いまに問うヒバクシャと戦後補償

『いまに問うヒバクシャと戦後補償 【市民講座】いまに問う』(高橋博子・竹峰誠一郎責任編集、凱風社、20061020)

内容

1 二一世紀における平和秩序の構築を求めて
今こそ、原爆(核兵器)と劣化ウラン兵器の禁止・廃絶を! 木村朗 6
2 <シンポジウム:主催=グルーバルヒバクシャ研究会>
未来の戦後補償 広島・長崎原爆、東京大空襲、重慶爆撃をむすぶ 23
●一日でも早く援護行政改革を 原爆症認定訴訟 田中熙巳 25
●「受忍論」の突破をめざして 民間の空襲犠牲者訴訟 星野ひろし 36
●加害意識を曇らせた「空からのテロル」重慶爆撃・中国人被害者対日訴訟 前田哲男 48
◆被害者の立場で戦争責任を追及する意味<パネリストの発言を受けて>内藤雅義 60
◆ドレスデンと東京・重慶を結ぶもの<パネリストの発言を受けて>柳原伸洋 63
【略年表】被爆者運動のあゆみ 66
3 原爆症認定集団訴訟が問いかけるもの
残留放射線による内部被曝の影響    沢田昭二 69
4  ビキニとヒロシマ・ナガサキをつなぐ
グルーバル・スケールの汚染とABCC  竹峰誠一郎 82
5 <写真が語る>ビキニの「あの時」そして「現在」
クロスロード作戦から六〇年によせて      高橋博子・竹峰誠一郎 90
6  <写真が語る>ニュークリア・レイジズム
核による人種差別            豊崎博光 106
7 チェルノブイリ原発事故二〇年
地域社会がまるごと消滅    今中哲二 118
8 放射能の脅威は我らが生活の間近かに迫る
映画「六ケ所村ラプソディー」の制作に取り組んで 鎌仲ひとみ 130
9 ヒロシマからウラン兵器禁止を訴える
「ウラン兵器禁止を求める国際連合」国際大会報告 振津かつみ 141
10 隠されたヒロシマ・ナガサキの実相
民間防衛計画(国民保護計画)にみる核対策 高橋博子 153
あとがき 162

「平和と広島」に関する国外からの書簡(第一輯)

『「平和と広島」に関する国外からの書簡(第一輯)』(広島平和協会、19490701)

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2024-02-03-18-26-15-01
2024-02-03-18-27-56-01
2024-02-03-18-29-46-01

 

1 エドワードニールセン 米國ネブラスカ
2 リクレーション公園計畫相談所 米國ワシントン
3 世界平和デー委員會 米國カリフォルニア
4 世界平和デー委員會 米國カリフォルニア
5 世界平和デー委員會 米國カリフォルニア
6 世界平和デー委員會 米國カリフォルニア
7 世界平和デー委員會 米國カリフォルニア
8 D・Wジャンキンス 米軍
9 モーリス・ポール 米國ニューヨーク
10 エラルカルデ 米國カルフォルニア
11 サムエル・オストレージャー
12 モーリス・ポール 米國ニューヨーク
13 P・G・ハンコック ニュージーランド
14 ジョージ・F・ローリツヒ 連合軍總司令部
15 アルゼン・E・ジョンソン 米國ニューヨーク
16 シルビア・J・P・シルバーマン女史 米國ニューヨーク
17 マリア・ダコスタ女史 米國ニューヨーク
18 イルマ・M・クロボ 英國アマーサム
19 ケネス・E・クロウチ 米國
20 アムレツト・ロバート 米國ウイスコンシン
21 A・ルース・フライ 英國サフーク
22 マガレット・ラツプ ドイツ米占領地區ロツテンベルク
23 ビショウ・ギウゼツプ スイス・ルガノ
24 マージヤル・フレミング嬢 南アフリカ・ナタール
25 ジエン・ニルセン デンマーク・ゲルン
26 G・A・ターレボール 濠州シドニー
27 マツクミラン女史 廣島女學院教授
28 國際反戰連盟議長 英國ミドルセツクス
29 國際反戰連盟會長 英國サマーセツト
30 國際反戰連盟伊太利支部 伊太利ミラノ
31 國際反戰連盟アーヘン地方支部 獨逸ムフエテルベルグ
32 A・ビーテンホルツ スイス
33 國際反戰連盟獨逸支部 獨逸ハンブルグ
34 國際反戰連盟佛支部 佛國
35 國際反戰連盟佛支部會員 佛國ルーアン
36 ソサイテイ・オフ・フレンドスイス支部 スイス・ローザン
37 世界同胞動員 米國ニューヨーク
38 「ノーモーアウオー」會長 デンマーク・カルトンボルク
39 平和保證同盟 英國ロンドン
40 ヘイネツト平和團 英國ラムスゲート
41 平和保證同盟 英國ミドルセツクス
42 東西キヤラバン 米國ニユーヨーク
43 反戰對策會議 英國ロンドン
44 オハマ市長 米國ネブラスカ
45 マルバニ市長 米國ニユーヨーク
46 クインシー市長 米國マサチユーセツツ
47 サンフランシスコ市長 米國カリフオルニア
48 ホノルゝ市長 米國ハワイ
49 ハートフオード市長 米國コネチカツト
50 レイキヤビツク市長 アイスランド
51 ボイズ市長 米國アイダホ
52 プロビデンス市長 米國ロードアイランド
53 セントピーターバーグ市長 米國フロリダ
54 ブラーグ市長 墺國
55 デンバー市長 米國コロラド
56 サンデイゴ市長 米國カリフオルニア
57 アルボクイーキ市會管理人 米國ニユー・メキシコ
58 オスワルド・クルーザ市長 ブラジル
59 ワルソー市長 ポーランド
60 ボゴダ市長 コロンビヤ共和國
61 トベカ市長 米國カンサス
62 サンフランシスコ都市計畫局長 米國カリフホルニア
63 セントピータースブルグ市長 米國フロリダ
64 平和保證同盟 南濠國アデライ
65 ストツプウオー協會 ベルギー・ブラツセル
66 平和保證同盟 墺國ビクトリア
67 マージョリー・V・グリツグ女史 米國サマセツト
68 ジヨンチ・ハーシー 米國カネチカツト
69 ルイーズ・A・クウホルン女史 米國ニユーヨーク
70 米國マリーランド 國際市民連盟會長
71 A・ルース・フライ女史 英國サツフオルク
72 アルフレッド・W・パーカー 米國カリフオルニア
73 L・バーン 米國ワシントン
74 アルフレッド・W・パーカー 米國カリフオルニア
75 ア アルフレッド・W・パーカー 米國カリフオルニ
76 ジョン・ハーシー 米國カネチカツト
77 谷本淸 米國ニユーヨーク
78 廣島市長 平和宣言

 

ふるさと文学館 第40巻 広島

『ふるさと文学館 第40巻 広島』(磯貝英夫責任編集、ぎょうせい、19940215)

