正田篠枝

7正田篠枝

しょうだ・しのえ 19101222生19650615没  享年54歳 歌人。『百日紅―<耳鳴り>以後 正田篠枝遺稿抄』(正田篠枝遺稿編集委員会、文化評論出版、1966.7.20)、『広島県現代文学事典』『広島県現代文学事典』(川口隆行・記)

資料年表:正田篠枝<作業中

年月日
1910
1222
1947
1205 さんげ(私家版歌集)
1954
0806 『廣島 歌集』(歌集廣島編集委員会編、第二書房)
正田篠枝 72
1958
0401 『セブンウィクリー 第3巻第4号』(セブン・ウィクリー社)
 私は唖 正田篠枝 20
1961
0112 『晩鐘 第2巻第1号 1月号』(晩鐘発行所)
鳴風鐘 森田良正・森ちえ子・細越利之・三宅いすみ・正田篠枝 18
1962
0601 『影と形 No.3』(広島詩歌研究会)
正田篠枝  人生の日暮 14
1130 『耳鳴り 原爆歌人の手記』(平凡社)
1964
0801 『The Songs of Hiroshima 広島のうた』(大原三八雄訳、「広島のうた」編集委員会)
後遺症 正田篠枝
****
はがゆい 正田篠枝
1965
0615 正田篠枝没
 0801  『真樹 第36巻第8号 8月号』(真樹社)
 正田篠枝さんの死 新島濤彦 12
0805 『短歌至上 第30巻 第3号』(藤浪短歌会)
遺影 1
歌日記 正田篠枝 1
篠枝さんの魂のふるさと 栗原貞子 1
追悼歌 3
追悼文 8
三十万名号由来記 月尾菅子 8
作品 18
短歌知性論 杉浦翠子 21
通信欄 23
0905 『晩鐘 第6巻第9号 9月号』(晩鐘発行所)
正田篠枝さんを憶う 白島きよ 21
1966
0720 『百日紅―耳鳴り以降ー』(文化評論出版)
1967
0610 『8月6日と文学』(広島女学院大学文芸部)
7.正田篠枝 17
1018 『火幻 第10巻第37号』(火幻短歌会)
東京での正田篠枝さん 月尾菅子 72
1968
0315 『正田篠枝さんの三十万名号』(月尾菅子著、藤浪短歌会)
0801 『ひろしま 平和の歩み』(広島平和文化センター)
七、文化・報道関係の活動 55
正田篠枝の「さんげ」
1969
0325 『アンチヒューマン (ドキュメント日本人 8)』(谷川健一 [ほか] 責任編集、学藝書林)
ちゃんちゃこばあちゃん 正田篠枝 6
玲子ちゃん 正田篠枝 20
0325 『広島文庫 創刊号』(広島文庫の会)
正田篠枝・人と作品 豊田清史 36
0801 『真樹 第40巻第8号 8月号』(真樹社)
正田篠枝著「百日紅」によせて 植野はる子 19
1970
0420 『どきゅめんと・ヒロシマ24年 現代の救済』(栗原貞子、社会新報)
正田篠枝さんへの手紙  21
広島の十字架を負って・正田篠枝さんを悼む 240
0620 『日本原爆詩集』(大原三八雄・木下順二・堀田善衛編、太平出版社)
はがゆい 正田篠枝 185
みんな死ねばいいんだ 正田篠枝 256
0801 『長崎の証言1970』(「長崎の証言」刊行委員会編、あゆみ出版社)
原爆作品・長崎と広島…栗原貞子 160
(歌)はがゆい…正田篠枝 163
1971
0804 『青史 No.133』(短歌文学を研究する会青史)
0806 『原爆文献誌』(豊田清史著、崙書房)
正田篠枝「さんげ」の真相 62
 正田篠枝作品は「太き骨」か「大き骨」か 28
1973
0801 『真樹 第44巻8号 8月号』(真樹社)
原爆歌人正田篠枝 山本節子 32
1974
