年表:沖縄・広島 1996年~2000年

年表:沖縄・広島 1996年~2000年<作業中

 年月日  事項
1996年
01 10 日本被団協、九州ブロック会議を沖縄県那覇市で開催。九州8県の会長と全国理事が参加。
01 27 <宇吹メモ>**の話:戦争遺跡の保存は沖縄の南風原が先陣を切った。「平和の礎」とともに沖縄が先進的な役割を果たしている。
02 15 沖縄県、全国巡回展「沖縄からのメッセージ-基地と平和と文化を考える」を広島市内の県民文化センターで開催。約1500人が参加。
03 11 広島県内の被爆者7団体代表ら、国が広島市に建設する「原爆死没者追悼平和祈念館」への死没者氏名の掲示問題の参考にするため沖縄の「平和の礎」を視察。12日、帰広。
03 15 広島県原爆被害者団体協議会(伊藤サカエ理事長)、6月に沖縄訪問団を派遣することを決める。
03 05? 広島県内の被爆者7団体、国の「原爆死没者追悼平和祈念館」に要望している死没者氏名の掲示方法を探るため、沖縄県の「平和の礎」の視察と専門の検討委員会の発足を計画。
04 13 「4・13沖縄・佐世保の声を!長崎集会」、長崎原爆資料館ホールで開催。
04 27? 長崎市・長崎平和推進協会、今夏に沖縄への平和学習ツアー「長崎市少年平和と友情の翼」を計画。
05 13 沖縄平和運動センター(社会党系)の平和行進、那覇市など沖縄県内3か所を出発。1978年に始まったこの行進は今年で19回目。過去最高の700人余が参加。
05 27 広島県被団協(伊藤サカエ理事長)、総会を広島市内で開催。沖縄に交流団を派遣することなどを決める。
05 19? 沖縄県伊良部町立佐良浜中学校3年生87人、修学旅行で訪れた長崎市の爆心地公園で平和集会を開催。
06 03 長崎市が募集している沖縄平和学習ツアー「少年平和と友情の翼」への応募が定員120人に対し2000人を越える。
06 20 「沖縄発全国キャラバン」一行、広島市の原爆資料館を訪問。大田沖縄県知事などのメッセージを原田館長に手渡す。
06 23 広島県被団協(伊藤サカエ理事長)の「ヒロシマ・オキナワ交流団」、沖縄を訪問。-24日。
06 23 「広島と沖縄をむすぶつどい-広島と沖縄の新しいスタートを!」、広島YMCAで開催。約100人が参加。
06 23 沖縄県、沖縄全戦没者追悼式を糸満市摩文仁の平和祈念公園で挙行。約5000人が参列。
06 28 広島市議会、全面的核実験禁止条約の締結促進と沖縄・普天間基地の岩国移転反対の二つの意見書を可決。
07 13 長崎市などがはじめて企画した沖縄平和学習ツアー「少年平和と友情の翼」(30日-8月2日)に参加する同市内の小中学生約120人、長崎原爆資料館で、伊藤市長と平和について話し合う。
08 03 原水禁長崎県民会議の平和の島を目指す沖縄の運動に連帯する平和行進キャラバン、原水禁長崎大会会場に向け佐世保市を出発。約40人が参加。
08 03 「沖縄からのメッセージ展」、長崎池田平和会館で開幕。-9日。
08 04 「平和に生きる社会をつくるヒロシマのつどい実行委員会」(代表:松江澄)、「平和に生きる社会を創るヒロシマのつどい1996」を開催。-7日。テーマは「沖縄-岩国-ヒロシマ-『核の傘』のもとで平和は守れるか」。
08 06 沖縄県中頭郡北谷町の町民11人、広島市の平和祈念式典に参列。
08 07 沖縄市の親子平和大使一行16人、恵の丘長崎原爆ホームなどを訪問。
08 08 「沖縄・高校生平和集会」、那覇市内で開催。-10日。広島から30人が参加。
