年表:被爆樹木

年表:被爆樹木

記事
70 11 13? 広島市西白島町の三篠橋のたもとにそそり立つ被爆エノキが県の同橋拡幅工事のため撤去される予定であることが判明。[被爆樹木]
73 04 23 中国郵政局で新庁舎の地鎮祭。この場で、同局中庭にある被爆アオギリを平和公園に移植することが決まる。[被爆樹木]
76 04 30 広島市基町の住民有志で作る「基町明治会」の代表5人、基町公園内の旧第5師団経理部倉庫と県立体育館裏の柳の木3本(樹齢60年以上)を保存するよう求めた要望書を広島市に提出。[原爆遺跡][被爆樹木]
76 09 16? 広島市、被爆大楠を保存するため基町の高層アパート20号館の建設場所を変更。[被爆樹木]
77 04 27? 広島市基町広島城公園内の被爆ユーカリ、今冬の異常寒波で葉枯れ。[被爆樹木]
77 08 06 被爆に耐えた舟入公園の老松、伐採。[被爆樹木]
77 08 15 中国新聞(夕刊)「”天然クーラー”ばっさり-被爆にも耐えた老松三本-広島市舟入公園-護岸工事の犠牲」[被爆樹木]
78 12 26 広島市基町の「被爆エノキ」、伐採される。[被爆樹木]
79 06 12? 広島市基町小学校の生徒ら、同地区の被爆エノキを守る運動広げる。[被爆樹木]
80 03 08? 原爆で焼失した広島市縮景園の「しだれ梅」、元の位置に植樹され復元される。[被爆樹木]
80 08 06 広島ホームテレビ制作のローカル番組で、基町の被爆エノキを取り上げ放送。[被爆樹木]
81 04 05 被爆して切り倒された松の根、仏像を制作するため引き出される。[被爆樹木]
82 12 01 原爆で倒れたケヤキの株を保存していた広島市在住の書道教師、その株でついたてを作り、広島護国神社へ奉納。[被爆樹木]
84 04 99 広島市役所構内にある被爆した桜(ソメイヨシノ)、満開。(昭和15年「紀元二千六百年」記念に植えられた約十本のうちの1本)[被爆樹木]
84 05 28 寝屋川市の成美小学校生徒、来広し平和学習。被爆エノキの保存運動をしている広島市の基町小学校生徒と交流。[被爆樹木]
84 08 21 広島市中区の被爆エノキ、台風による強風で折れる。[被爆樹木]
84 08 24 広島市、22日に倒れた「被爆エノキ」の保存作業を開始(折れた枝などは平和学習研究資料として利用)。[被爆樹木]
84 08 99 広島市、被爆した樹木の保存のための基礎調査を開始。[被爆樹木]
84 09 03 広島市の安田女子高校の社会科学研究部、広島城橋御門跡近くの被爆樹の保存策を求める要望を広島市に提出。[被爆樹木]
84 09 04 広島市の京橋川左岸の被爆ヤナギに8月台風で亀裂が入り、南区役所、保護作業を開始。[被爆樹木]
84 09 04 先月の台風で折れた被爆エノキの倒木、原爆資料館、広大理学部などへ引き渡されることが決定。[被爆樹木]
84 09 99 大阪府、寝屋川市立成美小学校児童から、8月21日に台風で倒れた被爆エノキを見舞う手紙が広島市の小学校に届く。[被爆樹木]
84 10 99 被爆した樹木のリスト作成を進めている広島市に、26本の情報集まる(1日までに)。[被爆樹木]
84 10 99 広島市役所の現庁舎南側の被爆した桜の木の保存決定。[被爆樹木]
84 11 18 広島県高校生平和ゼミナール実行委、台風で倒れた被爆エノキの一部を「平和のための京都の戦争展実行委員会」へ寄贈。[被爆樹木]
85 01 99 「ヒロシマを語る会」会員、原爆の惨禍を描いた紙芝居「アオギリ物語」を制作。[被爆樹木]
85 03 29 広島市役所構内の被爆桜、開花。[被爆樹木]
85 04 14 被爆の熱線の跡をとどめる竹、長崎国際文化会館に寄贈。(今年になって12人から約60点被爆資料の寄贈相次ぐ)。[被爆樹木]
