「34 平和教育・研究」カテゴリーアーカイブ

ひろしまの平和教育

『ひろしまの平和教育』

発行年月日 備考 所蔵
G=原爆資料館。U=宇吹。
1 19700315 県平和教育専門委、教材編集委、被爆教師の会編 GU
19700701 『広島教育』別冊 No.218。第19次広島県教研集会平和部門専門委員会、広島県平和教育教材編集委員会、広島県原爆被爆教師の会編 GU

 

2 19710720 広島県平和教育専門委員会、広島県平和教育教材編集委員会、広島県被爆教師の会編 GU
3 19730330 広島県平和教育専門委員会、広島県被爆教師の会編、広島平和教育研究所 GU
4 19760110 広島平和教育研究所、広島県教研平和教育部会編 GU
5 19780325 広島平和教育研究所、広島県教研平和教育部会編 GU
6 19800315 広島平和教育研究所、広島県教研平和教育部会編 GU

 

 

広島平和教育研究所

広島平和教育研究所   設立:1972年6月1日

設立宣言

ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ
にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ
峠三吉

ヒロシマを忘却することは許されない。

それは、原爆の犠牲となった多くの人びとへの贖罪と鎮魂の意味からだけではない。全人類が無知と偏見、戦争の恐怖から免れ、平和のうちに生存し抜くことは、核時代を生きるわれわれの至上の課題であり、ヒロシマはその原点だからである。

人間の心に平和のとりでを築くことは、教育の力にまつところが大きく、ヒロシマは核時代の教育を問い直す原点である。教育を通して、ヒロシマを後の世代に継承し、人類共通のものにすることは、世界平和に貢献する人類史的責務である。

われわれは、このことを深く自覚し、平和教育に関する科学的究明を行なうとともに、広く世界の平和教育を推進することをめざして、ここに「広島平和教育研究所」を設立する。

『平和教育研究 広島平和教育研究所年報』

『平和教育研究 広島平和教育研究所年報』

年版 発行年月日 備考<G=原爆資料館、U=宇吹所蔵>
1 1972 (197206~197305)<GU>
■年報発刊に寄せて/宅和純
■年報発刊にあたって/今中次麿
■研究報告
第一部門(平和教育研究)
平和教育研究所と現場教育の接点を考える -各月例会の問題提起をめぐって- 空辰男
<問題提起>-基礎理論の研究  平和教育の基礎的課題 藤井敏彦
核抑止論と平和教育 山田 浩
現代の戦争手段と軍事基地の役割 永井秀明
平和のための条件-平和教育内容の考察- 庄野直美
戦争の歴史的形態 今中次麿
戦争児童文学による平和教育をすすめるために 大槻和夫
第二部門(地域課題・教育運動) 公害問題(福山市)にとりくんで 瀬川洋造
■国際交流報告
交流のあゆみ 丹辺文彦
世界の平和教育と平和研究-ヨーロッパを中心として 庄野直美
■事務局報告
経過の概要・各部門研究活動の概要・一年のあゆみ(日誌)
■“あとがき”にかえて 石田明
(付)研究所規定・’72研究課題と方針・’72理事並に研究員名簿

 