08 08 「なくせニュークス96MICフォーラムwith沖縄」、長崎市内で開催。約100人が参加。
08 09 「被爆51周年長崎反戦集会」、長崎県勤労福祉会館で開催。沖縄の反戦地主・知花昌一が講演。約300人が参加。
08 23 広島県内の小中学生らでつくる「サダコクラブ」のメンバー11人、沖縄学習旅行に出発。沖縄県立平和祈念資料館やひめゆり資料館などを見学。-25日。
08 03? 広島高校生平和ゼミナール、5月に沖縄の若者を広島市に招き開いた「広島と沖縄を結ぶ平和ゼミナール」の報告集を発行。
10 28 那覇市・広島市・広島平和文化センター、「広島・沖縄・平和のキャンパス」を広島国際会議場で開催。31人が参加。坂本義和が講演。-30日。
11 21 広島市立長束小学校と沖縄県具志川市立天願小学校、テレビ電話で交流。
11 29 自由法曹団広島支部、結成20周年を記念して「沖縄から広島へ-梅原司平ミニコンサート&安保・基地・核を語る夕べ」を広島市内で開催。
11 13? 広島県内の平和学習グループ「サダコ・クラブ・ヒロシマ」、今夏沖縄県に平和学習旅行をした感想文集「私たちのみた沖縄」を発行。
1997年
02 10 外務省、米海兵隊岩国基地所属の垂直離着陸機ハリアーが1995年から96年にかけて沖縄県の射爆撃場で放射性物質である劣化ウラン弾を誤射していたと発表。
02 11 沖縄県で訓練中に米海兵隊が劣化ウラン弾を誤射した問題で、岩国市の照会により、同弾が岩国基地に貯蔵されていることが判明。
04 18 広島県被団協(伊藤サカエ理事長)、組織強化対策委員会・拡大事務局合同会議を開催。米の臨界前核実験への抗議、長崎・沖縄との連帯、放影研の発行した冊子の全面改定の要請などの行動計画を決める。
04 28 <宇吹メモ>大牟田の話=週刊金曜日で筑紫哲也が、原爆・沖縄を特集すると、売れる部数が半減したと書いていた。
05 08 長崎市・長崎平和推進協会、今夏沖縄県で行われる平和学習ツアー「長崎市少年平和と友情の翼」に参加する小・中学生を募集。
05 15 沖縄県宮古島・伊良部町立佐良浜中学校3年生99人、修学旅行で長崎市を訪れ、平和公園で平和集会を開催。
05 18 映画「GAMA-月桃の花」上映と安里要江(沖縄)・沼田鈴子(被爆者)のトークの集い、広島県廿日市市で開催。600人が参加。
06 03 広島・長崎・沖縄3県の社民党県連合、党の平和政策を協議する独自の研究会「社民党広島・長崎・沖縄3県平和研究交流会議」を沖縄県で開催。-4日。平和政策に関する共同アピールを採択。
06 22 「広島と沖縄をむすぶつどい」、広島YMCAで開催。約100人が参加。
06 23 広島市立幟町中学校、「沖縄を学ぶ全校集会」を開催。
06 28 第25回全国平和教育シンポジウム「沖縄・ヒロシマ・ナガサキ・アジアを結ぶ-憲法施行50年」を福岡市の西南学院大学で開催。約300人が参加。-29日。
07 12 長崎市企画の沖縄平和学習ツアー「少年平和と友情の翼」に参加する小中学生120人、伊藤市長と長崎原爆資料館で意見交換。
07 22 長崎市の平和学習ツアー「少年平和と友情の翼」の小中学生120人ら、沖縄を訪問。-25日。
07 23 山梨・滋賀・和歌山・香川・高知・沖縄の6県が、広島市が平和記念式に都道府県から一人ずつ招いている遺族代表を派遣しないことが判明。
08 03 創価学会広島学生平和委員会、広島・長崎・沖縄などの学生1800人を対象とした平和意識調査の結果をまとめる。
08 04 沖縄市内の中学生と保護者による親子平和大使一行17人、平岡広島市長を表敬訪問し、被爆韓国人の体験談を聴取。