85 05 28 広島市基町小の児童ら、昨夏の台風で倒れた被爆エノキ(広島市中区基町)に芽が出たことを確認。[被爆樹木]
85 07 01 広島市役所の被爆桜、同市役所前庭整備のため、一時移植。[被爆樹木]
85 07 28 テレビ番組「ふれあいシリーズ『語り始めた青桐』」、被爆の語り部の活動を取り上げ、放送( 8月 4日も) 。[被爆樹木]
85 07 31? 広大理学部など、被爆エノキの年輪調査を実施。それによると、被爆後1~2年は年輪の幅が小さいことが判明。[被爆樹木]
85 08 04 被爆クスノキで作った十字架(1949年頃、原爆乙女が、渡米の際に米ハリウッドの教会に寄贈したもの)、同教会で確認される。[被爆樹木]
85 10 04 長崎市の造園業者、被爆したモミジなどの樹木 3本を長崎国際文化会館に寄贈。[被爆樹木]
85 11 10 アマチュア人形劇団「なかよし」、被爆エノキを題材にした劇「榎」を、広島市で上演。[被爆樹木]
85 12 13? 広島市立倉掛小学校児童ら、同校に一時移植されていた同市役所の被爆桜を、同校に残してほしいと、市に要望。[被爆樹木]
85 12 23 広島市、市立倉掛小学校に一時移植していた被爆桜を市役所校内に植え戻し、同校には接ぎ木した桜を贈ることを決定。[被爆樹木]
86 01 17 長崎市、長崎国際文化会館に、被爆樹木を寄贈した同市の造園業者に、感謝状を贈呈。[被爆樹木]
86 01 20 広島市の「被爆エノキ」と地元の小学生らの交流を描いた物語「WITH LOVE THEY LIVE 」を収録した英語副読本、刊行。[被爆樹木]
86 03 11? 広島市公会堂解体に伴い、被爆アオギリなどの樹木の植え替え作業開始。[被爆樹木]
86 07 02 広島市、同市本庁舎建設で、一時移植していた被爆桜を庁舎玄関そばへ植え戻す作業を開始。[被爆樹木]
86 08 21 広島市、平和記念公園内の「被爆したアオギリ」などの日本語の説明板を、英語併記の標識と交換。[被爆樹木]
86 11 25? 広島市の「被爆老松」(県天然記念物)、松くい虫に侵され枯死。[被爆樹木]
87 04 01? 広島市役所の被爆桜、開花(移植後初)。[被爆樹木]
87 04 25 広島市の平和記念公園の被爆アオギリの枝が折られているのが見つかる。同アオギリは東白島町で被爆したもので1973年、同公園に植え替え。[被爆樹木]
87 06 19? 長崎市で被爆したワクの木、被爆後初めて実をつける。[被爆樹木]
87 06 27 広島市の調査で、平和記念公園の被爆アオギリ一本が枯死寸前になっていることが判明。[被爆樹木]
87 07 02 広島市、平和記念公園の枯死寸前の被爆アオギリに支柱を立て保護。[被爆樹木]
87 07 08? 1984年に台風で倒れた広島市基町の被爆エノキ、枝をのばし再生。[被爆樹木]
87 08 05? 広島逓信病院の被爆ヒマラヤ杉、健在。[被爆樹木]
87 08 06 テレビ番組「アオギリは枯れず-語り部沼田鈴子の夏」(NHK)、放送。[被爆樹木]
87 11 07 広島市で被爆したイチョウの木で制作された「合掌童子像」、広島市に寄贈される。[被爆樹木]
88 02 01 童話作家長崎源之助ら、来広し、被爆エノキを題材にした絵本をつくるため取材。[被爆樹木]
88 03 02? 爆心地から1.5キロの旧広島逓信局で被爆したアオギリ(1973年、平和記念館北側に移植)の「二世」づくり、広島市植物公園で実施。[被爆樹木]
88 04 14? 旧広島市役所中庭で被爆した桜の木の二世、広島市の小学校の校庭で初めて開花。[被爆樹木]
88 04 26 広島県、「花と木の百選」を決定。平和記念公園の被爆アオギリなどを選定。イラスト・解説入りのリーフレット・マップを作成。[被爆樹木]