内容

1 夕凪・海辺の町
清丘八街と瓢箪 志賀直哉 9
風琴と魚の町 林芙美子 13
尾道 佐々木基一 29
暗夜行路の尾道 中村光夫 46
塩と下駄 福原麟太郎 52
汽車通学 福原麟太郎 55
煤煙の臭ひ 宮地嘉六 57
青春の息の痕(抄) 倉田百三 80
広島日記 佐藤春夫 83
ふるさと 大木惇夫 90
江波の浜辺の 大木惇夫 90
あすの日も 大木惇夫 90
流離抄 大木惇夫 91
白市の岩つつじ 大木惇夫 91
備後都市・詩と夢と 木下夕爾 92
2 瀬戸の島々
千鳥 鈴木三重吉 97
仙酔島 島村利正 117
あゝ江田島 菊村到 127
瀬戸内海の旅 木下夕爾 165
3 中国山地
朽助のゐる谷間 井伏鱒二 169
丹下氏邸 井伏鱒二 186
帝釈峡記 火野葦平 197
蕗のとう 山代巴 205
備後の山中 田山花袋 270
備後より 中村憲吉 278
頼杏坪先生 中村憲吉 280
廉塾 富士川英郎 285
三次の鵜飼 中村憲吉 294
よじろうの灯 井上政子 297
可部舟 細田民樹 301
田舎の食卓 木下夕爾 303
三段峡にて 木下夕爾 303
陸稲を送る 井伏鱒二 303
河のある風景 峠三吉 305
4 原爆ー屍の街
壊滅の序曲 原民喜 309
夏の花 原民喜 336
廃墟から 原民喜 348
八月六日 阿川弘之 361
屍の街 大田洋子 377
『屍の街』序 大田洋子 467
かきつばた 井伏鱒二 471
燃エガラ 原民喜 484
水ヲ下サイ 原民喜 484
生ましめんかな 栗原貞子 485
再建 栗原貞子 486
5 復興へ―広島・ヒロシマ
実験都市 梶山季之 489
夏の刻印 小久保均 506
島 堀田清美 540
序 峠三吉 601
八月六日 峠三吉 601
川よ とわに美しく その一 米田栄作 602
川よ とわに美しく その二 米田栄作 602
翠町仮寓 米田栄作 603
八月六日の砂 米田栄作 603
作家紹介 伊藤眞一郎/坂根俊英/槇林滉二 606
作品解説 伊藤眞一郎/坂根俊英 606
自然と風土 槇林滉二 633
文学者群像 磯貝英夫 638
本編収録作品初出・テキスト一覧 653

その日の広島 キリスト者の原爆体験

『その日の広島 キリスト者の原爆体験(新教新書)』(新教出版社編・刊、1965/07/31)

内容

その日の広島 5
その日の広島 四竃揚
神様!助けて下さい 村本節子
あの子は決して死んでいない 伊藤文子
妹を返して! 伊藤道子
み怒りの大いなる日 中尾一真
あの日・広島・私 四竃一郎
その死を越えゆくもの-四竃佑子の追憶 73
ありし日の佑子 四竃わくり
その六日間<臨終記> 四竃一郎 9
佑子逝く<詩> 四竃わくり
平和を追い求めて 113
原爆の痛みは消えない 印具徹 115
原爆体験・核兵器・教会 宗藤尚三 132
原爆体験と世界平和 松本卓夫 153
あとがき 174

続・母を語る 広島のトップを育てた42人の母

『続・母を語る 広島のトップを育てた42人の母』(請川洋一、春秋社、19950228)

内容

橋口収(広島商工会議所会頭) 序にかえて
  hahawokataru2-1a
 石田暁識
佐々木彰
hahawokataru2-1b
田部節夫
冨士谷良三
藤平進
俣野千寿男
hahawokataru2-2a
矢野清次郎
 山下三郎
 吉川英司
請川洋一 あとがき

母を語る 広島のトップを育てた母

『母を語る 広島のトップを育てた母』(請川洋一、春秋社、19910710)

内容

竹下虎之助(広島県知事) 序文にかえて
hahawokataru1-1a
粟屋敏信(衆議院議員)
鵜野俊雄(ヒロテック取締役社長) 「心臓病にも負けず、原爆にも負けなかった」
加藤誠蔵
hahawokataru1-1b
河尻清
桜井親
城智彦
新宅勝文
住田一也
田中登志子 <平田漆器に言及>
hahawokataru1-2a
田中渉
堤田英雄
永井正三郎
中野彦三郎
仁井賢治
二宮実
hahawokataru1-2b
柚崎博
請川洋一 あとがき

女たちの八月十五日

『女たちの八月十五日』(相賀徹夫編、小学館、1985/08/01)

内容<作業中

勤労動員
重兼芳子 4  十七歳の特攻隊
 郷静子 18 戦時下の女学生
教師として
 大村はま 32  千人針と学校工場
石牟礼道子 42 赤い苦瓜
戦時下の結婚
佐藤愛子 56  坩堝の中の女たち
 萩原葉子 69 苦しかった毎日
飢餓と耐之
原邦子 84 葦ヒロシマを歌いたい
塚文子 100 戸飢えの記憶
松谷みよ子 114 軍国少女の敗戦
学童疎開
 中川李枝子 130  家族一緒に暮らしたい
疎開
早船ちよ 144  本を焚く
官憲とのたたかい
山代巴 162 仲間づくりと戦争
空襲
高木敏子 177  父、母、妹を失って
ヒロシマとナガサキ
竹西寛子 192 時の縄
林京子 206 九日から十五日へ
その日“八月十五日”
住井すゑ 220  愛する故に戦わず
引揚げ
藤原てい 236  新京脱出
吉田知子 252 父を残して引揚げる
戦後の窮乏
 田中澄江 267  ゆきてかへらぬ
上坂冬子 282 敗戦で得たもの
次の世代へ
大庭みな子 296 私をこう言わせるもの

放射線被曝の歴史

中川保雄『放射線被曝の歴史』(技術と人間、19910920)

内容

タイトル 備考
1 放射線被害の歴史から未来への教訓を -序にかえて-7
2 アメリカの原爆開発と放射線被曝問題 15
全米放射線防護委員会の誕生 15
マンハッタン計画の放射線科学者 19
戦前の被曝基準と放射線の被害 21
3 国際放射線防護委員会の誕生と許容線量の哲学 27
ICRPの生みの親 27
許容線量の誕生 31
アメリカの核開発と許容線量 36
ICRP1950年勧告 38
4 放射線による遺伝的影響への不安 43
原爆傷害調査委員会(ABCC)の設立 45
ABCCによる遺伝的影響調査 49
倍加線量と公衆の許容線量 51
5 原子力発電の推進とビキニの死の灰の影響 57
原子力発電でのアメリカの巻き返し 58
ビキニの死の灰の影響 63
BEAR委員会の登場 68
許容線量の引き下げ 71
ICRP1958年勧告 73
国連科学委員会 77
6 放射線によるガン白血病の危険性をめぐって 83
微量放射線の危険性への不安の広がり 84
死の灰によるミルクの汚染 86
ガン・白血病の「しきい」線量 88
広島・長崎での放射線障害の過小評価 90
7 核実験反対運動の高まりとリスク-ベネフィット論 101
核実験反対運動の高まり 102
リスク-ベネフィット論の誕生 104
1960年の連邦審議会報告とBEAR報告 107
ICR1965年勧告 110
8 反原発運動の高まりと経済性優先のリスク論の“進化” 113
反原発運動の高揚 113
科学者による許容線量批判の高まり 115
原発推進策の行きづまり 119
放射線被曝の金勘定とコスト-ベネフィット論 123
BEIR-1報告 127
ICRPによるコスト-ベネフィット論の導入 129
生命の金勘定 132
原子力産業は他産業より安全 135
ICRP1977年勧告 137
9 広島・長崎の原爆線量見直しの秘密 145
原爆線量見直しの真の発端 146
マンキューソのハンフォード郭施設労働者の調査 149
絶対的とされたT65D線量の再検討へ 151
軍事機密漏らしの高等戦術 156
BEIR-3報告をめぐる争い 158
日米合同ワークショップによるDS86の確定 161
10 チェルノブイリ事故とICRP新勧告 165
ICRP勧告改訂の背景 166
新勧告につながるパリ声明 170
チェルノブイリ事故と一般人の被曝限度 174
新勧告とりまとめまでの経過 177
アメリカの放射線防護委員会と原子力産業の対応 182
国連科学委員会報告 184
BEIR-5報告 186
線量大幅引き下げのカラクリ 189
新勧告最大のまやかし 190
11 被曝の被害の歴史から学ぶべき教訓は何か 195
時代の変化とともに拡がる被曝の被害 196
防護基準による被害への対応の歴史 200
現在の被曝問題の特徴 204
日本の被曝問題の特徴 214
放射性による食品汚染問題 227
12 おわりに 233
あとがきにかえて(中川慶子) 241