08 05 沖縄の親子平和大使として広島入りした中学生とその親8組16人、平和公園の原爆慰霊碑に献花。
08 06 被爆52周年広島反戦集会「くり返すな!アジア侵略-ヒロシマ・ナガサキを」、広島のアステールプラザで開催。沖縄の反戦地主・知花昌一が記念講演。
08 06 社民党の広島・長崎・沖縄の3県連合、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)見直しの内容が憲法違反にならないよう求める要請書を土井たか子党首に送る。
08 09 8・9長崎反戦集会。沖縄の反戦地主会長が講演。
10 29 広島・長崎・沖縄3県の社民党県連合、「3県平和研究交流会議」を広島市内で開催。6月に那覇市で初会合を開いて以来2回目。
11 15 沖縄県与那国町立与那国中学校の3年生25人、修学旅行で長崎を訪問。平和公園で伝統舞踊エイサーで原爆犠牲者を慰霊。
12 06 長崎・沖縄・広島3県の社民党県連合会、「平和研究交流会議」を長崎市内で開催。提言「21世紀への平和ビジョンとプロセス」をまとめる。9日、提言を党本部へ送付。
12 07 広島県原水禁、沖縄県の米軍普天間飛行場返還に伴う名護市沖の海上ヘリポート建設などを訴える街頭宣伝を広島市内で実施。約20人が参加。
12 13 沖縄県南風原町の子供ら、平和学習で広島市を訪れ、地元の子供らと交流。
1998年
02 05 <宇吹メモ>**より電話。沖縄・高松・高知の原水協の連絡先が知りたいとのこと。県原水協(松本)に電話し、一覧表をファックスで送って貰う。奥さんが3月初めに沖縄調査に行くとのことで、行くべき場所についても聞かれる。
05 17? 長崎市・長崎平和推進協会、沖縄県での平和学習ツアー「少年平和と友情の翼」の参加者を募集。
06 12 沖縄市の社会福祉法人緑樹会の職員22人、長崎市平和公園で原爆犠牲者追悼のため郷土民舞を披露。
06 15 <宇吹メモ>総科講義の感想文を読む。原爆問題を学ぶために沖縄から広島に来たと書いた女学生が一人いた。
06 18 <宇吹メモ>佐藤三男(日本共産党中央委員会平和・統一戦線推進委員会責任者)と会う。3年ほど沖縄へ行っていた由。
06 21 戦争遺跡保存全国シンポジウム(第2回)、沖縄県南風原町で開催。-22日。三百数十名が参加。
06 23 沖縄県人会など12団体、「広島と沖縄を結ぶ」をテーマに広島YMCAで集会。
07 11 長崎市・長崎平和推進協会、被爆地長崎の小中学生が沖縄戦の悲惨さなどを学ぶ平和学習ツアー「少年平和と友情の翼」の事前研修を実施。-12日。
07 23 <宇吹メモ>**(国際協力研究科)来所。広島・長崎・沖縄の地方紙を取り上げて、8月下旬に神戸で発表するとのこと。
08 01 沖縄駐留の米軍が、1950年代後半、旧ソ連など敵の侵攻を受けた際に備え、核兵器の使用を含む沖縄本島の防衛作戦計画を立てていたことが、米海兵隊の秘密指定文書で明らかになる。
08 01 広島・長崎・沖縄3県の創価学会青年部、「3県青年平和協議会」を広島市内で開催。40人が参加。-2日。
08 06 沖縄タイムス社説「広島「原爆の日」-新たな認識で核廃絶を」
08 07 「沖縄市親子平和大使」一行22人、長崎市入り。「青少年ピースフォーラム」などに参加。
08 09 沖縄タイムス社説「長崎「原爆の日」-「抑止力」の意味を考える」
08 13? 日本非核宣言自治体協議会、国際会議を来年沖縄県で開催することを計画。
09 30 沖縄の歌手喜納昌吉らが企画した平和リレー隊(ネイティブ・アメリカンの風習に基づく「セイクレッド・ラン(聖なる走り)」)、広島市の原爆ドーム前を出発。
