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書誌1945

書誌1945<作業中

月日 書名 著者 発行所 メモ
0115 防空教室 田辺平学 研進社
0808 空襲被害状況等ニ関スル件(第3報) 広島県知事
0813 八・六広島市被害状況(軍事極秘) 中国軍管区司令部
0821 八月六日広島市空襲被害並ニ対策措置ニ関スル件(詳報) 広島県知事
0901 「原子爆弾ニ依ル白血球減少症ノ報告」 奈良県立医学専門学校 京都大学原子爆弾災害総合研究調査班資料
0905 帝国議会に対する終戦経緯報告書 日本政府
0920 原子爆弾 武井武夫 同盟通信社  1995年復刻版あり
0920 原子・放射能・転換 de Broglie, Maurice(ドウ・ブロ-イ,モ-リス) 大雅堂
0933 広島市ニ於ケル原子爆弾ニ関スル調査(一般的調査) 呉鎮守府
1001 原子爆弾ニ依ル白血球減少症ノ報告(続報) 奈良県立医学専門学校 京都大学原子爆弾災害総合研究調査班資料
1026 予定変更-敗戦と八紘一宇 常岡一郎 中心社関西支局  原災研第4集。焼野のきぎす[講演速記]PP13-19。
1030 原子爆弾 嵯峨根遼吉(東京帝大理学部教授) 朝日新聞社
1115 終戦記録-議会への報告書並に重要公文書輯 朝日新聞社編 朝日新聞社
1115 放射線と原子核 キュリー夫人、ジョリオ・キュリー夫妻 大雅堂
1120 日本敗戦記 志賀哲郎 新文社
1120 広島の最後-病床に綴る 海野武二 海野武二  <原稿>
1130 原子爆弾ニ依ル広島戦災医学的調査報告 陸軍軍医学校・臨時東京第一陸軍病院
1130 原子爆弾災害調査研究特別委員会報告会速記録 学術研究会議
1201 マッカッサー元帥 山崎一芳編著 丹頂書房
1215 陸軍最後の日 藤本弘道 新人社
1215 終戦の前夜-秘められたる和平工作の諸段階 大屋久寿雄 時事通信社
1225 何故戦争を起こしたか何故負けたか 植原悦二郎 二葉書店
1333 広島県下に於ける空襲被害状況表 広島県警察部編

 

 

原爆文学研究18

『原爆文学研究18』  (原爆文学研究会、花書院、2019/12/21)

目次
◆―批評― articles―
遠田憲成 原民喜「鎮魂歌」再考 3
―「念想」を中心に―
キアラ・コマストリ 原爆被害者と農村女性をつなぐ<表現>と<運動> 20
―山代巴と手記集『原爆に生きて』をめぐって―
藤本佳弓 大澤幹夫「戯曲 原爆の子」論 30
―作文集『原爆の子』受容の一端―
東村岳史 戦後佐世保における核の「軍事利用」と「平和利用」 45
―原子力船「むつ」の受け入れ騒動を中心に
平野裕次 被爆した南方特別留学生に関する記憶と表象の史的展開について 66
小林朋子 “Unspeakable Thoughts Unspoken”を描くこと 82
―『父と暮せば』と『ビラヴド』に見る「近代的生」
モハンマド・モインウッディン 放射能汚染、反核運動、被曝者 96
―21世紀ヒンディ一語小説『マラング・ゴダ ニルカーント フア』を巡って
◆特集「原爆文学」再読6―吉本隆明『「反核」異論』
坂口博 吉本隆明『「反核」異論』再読のために 108
村上克尚 交わらなかった議論 116
―吉本隆明『「反核」異論』をめぐって
加島正浩 被爆者の祈念への贈与 128
一加藤典洋による『「反核」異論』への応答
柳瀬善治 「ムーゼルマン」の傍らにおける「倫理」と「連帯」は「喩」として表象可か 145
―「現代詩論史」の視角から吉本隆明『「反核」異論』を読む―
◆特集「原爆文学」再読7―青来有一『爆心』
楠田剛士 「原爆文学」再読7―青来有一『爆心』報告
楠田剛士 青菜有一『爆心』の読まれ方 172
畑中佳恵 青菜有一『爆心』再読のために 179
四條知恵 「虫」に寄せて―歴史的出来事の空白をめぐる検討
◆小特集 テレビ・ドキュメンタリーと原爆小頭症
山本昭宏 企画趣意と『原爆が遺した子ら』内容紹介 202
平尾直政 『原爆が遺した子ら』をめぐるアフター・トーク 205
東琢磨
大牟田聡
山本昭宏
◆―書評― Book reviews
村上陽子 松永京子著『北米先住民作家と<核文学>―アポカリプスからサバイバンスへ』 228
永川とも子 スーザン・サザード著『ナガサキ―核戦争後の人生』 232
◆―詩― poetry
高野吾朗 詩的考察:無意味さの意味について
◎彙報

 

 