日本共産党広島県北地区委員会のあゆみ

『県北に党の旗を掲げて―日本共産党広島県北地区委員会のあゆみ―』(日本共産党広島県北地区委員会、202202)

内容<作業中

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 Ⅰ  県北地区委員会の発足
1 この時期の特徴と闘い
2 広定村支部の成立
3 吉舎支部と県北地区委員会の成立」
4 吉舎支部をつくった人々
田原叢
佐々木要三郎
山代巴
5 日彰館青年共産同盟の闘い
弾圧と分裂に抗して―1950年代の戦い
1 この時期の特徴と闘い
2 地区委員会、三次へ移転―地区委員会組織の変遷
3 党の旗を掲げて―大坪求・佐々木和麿
4 平和行進事件
党の統一回復・新綱領の決定、党勢拡大をめざして
「解同」小森一派との戦い―公正・民主の同和行政をめざして
各支部の活動
1 君田支部発足と活動
2 「つり鐘事件」と君田支部の発足
3 君田支部の発展
4 庄原支部
5 三良坂支部
6 民商支部
7 口和支部
8 東城支部
9 作木支部
10 西城支部
11 寺戸支部
12 教職員支部
藤村耕市「創刊にあたって」(『みよし地方史』第1号、三次地方史研究会
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13 高野支部
歴代特委員長・専従者
終わりに

知らなかった、ぼくらの戦争

『知らなかった、ぼくらの戦争』(アーサー・ビナード編著、小学館、2017/04/02)

内容

戦後ってなに?―前書きにかえて 1
1 「パールハーバー」と「真珠湾」と「真実」 8
マリは 蹴りたし マリはなし 栗原澪子 10
「空母は何隻いたのか?」 原田要 18
あの日からぴたりと白人客は来なくなった リッチ日高 29
ミシガンのセロリ畑で聞いた「無条件降伏」 兵坂米子 41
生まれた集落の名前は「鯨場」 鳴海冨美子 51
2 黙って待っていたのでは、だれも教えてくれない 60
まだあげ初めし前髪の乙女たちは毒ガス島で働いていた 岡田黎子 62
「君は狭間という日本語を知っているか」 飯田進 69
それでもくたばるのはイヤだから 西村幸吉 78
十五歳で日本海軍特別年少兵 西崎信夫 99
3 初めて目にする「日本」 112
「外地」は一瞬にして「外国」となった ちばてつや 114
「日本という国が本当にあった!」 宮良作 126
「疎開」の名の下に「うっちゃられた」 平良啓子 136
農民の着物に着替えて出ていった参謀たち 大田昌秀 146
戦争に勝ったら修学旅行でニューヨークへ? 郡山直 156
4 「終戦」は本当にあった? 168
八月十五日は引っ越しの日? 三遊亭金馬 170
ストロボをいっぺんに何万個も 大岩孝平 178
昼飯のだご汁をつくり始めたら 松原淳 190
津々浦々に投下されていた「原爆」 金子力 199
戦争の「現場」はどこか 古内竹二郎 210
5 一億総英会話時代 220
GHQは東京日比谷で朝鮮戦争の業務を遂行 篠原栄子 222
公園はすべてを見てきた 小坂哲瑯 230
流れに「のっていく」ぼくらの今と昔 高畑勲 239
戦後づくり―後書きにかえて 253

京都・左京の十五年戦争 戦時下を生きた人々

『京都・左京の十五年戦争 戦時下を生きた人々』(平和と民主主義をすすめる左京懇談会編、かもがわ出版、1995/08/15)

内容

章・頁
  3 はじめに
  9 井ロ和起 敗戦後半世紀の夏
戦争と知識人 17 
 18 大塚賢司  同志社にかかわった知識人たち―能勢克男と住谷悦治を中心に
  26 岩井忠熊  戦時下の京都帝国大学
  32 有尾善繁  暗黒の日々の流れに抗して生きる―真下信一の場合
  39 鯵坂眞  河上肇の八月一五日
  46 壽岳章子  南禅寺時代
  49 原田久美子  谷間の時代を生きた歴史家―清水三男
  57 武邦保  戦時下に生かされたキリスト者―松村克己の求道
 64 加藤西郷  佛教と戦争責任
「平和と民主主義」の旗をかかげて
  67 後藤靖  末川博と立命館大学の再出発
戦争と教育・文化 71
  72 廣庭基介  戦争と京大図書館
  80 埜上衛  戦時中の府立図書館
  83 小島一介  動物園の戦争体験
  89 今井康雄  進駐軍と植物園
  92 岡田毅  十五年戦争と美術界
  95 梅田修  人見亨と「養正少年団」
 102 西川久子 戦時下の小学校生活―私の絵日記から
 107 杉本源一 満蒙開拓青少義勇軍と戦後処理
 113 早川幸生 被爆南方特別留学生サイド・オマール
戦争と地域の人々 121 
 122 戦時下の女性のくらし―左京生活と健康を守る会下柳班の座会の記録から
 129 佐本昌平  戦時下の医療
 136 藤井洋一  安井信雄・山本秀雄、山本弘、三医師の足跡から
 141 安西幸夫  大文字送り火
 145 中田進  陸軍病院と高野川引き揚げ者寮
 151 清水大吉郎  町なかの戦争遺跡―国旗掲揚台
 153 円満字洋介  友禅の街・高野
 158 佐々木米一郎  思い出話―川東の履歴書
 161 梅田勝  京都左京における革新の伝統
私の八月一五日 173 
 174 稲田達夫  戦争と平和のはざまを生きて
 179 足立道五郎  陸軍病院時代
 181 臼井照代  新任教員の八月一五日
 182 浦本国治  現地召集・そして内乱の「満州」
 183 浦本信子  朝鮮での青春
 185 加藤敏子  敗戦前後
 187 倉崎久子  あの日の少女は
 188 高石清文  天皇と進駐軍
 190 他谷岩佐  私の戦前・戦後
 192 中嶋一男  学徒動員の思い出
 193 西村英子  たった一人の弟の死
 195 藤井晃子  国民学校そして疎開
 196 馬原都  よくもまあ騙されたもの
 198 横井多喜子  台湾で
 199 小野木喬 戦争の傷跡
 201 安井暁  戦争と原爆
 204 宮城泰年  「軍国少年」のその後
 208 金子欣哉 学童集団疎開覚え書き
 214 あとがき
戦後まもない頃の左京区地図
 218 主な参考文献
 222 関連略年表

『原子爆弾の話』(志田信、東京大学出版会、19521201)

『原子爆弾の話』(志田信、東京大学出版会、19521201)

内容

見出し 備考
序(草野信男)
原子爆弾の被害
1 原子爆弾の三つの力 3
破壊力と燒夷力/放射線/もし東京に原爆が落されたら
2 原子爆弾の熱による被害-全身にヤケドをした人が多いのはなぜか 17
第一のヤケド/第二のやけど/ケロイド
3 原子病とは 45
どんな病気か/どうして起るか
4 原爆にあったら助かれない 63
原子爆弾の背後
詩 峠三吉
素描 赤松俊子
1  どうして広島・長崎ヘ落されたのか 76
アラモゴルドの実験から広島ヘの投下まで/なぜ日本に落されたか/なぜ人口の多い広島・長崎がえらばれたのか
2 投下の反響 90
ドイツの一青年/イギリスでは/一方当時の日本政府/占領下のさるぐつわ/ノー・モア・ヒロシマ/若干のアメリカ人/国連アメリカ代表コーエンは/日本の大臣池田さんは/イタリア「国際医師会議」/真実は壁をとおして/原爆展/一番大きな反響
3  原爆禁止の声 103
4 水素爆弾をめぐって
A 朝鮮戦乱と原子爆弾
中国介入で米軍敗退というからくり/原爆のおどしで平和をくだく/オドンネルは証明する/だが平和は前進する
B 水素爆弾の意味するもの 119
イギリスとアメリカは対立する/モンテベロの実験(イギリス)/アメリカもエニウエトクで/平和はさらに前進する
C 日本の「講和」と原子爆弾 124
「講和」の意味するもの/アイク・ダレスの政権と日本人/日本人の心からの叫び
あとがき(19522222) 135
原子爆弾年表
原子力管理について国連に出されたアメリカとソ連案
原子爆弾についての資料