11 22 沖縄県・南風原町の小学生、広島市牛田公民館で市立戸坂城山小学校の生徒と平和交流。
11 29 <宇吹メモ>**・**と立教大学の研修旅行(12月15日)の打ち合わせ。**の話=自分の勤務地の焼津には資料が残されていない。戦争資料と言えば忠魂碑のみ。第5福龍丸関係の資料は図書館の片隅にあるだけ。広島・長崎・沖縄が崩れると日本全体に現代史を語るよすがが無くなることになる。
11 29 <宇吹メモ>「大番」で「集い」の反省会。-7時半。20人余が参加。広島の修学旅行生が、戦争・平和を実感するのには沖縄の方が良いと言って同地に流れている。**=広島では原爆資料館に集中しすぎている。見学者が数珠つなぎで頭しか見えない。
12 15 沖縄県与那国町立与那国中学校3年生21人、修学旅行で長崎を訪れ、平和祈念像前でエイサーを披露。
12 18 <宇吹メモ>広島自治研事務局で**と話す。広島市役所職員に原爆問題についての見識がない。沖縄では、職員研修で徹底的に戦争について教えられている。なんとかしたいという気持ちを持つものはいるが、どうしてよいか分からないでいる。
12 28? 我部政明琉球大学教授、復帰前の沖縄に核兵器を600発貯蔵していたことを示す米の公文書を入手。
1999年
01 11? 米国家安全保障局、朝日新聞社の公開請求に対し、沖縄返還時の核密約の存在を認める。
02 06 広島市・那覇市など、「広島・沖縄-平和のキャンパス」を国際青年会館で開催。3回目。-8日。中国・台湾・韓国からの留学生を含む30人が参加。
02 07 「広島・沖縄-平和のキャンパス」(第2日)。小林よしのり「新ゴーマニズム宣言スペシャル戦争論」、山上たつひこ「光る風」、「がきデカ」の3作品を取り上げ討論。
02 07 ピース・ネットワーク南風原、「戦争体験を子供たちへ伝える夕べ」を開催。沖縄県原爆被爆者協議会顧問の金城文栄と南風原赤十字奉仕団の仲程シゲを招く。30人余が参加。(「琉球新報」hp)
02 15 沖縄平和運動センター、中部地区労、県原爆被爆者協議会は十五日、北中城村の米軍司令部ゲート前で「米国の臨界前核実験強行に抗議する緊急集会」を開く。75人が参加(「琉球新報」hp)
02 19 劇団「はぐるま座」沖縄公演、南風原町を皮切りに始まる。(「琉球新報」hp)
02 23 琉球新報「論壇/宮田夏江/同じ目線で語り合う/広島・沖縄平和のキャンパス」(「琉球新報」hp)
03 01 沖縄県原爆被爆者協議会(被爆協、伊江和夫理事長)など、核兵器廃絶を求める「被災45周年3・1ビキニデー県集会」が那覇市内で開く。労働組合員など100が参加。(「琉球新報」hp)
03 03 大浜長照石垣市長、高知県の橋本大二郎知事が外国艦船の入港時に「非核証明書」の提示を外務省を通して求める条例制定を提示したことについて、重要港湾の石垣港を抱える同市も賛同する考えであることを明らかにする。(「沖縄タイムス」hp)
03 03 那覇市の親泊康晴市長、高知県の橋本大二郎知事が非核証明書を求める条例案を県議会に提出していることについて理解を示す。(「沖縄タイムス」hp)
03 10 大浜沖縄県石垣市長、与党議員との協議の結果、非核港湾条例の市議会への提案を「時期尚早」として見送る方針を明らかにする。(「沖縄タイムス」hp)
04 29 秋葉広島市長、2000年の主要国首脳会議(サミット)の開催地が沖縄に決まったことについて、沖縄開催を歓迎する意向を表明。
06 16 沖縄県・竹富町立竹富小中学校、NTT長崎支店のテレビ電話回線を利用し、長崎の語り部・山脇佳朗の被爆体験を聞く。