書誌2021

書誌2021

書名 著者・発行所 発行月日 備考
ヒロシマ平和学を問う 水羽信男著、広島大学総合科学部編、丸善出版 0125
核と放射線の現代史 若尾祐司・木戸衛一編、昭和堂 0311
明治の父の日記―わたしのフィールドワーク 寺島洋一、文芸社 0415
 被爆者からあなたに いい伝えたいこと  日本原水爆被害者団体協議会編、岩波ブックレットNo.1048  0706
広島発の平和学 戦争と平和を考える13講 広島市立大学広島平和研究所編、法律文化社 0806
 ヒバクシャ―ともに生きる―2021 第38号  原爆被害者相談員の会  0806
原爆後の75年 長崎の記憶と記録をたどる 長崎原爆の戦後史をのこす会編、書肆九十九合同会社刊、 0831
 今の私を責めないで 未来の私を励まして―志賀兼充遺稿集  志賀兼充遺稿集編集委員会  1023
小説  岩波書店取材日記  中野慶・かもがわ出版 1220
 帝国主義国の軍隊と性―売春規制と軍用性的施設  林博史・吉川弘文館  1220

誌名 発行者 備考
ヒロシマの子育て・教育 広島教育研究所
月刊325号~

 

 

書誌1999

書誌1999

発行月日 書名 編著者 発行所 メモ
0101 広島の証言の会通信第6号 広島の証言の会 5
[目次]「私が8月6日を語る理由(切明千枝子)さん聞き取り」PP3-8
0108 父を語る・母を語る 高木昌彦 5
0110 輝け非核自治体-広島県の非核自治体宣言集 非核の政府を求める広島の会 1997年春、広島県内全自治体が非核宣言。83自治体(95.4%)の非核宣言を収録。 5
0110 ひろしまの明日のために-第7次広島市政白書 広島自治体問題研究所編 広島市職員労働組合 第3章「広島平和記念都市建設法」50年を迎えた今、ヒロシマに豊かな平和行政を 5
0110 自分史つうしん・ヒバクシャ第72号 栗原淑江 小田安彦H、溝口久子H、小林正巳?、吉永正子N。 5
0115 手向けの花 成澤良子 熊谷印刷出版部 著者は、大野陸軍病院の看護婦長。救護活動に従事。岩手県看護協会会長。 5
0124 西宮市原爆被害者の会会報33号 西宮市原爆被害者の会 広島市社会局原爆被害対策部蔵。
01 私たちの被爆前後から終戦までの体験記 昭和23年広島高等師範学校理科第1部卒業生有志 広島市社会局原爆被害対策部蔵。
0201 銃後を支える力となって-女性と戦争-平成10年度第2回企画展 広島平和記念資料館 [広島原爆資料館]1999年2月1日-4月30日に開催された企画展の冊子。 5
0205 裁かれる核 朝日新聞大阪本社「核」取材班 朝日新聞社 朝日新聞(大阪本社発行)が1996年6月~98年9月に掲載した連載「続・核兵器廃絶への道」の単行本化。[目次]1.核実験後の世界、2.裁かれる核、3.冷戦後の将軍たち、4.問われる政治、5.被爆国から。 5
0210 自分史つうしん・ヒバクシャ第73号 栗原淑江 <テーマ特集>日本の加害と原爆-「本島発言」私はこう思う(その1)。福地義直H。 5
0222 金正日の北朝鮮 岩波ブックレットNO.474 岩波書店 5
02 国際シンポジウムと講演会「核廃絶へ今、私たちは何をなすべきか」報告書 広島平和文化センター 1998年8月4日広島国際会議場で開催。主催:朝日新聞社・広島市・広島平和文化センター。 5
03 被爆の記録 佐賀市郡原爆被害者団体協議会 28人の手記。「被団協」の情報。 2
0301 右翼運動の思想と行動 警備実務研究会 立花書房 5
0301 原爆と文学1999年版 原爆と文学の会 「人間回帰(田川時彦(H))」PP6-11、「これらの死を意味あらしめるために(匿名(H))」PP16-21。 5
0301 平和のために8-学び、調べ、表現する-特集:韓国歴史と平和の旅 平和・国際教育研究会編 「原爆ドームの模型作りで国際的連帯を」(関根一昭)PP63-64。 5
0310 自分史つうしん・ヒバクシャ第74号 栗原淑江 「原爆被害や加害の責任をめぐり-「本島発言」に58人が意見」。北村三子夫H。 5
0315 季刊戦争責任研究NO.23 日本の戦争責任資料センター <戦争責任> 5
0316 戦中戦後における広島市の国民学校教育 広島市退職校長会 [目次]第2章原爆被災と学校教育、1.被爆と学校教育、2.被爆の体験(石田周二・増田勉・林寛・森畠茂・黒川浩H=5) 5
0320 80年の歩み-広島市歯科医師会創立80周年記念会史 広島市歯科医師会
990325 画集・わたしの見たあの日-広島・長崎の被爆者の記録 横浜市原爆被災者の会(浜友の会)制作 浜友の会は、昭和47年3月25日結成。 5
0327 データベース戦争の研究-ひと目でわかる現代軍事の基礎知識 三野正洋・深川孝行 光人社 第1部「ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下」をめぐる問題、第1章「原爆」とはどのようなものか、第2章投下を「正当」とする論拠、第3章投下を「不当」とする論拠、第4章「原爆」を考えるためにデータ。 5