88 05 09 広島市の基町小学校児童らの観察で基町の被爆エノキに新芽が出ていないことが判明。[被爆樹木]
88 05 20 福岡県築城町の寒田小学校生徒、修学旅行で来広し、平和学習。広島市の小学生と「被爆エノキ」前で交流会。[被爆樹木]
88 06 06 広島市出身の被爆者黒川万千代、ソ連でのロシア正協会一千周年記念式典で被爆体験を語るため訪ソ。広島市の被爆ハマユウを持参し、寄贈。[被爆樹木]
88 06 10/ 福岡県築上郡の寒田小学校生徒、広島市に、被爆エノキの保存を訴えるポスターなどを送付。同校は5月に修学旅行で来広、被爆エノキについて平和学習。[被爆樹木]
88 06 10? 広島市、鶴見橋架け替えのため、被爆柳の移植を計画。[被爆樹木]
88 07 01? 広島市の被爆エノキをテーマにした絵本「ひろしまのエノキ」(長崎源之助作・二俣英五郎画、B5、36ページ)出版。[被爆樹木]
88 07 08? 被爆アオギリ(爆心1.5キロで被爆)の保存のため、広島市が同市植物公園に依頼し ていた同アオギリの二世、発芽。[被爆樹木]
89 01 06? 広島市中区基町の「被爆エノキ」(昨年、枯死したことを確認)の根元に、同エノキのひこばえを確認。[被爆樹木]
89 01 24? 広島市大須賀町で被爆したフジ、広島市立原小学校に平和学習用教材にと寄贈される。[被爆樹木]
89 02 28 広島市立基町小学校生徒らが世話をしていた「被爆エノキ」が枯死したことが判明。生徒ら、同エノキのそばに実生の幼木を植樹。[被爆樹木]
89 02 28 東エルサレムのパレスチナ劇団のメンバー(4人)、来広し、原爆資料館など見学。被爆者沼田鈴子の案内で被爆アオギリなどを見学。[被爆樹木]
89 03 10 アニメ映画「ひろしまのエノキ」(カラー、20分)完成試写会、東京で開催。[被爆樹木]
89 03 19 アニメ映画「ひろしまのエノキ」(山崎哲監督、20分)、広島市で初上映。被爆エノキと広島市立基町小学校生徒との交流を描いた絵本「ひろしまのエノキ」を映画化。[被爆樹木]
89 04 13? 広島市、枯死した中区の「被爆エノキ」を切り倒して保存する計画を断念。同エノキは基町小学校生徒らが草むしりなどをして保護。[被爆樹木]
89 06 22 広島市の西本光男、自宅庭の被爆樹クロガネモチを、母校の市立観音小学校に、平和教育用として寄贈。[被爆樹木]
89 08 12 「おはなしとアニメ“平和のつどい”」、広島市で開催(約30人参加)。「似島学園」園長の講演「平和について―私の歩んだ道」とアニメ「ひろしまのエノキ」。[孤児][被爆樹木]
89 11 27 「ヒロシマ・ナガサキの修学旅行を手伝う会」、広島市での全国同和教育研究大会に参加の教師らに被爆アオギリの種を配布。[被爆樹木]
90 03 15? 被爆エノキをめぐる人々との交流を記録した「平和の木」(長崎源之助著、B5,104ページ)、出版。[被爆樹木]
90 06 30 広島教育レクリエ-ション研究会、被爆エノキ保存運動をテ-マにした紙芝居を作成し、広島市安佐南区で上演。[被爆樹木]
90 06 30? 広島市中区白島北町の被爆クスノキ、新交通システムのル-トから避けられ、保存されることが決定。[被爆樹木]
90 07 18 広島市の市民グループ「明日の千田を創る会」、千田公園の被爆樹木に説明板を取り付け。
90 07 27 広島市、平和記念公園内の被爆アオギリの説明板を3月に撤去し、8月6日に向けて仮の説明板を設置。[被爆樹木]
90 07 28 広島市の五日市中央公民館で、映画会開催。「ヒロシマのエノキ」を上映。[被爆樹木]
90 11 21 宮城県牡鹿郡の女川高校生徒、修学旅行で来広。被爆アオギリの種子から育てた二世を被爆者沼田鈴子に贈呈。[被爆樹木]