2 1975 19750423 平和教育カリキュラム自主編成の手びき(試案)<GU>
3 1975 19751101 <GU>
■年報をおとどけするにあたって/宅和 純
■第一研究部門(平和教育研究)
日本国研究のめざす平和主義と第9条をめぐる状況/永井秀明
朝鮮における日本帝国主義の実態/深川宗俊
原水爆禁止運動を中心とした平和運動史の一考察/黒田秀俊
■国際交流会議報告 アメリカと日本の平和教育/空辰男
■第二研究部門(地域課題研究)
過疎-農業問題と教育/林弥富
過疎地域における教育運動の課題/田村和之
地域開発と土地(農地)問題/伊藤護也
過疎教育とその足跡と今後の課題/長迫光郎
地域開発の問題点と教育との関連/佐中忠司
■資料整理部
研究所図書資料の閲覧・貸出規定
研究所所蔵図書・資料一覧(1)
総記 戦争・原爆の手記・記録 哲学 世界史.日本史 戦争.原爆の写真.資料 外国歴史 部落問題 政治一般 戦争・核・被爆者問題 法律 経済・産業・統計 社会学.社会問題・公害 教育一般 平和・人権の教育 風俗習慣・民俗学 国際・軍事・平和運動 自然科学 医 学 工学・産業・芸術・娯楽・語学 児童文学 戦争・原爆・平和の文学 日本文学一般 外国文学
(付)平和教育研究所理事ならびに研究員(1975年度)
4  1976  19761130  <GU>
■巻頭に寄せて/宅和純
■第1研究部門(平和教育研究1)
戦争児童文学の教材研究報告/第1研究部会
山口勇子作 おーいまっ白ぶね
大野允子作 つるのとぶ日
大川悦生作 お母さんのき
松谷みよ子作 黒い蝶
山口勇子作 松の木事件
山下久美子作 広島のオデット
済藤尚子作 消えた国旗
■第1研究部門(平和教育研究2~3)
ベトナムは世界史をどう変えたか/陸井三郎
広島の碑をめぐる思想性/宇吹暁
核兵器核開発問題を理解するために/永井秀明
■第2研究部門(地域課題研究)
学校寄宿舎の実態とその検討<調査報告第二稿>
広島県下通年制学校寄宿舎の実態
広島県下冬季制学校寄宿舎の実態
学校寄宿舎に関する若千検討-実態調査をふまえて/田村和之
■資料整理部門
研究所図書資料の閲覧・貸出規定と蔵図書・資料一覧(2)
総記 戦争・原爆の手記.記録 歴史 部落問題 政治一般 戦争・核・被爆者問題 社会学・社会問題・公害 教育一般 法律・統計 平和・人権教材・国防・軍事・平和運動 自然科学 芸術・娯楽・語学 児童文学 文学一般
5 1977 19771030 <GU>
■巻頭のことば/宅和純
■ひろしま-今日の核時代に生きる(試案)
①ひろしまと十五年戦争/②今日の核兵器と日本/③戦争の歴史と核兵器/④ひろしまの子どもたち/⑤原爆裁判と被爆者問題
■副読本ひろしま・教師用指導資料
ひろしま十五年戦争について/今日の核兵器と日本について/戦争の歴史と核兵器について/ひろしまの子どもたちについて/原爆裁判と被爆者問題について
■研究所蔵図書・資料一覧(3)
 6 1978  19790310 <GU>
■巻頭のことば/宅和純
■第1研究部門(平和教育研究)
平和教育基準カリキュラム試案の作成意図とそのとりあつかい方法
幼児期における平和教育-プラン
幼児期の平和教育のすすめかた/絵本を中心としたとりくみ/語り聞かせを中心としたとりくみ/「かわいそうなぞう」の指導実践例
小学校低学年「平和教育基準カリキュラム」試案
詩「無題」指導案/「かわいそうなぞう」指導案
小学校中学年「平和教育基準カリキュラム」試案
「おこりじぞう」指導案/「村いちばんのさくらの木」指導案/社会化領域での若千の指導資料(郷土と学校の移り変わり、米の生産高と食糧不足、沖縄戦と戦後の沖縄」
小学校高学年「平和教育基準カリキュラム」試案
「川とノリオ」指導案/「最後の授業」指導案/社会化領域での若千の指導
資料(戦争中の日本の工業、歴史と政治の分野で)
中学校第一学年「平和教育基準カリキュラム」試案
「ヒロシマの空」指導案/映画「ヒロシマ原爆の記録」指導案/社会化領域での若千の指導資料(沖縄戦における犠牲と略年表、沖縄の歴史と沖縄線戦)
中学校第二学年「平和教育基準カリキュラム」試案
「一切れのパン」指導案/映画「トンニャットベトナム」指導案
中学校第三学年「平和教育基準カリキュラム」試案
「夏の花」指導案/映画「第五福竜丸」指導案/「核兵器禁止と平和へのみち」指導案
■第2研究部門(地域課題研究)
賀茂郡豊栄町六小学校の統廃合をめぐって豊栄町の小学校六校統廃合問題に関する当面の所見
■図書・資料整理部門
研究所図書・資料の閲覧・貸出規定・研究所第四次所蔵図書・資料一覧
■第28次教研の平和教育関係レポート
 7  1979  19800410 <GU>
■巻頭のことば/宅和純
■第1研究部門(平和教育研究)
8・6平和学習(実践事例)資料
ヒロシマへの旅-平和学習のしおり
平和教育実践辞典とは
東ドイツ学校教科書に見るヒロシマ
オランダの先生方にヒロシマの教育を
第18次~第29次県教研レポート一覧
■第2研究部門(地域課題研究)
「コミュニティー政策と教育」へのとりくみについて
コミュニティー進行政策の虚像と実像-二つの実践地区研究から-
県政の市町村権限委譲とは-「地方の時代」の内実-
■研究所所蔵図書目録(79年度分)
 8  1980  19810220 <GU>
■巻頭のことば   宅和純
■今中次麿先生追悼
今中先生のご逝去を悼む   宅和純
戦後の今中先生のこと    山田浩
講演 戦争と教育    藤原彰
資料 軍事主義教育のあゆみ1
■平和教育研究部門
平和を創りだす子どもを育てるために-幼低年中心としての学校体制-
<附>第30次全国教研平和教育分科会レポート一覧
軍縮教育世界会議-その意義と課題-   庄野直美
資料 -国際理解、国際協力及び国際平和のための教育並びに人権及び基本的自由についての教育に関する勧告=-PRA(国際平和学会)平和教育分科会
■地域課題研究部門
コミュニティ政策と財政問題   佐中忠司
「地域主義」なる思想の吟味 一ノ瀬 篤
「コミュニティづくり」への批判的接近 “地域と教育”シンポジウム    江島修作
■資料図書整理部門
1980年度研究所所蔵図書目録
 9  1981  <G>
■巻頭のことば   石田明
■『軍縮シンポジウム』アジア非核地帯化を提唱
軍縮シンポ第二セッションの報告と討論(録音再生記録)
ヒロシマ・ナガサキ・ビキニの今日的意味   庄野直美
核戦略の現状と限定核戦争の問題   山田浩
■平和教育研究部門(第一部門)
「平和教育実践辞典」・「平和教育入門」の発刊によせて
(資料)第31次全国教研平和教育分科会レポートの一覧
■地域課題研究部門(第二部門)
「農業副読本」作成へのとりくみの経過   大西典茂
地域課題への私のとりくみ   佐中忠司
■資料図書整理部門(第四部門)
平研収蔵書籍の分類改訂について   大槻和夫
戦前の「国定教科書」をおもちではありませんか   平研事務局
(附)戦前の国定教科書一覧
■第9回全国平和教育シンポジウム
新しい英知の担い手を育てよう   森田俊男
記念講演 平和と人権 沼田稲次郎
■1981年度広島平和教育研究所理事ならびに研究員名簿
10  1982 <GU>
■巻頭のことば   石田明
■各界からのメッセージ
槙枝元文/森田俊男/寄実正弘/今石益之/千種義人/栗野鳳/相原和光/河村盛明/高橋昭博/宅和純
■研究会議代表挨拶
佐藤正夫/山田浩/大西典茂/庄野直美/大槻和夫
■広島県教組各地区支部長からのメッセージ
谷崎典彦/松尾寿美/後藤弘起/本庄盛/湯藤行男/中村建/真野久
■広島平和教育研究所十年のあゆみ
■研究所日誌
■平和教育研究部門
故・今中次麿先生の心を今日に  空辰男
平和教育教材写真集・アウシュビッツ 解説文