0330 長崎平和研究第6号 長崎平和研究所 特集1「核不拡散・廃絶への道を探る」(1998年11月17日開催のシンポの記録)、特集2「核兵器廃絶を求める広島・長崎市民の集会」(1998年12月12日開催) 5
9903 被爆証言集 原爆ヒバクシャは訴える 第2版 広島平和文化センター 広島平和文化センター [2005個人研究経費]0712=700円<広島平和文化センター> 5
0331 広島大学史紀要 第1号 広島大学50年史編集委員会 広島大学50年史編集委員会 西村博「森戸辰男と広島大学」、頼祺一「『広島大学二十五年史』の編集活動を振り返って」、小池聖一「森戸辰男、人と思想」 5
0331 平和と交流1998年版(平成9年度事業) 広島平和文化センター 平成10年4月1日、広島平和文化センターが広島平和記念資料館と広島市国際交流協会を統合したことに伴い、「平和の推進」を改題して発行。 5
0331 横浜市史Ⅱ-第2巻上 横浜市史編集室 横浜市 第1編政治Ⅰ・第1章連合国軍の横浜上陸・第1節連合国軍の日本侵攻計画(「2.ダウンフォール作戦と原爆投下計画」、「3.オリンピック作戦と原爆投下目標の決定」)、第2節原爆投下と本土進駐 5
0331 ヒロシマを世界に-図録・広島平和記念資料館 広島平和記念資料館 [広島原爆資料館] 15
0331 原爆ドーム世界遺産登録記録誌 広島市市民局平和推進室 広島市市民局平和推進室 世界遺産。 5
0331 台湾の放射能汚染問題 王玉麟 長崎・ヒバクシャ医療国際協力会 1
03 昭和館常設陳列資料図録 昭和館 5
0410 自分史つうしん・ヒバクシャ第75号 栗原淑江 河野昭六H、小林正巳?、真栄田年穂?、高橋昌子H、 5
0420 広島の証言の会通信第7号 広島の証言の会 [目次]「私が8月6日を語る理由(切明さん聞き取り後編)」PP2-6 5
0420 広島に文学館を-広島の心を21世紀に伝えよう 広島文学資料保全の会 [内容]保全の会活動日記、広島文学資料室の資料収集状況、保全の会による整理作業状況、全国の主要な文庫・文学館。 5
0422 地平線NO.26 広島KJ法研究会 「平和行脚、アメリカを行く(村上啓子)」pp51-60。 5
0425 原子力の社会史-その日本的展開 吉岡斉 朝日新聞社 5
0428 母を語る・第3集-広島のトップを育てた母たち 山田まち子編 春秋社 H=3。「娘二人の被爆死を知らずに済んだ」(佐々木清美)、「原爆で最愛の夫と長男を失った」(竹林守)、「母は原爆で夫と娘を一度に亡くした」(二宮清次)。
0430 人生に座標軸を持て-自分の価値は自分で決める 松井孝典・三枝成彰・葛西敬之 ウェッジ 5
05 広島第二県女二年西組 下 関 千枝子 埼玉福祉会 keyword「原爆」検索結果
05 広島第二県女二年西組 上 関 千枝子 埼玉福祉会 keyword「原爆」検索結果
05 20世紀の発明・発見博物館 グループ・サイエンス21 編 ベストセラーズ keyword「原爆」検索結果
05?? 被爆者の自分史第2集 自分史つくしの会 「被団協」の情報。9人の手記。 2
05?? あの日、あの時、そして今-第2集-結成40周年を記念して 東京北区原爆被爆者の会(双友会)(編) 「被団協」の情報。9人の体験記。 2
05?? 未来への伝言 町田市原爆被害者の会(町友会)編 「被団協」の情報。48人の証言。市の全額補助で出版。 2
0503 会津における青年の平和運動-わだつみ会を中心に 1951~1957年 同編集委員会 「1952年の原爆展」(1月25-28日、会津図書館で開催。4000人を越える入場者)。 5
0503 新研かわら版第173号-「響けわれらの声-沖縄、アイヌ、在日から」 朝日新聞労働組合 9
0510 自分史つうしん・ヒバクシャ第76号 栗原淑江 茂呂祐三H、高橋昌子H、手嶋喜吉N、 5
0514 一滴の火の玉 比呂多正路 新風舎 著者は、昭和20年4月、広島市皆実町の暁部隊に入隊。9日より死者収容作業に従事。H=1 5
0520 「原爆展」掘り起こしニュース第7号 原爆展掘り起こしの会 「1952年の「滋賀原爆展」について」などを収録。 5
0531 平和文化研究第22集 長崎総合科学大学長崎平和文化研究所 「聞き取りノート:久松シソノの見た永井隆」(葛西よう子)PP127-133。 5
0531 ピースリンク広島・呉・岩国10周年記念合本Ⅰ巻 トマホークの配備を許すな!呉市民の会など ピースリンクは、1989年2月25日、呉市内での山川暁夫の講演会でスタート。同会の叢書NO.3、4、5、6、7、8、10、11を収録。 5
0533 ピースリンク広島・呉・岩国10周年記念合本Ⅱ巻 トマホークの配備を許すな!呉市民の会など 同会の叢書NO.1、2、臨時号、9を収録。 5