0701 『明日に生きる 高校生のための平和読本』(広島県・長崎県高等学校被爆教職員の会、1974/07/01)
原爆を語るな168■正田篠枝さんの抵抗168
0801 『世界原爆詩集』(大原三八雄編、角川書店)
罪人 正田篠枝 185
1975
0725 『ひろしまの河 第19号』(原水爆禁止広島母の会)
正田篠枝さん 1
0731 『ヒロシマの原風景を抱いて』(栗原貞子著、未来社)
被爆歌人 正田篠枝のこと 58
1976
0520 『青史 No.150』(短歌文学を研究する会青史)
 正田篠枝さんの未発表作品について 深川宗俊 53
正田篠枝作品 55
コスモスにおける正田篠枝さんのこと 阿木洋子 57
1977
0605 『ピカッ子ちゃん』(正田篠枝 作、なかのひろたか絵、太平出版社)
正田篠枝さんについて 栗原貞子・古浦千穂子 161
1978
0715 『核・天皇・被爆者』(栗原貞子著、三一書房)
被爆者のこころ 17 -正田篠枝さんとわたし-
1979
0801 『真樹 第50巻8号 8月号』(真樹社)
 正田篠枝さんの歌 植野はる子 29
1001 『真樹 第50巻10号 10月号』(真樹社)
杉浦翠子・正田篠枝・山本康夫 月尾菅子 37
1980
0524 『ちゃんちゃこばあちゃん』(太平出版社)
1981
0720 『広島文学ノート』(河村盛明編、溪水社 [渓水社])
《さんげ》 正田篠枝 19
0831 『ヒロシマを語る十冊の本 続』(ヒロシマを知らせる委員会編、労働教育センター)
正田篠枝箸「耳鳴り」(1962年)80
1982
0320 『江田島町史 改訂』(江田島町(広島県))
第一節 石碑 479
一 江田島町戦没者合同慰霊碑…479
****
十八 正田篠枝 三十万名号碑…494
0630 『歌論短歌の解明 真樹叢書第85編』(山本康夫著、真樹社)
原爆短歌集をはじめて出した正田篠枝 251
1983
0801 『日本の原爆文学 13 詩歌』(「核戦争の危機を訴える文学者の声明」署名者編、ほるぷ出版)
はがゆい 正田篠枝 134
みんな死ねばいいんだ 正田篠枝 134
1012 『目をあけば修羅 被爆歌人正田篠枝の生涯』(水田九八二郎著、未来社)
 1984
 0131  『平和を考える 第Ⅴ集 「ヒロシマ・ナガサキ」を読む 』(岡田龍一編)
『さんげ』(正田篠枝)-『目をあければ修羅』 108
0510 『広島の遺書』(豊田清史著、蒼洋社)
正田篠枝、人と作品―怨念と「大き骨」の歌― 141
1101 『ひろしま文学紀行 ひろしま文庫』(河村盛明著、広学図書)
広島・平野町 正田篠枝『さんげ』30
1985
0720 『反核秀歌百絶』(豊田清史著、短歌公論社)
大き骨は 正田篠枝 82
1986
0630 『被爆の証言 この子らの幸せのために』(河本英明編、鳥取県教職員組合)
短歌「耳鳴り」…正田篠枝 48
1201 『原爆文献から あの日あの時 「死の行進」を探る』(新居国夫編・刊)
教師と子どもの像 33
① 碑板 33
② あの日、あの時 34
③ 原爆詩人 正田篠枝 34
1988
0701 『ヒロシマ・ナガサキを考える 第28号』(ヒロシマ・ナガサキを考える会)
正田篠枝ノート(その23) 16
1989
0401 『ヒロシマ・ナガサキを考える 第35号』(ヒロシマ・ナガサキを考える会)
正田篠枝ノート(その25)19
0619 『核言集』(塩田庄兵衛・井出洋・安斎育郎編、大月書店)
6.ピカドン 正田篠枝 20
****
9.被爆の実相と検閲 正田篠枝 26