91 03 20 「被爆エノキ」を育てている広島市の基町小学校で、卒業式。卒業生ら、「エノキ」についての平和学習の成果を披露。[被爆樹木]
91 04 10? 広島市の横田聡、保管している被爆クスノキのいわれを書いたリーフレットを作成し、平和教育教材などへの利用を呼びかけ。同クスノキは、広島市の国泰寺境内で被爆したもの。[被爆樹木]
91 05 12? 修学旅行で来広した宮城県の女川高校の生徒らが育て被爆者沼田鈴子に贈った被爆アオギリ二世の苗、約20センチに成長。[被爆樹木]
91 06 25 前広島市立井口台中学校PTA会長の下崎末満、平和教育に役立てて欲しいと、被爆くすのきに刻字をした作品を同中学校に寄贈。[被爆樹木]
91 07 13 親子平和映画会、広島市の竹屋公民館で開催。「ひろしまのエノキ」などを上映。[被爆樹木]
91 08 01 平和文化映画上映会(広島平和文化センター主催)、広島平和記念館で開催(6日まで)。「ひろしまのエノキ」など上映。[被爆樹木]
91 08 05 広島市中区の被爆クスノキ、工事のため近くの道路わきに仮移植。[被爆樹木]
91 09 28 広島赤十字・原爆病院構内の被爆したニワウルシの大木が、台風19号の強風で倒壊し撤去される。[被爆樹木]
91 10 17? 広島県立ろう学校生徒ら、被爆クスノキの材木を使ったコースター製作に取り組み。[被爆樹木]
92 04 03 広島市植物公園、広島逓信局の被爆アオギリの種や挿し木で130本を植栽。市内の全小学校に鉢植えを送ることを計画。[被爆樹木]
92 05 26 広島市、市立全小学校に植えられる旧逓信局中庭で被爆したアオギリの二世の贈呈・植樹式を本川小学校で開催。平岡市長・池田正彦教育長などが参列。[被爆樹木]
92 07 16? 広島市立本川小学校広報委員会の児童、「アオギリ新聞」第3号を発行。被爆アオギリを特集。[被爆樹木]
92 07 21? 広島市国泰寺町の被爆クスノキをつかった市内の書道家の刻字「飛翔」、第5回瀬戸大橋書道展で総理大臣賞を受賞。[被爆樹木]
92 07 29 渡部照範(広島市内在住の仏師)、被爆クスノキを素材に1月半かけて製作した天女像を広島市の平和記念館に寄贈。[被爆樹木]
93 04 26 沼田鈴子の生きざまを描いた単行本「青桐の下で」(広い岩近広執筆)、明石書店から出版。[被爆樹木]
93 04 28 原爆語り部沼田鈴子、広島市平和記念公園内の被爆アオギリの枝が折られているのを発見。[被爆樹木]
93 07 22? 広島市内で生き残っている被爆樹木が40本にのぼることが、広島市内の被爆者の調査で判明。[被爆樹木]
93 07 29 滝口秀隆の写真展「廃墟に生きた樹木たち」、広島市内の中国電力電化ホールで開幕。-8月7日。[被爆樹木]
93 09 26 広島市の太田川沿いの枯死した「被爆エノキ」、幹が崩れてばらばらになっっているのが見つかる。いたずらの疑い。[被爆樹木]
93 10 01 広島市平和公園の被爆アオギリが折られているのが見つかる。[被爆樹木]
94 03 17 広島市基町・旧陸軍病院の敷地にあった被爆エノキの苗木、翠町中学校に植樹。[被爆樹木]
94 05 17 長崎市内の被爆した柿の木の樹木医による治療始まる。[被爆樹木]
94 06 08 大阪府高槻市立第4中学校の修学旅行生、被爆柿の木を枯らさないようにと長崎市の所有者にカンパ2万円を届ける。[被爆樹木]
94 06 17 長崎センター合唱団、創立40周年記念演奏会を市民会館で開催。原爆に耐えて山王神社内で生き続ける2本の大クスをテーマにした合唱構成曲「くすの木の詩(うた)」を発表。(初披露)[被爆樹木]
94 06 18? 広島市の福田安次、被爆エノキの記念碑建立を呼びかける。[被爆樹木]
94 06 21 日本樹木医会九州総支部、研修会を長崎市で開催。21人が参加し、同市・大徳寺の大クスや被爆したカキの木を診断。[被爆樹木]