06 高知の被爆者 ヒロシマ・ナガサキそしてビキニ 岡村啓佐写真集 岡村啓佐∥写真・文 「高知の被爆者」を記録する会 keyword「原爆」検索結果
9906 季刊戦争責任研究NO.24 日本の戦争責任資料センター <戦争責任> 5
0610 自分史つうしん・ヒバクシャ第77号 栗原淑江 高橋昌子H、 5
0625 日本原爆論体系第1巻-なぜ日本に投下されたか 岩垂弘・中島竜美(編集・解説)・坂本義和・庄野直美(監修) 日本図書センター [目次]1.原爆投下はどう受け止められたか、2.なぜ日本に投下されたか、3.原爆はどう報道されたか。 1
0625 日本原爆論体系第2巻-被爆者の戦後史 中島竜美(編集・解説)・坂本義和・庄野直美(監修) 日本図書センター [目次]1.原爆は人間に何をもたらしたか、2.被爆者は戦後をどう生きたか、3.「きのこ会」を見つめ続けて、4.ヒロシマ・ナガサキからの訴え。 1
0625 日本原爆論体系第3巻-原爆被害は国境を越える 中島竜美(編集・解説)・坂本義和・庄野直美(監修) 日本図書センター <韓国・朝鮮人被爆者>[目次]1.原爆被害の裏側、2.南米・北米のヒバクシャ、3.もう一つのヒロシマ・ナガサキ、4.在韓被爆者は訴える、5.強制連行された中国人被爆者、6.被爆者補償。 1
0625 日本原爆論体系第4巻-核兵器禁止への道(Ⅰ) 岩垂弘(編集・解説)・坂本義和・庄野直美(監修) 日本図書センター [目次]1.占領下の核兵器禁止運動、2.ビキニ被災事件の衝撃、3.原水爆禁止運動、4.運動の統一と運動のあり方をめぐる論争、5.NGO被爆問題シンポジウム。 1
0625 日本原爆論体系第5巻-核兵器禁止への道(Ⅱ) 岩垂弘(編集・解説)・坂本義和・庄野直美(監修) 日本図書センター [目次]1.国連軍縮特別総会に向けて、2.文学者の反核声明をめぐって、3.核絶対否定か核兵器絶対否定か、4.原水爆禁止運動は再分裂へ、5.核抑止か核兵器廃絶か、6.核不拡散条約をめぐって、7.核の傘・非核三原則をめぐって。 1
0625 日本原爆論体系第6巻-核兵器禁止への道(Ⅲ) 岩垂弘(編集・解説)・坂本義和・庄野直美(監修) 日本図書センター [目次]1.沖縄の核、2.非核自治体運動とは何か、3.戦略防衛構想をめぐって、4.中距離核戦力をめぐって、5.日本の核政策をめぐって、6.核不拡散条約の延長問題、7.包括的核実験禁止条約をめぐって、8.核使用は国際法違反か、9.東西連戦集結後の課題、10.印パ両国の核実験をどうみるか、11.核時代の文化と芸術。 1
062507 日本原爆論体系第7巻-歴史認識としての原爆 岩垂弘・中島竜美(編集・解説)・坂本義和・庄野直美(監修) 日本図書センター [目次]1.広島・長崎はどう語られてきたか、2.慰霊碑の碑文論争、3.被害と加害をめぐって、4.スミソニアン原爆展問題。 1
0630 戦争責任と「われわれ」-「「歴史主体」論争」をめぐって 安彦一恵・魚住洋一・中岡成文編 ナカニシヤ出版 <戦争責任> 5
0630 山陽90年史 広島山陽学園
06 冷戦後の核状況とヒロシマ-[核廃絶絶対主義者]の見解を手掛かりにして 山田浩 広島大学平和科学研究センター [目次]1.「新核廃絶主義者」の見解とそれへの批判、2.今日の核状況について、今日の核状況とヒロシマ-結びにかえて。[広島大学] 5
06 古書月報374号 東京都古書籍商業協同組合 「業界の先輩に聞く第4回-安芸書房・福光三治さん」pp26-31。H=1。
07 アニメ版 はとよひろしまの空を 大川 悦生 原作 ポプラ社 keyword「原爆」検索結果
07 ゲンinヒロシマ/物語はだしのゲン 中沢 啓治 原作 講談社 keyword「原爆」検索結果
07 ソ連が満洲に侵攻した夏 半藤 一利 文藝春秋 keyword「原爆」検索結果
07?? 高知の被爆者 岡村啓佐 「高知の被爆者」を記録する会 写真集。「被団協」の情報
0704 真-被爆者の自分史 高野真 著者は、広島被爆、1998年7月20日死去。享年80歳。 5
0707 焼け跡に響く子どもたちの声-焦土から平和記念都市へ 広島平和記念資料館・広島市公文書館 広島平和記念資料館 [広島原爆資料館]
0709 核と対決する20世紀-核と人間Ⅰ 坂本義和編 岩波書店 「近代としての核時代」(坂本義和)、「ヒロシマの真実を再訪する」(ロバート・J・リフトン、グレッグ・ミッチェル)、「ヒロシマ・ナガサキと日本」(田中孝彦)、「核兵器開発と科学者」(橋本毅彦)ほか。 5
0710 木の葉のように焼かれて第33集 新日本婦人の会広島県本部 [手記]井上久子、池辺ムヨ、池辺正夫、竹下清香、葉田芙美子、森永恭枝、西尾慶子、有田武志、川崎巳代治、川本毅、高尾美智子、田中義晴(H=12)、聞き書きH=6。 5
0710 自分史つうしん・ヒバクシャ第78号 栗原淑江 田村卓也H、山崎静子H、嘉数博N、真栄田年穂?、小林正巳?。 5