06 26 「広島と沖縄をむすぶ会」など12団体、「沖縄慰霊の日祈念集会」を広島YMCAで開催。山内徳信沖縄県前出納帳が「沖縄の現状と将来展望」と題して講演。
07 23 <宇吹メモ>**の話=新聞労連で大田元沖縄県知事に講演依頼。50万の講演料と50万の旅費(秘書役の娘分も含む)ということであったが、講演料は10万にして貰った。
08 01 (16:00-)NBC(TBS系)、今年の日本民間放送連盟賞報道番組部門・九州沖縄地区優秀賞を受賞した「ゆるすまじ~山口仙二、その生の記録」を再放送。
08 03 広島県三良坂町・平和公園で「戦争・核・差別を許さない99みらさか平和の集い」。大田昌秀前沖縄県知事が「平和のために、今私たちができること」と題して講演。
08 05 中国新聞労働組合など、「99広島平和フォーラム」を広島市内で開催。大田昌秀前沖縄県知事と大牟田稔前広島平和文化センター理事長が講演と対談。80人が参加。
08 06 沖縄タイムス社説「被爆地の声世界に発信を」
08 07 広島・沖縄両県の少年野球チーム8チーム、広島市内で親善試合を実施。広島県少年野球協議会の企画する「沖縄・広島平和交流の翼」の一環。
08 13 NHKテレビ、九州沖縄スペシャル「被爆者たちの肖像画、絵筆に込めた遺族の思い」を放映。
08 14? 九州・沖縄8県の2000年度政府予算の概算要求に向けた要望が出そろう。長崎県は、介護保険導入を前に、原爆被爆者の負担軽減に配慮を求める。
09 11 「沖縄・ヒロシマ青年交流会」、沖縄県で開催。
10 02 「非核・平和条例全国交流会in函館」、北海道函館市で開催。富野暉一郎龍谷大学教授・大田昌秀前沖縄県知事などが参加してパネルディスカッション。約850人が参加。-3日。
10 20 ノリス天然資源保護協会(米の核軍縮団体)上級研究員、返還前の沖縄に18種合計1200発以上の核爆弾・弾頭が配備されていたとする米国防総省機密解禁文書の分析結果を発表。
10 22 赤旗「国防総省解禁文書-米国は沖縄を核戦略の拠点にしていた-日本政府は施政権返還後も”密約”で通過など黙認」
10 31 広島市の広陵高校2年生、広陵祭で広島の「原爆ドーム」、長崎の「平和の像」、 沖縄の「平和の礎(いしじ)」の模型を作成し展示。
11 08 <宇吹メモ>母、沖縄旅行。-11日。
11 12 毎日新聞[2面特集]「特集・天皇陛下即位10周年-「平和」「沖縄」「福祉」両陛下、思い新たに」
12 15 広島平和文化センター、来年2月10~14日に沖縄県那覇市で開催する「広島・沖縄平和のキャンパス」の参加者を募集。
12 23 沖縄タイムス社説「臨界被ばく-大内さんの死を忘れまい」
12 28 広島県原水協・県被団協、米軍普天間飛行場返還問題で、沖縄県名護市長に、新基地受け入れ撤回を求めるファックスを送付。
2000年
01 05 1969年11月の日米両国首脳会談時に、沖縄への核再持ち込みを認めた極秘文書「日米合意議事録」が、現在も機密扱いのまま国務省に保管されていることが、米情報公開法に基ずく請求への回答で明らかになる。6日、外務省は、「核密約」を否定。
01 06 朝日新聞「解説:核密約-有効性の有無検証を-沖縄の基地偏重を固定化、自由使用の密約が「実害」」
02 07 広島・長崎両市、サミット期間中、沖縄で原爆展の開催を計画。
02 08 <宇吹メモ>JSA事務局より電話。沖縄問題に関する公開質問状案のファックスを検討して欲しい。
02 11 朝日新聞「主張・解説:60年安保・沖縄返還時の日米「密約」-「秘」ベール、外務省は外せ」