94 07 12? 市民団体「地球家族機構」の設立をめざす月下美紀・沼田鈴子(広島の被爆者)ら、被爆アオギリの種を各国政治的指導者にメッセージを付けて送ることを計画。[被爆樹木]
94 07 16 長崎の市民グループ「平和公園の被爆遺構を保存する会」、市内に現存する被爆樹木のマップ作りのため現地調査を開始。[原爆遺跡]
94 10 07 被爆クスノキの板に「ヒロシマの思い」を刻んだ刻字展、広島市内のギャラリーで開催。[被爆樹木]
94 10 20 長崎市若草町の被爆柿の「二世」づくり始まる。[被爆樹木]
94 11 22 中国郵政局、広島市の平和公園の被爆アオギリの二世(苗)を被爆50周年を記念して元々植えられていた同局に里帰りさせることを決める。[被爆樹木]
94 11 22? 長崎市の被爆者ら、同市山王神社境内の「原爆クスノキ」を世界遺産に推薦する運動を計画。[被爆樹木]
94 12 01 平和公園の被爆遺構を保存する会(長崎)、被爆樹木や被爆遺構の情報を集める「被爆樹木ホットライン」を開設。-3日。
94 12 04 長崎の平和公園の被爆遺構を保存する会、市民から寄せられた情報を基に焼け跡の残る柿の木など4件の樹木を確認。[被爆樹木]
95 02 08 長崎市の樹木医海老沼正幸が、被爆カキの木の「後継木」作りを目指し採取した種に新芽が出ていることが確認される。[被爆樹木]
95 02 08 「平和公園の被爆遺構を保存する会」、民間の被爆樹木保存のために助成を求める要望書を長崎市に提出。[原爆遺跡]
95 03 13 長崎市の山里中学校、広島市の翠町中学校から贈られた「被爆エノキ」を正門近くに植樹。[被爆樹木]
95 03 19 広島市佐伯区の「区誕生10周年記念式典」を前に、五日市中央公園で被爆桜を植樹。[被爆樹木]
95 03 23 広島市緑政課、平和公園の枯れかけた被爆アオギリを再生手術を施すため市植物公園に運搬。[被爆樹木]
95 04 10 広島市、被爆桜「ヒロシマエバヤマザクラ」の命名式を江波山公園の現地で開催。約50人が参列。[被爆樹木]
95 04 13? 広島市、新品種と確認された「ヒロシマエバヤマザクラ」を緑化のシンボルとして増殖することを計画。[被爆樹木]
95 04 24 中国郵政局で被爆アオギリの2世の植樹式。平岡広島市長や被爆の語り部沼田鈴子らも参加。[被爆樹木]
95 06 15? 白石進九州大学農学部助教授、長崎市・山王神社境内の被爆クスノキの放射線の影響調査を開始。[被爆樹木]
95 07 09 「竹やぶへの恩返し実行委員会」のメンバー、被爆直後に被爆者を真夏の日差しから守った広島市牛田旭2丁目の竹薮の手入れを実施。[被爆樹木]
95 07 19 広島市の流川教会の被爆クスノキで作られ十字架が、米国ハリウッドのプロテスタント教会で「愛と慣用の象徴」として信仰を集めていることが判明。[被爆樹木]
95 07 29 RCCテレビ、「アオギリに生かされて-語りべ沼田鈴子さんの歳月」を放映。[被爆樹木]
95 08 02 中国郵政局、「アオギリの下で被爆体験を聞く会」を広島市の平和記念公園で開催。沼田鈴子の体験談を聞く。[被爆樹木]
95 08 06 中国郵政局、原爆犠牲者の慰霊式を挙行。今年4月に局内に植樹した被爆アオギリ二世の記念碑の除幕式も。[被爆樹木]
95 10 04? 白石進九州大学農学部助教授、山王神社境内にある楠に被爆の痕跡と見られる突然変異を発見。[被爆樹木]
95 10 11 広島県立福山北養護学校高等部2年生の7人、広島市内の長性院で被爆アオギリを植樹。[被爆樹木]
96 02 24 長崎市の樹木医・海老沼正幸、同市内の諌山浩司方の被爆した5本の柿の木の接ぎ木から育てた「二世苗木」を諌山方に植樹。[被爆樹木][被爆樹木]