0801 『真樹 第60巻第8号』(真樹社)
正田篠枝さんへの手紙 植野はる子 14
故・正田篠枝歌集から 植野はる子 15
1990
0501 『ヒロシマ・死者たちの声』(石川逸子著・径書房)
正田篠枝との交流(月尾菅子)104
1991
0101 『ヒロシマ・ナガサキを考える 第38号』(ヒロシマ・ナガサキを考える会)
正田篠枝ノート……17
1001 『ヒロシマ・ナガサキを考える 第41号』(ヒロシマ・ナガサキを考える会)
正田篠枝ノート 2
1995
0320 『原子雲 第二集』(足立区原爆被害者の会(足友会))
歌集『さんげ』より(正田篠枝)…… 80
0623 『禁じられた原爆体験』(堀場清子著、岩波書店)
「不死鳥」における杉浦翠子と正田篠枝 105
0730 広島文学資料保全の会『さんげ 原爆歌人正田篠枝の愛と孤独(現代教養文庫)』(社会思想社)
0801 『観音被爆50年』(栗栖基紀編、観音被爆証言編集委員会刊)
原爆歌人・正田篠枝さんと 藤沢桂珠 6
1996
 0806  『女がヒロシマを語る』(江刺昭子、加納実紀代、関千枝子、堀場清子編、インパクト出版会)
 原爆歌人正田篠枝とわたし 古浦千穂子 64
1997
0718 『原爆文献を読む 原爆関係書2176冊』(水田九八二郎著、中公文庫)
 2 『さんげ』正田篠枝著 18
1998
 0411  『ヒロシマの女たち 続』(広島女性史研究会編著、ドメス出版)
正田篠枝…105 原爆歌集『さんげ』
 2004
 0301  『広島文学資料目録』(広島市立中央図書館)
11.正田篠枝 本・雑誌類…289
 0720  『<日本の戦争>と詩人たち』(石川逸子著、影書房)
 正田篠枝をめぐるひとびと 18
正田篠枝と今井窗月 24
正田篠枝とあやめばあや 30
  0720  『破壊からの誕生 原爆文学の語るもの』(津久井喜子著、明星大学出版部)
 第2章 代表的作家と作品-その1 31
3.正田篠枝 39
2005
 0801  『原爆は文学にどう描かれてきたか 21世紀の若者たちへ 4』(黒古一夫、八朔社)
 『黒い卵』(栗原貞子)と『さんげ』(正田篠枝) 31
2008  『原爆詩集 八月』(合同出版編集部、合同出版)
『耳鳴り』より 正田篠枝 079
『さんげ』より 正田篠枝 083
『百日紅』より 正田篠枝 085
 2009
 0601  『広島の文学碑めぐり』(西紀子著、溪水社 [渓水社])
 5.正田篠枝の碑 30
 2011
0610  『ヒロシマ・ナガサキ 閃 コレクション戦争と文学 19』(原民喜[ほか] 著、集英社)
 短歌 正田篠枝 442
 2015
 0801  『被爆70年 文学に描かれた8月6日』(ふくやま文学館)
 -詩歌…27  正田篠枝 「さんげ」
 0806  『戦争と核と詩歌 ヒロシマ・ナガサキ・フクシマそしてヤスクニ』(石川逸子著、スペース伽耶、星雲社(発売))
 プレスコード(45年9月19日)下から朝鮮戦争開始(50年6月)まで…14
奥さん奥さん頼り来れる全身火傷や柘榴の如く肉裂けしものども(正田篠枝「唉!原子爆弾」)
原水爆禁止運動の分裂…49
ひとり来て 駅のベンチに 古新聞 被爆孤老の 自決記事のる(正田篠枝「川が生きている」)
 2018
 1210  『戦争の歌 日清・日露から太平洋戦争までの代表歌(コレクション日本歌人選、078)』(松村正直著、笠間書院)
 49 大き骨は先生ならむそのそばに小さきあたまの骨あつまれり(正田篠枝)…100