02 12 広島・那覇両市長や被爆者らが話し合う「戦争の世紀から平和の世紀へ」、沖縄県那覇市で開催。約200人が参加。
02 12 鳩山由紀夫・民主党代表、沖縄サミットに合わせて広島市が計画中の原爆展に賛意を表明し、政府に協力を働きかける考えを示す。
02 14 稲嶺沖縄県知事、広島・長崎両市が沖縄サミットに合わせて計画している原爆展に協力する意向を表明。
02 29 朝日新聞「列島2000:秋葉・広島市政1年-「沖縄原爆展」久々のヒットだが」-平和・経済の両立に腐心」
02 22? 沖縄県、広島・長崎両市の原爆展の会場として糸満市の県平和祈念資料館の使用を承諾。
02 24? 沖縄市、広島・長崎の代表を招き、8月22-25日に「中学生ピースサミット」を開催することを計画。
03 09 ナガサキ学生平和ボランティア、戦争や被爆の体験を若者がどう継承していくべきかを考えようと、琉球大学の学生らと沖縄・長崎学生平和フォーラムを沖縄県那覇市で開く。
03 17 朝日新聞「戦争ない世界どう実現-広島・沖縄平和のキャンパス-広島からの参加者のひとこと(広島平和文化センターに寄せた感想文から)」
04 11 政府、旧ソ連の核兵器解体について、沖縄サミットでロシアを除く7カ国で総合的支援策を打ち出す方針を固める。
04 30 岡山県・大聖寺住職で陶芸家の福田寺大英、広島市・西向寺境内の土を採取。この土でつぼを制作し、沖縄サミットに参加する首脳らに贈る予定。6月、窯出し。
04 12? 「広島・沖縄 平和のキャンパス」に参加した学生ら、両県の大学生を対象に実施した「若者の平和意識を探るアンケート」の結果をまとめる。調査は、昨年11月から今年1月にかけて琉球大・広島大・広島市立大など計932人。全体の65%が「日本は平和」と回答。
04 14? 藤田雄山広島県知事と秋葉忠利広島市長、連名で、主要国首脳会議(沖縄サミット) に参加する各国の首脳や閣僚に広島を訪れてもらうよう招請状を送る。
05 24 広島・長崎両市、両市が沖縄サミットに合わせて沖縄県で開催する原爆展に、核保有5カ国首脳に視察してもらうよう、各国大使館に要請。-25日。
05 27 中国新聞社説「沖縄サミット-平和な21世紀像を描け」
05 31 使用済みの劣化ウラン弾とみられる米軍機関砲弾の薬きょうが、沖縄県西原街の資材置き場に放置されていることが判明。
05 12? 長崎市など、夏休み中に沖縄でせんそうについて学ぶ「長崎市少年平和と友情の翼」の参加者を募集。
06 01 広島市、沖縄・広島・長崎3市などが、8月22-25日に沖縄市で開催する「中学生ピースサミット」の参加者を募集。
06 11 長崎新聞社説「沖縄サミット-被爆地・長崎から考える」
06 12 秋葉忠利広島市長、主要国首脳会議(沖縄サミット)に合わせて広島、長崎両市が沖縄県で開く「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」の概要を記者会見で発表。
06 12 伊藤長崎市長、主要国首脳会議(沖縄サミット)に合わせて広島、長崎両市が沖縄県で開く「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」の概要を記者会見で発表。
06 17 広島・長崎両市、沖縄サミットに合わせて開催する原爆展を、首脳に同行して来日する夫人に見学してくれるよう招請状を、7カ国の在日大使館などに届ける。
06 23 朝日新聞「沖縄戦継承へ課題-終結から55年きょう慰霊の日-原爆展も計画」