■地域課題研究部門
副読本作成のための農村現地調査を終えて   大西典茂
■特別寄稿(第10回全国平和教育シンポ講演記録)
『軍縮と教育』   栗野鳳
■資料
1、軍縮教育世界会議の報告と最終文書/2、軍縮教育シンポジウム『広島アピール』/3、軍縮教育国際シンポジウム『ヒロシマからの提言』/4、自主編成教材・資料一覧/5、教育研究全国集会レポート一覧/
■広島平和教育所研究理事・研究員・研究客員名簿
■あとがきにかえて   寺岡昭壮
11  1983  <G>
■巻頭のことば   空辰男
■平和教育研究部門(第一部門)
ビデオ教材「ヒロシマから子どもたちへ」の完成によせて   高橋信雄
(資料)平和学習ビデオシリーズ
「ヒロシマから子どもたちへ」活用の手引き
(資料)平和学習ビデオ教材シナリオ
■平和教育研究部門(第二部門)
「教育調査」具体化へ向けてすすむ   大西典茂
「農業副読本」検討用草稿できあがる   大西典茂
(資料)農業副読本もくじ
■「問題行動」への社会学的接近
-中学生の意識と行動をめぐって-   江嶋修作
■ドイツ民主共和国(東ドイツ)の十年制学校における平和教育と民族友好の教育   カール・ハインツ・ギュンター
■研究所日誌
(1982年4月~1984年4月)
■広島平和教育研究所・蔵所目録補完-
■1983年度広島平和教育研究所理事ならびに研究員名簿
12  1984 <GU>
■巻頭のことば/空辰男
■ひろしま-15年戦争と広島(試案)
①原爆と軍都広島
②15年戦争前夜の日本
③15年戦争と子どもたち
④初年兵の軍隊生活
⑤戦争とは何だったのか
⑥15年戦争が終って
⑦侵略戦争と広島
■平和教育副読本 ひろしま・指導資料
Ⅰ原爆と軍都広島
Ⅱ15年戦争前夜の広島
Ⅲ15年戦争と子どもたち
Ⅳ初年兵の軍隊生活
Ⅴ戦争とは何だったのか
Ⅵ15年戦争が終って
Ⅶ敗戦とヒロシマ
■15年戦争と広島《資料》
手記 貧しき農村は軍国主義の温床   沖勇
■平和教育研究所第二部門=地域課題研究
農業副読本「日本の農業をみつめる」作成の経過報告   大西典茂
 13  1985 <GU>
■巻頭のことば 空辰男
■第13回平和教育シンポジウム報告
基調提案   空辰男
開会あいさつ   森田俊男
記念講演<現在の国際情勢と広島・長崎>   具島兼三郎
分科会報告
社会・歴史教育 芸術教育 学校行事と自治活動 修学旅行 原爆被爆・戦争体験の発掘継承 人権・平和教育と国際連帯 基地・自衛隊 マスコミ.文化・教科書問題 大学における平和教育
シンポジウム記念構成詩
座談会・15年戦争と広島
司会=高橋信雄
出席者=江先光/富永正三/藤井秀夫/水埜公治/山田浩造/横山司之
八十年代・県北の生活と福祉を考えるシンポジウム・分科会報告
■広島・長崎被爆証言テープ・リスト一覧
14  1986 <GU>
■巻頭のことば 空辰男
■神石の生活と教育を考えるシンポジウム
基調提案 大西典茂
第1分科会 教育と子どもの進路
第2分科会 子どものくらしと教育条件
第3分科会 教育とくらし
第4分科会 過疎化における教育
■第14回全国平和教育シンポジウム報告
基調提案 日平研事務局長・空辰男
分科会報告
国語・文学教育・社会・歴史教育 芸術教育・学校行事・自治活動 修学旅行 原爆・戦争体験の発掘継承 基地・自衛隊 マスコミ・教科書 大学における平和教育
講座 被爆者との対話と交流
第14回平和教育シンポに参加して 天久仁助
■ひろしま(核戦争とヒロシマ=仮題)
①核時代の幕あき
②核戦争の危機はここまで
③もしも核戦争が起こったら
④核戦争を防ぎ、なくす力
15  1987  <G>
■第15回全国平和教育シンポジウム報告
あいさつ-平和教育をさらに「創造的かつ体系的」なものへ 森田 俊男
基調提案 にんげんは生きねばならない、子や孫たちにたしかな未来を、日本国憲法・教育基本法、40周年にあたって 空辰男
記念講演 経済の軍事化と平和教育 宮本憲一
分科会報告
子どもと教育をめぐるシンポジウム
船はどこに(因島・あらたな島づくりをめざす会)
第1分科会報告 (中川輝男)
第2分科会報告 (綿岡靖博)
第3分科会報告 (田村和之)
■平和教育研究所・出版目録
ひろしま-原爆をかんがえる ひろしま-これはわたしたちのさけびです ひろしま-今日の核時代を生きる
ひろしま-15年戦争と広島 Let’s CryFor Peace! この子らに語りつぐもの ヒロシマヘの旅 ヒロシマで学習する平和教材
国連軍縮習慣のための平和教材と資料集 憲法学習のために 平和教育入門 ヒロシマ-その惨禍・未来への証言
日本の農業をみつめる 広島平和教育映画ライブラリー上映手引書 原爆を許すまじ(音楽平和教材伴奏集) 毒ガス島
平和教育実践辞典
広島の平和教育
平和教育研究(平和教育研究所年報)
■平和教育アンケート集計
集計表(小学校)学年別集計、中間分析
*表紙/四国五郎(1988年度平和カレンダーより)
 16  1988  <G>
■序文  空辰男
■第16回全国平和教育シンポジウム
基調提案:今こそ子どもたちにつたえたいこと-教育課程全面改訂を前にして
記念講演:中野光
■広平研地域シンポジウム・問題提起  広島県西部地域の漁業について (国富毅)
漁業地区生徒の進路保障とは (柏原広雄)
■”昭和”ヒロシマ、教育、核を語る 日本を中心とした東アジアにとって”昭和”とは  《横山茂》
“昭和”と憲法        《大西典茂》
戦争・平和と縦軸として見た教育  《藤井敏彦》
核軍拡か核廃絶か    《永井秀明》
昭和時代について思うこと 《庄野直美》
天皇制論議をめぐる私なりの総括 《山田浩》
昭和史をめぐる略年表
■広島平和教育研究所蔵書分類法
■1988年度理事・研究員名簿
 17  1989  <G>
■本島長崎市長銃撃事件に思う-1990年代を迎えて   山田浩
■特集 開発教育
人類が共に生きる21世紀を展望して    <永井秀明>
ヒロシマの教育から新たな教育(開発)の始動を  <空 辰男>
大学における平和教育  <鹿子木幹雄>
開発教育のひとつの実践から    <長松孝明>
■第17回全国平和教育シンポジウム
記念講演:平和教育の到達点と当面する課題   藤井敏彦
基調提案  空辰男
被爆都市の記憶を継承しよう
被爆建造物を考える会呼びかけ
被爆建造物を考える会・会則     呼びかけ人
子どもたちにヒロシマの追体験を     高橋信雄
<講演会>
欠かせぬこだわり     映画監督・新藤兼人
町づくりに「証」を     元広島大学長・飯島宗一
核時代の未来警告    詩人・栗原貞子
■ヒロシマへの旅を考える
ヒロシマは教師の熱意に応える   江口保
ヒロシマからのメッセージ       宅和純
ヒロシマへの旅を考える        米田進
広島修学旅行<感想文>から
未来を変えることができる/もっと視野を広げて/被害だけでなく加害も/本当に平和なんでしょうか/恐ろしさや悲惨さが-/必ずしも平和でない
 18  1990  <G>
■序文    高橋晋作
■原爆被爆建造物を考える会と「追体験」教育   空辰男
■被爆建造物写生会と被爆電車に乗って      秋田了二
「生ましめんかな」  栗原貞子
「高熱に焼けて」   石田明
■開発教育
-開発・環境教育を前進させるために-     永井秀明
■地域シンポ開催に向けてのとりくみ        林勤
■「日の丸・君が代」をどう教えるか(試案)の指導案を使っての実践
■90平和集会  今、基地と核問題を教える(三沢)  吉岡康之
ストップ・ザ核燃サイクル施設-          梅田有滋
■第18回全国平和教育シンポジウムの報告
1、基調提案 空 辰男