0715 長崎平和研究第7号 長崎平和研究所 長崎平和研究所・九州地区平和学会主催「緊急公開シンポジウム・ガイドライン法を検証する」(5月29日)、「核兵器廃絶を求める広島・長崎市民の集会(3月13日、於長崎市)の記録などを収録。小峰秀孝N・河合護郎H。 5
0719 新しい教養を拓く-文明の違いを超えて 筒井清忠編 岩波書店 5
0720 核兵器廃絶への新しい道-中堅国家構想 ロバート・D・グリーン 高文研 中堅国家構想(Middle Powers Initiative)は、1998年3月に国際的な市民組織のネットワークにより設立。本部は、米マサチューセッツ州ケンブリッジの「核戦争防止国際医師の会(IPPNW)」に置かれている。 5
0725 原爆投下・10秒の衝撃 NHK広島「核・平和」プロジェクト編 NHK出版 [目次]序.10秒というフレーム、1.0秒から100万分の1秒=放射線・死の刻印が押された瞬間、2.100万分の1秒から3秒=火球の出現、3.3秒から10秒=衝撃波の広がり、4.10秒から現在。1998年8月6日放映。 5
0726 原爆手記掲載図書・雑誌総目録1945-1995 宇吹暁(編著) 日外アソシエーツ(発行)・紀伊国屋書店(発売) 3万8922編の手記を掲載した図書・雑誌3677冊の目録。 5
0726 オモニの贈り物 張福順 潮出版社 <韓国・朝鮮人被爆者>第4話「広島市内が全滅した?!」、「同胞の安否を尋ねて」、「爆心地で見た地獄絵図」、「マネキンの目をした少女」、「心の底からの母の叫び」 5
0726 戦後の原像-ヒロシマからオキナワへ 新藤栄一 岩波書店 [内容]1.モスクワの憂鬱-帝国の落日、2.共生の蹉跌-二つの世界のはざま、3.転轍するワシントン-対日戦の政治学、4.第二の出発-原爆投下へ 5
0730 共同研究 広島・長崎原爆被害の実相 沢田昭二ほか 新日本出版社 [目次]1.核開発から原爆投下まで、2.原爆被害の物理的側面、3.原爆放射線の線量評価、4.原爆後の”黒い雨”と降下物、5.原爆被爆者の障害、6.放射線の人間に対する影響、7.原爆被爆者の実態調査、8.被爆者行政と原爆症認定制度。 5
0731 731免責の系譜-細菌戦部隊と秘蔵のファイル 太田昌克 日本評論社 <戦争責任> 5
08 敍説 19号 敍説舎 花書院 keyword「原爆」検索結果
0801 孫たちへの証言第12集-今、書き残しておきたいこと 福山琢磨編 新風書房 1
0801 ヒバクシャ・シネマ-日本映画における広島・長崎と核のイメージ ミック・ブロデリック 現代書館 [目次]1.もののあわれ-映画の中のヒロシマ、2.ゴジラと日本の悪夢-転移が投射に変わる時、3.日本のマンガとアニメーション、4.「AKIRA-核戦争以後の崇高、5.占領期の日本映画が描いた原爆、ほか。 5
0801 戦争はどのように語られてきたか 川村湊・成田龍一・上野千鶴子ほか 朝日新聞社 <戦争責任>「井伏鱒二「黒い雨」を読む(井上ひさし・川村湊・成田龍一)」PP165-210。 5
0801 大使の平和メッセージ-21世紀を平和な時代に 広島市市民局国際平和推進部平和推進担当 1999年8月1日-31日、広島平和記念資料館東館で展示。 5
0801 月刊社会教育8月号-特集:アジアと日本-戦争を若者にどう伝えるか 国土社 <戦争責任> 5
0801 核軍縮と非核自治体・1999 梅林宏道・前田哲男[監修] 平和資料協同組合 [目次]1.核軍縮:1998の概観、2.核軍縮:1998のキーワード、A.外交交渉における課題、B.各国の核兵器政策、C.日本政府の核兵器政策、D.非核自治体とNGO、3.提案-市民と自治体のために。 5
0801 真樹8月号 真樹社 「語り部の記」PP52-62 5
0801 新研かわら版第174号-「響けわれらの声-沖縄、アイヌ、在日から」 朝日新聞労働組合 9
0802 メリーランド大学「プランゲ文庫」展・展示目録 広島平和記念資料館 [広島原爆資料館]主催:広島平和記念資料館・メリーランド大学・(株)ニチマイ。8月2日~31日開催。 5
0803 第45回広島平和美術展 広島平和美術協会など 1999年8月3日-8日、広島県民文化センターで開催。 5
080401 核を超える世界へ-核と人間Ⅱ 坂本義和編 岩波書店 「核・レイシズム・植民地主義」(米山リサ)、「「ヒロシマの心」と想像力」(大江健三郎)ほか。 5
0806 被爆体験記・ピカに灼かれて第22集 広島医療生協原爆被害者の会 5
0806 詩集・光の花 増岡敏和 日曜舎 5
0810 自分史つうしん・ヒバクシャ第79号 栗原淑江 小峰秀孝N、高橋昌子H 5
0815 軍縮問題資料NO.226-特集核エネルギーとの闘い 宇都宮軍縮資料室 「ヒロシマに原爆が落とされたとき」(中山士朗)PP22-25、「ナガサキに原爆が落とされて」(山田拓民)PP26-29。 5