96 02 25? 長崎市の造園業者・池田操、被爆松を4月に開館する長崎原爆資料館に寄贈することを決める。[被爆樹木]
96 03 05 東京都台東区立柳北小学校の生徒ら、長崎原爆で被爆した柿の木の二世の苗木を同校内に植樹。長崎市内の樹木医・海老沼正幸が育てた苗の一本。[被爆樹木]
96 04 06? 広島市教育委員会、江波山公園内にある「ヒロシマエバヤマザクラ」(被爆樹木)を市指定天然記念物に指定。
96 04 25 長崎市のみのりが丘幼稚園の年長組60人、長崎原爆で被爆したカキの木から育てた二世苗木を園内に植樹。[被爆樹木]
96 05 08 長崎市内の樹木医・海老沼正幸、高田知事に被爆カキの木の二世苗を寄贈。[被爆樹木]
96 06 04 環境庁、広島市平和記念公園の「平和の鐘」・長崎の「山王神社被爆の楠の木」など100件を「日本の音風景百選」に決定。[被爆樹木]
96 06 13 広島市基町小学校の教職員、「被爆エノキの像」を完成させる。[被爆樹木]
96 06 27 広島市の「二葉山を守る会」、小学校を造成するために計画されている被爆原生林の開発工事に反対する署名9500人分を環境庁・文部省・林野庁に提出。[被爆樹木]
96 07 02 長崎市の樹木医・海老沼正幸、熊本県荒尾市の全小・中学校に長崎の被爆カキの木の二世を寄贈。[被爆樹木]
96 07 06 長崎市立小島中学校生徒、樹木医の海老沼正幸が寄贈した被爆カキの木の二世を同校玄関前に植樹。[被爆樹木]
96 07 26 長崎市在住の洋画家・今泉信男、「山王神社被爆の楠の木」の油絵を同神社に寄贈。[被爆樹木]
96 07 27 長崎市の山王神社内の被爆の楠の木を題材にした合唱曲「日本のくすの木」(大倉芳郎作詞・斉藤正浩作曲)の発表会、同木の下で開催。75人が熱唱。[被爆樹木]
96 07 31 長崎市山王神社の氏子ら、同神社の被爆クスノキに活力を与えるため根の周囲を耕す。[被爆樹木]
96 08 14 NHKテレビ、「原爆大楠への祈り」を放映。長崎市・山王神社の楠の保存運動にスポット。[被爆樹木]
96 09 01? 茨城県在住の現代美術家・宮島達男らでつくる「『時の蘇生』柿の木プロジェクト実行委員会」、長崎で被爆した柿の苗をフランスに植樹することを計画。[被爆樹木]
96 09 19 福岡県三橋町の「平和のつどい」実行委員会、長崎原爆で傷付いた柿の木の二世の苗を役場前で配布。[被爆樹木]
96 09 19 福岡県三橋町の「平和のつどい実行委員会」、長崎原爆で傷ついたカキの木の種から育てられた二世の苗木を同町役場玄関前に植樹。[被爆樹木]
96 10 11 長崎貯金事務センター、長崎市・山王神社「大楠を守る会」に職員の募金2万3000円を寄贈。[被爆樹木]
97 01 22 長崎県時津小学校の児童ら、校庭に被爆カキの木の二世の苗木を植樹。[被爆樹木]
97 01 29? 広島平和教育研究所、絵本「被爆アオギリ二世物語-アオギリのねがい」を発刊。[被爆樹木]
97 01 31 広島市内の教師、被爆アオギリをテーマにした絵本「アオギリのねがい」を出版。[被爆樹木]
97 05 04 「ひろしま人と樹の会」などの市民ボランティアが2年前から進めていた、広島市牛田の原爆被爆直後に被災者の避難所となった竹藪の整備作業が終了。[被爆樹木]
97 06 27 長崎市、被爆遺構の一つで長崎県内で最古とされる柿の木通称「川平の柿」を伐採。完全に枯れたため。[被爆樹木]
97 06 28 広島市の城北中・高校、文化祭を開催。-29日。戸坂の藤井順市が育ててきた被爆したアンズの木を社会問題研究部が紹介。[被爆樹木]
97 07 17 広島市立宇品東小学校で平和学習。3年生の児童が1・2年生に被爆アオギリについて話す。[被爆樹木]