2、記念講演 岡本三夫
■広島平和教育研究所「ヒロシマの証言」-広島修学旅行
 19  1991  <G>
■ポスト冷戦期の平和問題を考える -平和をめぐる多様な課題-  山田浩
■広島平和教育研究所設立20周年記念平和教育フォーラム
パネルディスカッション いま「ヒロシマ」から問いかけるもの
■地域シンポジウム開催  分科会報告  恒吉宏典
■91平和集会に参加して 久保司朗
(小松基地・能登原発)  折口浩三
■第19回全国平和教育シンポジウム報告
基調提案    空辰男
記念講演    岡本三夫
■佐久間 澄先生の死を悼む   庄野直美
大西典茂先生の霊に語る
■広島平和教育研究所「ヒロシマの証言」  -広島修学旅行-
■資料
東郷平八郎で日露戦争をどう教えるか -平和教育からの視点-
 20   1992  <G>
■崩れ行く地球に生きて -平和教育の新たな展開を-    寺岡昭壮
■世界の平和教育の動向 第四回「平和のための教師」国際会議に出席して      永井秀明
■副読本 仮称『アジアふれあいBOOK』の発刊によせて ~ヒロシマの心とアジアの心を結ぶ~  梅田有滋
■地域研究課題
①広島農業の新しい担い手   中川輝男
②新しい農業経営のとりくみ -県北の営農集団について-野原健一
③有機農業生産と消費者が手をつないだわかつちの会   林勤
④地域の課題を明らかにすることでより確かな社会認識を-備後のい草づくり-   山田和孝
■宅和純先生を偲びて ヒロシマにこだわりつづけた人      石田明
宅和先生を悼む          長井 清
国富毅先生の死を悼む      中川輝男
■広島平和教育研究所「ヒロシマの証言」広島修学旅行
 21  1993
■アジア競技大会・被爆五十周年を前にして  -平和教育のあり方を思う-    空辰男
■ミニシンポの開催に当たって   基調講演  中川輝男
技術史からみた伝統産業    野原健一
国営比婆さとやま公園と地域振興    国光拓自
岳細工に生きる          石田源
たしかめよう、見なおそう!   田村浩章
■第21回全国平和教育シンポジウム報告
基調提案  岡本重人
記念講演  渡辺治
■帰国、入国児童生徒に関する実態調査の集計分析から浮かび上がった問題点     永井秀明
■平和哲学者「森滝先生」を悼む  石田明
■「ヒロシマの証言」-広島修学旅行
■『アジアふれあいブック・指導の手引』発刊にむけて   梅田有滋
22  1994  <G>
■「広島こそ戦争の原点」  -原爆・敗戦50周年にて思うこと-    広平研副議長 空辰男
■第22回全国平和教育シンポジウム   基調提案   日平研事務局長 岡本重人
■広島平和教育研究所のとりくみ
アジア人留学生シンポジウム
被爆建造物写生大会と被爆電車に乗り被爆体験を聞く会
■1994年地域シンポの開催にあたってあいさつ  広島修道大学教授(広平研第2部門部長)中川輝男
パネルディスカッション -農業の将来性、自然環境的意義、今後の課題-
■ヒロシマの証言  -広島修学旅行・平和学習-
平和記念資料館修学旅行団体入館状況
広島平和教育研究所「ヒロシマの証言」実施状況
手記 証言活動に参加して  語り伝えることの大切さ       広島を語る会 沼田鈴子
被爆の事実・戦争の真実を語りつづけて下さい           被爆教職員の会 江種祐司
■「アジアふれあいブック・指導のために」を発刊して       広平研第1部門研究員 梅田有滋
■ひろしま県の農業(副読本)  完成まぢか 広平研常任研究員 佐古琢也
■アジアふれあいブック~指導のために」
23  1995  <G>
■51年目ヒロシマからのメッセージ      全国被爆教職員の会会長 石田明
■『改めてヒロシマを問いなおす平和教育』  -原爆被爆50周年を終えて-   ヒロシマ平和教育研究所研究員 空辰男
■8.4集会から引き継ぐもの   広島平和教育研究所事務局長 藤川伸治
■アジアからのメッセージ             マレーシア教職員組合
■平和教育への提言               朝日新聞記者 氏家弘二
■組写真『韓国独立記念館展示写真』     解説 被爆者二世教職員の会 中谷悦子
■ヒロシマの証言
-ヒロシマ修学旅行・平和学習-      広島平和教育研究所
広島平和記念館修学旅行等団体入館状況
広島平和教育研究所『ヒロシマの証言』実施状況
 24  1996  <G>
■原爆ドーム世界遺産化
核時代の終わりが始まった     広島修道大学教授 岡本三夫
ヒロシマの心は伝わったのか    広島県原水禁常任理事 横原由紀夫
原爆ドーム生き証人として      広平研第二部門研究員 佐古琢也
広島よ、おごるなかれ         前長崎市長 本島等
■「原爆ドーム世界遺産化」を教材化する  新たなヒロシマ教育の視点   広平研研究会議副議長 空辰男
平和教育指導例 -小学校6年-
■平和教育アンケートのまとめ
平和教育アンケート報告     広島平和教育研究所
■平和教育アンケート報告を読んで
「平和教育アンケート報告」を読んで   中国新聞社電子電波編集部長 栗栖武士郎
意識調査結果と平和教育再検討      長崎平和研究所長 鎌田定夫
転換期に立つ平和教育       広島平和文化センター理事長 大牟田 稔
「平和教育アンケート報告」を読んで   広平研研究会議副議長 岡本三夫
原爆はなぜ投下されたか         広島県被団協事務局次長 近藤幸四郎
■「農業副読本」作成にかかわって            広平研研究会議議長・広島修道大学教授  中川輝男
■インターネットと教育           広島市立大教授・広平研第三部門研究員 大田允
■二葉中夜間学級を訪問して      安田女子大非常勤講師・広平研第三部門研究員 宮川裕行
■日韓の歴史認識のちがいをのりこえる    ソウル市立大学教授 鄭在貞
■資料
マレー半島における「日本の加害責任」を明らかにする   広島平和教育研究所
「毒ガス展」広島             毒ガス展広島実効委員会
ヒロシマの証言 -広島修学旅行・平和学習-    広平研事務局
広島平和教育研究所研究員名簿
 25  1997  <G>
■これからの平和教育-平研設立25周年特集-
学校五日制教育課程改革と平和=歴史教育の意義について  広平研研究客員・旭川大教授 山内亮史
歴史を歴史として学ぶこと        東京大学教授 佐藤学
ヒロシマ・ナガサキをどう伝えるか   長崎大学教授 舟越耿一
新たなる教材づくりと参加型学習の平和教育実践   広島平和教育研究所第三部門研究員 荒川純太郎
地球市民としての平和教育を    大阪白頭学院韓国教育部派遣教員 安準模
■平和教育推進態勢実態調査
平和教育推進態勢アンケート報告    広島平和教育研究所
平和教育実践カリキュラム
-「原爆投下の目的」をどう教えたか- 広島平和教育研究所第一部門研究員 森脇貴
■農業からみた環境問題を考える     広島平和教育研究会議議長・広島修道大学教授 中川輝男
■日本軍慰安婦問題             弁護士 福嶋瑞穂
■マレーシア戦争展 -被爆実態の共有が生む平和を願う連帯- 広島平和教育研究所事務局長 藤川伸治
26 1998  <G>
■今日の平和教育の課題
平和教育推進体制確立を    大田平和総合研究所・前沖縄県知事 大田昌秀
日本の平和教育における現在の問題   カリフォルニア州立大学名誉教授 シェルダン・ハリス
若者に被爆体験をどう継承していくか-「広島に原爆を落とす日」 広島平和教育研究所事務局長 藤川伸治
「広島に原爆を落とす日」を通して私の被爆体験証言を考える- 元広島平和記念資料館館長  高橋昭博