0815 戦争遺跡は語る 戦争遺跡保存全国ネットワーク編 かもがわ出版 「広島市・原爆ドーム」(村中好穂)PP25-27 5
0820 梶葉(かじのは)-通巻Ⅶ 「梶葉」刊行委員会(梶山季之文学碑管理委員会) 1
0820 コソボ紛争-冷戦後の国際秩序の危機 町田幸彦 岩波書店 5
083011 新研かわら版第175号 朝日新聞労働組合 9
0831 厚生の指標・臨時増刊 国民衛生の動向 厚生統計協会 5
0831 厚生の指標 臨時増刊 国民衛生の動向 1999年 厚生統計協会 厚生統計協会 5
08 原水爆禁止1999年世界大会・科学者集会 原水爆禁止1999年世界大会・科学者集会実行委員会 1999年8月2日、静岡大学で開催された集会の記録。 5
0901 戦後補償とは何か 朝日新聞戦後補償問題取材班 <戦争責任> 5
0910 証言1999-ヒロシマ・ナガサキの声第13集 長崎の証言の会 5
0910 自分史つうしん・ヒバクシャ第80号 栗原淑江 浅野茂義N、小林保N、茂呂祐三H、福地義直H、金子哲也N。 5
0915 季刊戦争責任研究NO.25 日本の戦争責任資料センター <戦争責任> 5
0917 原水爆禁止1999年世界大会の記録 原水爆禁止世界大会実行委員会 5
0920 在米50年-私とアメリカの被爆者 倉本寛司 近代文芸社 5
0920 「日の丸・君が代」を超えて 石田英敬・鵜飼哲・坂元ひろ子・西谷修編 岩波書店 8
0930 現存した社会主義-リヴァイアサンの素顔 塩川伸明 勁草書房 5
10 閃光一閃 被爆者の自分史 須藤叔彦∥著 上毛新聞社(発売) keyword「原爆」検索結果
9910 女子学生の長崎原爆の記録 中野道子/編著 皓星社 keyword「原爆」検索結果
1009 「あの日」から54年を生きて-被爆者の証言と原爆後障害 デルタ女の会 「母の顔-私の被爆体験」(室田秀子)、「原爆後障害と私」(畠山裕子)。H=2 5
0902 デルタ女の会ニュース第79号(最終号) デルタ女の会 「原爆・終戦前後-私の被爆体験」(高松由子)H 5
1010 自分史つうしん・ヒバクシャ第81号 栗原淑江 吉田一人N、嘉数博N、上野亮H、高橋昌子N。 5
1015 原爆と私1999年第2版 広島県海田管内被爆教職員の会 5
1020 海峡を越えて-訪韓報告書2-「在韓被爆者」は今何を求めているのか 日韓被爆者交流会とそれを支援する会・韓国の原爆被害者を救援する市民の会広島支部 韓国の原爆被害者を救援する市民の会広島支部 <韓国・朝鮮人被爆者> 5
1024 わが回想の記-解放運動夜話:第1集 小森龍邦 部落解放同盟広島県連合会出版局 5
1031 創立50周年記念誌「桐茂る」(学校編) 広島市立基町高等学校 「広島市中原爆戦災資料」PP35-38
1033 広島自治体問題研究所20年の歩み-21世紀の地方自治をひらく 広島自治体問題研究所 5
1033 98年度日本史実習近現代史班第一次広島実習報告書 1998年度立教大学文学部史学科粟屋ゼミ 5
1033 被爆54周年原水爆禁止世界大会報告決定集 原水爆禁止日本国民会議 5
1103 carnet(キャルネー)手帳Vol.1No.1 水原肇 5
1105 長崎平和研究第8号 長崎平和研究所 [内容]特集1.「新アジェンダ連合」決議案と「アボリション2000」、特集2.いまこそ核兵器廃絶を!市民の集会。 5
1105 広島大学の50年 広島大学50年史編集室 広島大学 「原爆被害と復興」ほか[広島大学] 5
1110 アメリカ人の核意識-ヒロシマからスミソニアンまで アラン・M・ウィンクラー ミネルヴァ書房 1
1110 軍縮問題入門(第2版) 黒沢満(編著) 東信堂 5
1110 自分史つうしん・ヒバクシャ第82号 栗原淑江 嘉数博N、細田喜輔N、浅野茂義N、金子哲也N 5
1119 日朝国交交渉と緊張緩和 隅谷三喜男・和田春樹編 岩波書店 5
1125 広島県の歴史 岸田裕之編 山川出版社 5
1130 姜[ハン]儒教を伝えた虜囚の足跡 村上恒夫 明石書店 5
1133 非核平和に発達する権利 高木昌彦 5
1201 あのきのこ雲の中に 高畠利夫 文芸社 H=1
1210 戦後責任論 高橋哲哉 講談社 <戦争責任> 5
1210 自分史つうしん・ヒバクシャ第83号 栗原淑江 高橋昌子N 5
1215 歴史と実践第20号-平和祈念資料館問題特集 沖縄県歴史教育者協議会編 5
1215 季刊戦争責任研究NO.26 日本の戦争責任資料センター <戦争責任> 5
1215 戦争の死、戦後の死 広岡尚利 叢書見る 5
1220 恐怖の臨界事故 原子力資料情報室 岩波書店 5
1225 「原子力事故」自衛マニュアル 事故・災害と生活を考える会(著)・桜井淳(監修) 青春出版社 5
9913 県内被爆者体験絵集 静岡県原水爆被害者の会 静岡県原水爆被害者の会 keyword「原爆」検索結果