06 23 広島・長崎両市、沖縄サミットに合わせて開催する原爆展をクリントン大統領が視察するよう求める書簡を在日米大使館に提出。
06 12? 広島市と広島平和文化センター、主要国首脳会議(沖縄サミッ ト)開催を記念して8月に沖縄で開く「2000〇年中学生ピ

ースサ ミット」(広島、沖縄、長崎市など主催)の参加者を募集。

06 14? 主要国首脳会議(沖縄サミット)期間中、広島市と長崎市が沖縄県糸満市で開催する原爆展について中国新聞社が在日大使館などを通じて尋ねた結果、サ ミット参加の海外7カ国首脳と欧州連合(EU)委員長の見学予定は無し。
06 20? 広島・長崎両市が沖縄サミットに合わせて開催する原爆展で、沖縄在住の被爆者が証言することが決まる。
06 22? 先進7か国(G7)、チェルノブイリ原発事故の完全閉鎖を決めたウクライナに対し、総額3億ドルの新たな共同支援計画を、沖縄サミットで表明することで合意。日本は21億円負担。
07 06 広島原爆資料館、先進国首脳会議(沖縄サミット、21〜23日)に合わせて沖縄県で開く原爆展の展示資料を発送。長崎原爆資料館も。
07 08 沼田鈴子から贈られた広島の被爆樹木「アオギリ」の苗木の委託式、沖縄国際大学で開催。約40人が参加。
07 11 朝日新聞(広島版)「広島ひと模様:反核、沖縄から発信-原爆展で実相訴え」
07 14 広島・長崎両市、原爆展の開会式を沖縄県糸満市・県平和祈念資料館で開催。両市長など100人が参列。-26日。期間中6000人が参列。
07 20 秋葉忠利広島市長、沖縄県入り。クリン トン米国大統領が21日、糸満市の県平和祈念資料館そばの「平和の礎(いしじ)」前で演説する計画があるため、資料館で開催中の 「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」の会場で、大統領の見学に備え待機。伊藤長崎市長も。
07 20 広島市の女性グループ「ヌチドゥタカラ (命こそ宝)ひろしま」、主要国首脳会議(沖縄サミット)を前に、原爆ドーム前で座り込みを実施。10人が参加、米兵による犯罪の根絶を求める署名活動などを行う。
07 21 クリントン米大統領が演説した沖縄県糸満市の平和祈念公園を訪れていた米軍基地の子供たち約40人、大統領の演説後、同公園内の同県平和祈念資料館で開かれている「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」を見学。大統領は見学せず。
07 23 金城文栄・山岡ミチコ・比嘉幸子、沖縄県糸満市で開催中の原爆展会場で被爆体験を証言。約300人が参加。
07 23 沖縄サミット、終了。共同宣言「沖縄2000」で、「核兵器廃絶への明確な誓約」を合意した今年五月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議について、「その成功を歓迎する」とさらりと触れただけで論議は皆無。
07 25 夏休み中の子供たちに戦争について学んでもらう「長崎市少年平和と友情の翼」事業に参加した同市内の小中学生60名、沖縄県に向け出発。沖縄地上戦ゆかりの地を訪ねる平和学習行事で、今年で5回目。
07 26 長崎新聞「訴えは届いたか-沖縄の原爆展から」(-27日、2回)
07 31 朝日新聞(広島版)「沖縄の「原爆展」6000人見学-反核のメッセージ心に刻み-核廃絶への行動、ますます重要に」
07 11? 宮崎市で開く主要国首脳会議(沖縄サミット)の外相会合がまとめる「総括文書」に米ロの第2次戦略兵器削減条約(START2)の早期履行と第3次戦略兵器削減条約(START3)交渉の早期開始、妥結の必要性を明記することが固まる。