アジアの若者から見たヒロシマ
韓国の若者から見たヒロシマ    韓国・富川高校日本研究班
マレーシアの若者から見たヒロシマ  マレーシア・マラヤ大学留学生 川崎恵子
■曲がり角にきた広島平和修学旅行
ヒロシマの課題       広島女学院大学生活科学部 細美綾
座談会 -広島修学旅行の現状と課題-
前広島平和文化センター理事長 大牟田稔、広島女学院大学 篠原收、広島平和教育研究所研究員 梅田有滋
■インターネットが世界を変える    広島修道大学教授 岡本三夫
■被爆の実相を世界へ   組写真世界30ヶ国へ送る   広島平和教育研究所
「戦争と平和」写真展レポート     「戦争と平和」写真展組織委員長ベー・ヤントー
ニュー・ストレイツ・タイムズ通信員 S・バラ・サンダラム
■失明に対する補償を         中国人強制連行・西松建設裁判原告 宋継堯
■「はだしのゲン」CD-ROMに    広島平和教育研究所
27   1999  <G>
■国際教科書シンボジウム開催にあたって
パネラー.コーディネーターの紹介
主催者挨拶               広島平和教育研究所理事長 松井安子
来賓挨拶                 日本教職員組合中央執行委員長 川上祐司
基調報告
ドイツ・ポーランドにおける国際教科書研究の成果  ハレ・ウィテンペルク大学教授 ミヒャエル・G・ミュラー
パネルディスカッション 日本とアジア各国の国際教科書研究をどのようにすすめるか
1.韓国の相互理解をすすめるための「歴史の対話」~その成果と課題 ソウル市立大学教授 鄭在貞
2.過去を現在の教訓とし未来へ向かう       上海師範大学歴史学科教授 蘇智良
3.日韓(韓日)間の歴史教科書の共同研究の意義と課題        奈良教育大学 田渕 五十生
閉会挨拶                   広島県高等学校教育研究所所長 安保英賢
資料1.日中教科書交流の経過           東京学芸大学教授 坂井俊樹
日本の歴史教科書における平和意識と中国についての記述
ー1982年「教科書問題」の後どう変化したのか    東京学芸大学教授 坂井俊樹・助手 大森直樹
2.日本右翼勢カの反中国行為に憤怒の集会(中国・解放日報)
3.日韓(韓日)間の歴史教科書の共同研究の意義と課題      奈良教育大学教授 田渕五十生
4.ドイツ教科書「過去への旅」第5巻「二つの世界大戦の時代」
各国歴史教科書「原爆」記述に着目      広島平和教育研究所第一部門研究員 空辰男
資料 各国歴史教科書の「原爆」記述
フランス・ポーランド・イタリア・ロシア・ラオス・ドイツ・アメリカ・イギリス・マレーシア・シンガポール・インド・中国・韓国・日本
■平和教育の危機と希望                   広島修道大学教授 岡本三夫
■アジアと共生及ぴ連帯関係をつくる平和教育 侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館館長 朱成山
■広島原爆生き残り米軍機長の戦後が問いかけるもの 広島平和教育研究所第三部門研究員 繁沢敦子
■「環境読本」作成のとりくみと環境教育の推進のために  広島平和教育研究所第二部門研究員 野田泰洋
■広島平和教育研究所ホームページ 広島県教育研究集会「平和教育分科会」提案リポート要旨掲載
■資料 ヒロシマの証言ー広島修学旅行・平和学習ー
 28  2000
■特集:平和教育カリキュラム・自主編成のてびき(理論編)改訂版    平和教育拡大専門委員会
■平和教育とは何か   広島修道大学教授・広島平和教育研究所研究会議議長 岡本三夫
■反核平和交流-インド・パキスタン
核も戦争もない未来をつくるために   広島平和教育研究所第三部門研究員 森瀧春子
具体的に動いて考えてみる     広島平和教育研究所第三部門研究員 宮奥和司
■教科書が語る20世紀展記念講演
子どもたちに戦争のない21世紀を   平和人権子どもセンター(教科書資料館)代表 吉岡数子
■資料:ヒロシマの証言-広島修学旅行・平和学習
29 2001 <U>
   ■米国テロ攻撃・アフガン戦争から見えてくるもの
米国中枢テロ攻撃・対テロ戦争の「背景」と米国の若者意識  米国ボーリング・グリーン州立大学客員研究員 篠原收
生き残った私たちがなすべきこと  広島平和教育研究所第三部門研究員 繁沢敦子
■第29回全国平和教育シンポジウム
記念講演 原爆を語るということ  作家 井上ひさし
第5分科会レポート 出会い・発見・ピース2000
■インド・パキスタン間の緊張下での反核平和交流  広島平和教育研究所第三部門研究員 森瀧春子
■軍都廣島史の終焉 侵略加害教材と罪認書と平和教育  広島平和教育研究所研究会議副議長 空辰男
■被爆建造物写生大会・被爆電車に乗って被爆体験を聞く会・戦跡をたどるフィールドワーク  広平研事務局
■資料:ヒロシマの証言-広島修学旅行・平和学習
30 2002
■日韓歴史認識調査のまとめ
日韓相互関係史の認識に関する日韓学生意識調査の分析  広島・大邱歴史認識副教材づくりセミナー
■第30回全国平和教育シンポジウム
記念講演 核時代 負の遺産と平和教育の視点  中国新聞編集委員 田城明
記念構成詩 ヒロシマ・ナガサキ原爆の子の叫びを 全国被爆教職員の会会長 石田明
■日本の進路と反核平和運動の課題
国際平和文化都市広島を批判的視点から検証し問題提起を 原水爆禁止広島県協議会 横原由紀夫
■ヒロシマ・ナガサキ原爆投下目的の中に潜んでいたアメリカ一国主義の思想                                  広島平和研究所研究会議副議長 空辰男
■被爆の実相を世界へ ~被爆写真を世界へおくる運動~ 広島平和教育研究所事務局
■資料:ヒロシマの証言-広島修学旅行・平和学習-  広島平和教育研究所事務局
■資料:広島平和教育研究所研究員名簿  広島平和教育研究所事務局
31 2003
■石田明先生を偲んで  広島平和教育研究所副議長 空辰男
■第31回全国平和教育シンポジウム
記念講演 「北東アジアの平和と日本の選択」  立教大学 李鍾元
■特集:平和教育カリキュラム(試案)  平和教育研究所
・はじめに
・社会科学領域(社会)
・言語領域(日本語・外国語)
・自然科学領域(理科・公害)
・芸術領域(音楽・美術)
・保健体育領域(保健・体育)
・総合学習
32 2004
■第32回全国平和教育シンポジウム 記念講演
「沖縄からみる日本社会と平和教育-共生の場の拡大にむけて-」
琉球大学教育学部教授 高嶋伸欣
■「平和教育実態調査」まとめ 平和教育研究所
■2005日本歴史教科書問題対応シンポジウム 「日韓歴史共通認識づくり」
「日本の歴史教育の課題」 執筆委員 竹本博行
「日韓歴史教科書の記述および比較-文禄の役と朝鮮通信使を中心に-」執筆委員長 姜泰源
「歴史副教材からみえてきたこと」執筆委員 貞金和典
「大邱・広島の歴史副教材編纂交流の成果と課題」執筆委員 朴宰弘
「日韓友好のために」執筆委員 児玉戒三
■資料:ヒロシマの証言-広島修学旅行・平和学習- 広島平和教育研究所事務局
■資料:広島平和教育研究所研究員名簿 広島平和教育研究所事務局
33 2005
34 2006
35 2007
36 2008
37 2009
38 2010 <G>
39 2011
40 2012
41 2013
42 2015
43
■第7回平和意識調査のまとめ
■2015地域シンポジウム「地域から教科書採択、平和を考える」
■―今、伝えたい― 『被爆の証言と、平和教育及び教育実践のいくつかの問題』
■福島原発被災地フィールドワーク ~福島の「いま」に参加して