女たちは核兵器をゆるさない〈資料〉平和のための婦人の歩み

『女たちは核兵器をゆるさない〈資料〉平和のための婦人の歩み』(関屋綾子、岩波ブックレット No.5、1982/06/18)<作業中

内容

1 出会い
2 「広島・長崎を考える旅」の12年
戦争責任の反省
真になすべき活動を模索して
若い人びとにひろがる「旅」
3 なぜ、今こうなのか
1905年
1938年
1945年
4 歩んできた道をふりかえって
NGO被爆問題シンポジウム
第1回国連軍縮特別総会
世界宗教者平和集会
5 光りはあるのか
「核おんな」
人間の良心を信じて
資料 へいわのための婦人のあゆみ
非武装国日本女性の講和問題についての希望事項 19500626
 全世界の婦人にあてた日本婦人の訴え―原水爆の製造・実験・使用禁止のために 19540915
 第1回母親大会宣言 19550609
 安保批准阻止全国婦人大会スローガン 19600416
 ベトナム婦人との連帯を呼びかける各界婦人の訴え 19660510
 声明—平和憲法にもとづく沖縄の本土復帰を要望する-<17婦人団体> 19720515
 靖国神社法案を阻止する婦人団体の声明 19740418
 婦人に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約(前文) 197912
 国際婦人の十年後半期行動プログラム(抜粋) 198007
 「元号法制化」に反対する声明(日本キリスト教女史青年会会長 渡辺道子) 19790131
 有事立法に反対する各界婦人のよびかけ 19791101
 平和についての特別決議 国連婦人の十年中間年日本大会 19801122
 要望書(日本キリスト教女史青年会中央委員会代表者 渡辺道子) 19810528
 私たちの一票で平和を築く婦人のつどいアピール(第2回国連軍縮特別総会に向けて婦人の行動を広げる会) 19820410
 5・23東京行動婦人のつどい アピール 19820523
 第2回国連軍縮特別総会に向けて婦人の行動を広げる会一覧(1982年5月現在) 
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  bk19820618-No5-63s

資料日本現代史3 敗戦直後の政治と社会(2)

『資料日本現代史3 敗戦直後の政治と社会(2)』(粟屋憲太郎編、大月書店、19810525)