08 01 沖縄で開かれる「2000年中学生ピースサミット」に参加する広島市の中学生12人、事前学習会を原爆資料館で開催。
08 04 中国新聞「沖縄・韓国・北朝鮮…-民族芸能一堂に-6日、芸術祭」
08 07 沖縄市役所内のギャラリーで、市の平和月間事業の一環として「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」を開催。(沖縄タイムス)
08 11 毎日新聞「特集・平和の発信:新たな世紀へ-沖縄から、各地から-広島・原爆資料館ほか」
08 12 沖縄市で開かれる中学生ピースサミットに長崎市から参加するメンバーの事前研修会。長崎市から江平、山里、淵の各中学校の代表、計12人が参加予定。
08 22 広島、長崎、沖縄県沖縄市の3市、「2000年中学生ピースサミット」を沖縄県内で開催。-25日。広島、長崎、沖縄県沖縄市の3市の中学生48人が沖縄戦の戦跡や米軍基地巡りや、グループ討議などを沖縄県内で実施。
08 24 広島、長崎、沖縄市の中学生が平和について語り合う「2000年広島市・長崎市・沖縄市中学生ピースサミット」(主催・沖縄、広島、長崎市)のピースフォーラム、沖縄市民小劇場あしびなーで開催。
08 02? 中曽根康弘元首相が沖縄返還の日米交渉が「核抜き・本土なみ」で合意に達した翌年の1970年9月、防衛庁長官として訪米した時、有事の際の日本への核持ち込みを容認する発言をしていたことが、米側の公文書で判明。
11 02 <宇吹メモ>**より電話。沖縄平和大会参加の件。初日の南部戦跡めぐりは、5000円高であるが可能になったとのこと。
11 08 <宇吹メモ>**(広島県平和委員会)より電話。沖縄行きの件の確認。
11 23 <宇吹メモ>2000年日本平和大会結団式兼学習会・打合会。於沖縄旅行のホームページをカラーで打ち出す。・県立生涯学習センター。湯川寛子(沖縄の現状)・上田博之(呉の基地の現状)の話を聞く。-4時。6万5000円支払う。広島からの参加者は約40名。
12 01 <宇吹メモ>沖縄行きのため年休を取る。
12 01 <宇吹メモ>南部戦跡めぐり。糸満市の平和祈念公園・沖縄県平和祈念資料館見学のみ。ゆったりとしたスペース。建物・展示いずれも金をかけていることは理解できた。閉館直前なので、入館者は、ほとんどいない。5時過ぎ那覇市民会館到着。300円の弁当が夕食。
12 01 <宇吹メモ>日本平和大会in沖縄開会集会。須田博基調報告。ジョセフ・ガーソン(アメリカ)、イアヌゼッリ(イタリア)、イム・サンジン(韓国)、グアダルーペ(プエルトリコ)海外代表挨拶。各地からの報告。-20:30。
12 02 <宇吹メモ>ホテルで朝食バイキング。徒歩で一緒に沖縄バス旭町車庫へ。8時半、沖縄本島北部・中部基地調査バス出発。3号車。サカ(三重県代表)が車長。ガイドは名嘉。
12 02 <宇吹メモ>那覇市民会館着。近くのブックオフに沖縄コーナーがあったので、関係の本を数冊購入。近くのピザ屋で簡単な夕食。
12 02 <宇吹メモ>文化の夕べ。子ども獅子舞、琉球舞踊、琉球民謡、琉球舞踊、沖縄空手、真志喜トミのパフォーマンス、エイサーなど沖縄の芸能を楽しむ。
12 02 <宇吹メモ>ワシントンホテル近くの飲み屋「居酒屋六文銭」で、広島県代表団の壮年・老年グループの交流会。10数人参加。オリオンビール、泡盛など、沖縄料理を堪能。
12 27 <宇吹メモ>沖縄旅行のホームページをカラーで打ち出す。