 

全国平和教育シンポジューム開催概要

全国平和教育シンポジューム開催概要

年月日 会場 メモ
1 19731013~14 広島女学院中学校  <基調報告>石田明 、 <基調提案>藤井敏彦
2  19740601~02 <基調報告>石田明、<記念講演>星野安三郎
3  19750614~15  広島市幟町中学校  <基調報告>石田明、<記念講演>早乙女勝元
4  19760612~13  広島市幟町中学校  <基調報告>石田明、
5  19770611~12   広島市幟町中学校  <基調報告>石田明、
6
7  19790602~03  広島市幟町中学校  <基調報告>石田明、
8  19800920~21  広島市  <基調報告>石田明、<記念講演>藤原彰
9  19810620~21   広島市  <挨拶>森田俊男、<基調報告>石田明、<記念講演>沼田稲治郎
10  19820918~19 広島市   <基調報告>石田明、<記念講演>栗野鳳
11  19830618~19  <基調報告>空辰男、<記念講演>太田堯
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23  19950624~25   広島市立幟町中学校
24  19960622~23  広島市立本川小学校
25
26
27
28
29  20010623  広島女学院大学
30 20020915-16 広島修道大学

200309

父は沖縄で死んだ

『父は沖縄で死んだ』(大田英雄、高文研、19890613 )

目次

 見出し  備考
沖縄県民かく戦えり
 ◇還ってきた父のシャレコウベ◇沖縄”捨て石”作戦◇武器は「竹槍」だった◇海軍部隊の最期◇二つの電文◇壕の中の遺骨◇命沖縄の土になった「父」
家族の見た父の肖像
 ◇命父と母の出会い◇軍人とその妻◇「武人」の横顔◇子供たちの目に映った父◇六番目で最初の男の子◇かいま見た太平洋戦争の実態◇佐世保に移る◇坂に消えた白い手袋
遺族たちの「戦後」
  ◇初めての呉空襲◇学童疎開先で知った父の死◇八月十五日の夕焼け◇墨を塗らされた教科書◇食うためのたたかい◇離散したきょうだい◇新制中学の授業◇高校時代の記憶◇一度は考えた防大受験◇「沖縄」を避けていた大学時代◇教会活動・洗礼・就職
教師として生きる
島の分校の新米教師 倉橋分校?
***倉橋分校?。昼間定時制
 生徒に教えられたヒロシマ
***体育祭の仮装行列で原爆被災者を演じる。
「瀬戸の花嫁」
末弟も防衛大へ
職員会議で罵倒された私
***1963年4月広島県立賀茂高等学校へ赴任。「日の丸」問題。滝尾英二先生のアシスタントとして社会科研究クラブの研修旅行「大和路の旅」へ生徒を引率。
古墳にとりつかれて
呉市に戻る
***1967年4月広島県立呉宮原高等学校へ赴任。
モーニング論争
同和教育運動のなかで
防衛大へ行った教え子
***呉でも大学セクトの指導でアジト。宮原高校も一つの拠点。「反戦高校生」は「呉黄幡弾薬庫や江田島秋月弾薬庫」などを取り上げる。
自衛隊員の子女に自衛隊をどう教えるか
***1983年に盛岡で開かれた「第32次全国教育研究集会」の「人権と平和」教育分科会にレポーターとして参加。助言者に森田俊男先生。
平和教育にとりつかれて
 映画「沖縄」の上映運動
 カヤさん、マキさんとの出会い
***1972年カヤ(萱原威=被爆者。広高校の数学の教師)先生が中心となり県下に先がけ高教組呉地区支部内に平和教育推進部を結成。マキ(牧岡宏明。広高校の数学の教師)。972年カヤ、マキらで全国高校生活指導研究協議会呉支部(略称:呉高生研)結成。
 呉空襲を記録する会
***1974年歴史教育者協議会呉支部を中心に 呉空襲を記録する会を結成。1975年『呉空襲記』(中国新聞社、吉川記者)刊。
平和教育読本をつくる
***呉地区の平和教育推進部の提案で高教組本部に編集委員会設置。『明日に生きる』
平和教育推進部
***1977年カヤさんが広島商業高校に転勤。
呉地区高校生「平和の集い」
***1973年、平和教育推進部で貸し切りバスを仕立て第19回原水爆禁止世界大会の文化集会に生徒ともども参加。上条恒彦の声に圧倒される。翌年、生徒の要望で世界大会そのものに参加。1975年2月、第1回呉地区高校生「平和の集い」(呉地区高校生徒会連絡会主催、平和教育推進部・呉高生研援助、原水爆禁止呉協議会・歴史教育者協議会呉支部後援)。
「高校生平和ゼミナール」の出発
***1977年(松崎徹、沢野重男ら)「広島平和ゼミナール」結成。
8・6高校生平和集会への道=
1975年第19回原水爆禁止世界大会高校生分科会終了後、松崎から大田に相談。
第20回原水爆禁止世界大会高校生分科会終了後、指導者会議に提起。
第21回原水爆禁止世界大会高校生分科会で学園に根差した高校生の活動報告。
大阪清水谷高校の文化祭での平和問題への取り組み。
以後、3年のうち2回は広島県高校生平和ゼミナールが、1回は長崎高校生平和ゼミナールが、地元実行委員会として世話役。
 平和は創りだすもの
***呉地区高校生「平和の集い」=2月と6月の2回。第3回、第5回、第6回の内容
すばらしい生徒たち
***第7回、第13回、
「原爆瓦」に負けるな
***戦跡フィールドワーク。1982年2月第15回「平和の集い」。
一年六組の旗
***1982年4月、ホームルームを担当。6月の第16回「平和の集い」
盛岡の誓い
***「第32次全国教育研究集会」(1983年)。広島(沢野重男・大亀信行)・長崎・埼玉(小岩井増夫)・呉で「8・6全国高校生集会」。森田塾。
VI 沖縄で見た「父」
 父の「電文」との出会い
 歴教協・呉支部をつくる
 海軍壕で見た「父」
 基地オキナワの現実
安仁屋政昭氏との再会
「兄は反戦教師、弟は自衛官」
二度目の訪沖
平良知事の涙
三度目の訪沖
VII  沖縄戦“追体験”の旅
 「観光コースでない沖縄」
 本島中部の戦跡と基地
糸数壕にて
摩文仁の丘にて
平和祈念資料館にて
 「ひめゆり」の衝撃
 父の「電文」の背後にあったもの
 旅の終わり
VIII 呉にも「沖縄」があった
 軍港都市・呉の誕生
海軍・戦争とともに歩んだ呉
呉空襲の被害が大きかった理由
呉の「摩文仁ヶ丘」と「健児の塔」
 呉にもあった「ひめゆりの塔」
 戦艦「大和」の碑
 壕の中の地獄
 帝国海軍の終焉「呉沖海空戦」
「軍都」呉は、いま
 あとがき