目次(抄)<作業中

1 保守新党の結成
1 大日本政治会解散と日本進歩党結成 4
1.日政会県支部結成後の動向等に関する件 大分県知事(一九四五・七・二三)4
2.大日本政治会幹部会並聯合役員会開催の件 警視庁情報課長(一九四五・八・二一)6
3.衆議院部会開催の件 警視庁情報課長(一九四五・八・二九)7
4.一一会有志の新党に対する態度 警視庁情報課長(一九四五・九・四)8
5.日政代議士会開催の件 警視庁情報課長(一九四五・九・五)9
6.臨時議会終了後に於ける日政の動静に就て警視庁官房主事(一九四五・九・七)10
7.元国粋向盟の動静に就て警視庁官房主事(一九四五・九・一〇)13
8.新党問題を続る中堅代議士の会合に就て 警視庁情報課長(一九四五・九・一〇)15
9.日政支部解散式挙行に関する件 島取県警察部長(一九四五・九・一七)16
10.大日本政治会愛媛県支都解散に関する件(一九四五・九・二〇)17
11.新生倶楽部設立に就て 警祝庁情報課長(一九四五・九・二三)19
12.新日本建設調査会世話人会開催の件 警視庁情報課長(一九四五・九・二八)19
13.辞職願出議員に対する衆議院当局の措置に就て 警視庁(一九四五・一〇・五)20
2 新党運動と各種意向 22
14.新党結成の胎動に就て 警視庁(一九四五・八・三一)22
15.新党結成胎動の現況に就て 警視庁(一九四五・九・三)23
16.今次臨時議会を中心とする新党運動の動向に就て 警視庁(一九四五・九・六)26
17.〔警視庁会議メモ〕(一九四五・九・一〇)29
18.新党問題を続る各会派の動向に就て 警視庁(一九四五・九・一七)33
19.新党連動に関する動向 大阪府情報課(一九四五・九・八)37
20.政党員の動静に関する件 長崎県知事(一九四五・九・二三)38
21.政治結社組織準備状況に関する件 香川県警察部長(一九四五・九・二四)40
22.政界人の動静に関する件 三重県知事(一九四五・一〇・一)42
3 日本自由党の結成 44
23.新日本自由党結成準備記録(安藤正純メモ)(一九四五・八・二五-一〇・六)44
24.鳩山派新党結成準備会開催の件 警視庁情報課長(一九四五・九・二八)51
25.鳩山派の新党準備運動の現況に就て 警視庁(一九四五・一〇・四)52
26.自由懇話会結成式並第一回懇話会J催状況に関する件 警視庁(一九四五・一〇・四)53
2 日本社会党の結成
 1  中央の動向 58
27.政党結成を繞る左翼分子の動向に関する件 警視庁特高部長(一九四五・九・一)58
28.新党問題を繞る無産各派の動向に就て 警視庁情報課長(一九四五・九・四)59
29.政党結成を繞る社民分子の動向一覧(一九四五・九・四)60
30.日本社会党(仮称)結成準備会開催の件 警視庁情報課長(一九四五・九・八)62
31.新無産政党結成準備委員会開催に関する協議の件 警視庁特高部長(一九四五・九・一一) 63
32.無産各派の動向 内務省警保局外事課(一九四五・九・一一)64
33.日本社会党(仮称)結成準備会開催の招請状発送に関する件 警視庁官房主事(一九四五・九・一四)66
34.新無産政党結成準備委員会招請状郵送先(主なる分子)内務省警保局ロ安課 68
35.新政治結社組織の胎動に伴ふ旧労農、社民系分子の動向に関する件 静岡県知事(一九四五・九・一五)69
36.無産各派の動向(第二輯)内務省警保局外事課(一九四五・九・二〇)73
37.無産各派の新党組繊懇談会の開催の件 警視庁官房主事(一九四五・九・二二)75
38.新無産政党創立準備委員決定に関する件 警視庁特高部長(一九四五・九・二七)80
39.無産政党創立準備各専門委員の決定に関する件 警視庁特高部長(一九四五・九・二八)81
2 各地の動向 82
 40.日本社会党結成を繞る在阪社会民主主義分子の動向に関する件 大阪府知事(一九四五・九・一三)82
41.無産政党樹立を繞る県下左翼陣営の動向に関する件 栃本県知事(一九四五・九・一五)84
42.新党結成等を繞る特要社動向に関する件 兵庫県知事(一九四五・九・一六)89
43.無産政党結成準備会を繞る旧無産党陣営の動向に関する件 京都府警察部長(一九四五・九・一八)98
44.在阪旧社大党系分子の新党結成を続る動向に関する件 大阪府知事(一九四五・九・一八)98
45.日本社会党(仮称)結成準備に対する左翼分子の意嚮内査に関する件 兵庫県知事(一九四五・九・一九)100
46.旧無産党系分子の動向内査に関する件 青森県警察部長(一九四五・九・二一)102
47.新党結成を繞る旧無産陣営の動向に関する件 奈良県知事(一九四五・九・二一)103
48.日本社会党を繞る左翼分子の動向に関する件(第一報)新潟県知事(一九四五・九・二二)109
49.無産政党結成を繞る旧無産陣営の動向に関する件(第二報)京都府知事(一九四五・九・二二)109
50.日本社会党(仮称)結成準備を繞る関係分子の動向に関する件 愛知県警察部長(一九四五・九・二四)111
51.終戦後の各種問題に対する特要の言動に関する件 鹿児島県知事(一九四五・九・二四)113
52.無産政党結成問題を繞る管下各派人物の動向に関する件 佐賀県知事(一九四五・九・二四)116
53.無産政党設立運動の状況に関する件 高知県知事(一九四五・九・二五)121
54.無産政党結成を繞る意嚮に関する件 鳥取県警察部長(一九四五・九・二六)124
55.無産政党結成準備に対する元関係者の動向に関する件 三重県知事(一九四五・九・二六)128
56.社会主義新党樹立に伴ふ元社大党員の動向に関する件 岩手県知事(一九四五・九・二六)130
57.社会党設立準備会を繞る関係者の動向等に関する件 岐阜県知事(一九四五・九・二八)132
58.元社大党員等の新党樹立運動に関する件 熊本県警察部長(一九四五・九・二八)134
59.無産政党結成準備懇談会出席者の言動に関する件 山梨県知事(一九四五・九・二九)136
60.無産政党結成を繞る県下の動向に関する件 岡山県知事(一九四五・九・三〇)138
61.無産政党結成を繞る左翼分子の動向に関する件 長野県知事(一九四五・一〇・一)143
62.無産政党県支都結成懇談会開催に対する招請状発送に関する件 栃本県知事(一九四五・一〇・一)143
63.日本社会党合流に関する懇談会開催状況に関する件 長野県特高課長(一九四五・一〇・三)146
3 農民組合の結成 148
64.農村共同組合結成懇談会開催状況に関する件 秋田県知事(一九四五・九・二四)148
65.旧全農全会派員の食料自給対東協議会開催状況に関する件 栃本県知事(一九四五・一〇・四)151
66.単一農民組合結成準備世話人会開催(一九四五・一〇・四)155
67.〔日本農民組合結成準備全国懇談会〕案内状(一九四五・一〇)156
68.(仮称)日本農民組合結成準備全国懇談会提出資料(一九四五・一一・三)158
3 旧左翼・「思想犯前歴者」の動向
1 概況 168
69.終戦に関する共産主義分子の動向並意嚮に就いて 内務省警保局保安課 168
70.左翼の動向 内務省督保局保安課 170
71.左翼分子の動向 内務省警保局保安課 171
72.特高課長会議説明資料 左翼分子の動向 内務省警保局保安課 172
2 各地の動向 175
73.治安状況報告の件 福岡県善察部長(一九四五・八・二二)175
74.停戦措置を繞る左翼分子の言動に関する件 長野県知事(一九四五・八・二三)176
75.共甲上野謙吉の特異言動に関する件 山形県知事(一九四五・八・二五)178
76.戦争終結に伴ふ特要の言動に関する件 烏取県警察部長(一九四五・八・二六)180
77.大東亜戦争終了後に於ける左翼分子の意向に関する件 栃木県知事(一九四五・八・二六)182
78.特別要視察人の特異言動に関する件 佐賀県知事(一九四五・八・二七)185
79.左翼分子の特異動向に関する件 福岡県知事(一九四五・八・二八)187
80.特要共甲の特異言動に関する件 秋田県知事(一九四五・九・一)190
81.休戦後に於ける左翼分子の動向に関する件 新潟県知事(一九四五・九・四)192
82.終戦に伴ふ左翼分子の動静に関する件 兵庫県知事(一九四五・九・一一)195
83.左翼分子の動向に関する件 熊本県警察部長(一九四五・九・一五)197
84.終戦段階に於ける特要等の言動に関する件 愛知県警察部長(一九四五・九・一八)199
85.戦争終結后の特要の言動に関する件 鳥取県警察部長(一九四五・九・二〇)202
86.共産主義者並に無政府主義者の言動入手に関する件 神奈川県知事(一九四五・九・二七)204
4  市民的自由の拡大と日本政府の対応
87.執務報告(第一号)終戦連絡中央事務局第一部(一九四五・一一・一五)210
88.〔特高警察拡充案〕内務省警保局 229
89.「マッカーサー」司令部の特高警察に対する質問事項 234
90.特別高等警察の機能に就いて 235
91.政治的、公民的及宗教的自由に対する制限除去の件(一九四五・一〇・五)237
92.吉田外務大臣「サザーランド」参謀長会談録 238
93.国体及共産主義に関する米国の方針(一九四五・一〇・五)239
94.攻治犯釈放 内務省警保局長(一九四五・一〇・六/七)242
95.聯合軍最高司令部発日本帝国政府に対する覚書(一九四五・一〇・一〇)243
96.大衆運動の取締に関する件(一九四五・一〇・一八)244
97.日本政府発聯合国軍総司令部宛覚書(一九四五・一〇・二二)245
5 在外日本軍・日本人の動向
 98.「ホツダム」宣言の条項受諾に伴ひ大東亜地域に関し大東亜省及我方先各機関の執りたる措置並に現地の状況(一九四五・八・一九)250
99.外地軍一般状況/外征軍撒収要領(案)(一九四五・八・二八)255
100.中国の接収工作進捗状況 外務省管理局第一部第一課(一九四五・九・二八)258
101.在支各館状況概v報告の件 在中華民国特命全権公使(一九四五・一一・七)261
102.南京大使館太田参事官報告要旨(一九四六・二・一五)265
103.最近の支那方面状況 外務省総務局総務課長(一九四六・三・二二)267
104.北平〔北京〕総領事館終戦処置一般報告 269
105.〔天津からの報告〕(一九四五・九・七-一〇・一五)275
106.済南方面状勢(一九四五・八・二一)277
107.〔上海からの報告〕(一九四五・八・二二/九・三)278
108.〔台湾からの報告〕台湾軍管区参謀長(一九四五・一〇・一八-一一・三)281
109.「ソ」軍占領下の樺太、千島方面軍官民の状況 陸軍省軍務課(一九四五・一〇・二〇)283
110.〔ジャワからの報告〕治集団参謀長(一九四五・一一・二一)285
6 海外の対日論調
111.〔対日論調に関する在外公館の報告〕(一九四五・八・二九-一〇・一〇)288
7 アメリカ国務省・GHQ作成調査報告
 112.GHQの鳩山一郎へのインタビュー(一九四五・一一・二五)306
113.GHQによる政党指導者へのインタビュー 連合国最高司令官総司令部民政局行政課(一九四五・一二・二四)310
114.降伏後の日本の政治指導者の展望 アメリカ国務省(一九四六・一〇・一)318
115.日本社会党党組織の特徴 アメリカ国務省情報調査局極東調査課(一九四七・一・一)329
116.日本における市民的自由の問題 アメリカ国務省訓査情報局(一九四六・四・一)335
117.降伏後の日本における市民的自由の進展に関する評価 アメリカ国務省極東局極東調査課(一九四七・一・一五)341
118.インドネシアにおける日本人の地下活動 アメリカ国務省臨時調査情報局調査分析課(一九四五・一一・一九)349
119.北平〔北京〕の日本人の政治意識調査 アメリカ国務省調査分析局(一九四六・四・三〇)352
 資料解題 385
 解説415

資料日本現代史2 敗戦直後の政治と社会(1)

『資料日本現代史2 敗戦直後の政治と社会(1)』(粟屋憲太郎編、大月書店、19801030)

