東大闘争 その事実と論理(井上清)

『東大闘争 その事実と論理』(井上清、現代評論社、19690520)

章節
はしがき
東大90年の歴史と大学の「自治」
1 天皇制と帝国大学
1東京帝国大学の確立とその役割
2天皇制・帝国主義と大学の「自治」
2 現代日本の大学と全学連
1 占領下の民主改革と大学祁
2 義務教育の統制・産学協同・近代化路線
3 大学の帝国主義的再編と全学連
東大闘争の事実と論理
3 東大闘争の底流
1 学生運動・階級闘争の新段階
2 「師弟関係」の永遠の破綻
3 医局制と医療の帝国主義
4 医学部無期限ストと安田講堂封鎖
1 青医連・医学生の闘争と「理性の府」の実態
2 安田講堂の封鎖と警察機動隊の導入
5 医学部闘争から全東大闘争へ
1 安田講堂の再封鎖=解放と学内諸潮流
2 東大全共共闘の結成とその基盤
6 大学革命の論理と体制内改良の論理
1 全学無期限ストと封鎖の拡大
2 民青の民主化論と全共闘の根元的否定論
7 全国学園闘争の頂点へ
1 加藤近代化路線と11・22総決起集会
2 全共闘の危機とその克服
3 1969年1月の悲壮劇
8 むすび
1 「10項目確認書」と東大改革の行方
2 東大闘争の意義
装幀・片岡真太郎/扉写真・遊佐隆昭