広島教育(広島県教職員組合機関誌)総目録

『広島教育』広島県教職員組合(1946年5月15日結成)機関誌。1948年4月=『芸備教育』を『広島教育』と改称して発行。

年月日 No. 著者 タイトル 所蔵
G=広島平和記念資料館。P=ピカ研、U=宇吹
1948
04 創刊? 1949年1月19日第3種郵便物認可
1949
0115 15 G
0415 17  平和声明 G
平和のために
下村 仁一 世界平和と労働組合
11 20  柿手春三  表紙 G
 峠三吉  詩 繪本
和佐田芳雄 部落問題のゆくえ─解放運動史─
 1952
 0625 31  特集 G
 モスクワ国際経済会議の全貌
 フランス教員平和の会  世界平和のために
 菅井準一  平和問題の焦点と平和運動について
 市岡正憲  家庭憲法第一条
 鈴木正道  「山びこ学校」や「原爆の子」の映画化のことについて
 大原亨  危ない国連協力運動
 南木洋太郎  画集「原爆の図」をすすめる
 0825  32  特集 我等は「平和と独立」の旗をひるがえして前進する G
1001  34 特集号・アンケート 20
1、あなたは日本の再軍備に賛成ですか反対ですか。
及びその理由について
2、あなたは祖国の「平和と独立」をいかにして斗い
とろうとお考えですか。
G
 平和の呼びごえ
11 35 G
1953
 01 36 G
 07  38 G
09 39 G
1954
05 45 G
1955
03 49 G
55 石田明 死は招く日々―死刑囚以上の運命
安佐郡高陽中
11  58 G
1956
06 65 G
 70 <呉市立図書館>
1957
05  75 G
07  78 G
0801 79 特集:平和運動・平和教育 PG
09  80 G
 11  82 G
1201 83 特集:科学技術教育・勤務評定問題
83 付録:シナリオ「千羽鶴」
1958
07 89
0801 90 諸井条次 原爆の子の像建設に学ぶ―その根幹にあった歴史的教訓(2) PG
豊田清史 創作:飢え―ヒロシマの序章(2)
広島幟町中
 09  91 G
11 92 G
1959
0805 97 特集:平和と教育の接点 PG
1960
 04  100 G
07  104 G
0905 105 特集:校区教研 PG
1966 
 08  175  空辰男  生き生きした学級づくり G
 石田明  曖光二十年
西原忠 ある被爆者の日誌
広教組結成20周年回顧座談会
1967
183 特集:教育研究の方向をさぐる
 06 185  特集:憲法20周年とヒロシマの教育 G
 大西典茂  講演・恵庭判決と今後の護憲運動の課題について
 今中比呂志  講演・第三次防の問題点と軍国主義思想の復活について
編集部 卒業式「答辞」文カットをめぐって公教育支配思想をさぐる
編集部 ヒロシマのこどもをめぐる軍国主義化の状況
川島孝郎 「日の丸」問題をどう考えるか
川島孝郎 「君が代」と教育の現実
編集部 「建国記念の日」の思想とその背景
福山支部 資料・「建国記念の日」と日本の進路
理科教育専門委員 第17次教研活動をすすめるために(案)
1968 
 12 202  広教組教文部  第18次教研重点課題 G
 住田哲博  平和運動への取り組み
<概要報告・各研究分野>
平和教育専門委員 平和教育をどうすすめるか
 1970
 05  221  石田明  民主的学校行事の創造を G
森下弘 資料・沖縄と広島の高校生の原爆(被爆)等に関する意識
 06  222   特集:平和教育をどうすすめるか GU
 石田明  巻頭言・「ひろしま」を教えつづけよう
教文部 第20次教研推進方針
米田進 実践記録・わたしの平和教育
空辰男 全生研がとりあげる「平和教育」とその実践にあたって
安田逸男・中谷玉江 実践記録・“第二次世界大戦と日本”
福山市西小学校教師集団 わが校の平和教育
報告・被爆教師の会
1971
03 231 U
 1974
05 273 特集:警察権力の弾圧に抗して
 07  275  星野安三郎  講演・憲法と平和教育(二) G
 溝口武  実践記録・平和について考える
平和教育をどうすすめるか
付:折鶴の会あての領収書2枚
:手紙と第6回「広島を考える旅」参加ノート
 1975
06 287 特集:地域にねざす教育実践
1980
06  347  1981年版中学校教科書の「原爆問題」記述についての公開質問状と各社の回答 G
原爆を中心とした教科書記述の分析と検討―
石田明 人類のより確かな生存の道は教育の力に
 1987
 409 特集:被爆体験を語る U
 1998
0401 537 G
 坂本 健  廣島ヒロシマ広島
  広教組執行委員
  特集 シンポジュウム「平和教育のこれから」―平和教育の歩みと今後のあり方を聞く―
 パネリスト
石田明 全国原爆被爆教職員の会会長
山川剛 長崎県原爆被爆教職員の会副会長
梶村晃 九州・沖縄平和教育研究所事務局長
―進行―
永井俊作 日教組「平和教育」共同研究所