目次(抄)<作業中

1 治安情勢と治安対策
1 政府・内務省関係
1.本省通牒綴(一九四五・八-一〇)4
2.広島市爆撃問題に対する反響に就て(一九四五・八・八)14
3.新情勢に対応する言論出版取締標準(一九四五・八・一二)18
4.集会、多衆運動、ビラ、ポスター等の取締方針 19
5.終戦善後措置 20
6.警備警察官の心得に関する件(一九四五・八・二三)23
7.戦争終結に関する廟議決定前後に於ける治安状況(一九四五・八・二六)25
8.集会、結社等取締に関する件(一九四五・八・三一)35
9.新事態後に於ける各方面の動向(一九四五・九・一五)37
10.朝鮮人台湾人関係 42
2 軍隊治安情勢
11.八・一五事件と憲兵の処置状況に関する件報告(一九四五・九・二三)43
12.治安情勢 憲兵司令部(一九四五・八・二〇-九・一)52
13.治安判断 憲兵司令都(一九四五・九・四)86
14.軍秩治安情報 憲兵司令部(一九四五・九・五-九・一六)88
15.渉外情報 憲兵司令部(一九四五・九・三-一五)94
16.新聞記事掲載斡旋方依頼の件(一九四五・九・二三)101
3 経済治安情勢・軍需物資放出 102
17.終戦時(自八月十四日至九月二日)に於ける軍需品処分に関する閣議決定と海軍中央よりの通牒(一九四六・一・二九)102
18.経済治安確保対策 107
19.最近に於ける経済治安情勢(一九四五・八・二七)108
20.軍秩輯報 憲兵司令部(一九四五・九・三)113
21.軍物資放出状況(一九四五・九・二四)114
4 アメリカ戦略爆撃調査団報告 121
22.敗戦直後の国民意識(一九四七・六)121
2 各地の治安情勢
1 各地情勢報告 138
23.重大発表後に於ける治安状況に関する件高知県知事(一九四五・八・一五)318
24.大詔渙発に伴ふ措置並に反響等内査に関する件 徳鳥県知事(一九四五・八・一六)141
25.当面の問題に対する庶民層の動向 警視庁(一九四五・八・二〇)149
26.民心の動向(一九四五・八・二〇-八・二三)151
京都府/大阪府/群馬県/北海道/神奈川県/烏取県/富山県
27.治安日報 山梨県警察部(一九四五・八・二五)154
28.管内状況日報 山梨県知事(一九四五・八・二八)156
29.詔書奉職に関し採りたる措置状況報告 香川県知事(一九四五・八・二九)158
30.時局の急変を繞る民心の動向に関する件 鳥取県警察部長(一九四五・八・三〇)159
31.重大発表後に於ける民心の動向に関する件 大分県警察部長(一九四五・九・二)162
32.大詔渙発後に於ける工場労務者の動向に関する件(一九四五・九・三)164
33.一般部民の動向に関する件 烏取県警察部長(一九四五・九・五)168
34.戦争終結に伴ふ国民生活安定に関する件 栃本県知事(一九四五・九・六)170
35.軍需物資を続る特異事象の発生並に対策に関する件 和歌山県知事(一九四五・九・一〇)173
36.停戦後に於ける部民の要注意言動に関する件 佐賀県知事(一九四五・九・一〇)176
37.終戦後に於ける部民の言動に関する件 佐賀県知事(一九四五・九・一一)177
38.京浜京阪方面よりの帰来者の言動に関する件 鳥取県警察部長(一九四五・九・一一)179
39.満洲より帰来者の特異言動に関する件 鳥取県警察部長(一九四五・九・一二)183
40.帰還兵の言動を繞る一般部民の動向に関する件 烏取県警察部長(一九四五・九・一二)184
41.戦争終結後に於ける各方面の動向に関する件 栃木県警察部長(一九四五・九・一五)187
42.其の後に於ける民心の動向等に関する件 島根県知事(一九四五・九・一八)193
43.戦後に於ける民心の特異動向に関する件 鳥取県警察部長(一九四五・九・一八)197
44.第三回民情調査委貝会開催に関する件 烏取県知事(一九四五・九・一八)199
45.満洲国より帰来者の特異言辞に関する件 大分県警察部長(一九四五・九・一八)203
46.御聖断に対する不穏動向に関する件 鳥取県警察部長(一九四五・九・二二)205
47.帰還将兵の物資携帯に対する民心の動向に関する件 三重県知事(一九四五・九・二二)206
48.比島に於ける日本兵の暴行報道に対する部民の反響に関する件 鳥取県警察部長(一九四五・九・二七)207
49.最近に於ける民心の動向に関する件 新潟県警察部長(一九四五・九・二九)211
50.治安情報に関する件 香川県知事(一九四五・一〇・四)212
二 「街の声」・流言蜚語 219
51.街の声 警視庁情報報課(一九四五・九・五、九・二五)219
52.八月中の流言蜚語取締状況一覧表 警視庁(一九四五・九・一)237
53.九月中の流言蜚語取締状況一覧表 警視庁(一九四五・一〇・三)239
54.不穏文書並に流言蜚語の取締状況に関する件 新潟県知事(一九四五・八・二五)241
55.大詔渙発後に於ける流言蜚語発生状況に関する件 富山県知事(一九四五・八・二八 243
56.流言蜚語取締に関する件 和歌山県知事(一九四五・九・五)245
57.不敬事件及不敬流言等発生状況に関する件 滋賀県警察部長(一九四五・九・七)246
58.流言に関する件 鳥取県警察部長(一九四五・九・一二)249
59.不敬被疑事件発生並検挙に関する件 大阪府知事(一九四五・九・二九)251
3 占領政策の開始と東久邇内閣
1 東久邇内閣への反響 256
60.新内閣成立に対する反響に関する件 徳島県知事(一九四五・八・一九)256
61.新内閣に対する意嚮 大阪府特高課(一九四五・八・二〇)258
62.首相宮殿下の基本政策闡明に対する部民の反響内査に関する件 徳島県知事(一九四五・九・四)259
63.首相宮施政御演説に対する庶民指導層の意嚮 警視庁(一九四五・九・七)261
64.議会に於ける首相宮殿下の演説に対する反響に関する件 愛媛県知事(一九四五・九・八)264
65.敗戦の実相闡明に対する反響内査の件 鳥取県警察部長(一九四五・九・九)270
66.敗戦原因発表に対する部民の言動に関する件 佐賀県知事(一九四五・九・一一)273
67.言論暢達等に関する関係方面の意嚮に関する件 栃木県知事(一九四五・九・一三)274
2 降伏文書調印への反響 277
68.降伏調印に伴ふ民心の意嚮内査の件 高知県知事(一九四五・九・六)277
69.降伏文書調印及米兵進駐に関する部民の動向に関する件 佐賀県知事(一九四五・九・八)281
70.降伏条件調印に伴ふ部民の動向に関する件 三重県知事(一九四五・九・八)285
3 初期占領政策への反響 291
71.戦後教育措置に関し学校関係者の動向に関する件 鳥取県警察部長(一九四五・九・六)291
72.天皇主権其の他の問題に対する各方面の意嚮動向に関する件 鹿児島県警察部長(一九四五・九・一三)293
73.陛下のマ元帥御訪問に対する一般の反響 鳥取県特高課(一九四五・一〇・一)296
74.日本管理政策発表に対する部民の動向に関する件 鳥取県警察部長(一九四五・一〇・二)297
75.新聞関係法令撤廃に対する意嚮内査の件 鳥取県警察部長(一九四五・一〇・三)300
76.マックアーサー司令部の対日政策に対する與論に関する件 鳥取県警察部長(一九四五・一〇・三)302
4 聯合軍進駐 310
77.神奈川県に於ける聯合軍兵士関係の事故防止対策 神奈川県警察部 310
78.米兵の不法行為対策資料に関する件 内務省保安課長(一九四五・九・四)313
79.聯合軍進駐に伴ふ外国人の意嚮に関する件 神奈川県知事(一九四五・九・九)317
80.聯合軍の進駐後に於ける治安状況に関する件 鹿児島県知事(一九四五・九・九)319
81.進駐軍に対する部民の動向に関する件 鹿児島県警察部長(一九四五・九・一二)321
82.聯合軍進駐に伴ふ部民の動向に関する件 青森県知事(一九四五・九・一六)323
83.聯合国軍の進駐概要 台湾総督府警務局(一九四五・九・一九)326
84.聯合軍進駐を繞る民心の動向に関する件 鳥取県警察部長(一九四五・九・二〇)328
85.進駐軍受入に対する経過概要に関する件 三重県知事(一九四五・一〇・三)330
4 戦争責任・戦犯逮捕
1 東久通首相外人記者団との会見 334
86.首相宮外人記者団との御会見に関する件 警保局外事課(一九四五・九・二〇)334
87.総理官殿下外国記者団会見に対する反響に就て 警祝庁(一九四五・九・二〇)336
88.〔東久邇首相〕外人記者会見後の要措置事項(一九四五・九・二一)340
89.戦争責任等に関する件 幣原内閣閣議決定(一九四五・一一・五)341
2 戦犯逮捕への反響 344
90.戦争犯罪人の発表並東条元首相の自決未遂に対する反響 344
91.東条元首相の自決未遂事件に対する意嚮に就て 警視庁(一九四五・九・一三)345
92.戦争犯罪人発表に対する反嚮内査方の件 千葉県警察部長(一九四五・九・一三)349
93.東条元首相の自決に対する部民の意縄に関する件 大分県警察部長(一九四五・九・一lj 351
94.東条元首相の自決並戦争犯罪人氏名発表に対する反響 京都府特高課(一九四五・九・一四)352
95.戦争犯罪者発表(放送)に対する反響内査に関する件 京都府警察部長(一九四五・九・一四)352
96.東条大将自決未遂に関する部民の動向 埼玉県特高課(一九四五・九・一四)353
97.東条大将自決に対する部民の意嚮に関する件 鳥取県警察部長(一九四五・九・一六)354
98.戦争犯罪人に関する各方面の意嚮に関する件 栃本県知事(一九四五・九・一七)356
99.戦争犯罪者発表に伴ふ意嚮内査に関する件 大阪府知事(一九四五・九・一九)358
100.戦争犯罪者処分発表並に関係者の自決に対する言動に関する件 愛媛県(一九四五・九・二〇)362
5 検閲・報道統制
1 検閲 366
101.〔詔勅発表について〕(一九四五・八・一四j 366
102.占領軍進駐に伴ふ報道取扱要領(一九四五・八・二五)366
103.〔報道関係示達〕(一九四五・八・二六)367
104.検閲週報(一九四五・九・一〇-九・一六)368
105.天皇関係記事発禁令(一九四五・九・二七-九・三〇)3V0
106.内務省差止及記事編輯上注意事項解除方の件(一九四五・九・三〇)370
107.〔内務次官から岩手県知事宛電報〕(一九四五・一〇・二)374
2 報道統制 375
108.新聞非情態勢暫定措置等解除に関する件(一九四五・八・三〇)375
P09.新聞記事其の他報道取締に関する件(一九四五・九・一一)376
110.聯合軍最高司令部検閲部並に報道部宛新聞雑誌送付に関する件(一九四五・九・一五)377
111.聯合軍最高司令部の言論統制と我方の措置並に将来の方針(一九四五・九・二一)379
6 農村と農民の動向
112.戦争終結に伴ふ要注意動向に関する件 大分県警察部長(一九四五・八・二八)384
113.戦争終結と農民の動向に関する件 岐阜県知事(一九四五・八・三一)35
114.戦争終結後に於ける農民の動向に関する件 福岡県知事i一九四五・九・二)389
115.戦争終結後に於る農民の動向に関する件 福岡県知事(一九四五・九・一七)394
116.農村必需物資配給機構一元化問題に対する反対運動に関する件 新潟県知事(一九四五・九・一九)397
117.食糧に対する管内状勢に関する件 大阪府警察局長(一九四 ・九・二〇)401
118.農村物資配給一元化を繞る関係業者の反対運動に関する件 大分県警察部長(一九四五・九・二二)404
119.飯米事情を絨る農村の特異事象に関する件 秋田県知事(一九四五・九・二二)406
120.生産供出等を繞る農民等の思想動向に関する件 愛媛県 413
121.政府管理米集団農民奪取事件発生に関する件 宮城県警察部長(一九四五・九・二八)419
122.農村共同経営の推移並に之れが解消に関する件 三重県知事(一九四五・一〇・二)420
123.復員に伴ふ農村への影響に関する件 山形県警察部長(一九四五・一〇・二)422
124.戦争終結後に於ける農民の声蒐集の件 警視庁経済警察部長(一九四五・一〇・三)427
125.農村必需物資配給体制整備に関する件 農商次官(一九四五・八・二三)432
資料解題 435
解説 459