 

ことりもカラスもいなくなった 爆心500米の証言

『ことりもカラスもいなくなった 爆心500米の証言 増版』(井手口茂美著、波根伸俊・伊藤都刊、1990/07/01)

目次

01  8月6日 その日の爆心地
 02  8月8日 屍臭漂う爆心地の廃墟
 03  8月9日 その日長崎の鐘の音も絶えた
 04  8月10日 大野浦陸軍病院
 05  8月11日 食欲の夏
 06  8月12日 臨時看護夫ものがたり
 07  8月13日 大広間の変貌
 08  8月14日 明日は我が身
 09  8月15日 敗戦その日
10  8月16日 陣中風呂
 11  8月17日 有がとう婦長さん
12  8月18日 ボロ馬車道中記
13  8月19日 大八車のきしみ
 14  8月20日 一期一会・諸行無常
15  8月24日 訪れしもの
16  8月25日 神花(馬)のこと
17  8月26日 死生観
18 8月27日 兄のうしろ姿
19  9月2日 終焉の招き
 20  9月6日 よみがえる生命
21  その後
 22  豪雨の中の私
 23  爆心五百米
24  ピカドン
25  放射能と酒と蚤
26  8月5日のこと
27  余話・・・(その1~3)
標題紙「ことりもカラスもいなくなった 爆心500米の証言(ヒロシマ原爆)」

 

 

資料’82反核

『資料’82反核(単行本・雑誌・教科書・新聞)-原爆文献を検証する』(「ひろしまをよむ」会編、溪水社、19830715)

まえがき
<共同検証82反核>
1.新味に欠ける原爆出版 、2.消極的な大手出版社 、3.新刊しのぐ重版・再刊 、4.手記・体験記に多様性、5.「読む」から「見る」へ、6.すそのを支える童話 、7.無難さ目立つ教科書 、8.雑誌-欠落した原点、9.新聞連載-不十分な総括、10.新聞社説-もの足りぬ分析
<82出版物リスト>
単行本-反核・ヒロシマ・ナガサキ
単行本-防衛・原発・学術・再刊
童話-絵本・平和教育
教科書-国語科82年採択
雑誌-月刊・季刊・旬刊・週刊
新聞-連載・社説
おわりに
 1984

 

 

 

■原爆被災資料広島研究会編『原爆被災資料総目録 第1集-原爆慰霊碑、原爆遺跡、物品資料、遺品、放送(NHK)、美術(絵画)・文学』1969

■原爆被災資料広島研究会編『原爆被災資料総目録 第2集-官公庁文書、中国放送(RCC)、広島テレビ(HTV)、演劇・バレエ、映画、音楽』1970

■原爆被災資料広島研究会編『原爆被災資料総目録 第3集-原爆手記 広島の部』1972

■原爆被災資料広島研究会編集部会・ピカ資料研究所編『第4集-占領期文献(昭和20年-昭和27年)』1984

■原爆モニュメント研究グルー

 

原爆の図-画集普及版

『原爆の図-画集普及版 』(丸木位里・赤松俊子、青木書店、19520410  )

目次(内容)

原爆の図-5部作全図
4分の1図と部分拡大図
デッサン
「原爆の図」解説
1部 幽霊
2部
3部
4部
5部
大衆が描かせた悲願の図―画集普及版によせて<19520301>
世界平和文化賞「原爆の図」すいせんの言葉(大山郁夫・日本文化人会議)
「原爆の図」の芸術的価値について(内田巌)、
「原爆の図」展の感想文集―被爆をまぬがれた日本人は、今日感想をどうみるか
奥付 青木文庫アピール版

 

135T 5 文庫 709

 

原爆にも部落差別にも負けなかった人びと

『原爆にも部落差別にも負けなかった人びと―広島・小さな町の戦後史』(大塚茂樹、かもがわ出版、20160605)

