広島市議会史 昭和(戦後)編

『広島市議会史 昭和(戦後)編』(広島市議会編・刊、19900331)

章節
1 戦争終結と広島市
1-1 被爆による戦後 19
1 歴史を決めた白い光 19
2 市の応急措置 24
1-2 市会議員の被爆 36
1-3 敗戦と占領 48
1 8月15日までの応急事務 48
2 戦後処理 54
1-4 新市政の発足 60
1 戦後初の市会 60
2 復興の試み 65
1-5 市会の記録 70
1 市長の選出 70
2 官公庁等市内復帰の要望 76
2 再建の基礎
2-1 財政難の現実 81
1 戦後初の予算編成 81
2 財源問題 86
2-2 浜井市政の開始 89
1 最初の市長選挙 89
2 行政機溝の改変と制度の転換 94
2-3 戦後第1回の市会選挙 98
1 全市1選挙区制の採用 98
2 市会制度の整備と運営 103
2-4 広島平和記念都市建設法の成立 111
1 請願から特別法へ 111
2 法案通過と住民投票 117
2-5 市議会の記録 119
1 法制定過程についての報告 119
2 感謝決議と現実問題 123
3 戦後改革と市政
3-1 市町村主義への転換 137
1シャウプ勧告 137
2 諸改革への対応 139
3-2 自治体警察の顛末 148
1 公安条例の制定 148
2 自治体警察の廃止 153
3-3 誘致の努力と成功 159
1 第6回国民体育大会とカープ出資 159
2 工場誘致 164
3-4 議員定数問題と選挙 169
1 定数削減の論議 169
2 26年統一選挙 175
3-5 市議会議員選挙当選無効事件 178
1 問題の経過 178
2 事件の幕切れ 184
4 施設の拡充と市政
第1節 市民球場とバスターミナル 189
1 市民球場の建設まで 189
2 バスターミナルの建設 195
第2節 治水・取水問題 203
1 太田川改修工事の完成 203
2 太田川分水問題と土師ダム負担金 208
第3節 中核都市への構想と対応 219
1 大広島構想の継続 219
2 広島市開発公社の設立 225
第4節 大規模施設をめぐる紛争 230
1 市営火葬場建設問題 230
2 空港 236
第5節 市議会の規模(施設と定数)241
1 新議事堂の建設 241
2 定数問題再び 248
5 原爆問題への新たな対処
第1節 原水爆禁止へ向けて 253
1 原水爆禁止運動と市議会 253
2 原水爆・核兵器の禁止を求めて 257
第2節 被爆者対策・被爆者医療を求めて 263
1 被爆者対策の開始 263
2 原爆医療法の成立と展開 268
第3節 被爆者の全面的援護を求めて 278
1 原爆特別措置法へ向けて 278
2 被爆者援護法を求めて 283
第4節 平和施設の設置 293
1 広島平和記念都市建設法の制定と市議会の対応 293
2 原爆ドーム 301
6 民生と福祉
第1節 同和対策事業 309
1 戦後当初の同和対策行政 309
2 同和対策行政の発展 313
第2節 失業対策事業 316
1 失業対策事業の開始と発展 316
2 失業対策事業の縮減へ向けて 319
第3節 医療機関の充実 323
1 広島市立舟入病院 323
2 社会保険広島市民病院 325
3 広島市立安佐市民病院 328
第4節 社会福祉事業の開始 331
1 戦後当初の社会福祉 331
2 国民健康保険事業 337
第5節 高齢化社会へ向けて 342
1 社会福祉施策の展開 342
2 高齢化社会への対応 351
7 教育行政
第1節 教育委員会 363
1 戦前の地方教育行政 363
2 教育委員会の変遷 364
第2節 小・中学校、高等学校 375
1 小学校および中学校 375
2 市立高等学校 385
第3節 幼椎園とその他の市立学校 393
1 幼椎園 393
2 その他の市立学校 401
第4節 広島大学移転 404
1 新制広島大学の誕生 404
2 統合移転へ向けて 406
3 広島市および市議会の対応 410
8 草の根民主主義のために
第1節 図書館の発展 427
1 CIE図書館と市立浅野図書館 427
2 市立中央図書館と公文書館 430
第2節 冷戦の中の姉妹都市 431
2 ホノルル 432
3 ボルゴグラード 437
第3節 新たな国際友好の動き 446
1 ハノーバー 446
2 重慶 453
第4節 安全な環境づくり 455
1 市議会の暴力追放決議 455
2 都公害からの自由 459
第5節 市議会議員定数条例問題 470
1 民主主義と議員定数 470
2 直接請求の提出と市議会の対応 472
9 政令指定都市への歩み
第1節 大広島構想による編入合併 487
1 戸坂村の編入 487
2 中山村・井口村の編入 490
第2節 広域合併 494
1 14カ町村の合併 494
2 合併をめぐる紛争 503
第3節 目標の確定 507
1 調査研究の進行 507
2 政策の転換 514
第4節 目標の実現 521
1 政令の公布 521
2 区設置条例の成立 529
第5節 指走都市移行の背景 537
1 基本構想の改定 537
2 自治省の視点からの折衝経過 541
10 政令指定都市としての広島市
第1節 区名決定の経緯 555
1 行政区画研究会案 555
2 区名決定まで 559
第2節 制度的移行の概要 563
1 制度としての指定都市 563
2 事務移譲 568
第3節 区役所の組織と機構 571
1 行政区の理念 571
2 区役所設置 578
第4節 昭和55年度への対応 584
1 予算編成と条例・規則の制定・改廃 584
2 予算と施策の概要 586
第5節 人事問題の波紋 597
1 副議長不信任 597
2 議員・市長・助役 606
11 大都市建設事業
第1節 西部開発事業の完成 615
1 事業の経緯 615
2 補償と市議会議員 620
第2節 市庁舎の完成・改修 626
1 本庁舎の新築 6262 議事堂としての南庁舎改修 632
第3節 市街地整備事業のあらまし 637
1 基町地区再開発 637
2 段原再開発 642
3 駅前再開発 648
第4節 臨海部開発の構想 652
1 21世紀ビジョンの作成 652
2 メッセ・コンベンション・ゾーンの計画 657
第5節 広島西部丘陵都市構想の具体化 667
1 新都心形成の夢 667
2 都市建設に向けての論議 677
12 国際平和文化都市としての成熟を目指して
第1節 ごみ戦争と環境浄化 687
1 都市化と廃棄物 687
2 し尿処理 694
第2節 交通問題構想と総合交通体系 698
1 道路・交通の現況と取組み 698
2 新交通システム 711
第3節 平和アピールの継続 720
1 非核3原則 720
2 被爆40周年 727
第4節 文化行政の諸相 732
1 文化懇話会の提言から 732
2 都市美と現代美術館 740
第5節 市制100周年前後 748
1 昭和の終わり、平成の始まり 748
2 海と島の博覧会からアジア競技大会へ 753
付録
1 歴代市議会議長・副議長および市議会議員名簿 763
2 市議会開会の記録 772
3 会派の推移 789
あとがき