アメリカもうひとつの顔(カール・ヨネダ)

『アメリカもうひとつの顔』(カール・ヨネダ、新日本出版社、19780630)<作業中

アメリカに生きる日本人
三十一年ぶりに見た日本―1960年来日の印象
/原水爆禁止世界大会に出席して―感激とショック/”神風運転”と女性の変わりようにびっくり/(「アカハタ」19600802)
六〇年来日から十二年目の印象―私にも日本人の血がある
(「文化評論」197210)
わが妻を語る―何度つかまっても”自己弁護士”で無罪に
/法律でも禁止された結婚/親子3人で日本人収容所へ/際限ない人生への熱意/「アカハタ」19600524)
母の想い出―入営拒否した私にアメリカ行きの切符
母はさる7月23日、広島原爆養護ホームで95歳5カ月の生涯をとじた。母の子ども3人、孫10人、曾孫28人は全部アメリカに住んでおり、たった一人で死んだ。
/広島で生まれハワイへ/息子をアメリカに送りだす/(「アカハタ」19760912)
アメリカの五十番目の州ハワイ
ハワイの反戦デモ
在米日系人の強制収容キャンプ
強制収容されたカナダの日本人
天皇訪米にたいする日系人の反応
アメリカの地に生きた日本人労働者
片山潜の在米時代
病めるアメリカ
物価高は日本もアメリカも
今なおつづく「怒りのぶどう」
ニクソン大統領はスト破り
ウォーターゲート事件のニクソン
弾劾にゆれるニクソン政権
ニクソン弾劾と今後のアメリカ
ニクソン辞任の日
さびしいクリスマス
失業者の群の中でむかえたアメリカ建国二百年祭
老人めあてのかっぱらい増える
アメリカの労働運動
みんなの力で百万ドルの会館
港の闘士と日系女性のロマンス
オートメーションと労働者
オートメーションと労働運動
手を組む″流刑の兄弟″
たたかう港湾労働者
立ちあがる黒人と青年・学生
がんばれトーマス君
気狂いざたの黒人差別
完全な自由をめざす黒人たち
ロサンゼルスの黒人″暴動″
黒人に就職と教育の道を
ネズミと一緒に住むのはもういやだ
アメリカの″長い暑い夏″
働き口がない青少年
前途にまつ不安と絶望
ひろがる徴兵拒否の運動
黒い喪章の学生たち
ベトナム反戦運動
やがて「多数の声」に
ぼくの父さんを返して
ベトナム侵略反対に動きだした労働者
徴兵センター前ですわりこみ
ワシントンの反戦大デモに参加して
アメリカの内と外
インディアン保留地をたずねる
わたしたちのメキシコ訪問
不況下につれてこられたベトナム難民
終戦三十周年とアメリカ市民
アメリカのテレビ
天皇をむかえた米国民の反応
觧説(塩田庄兵衛)

北海道・進歩と革新の運動史年表 1945.8―1980

『北海道・進歩と革新の運動史年表 1945.8―1980』(ほっかい新報社史料刊行委員会、19840909)

年月日 できごと 備考
19540707 小樽市議会、さきに原水爆禁止を決議したが、8・15を期して市が主催して原水爆禁止の署名運動をすることを満場一致で決議。
19560805 原水爆禁止北海道大会、大通小学校で開かれ各界代表1500名、知事・道議長も参加。
作業中
19800712 「核兵器をなくし、被爆者救援を」礼文から平和行進スタート。

原爆ゆるすまじ

『原爆ゆるすまじ』(広島県被爆者の手記編集委員会(編)、新日本出版社(新日本新書9)、19650705)