97 07 18? 長崎市・山里中学校の生徒、枯れかけている市の天然記念物である山王神社の「被爆したクスノキ」を救うための募金活動を開始。[被爆樹木]
97 07 29 絵本作家・はらみちおら30人、広島市東区で「ピカドンたけやぶ」を語り継ぐ集いを開く。[被爆樹木]
97 08 04 <被爆アオギリ二世>を育てている広島市立山羊小学校4年生約50人、平和公園で<母親>のアオギリと対面。[被爆樹木]
97 09 23 広島市比治山町の長性院、被爆クスノキで作った仁王像を披露。[被爆樹木]
97 09 29 グリーンコープ生協、牛乳パック回収による収益金10万円を「山王神社大楠を守る会」に寄贈。[被爆樹木]
97 10 05? 広島市の原爆ドーム横のエノキが育ち過ぎていることが判明。[被爆樹木]
97 11 11 長崎市の山王神社で、被爆クスノキの「治療」を前に、安全祈願祭を挙行。[被爆樹木]
97 11 12 長崎市立式見中学校の2年生53人、修学旅行で訪れた広島市の平和公園で、長崎の被爆クスノキの苗木を広島の樹木医に贈呈。[被爆樹木]
97 12 15 広島市在住の被爆者・福田安二、被爆エノキの幼木を福岡県の小学校に送付。[被爆樹木]
97 12 20? 長崎の「山王神社大楠を守る会」、同会の名称を元の団体名「被爆くすの木を守る会」に戻すよう求めていた埼玉県在住の赤瀬守に名称を戻さないとの回答を文書で送る。[被爆樹木]
98 02 21 長崎市立川平小学校、学習発表会を開催。全児童、被爆柿木の二世を育てながら原爆や平和について学んだ成果を劇で披露。[被爆樹木]
98 03 22? 広島県廿日市市・桝井農場社長が4年前に広島市から栽培を委託された被爆桜「ヒロシマエバヤマザクラ」の二世がつぼみを付け始める。[被爆樹木]
98 03 26 広島市、広島城などで「被爆樹木」の解説プレートの設置を開始。
98 03 26? 長崎市の造園業者・海老沼正幸が育てた被爆カキの木の二世を世界各地に植樹する計画が進む。4月18日は、スイス・ジュネーブの世界保健機構(WHO)本部中庭に植えられる予定。[被爆樹木]
98 04 04? 長崎県松浦市調川公民館の前年度高齢者学級の関係者、同館敷地に植えられた被爆カキの木に表示板を設置。[被爆樹木]
98 04 10 4月18日にスイス・ジュネーブの世界保健機構(WHO)本部中庭に被爆カキの木の苗木を植える海老沼正幸ら、長崎市役所で伊藤市長に出発の挨拶。13日、金子県知事がメッセージを託す。[被爆樹木]
98 04 11 広島市の長性院、境内の被爆クスノキを使った仁王像に魂を吹き込む開眼法要を挙行。200人が参列。[被爆樹木]
98 04 30 海老沼正幸、世界保健機関(WHO)へ「被爆カキの木」二世を植樹し帰国、長崎市役所と県庁を訪れ、WHO関係者から市長・県知事宛のメッセージを伝達。[被爆樹木]
98 07 20? 東京都・国立市の女性ら、沼田鈴子著「青桐の下で-「ヒロシマの語り部」沼田鈴子ものがたり」を英訳・出版。[被爆樹木]
98 07 26 「ひろしまと人と樹の会」など、原爆被爆直後多くの人が逃げ込んだ広島市牛田の通称「ピカドン竹やぶ」で被爆死者のための追悼コンサートを開催。約40人が参加。[被爆樹木]
98 09 25 広島の被爆エノキなど古木・銘木を治療した日本初の「樹医」で日本樹木保護協会名誉会長・山野忠彦、大阪市の自宅で死亡。98才。[被爆樹木]
98 10 27? 長崎市立式見中学校の生徒が育てている山王神社で被爆したクスノキの二世の苗の「里親」の申し出が相次ぐ。[被爆樹木]
98 11 13 沼田鈴子や広島市教組など、「被爆アオギリのねがいを広める会」を結成。[被爆樹木]
98 11 28 「プロジェクトくすの木委員会」、設立総会を長崎原爆資料館で開催。[被爆樹木]