『炎の中から-被爆衛生兵の証言』(田川清光著、長崎の証言刊行委員会、19710630)
内容
部 | 章 | メモ | |
序文 聖フランシスコ病院長 秋月辰一郎 5 | |||
まえがき 著者 田川清光 13 | |||
1 | 被爆前後(原爆の記)17 | ||
最後の召集-員数外の兵隊 18 特設長崎地区警備隊-敵の上陸に備えて 27 八月九日-運命の日の朝 30 閃光と崩壊-生きながらの地獄 39 死の行進-妻と妹をたずねて 49 隣人愛は国境をこえて-外人捕虜たちの協力 56 妻と妹が生きていた-再会の喜びに泣く 58 炎からの脱出-竹の久保より浦上駅、長崎駅へ 63 浦上の大火-大浦からの夜景 69 八月十日-「煉獄」の中の救護活動 74 死者たちの世界-爆心地付近に入る 85 八月十一,十二日-果てしない救護活動 93 八月十三日-薬品捜しと牛馬の徴発 103 八月十四日-憲兵隊への応援 108 八月十五日-ついに敗戦 112 八月十六日-地獄から天国三ッ山へ 118 父の話-十日早朝の爆心地帯 124 原爆病-三ッ山での発病と救護活動 129 飢えと病気とのたたかい-救急病院にて節子死す 134 受難の日々-疎開地や市街地での苦闘 141 秋から冬へ-春を待ちつつ 147 |
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2 | 第2部 原爆の十字架を背負って -祈りと沈黙から証言・告発への歩み- 151 | ||
序 | 「犠牲と祈り」からの出発 原爆犠牲者追悼の辞 152 | ||
永井隆博士の反省の意味するもの 154 | |||
2 | あの日の記憶-私たちの原点 158 | ||
1 毎ばん、死者たちの夢をみる-城山小学校の受難 159 2 原子雲の下に生きて-山里小学校児童の記録から 164 3 第1部「被爆前後」の補足証言 義妹・七奈子の証言 173 第二中隊長・藤野中尉の証言 174 田川福松さんの証言 176 三菱製鋼所生き残りの証言 179 |
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3 | 原爆後遺症とのたたかい 185 | ||
1 二十年後におそった突然の死 189 2 善意の人びとの供血もむなしく 190 3 おかあさんの骨をぶっつけてやりたい 192 4 小頭症患者家族の深い沈黙 194 5 原爆に片目と片腕を奪われた怒り 197 |
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4 | 被爆者ゆえに流転する人生 -生活と??と権利を求めて被爆者たちは歩む- 201 | ||
ある被爆乙女のたどった半生 202 被爆患者たちは訴える 206 被爆朝鮮人・中国人たちの運命 208 |
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5 | 原爆白書と援護法制定の運動 -政府の対策と被爆者たち 実状と要求- 213 | ||
1 政府の被爆者対策の推移 214 2 被爆者の実態調査結果が示すもの 220 3 被爆者たちは何を望み何を要求しているか(資料)226 |
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終章 | 原点からの再出発と運動統一こそ被爆者の悲願 232 | ||
{付} 被爆体験を語る兄妹たち -田川・本村家生き残り十二人の証言- 238 | |||
あとがき 「長崎の証言」刊行委員会 鎌田定夫 250 | |||
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