爆生存者の叫び | 永井隆 | 大日本雄弁会講談社 | 『永井隆全集』710828に収録。 |
1030 | 題名のない新聞欄-天声人語より | 荒垣秀雄 | 河出書房 | 「原爆乙女の長袖」(1951.8.6)、「原爆の子ら」(8.1)、「原爆基地お断り」(1952.8.5)、「原爆の子」(8.24) 。 |
1110 | 歌集・死灰の街 | 小堺吉光 | エコールドヒロシマ | |
1110 | 祖国への遺書-戦犯死刑囚の手記 | 塩尻公明編 | 毎日新聞社 | 広島・長崎の人々を思えば(大塚操)PP198-201。 |
1115 | 改造1952年増刊号(第33巻第17号) | |||
1117 | 広島の建築-’56~’61年版 | 広島県土木部営繕課編 | 広島県建築士会 | |
1201 | 不死鳥の子-原爆乙女巣鴨来訪記念文集 | すがも広島県人会・信友会・プリズン文学研究会・白蓮社(編) | 1952年6月11日、9人の原爆乙女と吉川清が谷本清・真杉静枝・楠瀬常猪・平原重幸とともに慰問。その時の感想文を中心にまとめる。 | |
1201 | 原子爆弾の話 | 志田信 | 東京大学出版会 | 高校生大学生などが原爆展開催の経験をもとに作成。序(草野信男)。 |
1205 | カケモノ-占領日本の裏表 | H・トレイシー | 文芸春秋新社 | 原著名:KAKEMONO by Honer Tracy。第14章アメリカの悲劇[広島見聞記] |
1208 | 原爆機東京へ-新版・太平洋戦争秘録 | 木村登 | 鱒書房 | 「原爆機東京へ」PP205-208。 |
1208 | 物語吉浦郷土史 | 物語吉浦郷土史編・刊 | ||
1215 | 深尾須磨子詩集-日本国民詩集 | 深尾須磨子 | 三一書房 | 原災研第4集 |
1225 | 阿部知二作品集第四巻 | 阿部知二 | 河出書房 | 「長崎」(小説)PP234-242。 |
1333 | 僕らはごめんだ | 篠原正瑛 | 「平和」1952年11月号の情報。 | |
1333 | ヒロシマ-写真アルバム | 佐々木雄一郎編 | 日本交通公社 | 原災研第4集。「ヒロシマ」に題して(小倉豊文) |
1333 | 私たちは忘れない-広大原爆展感想集 | 原爆の子を守る会(広島文理大自治委員会内) | [広島大学]5月20-21日、吉川清の写真50葉と土井晩鐘の原爆が12点で原爆展を開催。参観者は約700人。 |
止