広島大学新聞(100号)

広島大学新聞(100号)発行者:広島大学新聞会 発行年月日19601210

著者 タイトル
 論説委員会 □巻頭言□ 学生新聞と中立
 特集・教育の危機を考える
長田新 国民教育の大道
 ■座談会■ 教育をわたしたちの手に=国民教育と学生の課題を追って=
佐藤正夫・横山富子・藤井敏彦・池岡修身・吉本 均・篠原孝義・飛石多恵子(司会)編集部
高階近穂 第五回中四国教育ゼミ統一テーマ解説「国民教育と学生の任務」
石井金一郎 うれうべき教科書
カンカンガクガク☆尚志会をめぐって☆
荘司雅子 学閥物語
伊東隆夫 尚志会の新しい道
森戸辰男 大学教育における科学と人文
広大生はこう考える
数字にみる私達の意見・社会意識調査報告
矢田部文吉 私の分析「奇妙な全学連分裂問題」
私と生活と意見(アルバム、研究室、課外活動、学生運動の中から)
グラビア 分校よどこへ行く?
★東雲、福山、深安、三原分校探訪★
研究室の課題(13)広大理論物理研究所(竹原市)
広大レポート「厚生施設の現状と問題点」
[窓]自然科学・スポーツ・映画・文学・マスコミ・音楽
■シンポジュウム・安保斗争の教訓
岡本 進 問題提起1 労働者階級の果たした役割と評価について
千葉喬之 問題提起2 学生の先駆性と既成指導部の誤謬
村上哲得 問題提起3“平和共存ナンセンス論”に対する批判
前芝確三・手島正毅 総括〈対談〉“情勢の正しい認識を”
え・山部ただお 文・S・N記者 学園戯画 嗚呼!広大生
新刊書評
松富弘志 現代史研究会編著「戦後日本の国家権力」
松崎 徹 今掘誠二著「原水爆時代」(下)
為貞貞人 森戸辰男著「日本教育の回顧と展望」
塩見 浩 松崎寿和著「新黄土地帯」
あれからどうなった?(教養移転・サークル協議会・スパイ事件・公安条例問題)
広大新聞一〇〇号のあゆみ
★広大新聞創刊号紹介
尾形幸雄 ★創刊のころ
連載 フェニックス
真下三郎 メシの種
赤木仁兵衛 研究者魂
☆創刊一〇〇号記念懸賞応募作品入選発表☆
評論部門(選後評・伊藤満氏、今掘誠二氏)
創作部門(選後評・詩・深川宗俊氏、小説・羽白幸雄氏)
入選作品
菅瀬 実 詩・サハラ
山田夏樹 小説・穴ぐら
山下梅子 評論・忘れられた学生としての視角
佐久間澄 選後評

広島大学新聞(創刊~9号)

広島大学新聞(創刊~9号)

号数 発行年月日 主要記事見出し
発行者:広島文理科大学新聞部
創刊 19470215 創刊を祝う(長田新(学長))
広島学生連合会結成-早速震災地救援活動
無から有へ-原子爆弾その後
広島文化運動の展望
2 19470405 広島学生連合ついに誕生-盛上がる学生の熱意をこの一線に
広島学生連合規約
不適格教授をめぐり学生再び動く-教・倫の立場
ペスタロッチー運動の回顧(長田新(学長))
3 19480115 総合大学目差して運動展開-要望される県民の協力
深い御造詣-御進講の両教授は語る
ようこそ陛下広島へ
全国学生運動の統一なる-広島学生自治連発足
我観-窮処守高(長田新(学長))
中国地区ワークショップ-広師で開催
4 19480225  平和日本建設の道(長谷信夫)
国立広島総合大学の設立-その構想と実現(長田新(学長))
邁進せん平和国家建設へ-広島学徒大会開かる
国立総合大学は何故広島に必要か?
5 19480515 ペスタロッチー運動の回顧(承前)(長田新)
決定は6月中か-其の後の総合大学問題
論説:大学の自治と学問の自由
新教育の方向(今堀誠二)
イールズ氏来広
授業料値上げを排撃-国立大学学生自治連起つ
6 19481210 本年度学士院賞-藤原教授受賞
CIEイールズ博士来広-つぶさに各校を視察
活発に動く自治連-広島の場合
払えない授業料-値上げ反対の波全国に及ぶ
論説:文教政策と学生の態度
7 19481210  本学から4教授を推薦-日本学術会議
論説:学生運動の在り方
石門心学会広島支部発会式における高松宮殿下の御言葉
学生厥起大会-県庁にデモ
6、7両日本学で講演-英連邦軍教育顧問-ブランデン氏
廃墟に返り咲く文化-学園文化祭終る
民科文理大班発足
自治会の在り方-来広のタイバー氏語る
総大に夜間部を-夜間部学生起つ
A級に編入か-その後の総大問題
高松宮さま-学生代表と御懇談
広高生百余名-本学教授会にデモ
米国人文科学顧問団来広-中・四国大学高専代表と会議
文部省大学法試案を廻って各方面に波瀾-本学の態度
学生新聞の在り方(糸川成辰)
回想:学生運動1ケ年の回顧
8 19490125  民科啓蒙講座開設
広島総大設立予算全額県民負担-全額国庫負担にせよ-県民学生の猛反対
学友会刷新成るか-授業料不払を解く
論説:1949年と闘う
中国研究所広島支部発会
第1回学術会議に3名当選-第1部長田・古賀両教授、第4部三村教授
YMCAの動き
9 19490309  論説:総長選挙と今後の問題
三者協議会誕生か-其の後の学友会刷新
学内のセクト主義を破れ
マルキシズムと学生-社会心理学的調査
総大総長-初代総長は長田現学長か-決定権は文部省に
100 19601210
発行者:広島大学新聞会
著者 タイトル
論説委員会 □巻頭言□ 学生新聞と中立
特集・教育の危機を考える
長田 新 国民教育の大道

創刊号