内容

タイトル 著者
009 あれから20年 大江 恵美
021 弟の日記 四国 五郎
043 空中に被爆して (一被爆者(長野県)
045 太陽のない朝 はやみ ちかこ
052 差別の壁をこえて 金崎 是
068 父母を失って 大倉 和子
083 たたかいの20年 福田 須磨子
099 7歳の証言 山中 みちこ
115 死中に生を得て―広島・長崎での二重被爆記 山口 彊
133 原爆とその後-短歌と日記- 山下 寛治
153 過去の広島商人として 温品 道義
174 医師として 杉原 芳夫
188 まともな目 志水 禎吉
202 たたかいの中で 吉岡 幸雄

 

はしがき

この手記集の発行を広島県平和委員会(会長鈴木直吉)が計画したのは、昨年の秋であった。広島県平和委員会では、企画を検討決定し、各友誼団体に協力をもとめるとともに、ひろく原稿の公募をおこなった。

この広島県平和委員会の企画にたいして、広島県文学会議・原水爆禁止広島県協議会・広島県原爆被害者団体協議会が、それぞれ協力を申し出、その後は、四団体の共同事業として手記集の編集刊行をおこなうことになり、それぞれの団体から編集委員を選出して「原爆被爆者の手記編集委員会」をつくり、編集の実務にあたった。

被爆二十年、本手記集の刊行を企画したのは、第一に、二十年後の今日、なお被爆の実状を知らない多くの人がいるためであり、第二に、「被爆者」というと一般国民とは異なる生活環境のなかで生活している人のようにうけとり、「被爆者」が国民の一人として働き、平和のためにたたかっていることを十分に認識していない人がいるからであり、第三に、被爆者のなかから独立・平和のために積極的にたたかっている活動家が多数でていることを多くの人に知ってもらいたかったからである。

そのため、編集にあたっては、原子爆弾の惨禍を唄らかにするとともに、「原体験の尊重」を口実にして核兵器そのものが戦争の根源であるかのようにいうあやまった見解があることに注意しながら、被爆者が現実に生きぬき、たたかいつづけてきた二十年間の生活史・精神史をたどる手記になるように、きょくりょくつとめた。

現在、アメリカは、ベトナムをはじめとして、世界各地で、核戦争準備、核脅迫をつよめながら、侵略戦争を拡大している。また、原爆の被害国でありながら、アメリカの侵略戦争に加担することによって、加害国に転化しようとしている日本の現実がある。

戦争中、広島、長崎での悲惨な経験をもって出発した日本の平和運動・原水禁運動は、たびだびの分裂策動と当面しながらも、このような現実の戦争政策とたたかいつづけ、力強く発展してきた。今日それは、核戦争阻止・核兵器完全禁止を中心に、「原潜寄港」阻止、ベトナム人民支援、日本の核武装阻止、軍事基地撤去、沖縄返還の要求、被爆から二十年、なんらの救援措置もなく放置されている数十万の被爆者の救援運動の強化などをかかげている。

第十回原水禁大会の席上、被爆者の代表の一人は訴えた。

「私はどうしていままで生きることができたのでしょう。原水禁運動が平和を守り、平和が私を生かしてくれたからです。もし原水禁運動がなかったら、私もこうしていないだろうと思います。同時に十九年前、私のからだをこのようにした原爆をあえて投下した国が、現在おもにアジアで核戦争の危険をひきおこし、私と同じような犠牲者をつくりだそうとしていることはがまんができません」と。

ここにこそ、「核戦争阻止・核兵器完全禁止」をめざす、ふたたび広島・長崎をくりかえさないためのたたかいがある。なお、原稿のうち、県外在住の方の手記は、原水爆禁止日本協議会に集めていただいた。この手記集の編さんにあたって寄せられた多くの方がたの御協力にたいし、紙上をかって心から謝意を表させていただく。

この書を、広島・長崎ビキニの被爆死亡者の霊に捧げる。

原爆被爆者の手記編集委員会

石井金一郎 新宅直哉 世良寛 田辺勝 久枝昭義 深川宗俊 堀博自 三宅登、吉岡幸雄(五十音順)

戦争はどのように語られてきたか

『戦争はどのように語られてきたか』(川村湊/成田龍一/上野千鶴子// 、朝日新聞社、19990801)

内容

007 はじめに(川村湊)
017 戦争はどのように語られてきたか(上野千鶴子×川村湊×成田龍一)
被害者として語る/「加害者われわれ」の発見/誰が語るのか/フィクションとノッフイクションーー沖縄の語り/噂話という語り/女性が、語りはじめた/経験の再定義ということ/もはや、「記憶の風化」は問題ではない/小説は感傷の言語/文学という制度のなかの戦争という出来事/歴史と小説と「大説」/「語らないこと」の意味/記憶は現在における関係の再構築
055 大岡昇平『レイテ戦記』を読む……奥泉光×川村湊×成田龍一
戦争の語り方の変化/『二十四の瞳』は戦後民主主義そのもの/戦後教育と映画「二十四の瞳」/竹山道雄の植民地幻想/小説としての評価―-「ビルマの竪琴」/死者をいかに哀悼するか/日本近代文学と国家と戦争/『レイテ戦記』の語り方/「レイテ戦記」と『神聖喜劇』/大岡昇平の複雑な語り/「レイテ戦記」の三つの問題/フィリピンの目、ジェンダーの目、死者の目/何を描けば戦争を描いたことになるのか/歴史の主体とは何か/歴史の記憶/小説の語り、歴史の語り
113 従軍記から植民地文学まで……イーヨンスク×川村湊×成田龍一
火野葦平がとらえた戦争体験/故郷との一体感/戦犯と犠牲者/戦争に対する日本人のメンタリティ/戦争をどのような文体で描くか/アイデンティティ成立に作用する文体/同化政策としての親日文学/母語と日本語との葛藤/日本人という意識/林芙美子が見た戦場
165 井伏鱒二『黒い雨』を読む……井上ひさし×川村湊×成田龍一
「黒い雨」の構造/文学的表現としての’.黒い雨」/体験しない者がなぜ書くのか/共通の体験として記憶する/生活感覚の言葉/叫びはスローガンになる/被爆体験は日本人だけではない/新しい歴史認識をつくる語り/悲惨をユーモアで語る/パロディの有効性
211 戦後の戦争文学を読む……高橋源一郎×川村湊×成田龍一
島尾文学の根源にある特攻体験/敗戦後の日常からの疎外感/島尾が描く戦後の始まり/島尾文学のとらえ方/戦争小説、戦後小説/他人は他人を理解できない/時代に効果的な表現/戦後体験として現れた大衆のエゴイズム/大江健三郎に見る「公」と「私」/「公」と「私」の分裂が意味するもの/『英霊の聲』と天皇制/島尾・大江・三島に共通する戦後批判「戦争論」が提示する問題
273 おわりに……成田龍一
286 戦争文学を読むために(関連年表)

 

見捨てられた在韓被爆者-日・韓両政府は彼らを見殺しにするのか-

『見捨てられた在韓被爆者-日・韓両政府は彼らを見殺しにするのか-』(竹中労・編著、日新報道出版、1970年10月31日)

目次

見出し
序章 人間・朝鮮人 竹中労
ノートⅠ黙視の歳月をとり戻すために
(資料)
①韓国にも原爆症の恐怖/②ヒロシマ25年、被爆朝鮮人/③年表/④韓国原爆被害者援護協会設立趣意/
(レポート・その1a)在韓被爆者をめぐる広島の五年間 滝川洋
(レポート・その1b)被爆朝鮮人の怒りと悲しみ 平岡敬
(レポート・その2)孫貴達一家と、その周辺 藤崎康夫
ノートⅡ彼ら、我々にとってのニッポン
ソウル・一九七○年八月 竹中労
(証言)
徴用工員・李南沫の体験(聞き書き)/「五賊」の詩
(資料)
⑤韓国原爆被害協の現況報告/⑥韓国放射線研究所の医療報告/プサンにて--
(資料)
⑦”地底”からの抜粋
在韓在日朝鮮人原爆被爆者の闘争と出入国闘争の弁証法的相互関係 (大田竜)
むすび