 章
 プロローグ
 1  川に挟まれたひょうたん状の町
 ある絵本に描かれた福島町
この町を愛した巡査と娘
クスノキがある町の生い立ち
地域の産業の歴史を捉える
福島町一致協会の誕生
差別の記憶の中で
軍都広島の光と影
太田川改修工事が始まる
コマちゃんと呼ばれていた木原清春
キリスト者として赴いた益田小蝝
 2  貧しさと差別からの解放を求めて―中西ハルエと仲間たち
 父と出かけた郊外の村
部落の小学校に学んで
不細工な女の子という自意識
卒業は友との別れを意味していた
初めての差別体験
差別を憎む友との出会い
防空壕を掘っていた朝に
敗戦直後の飢えと貧しさの中で
変わらぬ友、変わった友
差別の苦しみを胸に
苦しみに寄りそう二人
木原清春のまなざし
トラホーム治療活動に参加する
わかくさ子ども会の出発
子ども会と結婚したハルエ
太田川闘争の渦中で
太田川が連れてきた人
 3  野戦病院のような診療所
 中本康雄にとっての戦前と戦後
診療所を待ち望む人びと
二四時間稼働する野戦病院として
我が物顔の飲酒患者
三つの戦争を体験した新任看護婦
病院になっても試練は続く
病院への批判、看護婦たちの苦悩
被爆体験によって医師を志望した中本雅子
選挙に担ぎ出された院長
 4  部落が変わりゆく日々に
4-1  子ども会活動を出発点にして
 小学校を卒業し、靴職人から解放運動専従の道へ(池田實次郎)
素敵なゲームを考案した秘密(森岡宏寿)
子ども会のリーダーは、ハワイアンも愛していた(岩井博)
胸に秘めていた記憶の底から(仮名・笹山三郎)
「原爆の子」として、部落解放運動とは異なる道を(福原新太郎)
子ども会活動から病院職員への一筋の道(森岡富壽)
2 キリスト教社会館が誕生した頃 149
4-2 ジョーンズ先生と小蝝さんとともに(和田和江 他)
 4-3  地域の仕事を支えた人たち
 屠場で生きてきた職人として(中島好勝)
「食肉コンビナート」を支えた先人の後継者として(菊崎司)
ダンスに燃えた日々から靴職人への転身(岡田三千年)
4-4  親から受けつぎ、自らをつくる
 父・木原清春と志ともに抱いて(藤川邦子)
差別・両親・音楽への思い(益田遙)
5  被爆者として生きて
 部落差別よりも辛かったケロイドへの視線(森本範雄)
忘れられない妹と弟の死(木原清子)
妹・喜和子を死なせてしまった無念(森本英子)
福島町に暮らし続けた在日韓国人として(朴南珠)
折り重ねられた遺体が燃やされる炎を凝視していた(許田宗文)
二人の兄を失い、多くの病気と闘ってきた(岩井留明)
旦雇い労働で一家を支えた母と息子の物語(八木秋江)
被爆体験を語るまでの長い日々(中西ハルエ)
福島地区の被爆の実態を見つめて(金崎是他)
6  差別を乗り越え、地域を変えるために―人間の苦しみに寄りそって
6-1  教師たちはどう向き合ったか
 同和教育が向き合った現実とは(有田穣)
一年十組の生徒たちとともに(玖島慶子)
プラタナス集会と授業改革に賭けた日々(佛圓弘修)
 6-2  地域で教育と文化を育む力
 福島地区内外での保護者たちの活動
教育集会所の人びと(八木満喜男他)
ふくしま文庫館長が歩んできた日々(森岡憲子)
 6-3  人間の尊厳を問い続けて
就職差別問題に直面して人生が変わった(亀本信子・正志)
医療ソーシャルワーカーとして出会った人びと(山田寿美子)
部落解放運動分裂と三つのエピソード
6-4  変貌した町を見つめる
いまも初心忘れることなく(村田康昭)
くすの木苑が歩んできた道(八木利彦)
地域に向き合うセンスを磨く(小西正則)
 6-5  宗教者として問い続ける
 部落に生まれたキリスト者として(東岡山治)
町とともに歩んだ寺の住職として(高橋哲了)
 エピローグ
 あとがき
 主な参照文献

 

光に向かって這っていけ 核なき世界を追い求めて

『光に向かって這っていけ 核なき世界を追い求めて』(サーロー節子、金崎由美著 岩波書店 20190723)
内容

見出し
 プロローグ―被爆者としてのアクティビズム(サーロー節子)
被爆体験から問うた「社会正義」/「死者」とのつながり/日本政府は条約に参加を
1 生い立ち
グローバルな中村家/「移民県」広島/戦争に翻弄された家族史/愛を注がれて/軍部広島に戦争の影/入学はしたものの/「本土決戦」に備える司令部へ
2 1945年8月6日午前8時15分
一瞬の閃光/末期の水をひたすら運ぶ/広島を壊滅させた非人道兵器/両親と再会。しかし/姉と甥を焼く/何もかも失った/失意からの再出発/「死の影」におびえて/文子の苦難
3 民主主義とキリスト教
新聞作りに熱中/女性参政権に感動/生き残った意味を探す/谷本先生に導かれて/広島女学院大へ進学/広島流川教会/留学のきっかけを得る/北海道の炭鉱町で
4 米国、そしてカナダへ
いきなり「行方不明者」に/私は「敵国」の人間だった/父の死と結婚と/人種差別の壁/甘くない新婚生活/子育てに奮闘
5 反核運動への目覚め
ソーシャルワーカーとして市教委へ/カナダという国、トロントという街/「体験を聞かせてほしい」/新聞に意見広告/カナダ初の原爆展に奔走/栗原貞子さんとの出会い/平和の庭と「灯」/ローマ法王に謁見/軍縮・平和教育を「制度化」したい/高校生とヒロシマ・ナガサキへ
6 北米で活動するということ
被爆者の「心の変遷」を伝える努力/歴史と向き合い、歩み寄る/爆弾騒ぎと入国拒否/沼田鈴子さんも災難/第2回国連軍縮特別総会と反核のうねり/裁判支援で屈辱/ソーシャルワーカーとして一念発起
7 第7章 変化の兆し
1995年の節目―NPT無期限延長/国際司法裁判所の勧告的意見/ICANとの出会い/102人の被爆者と世界一周/オバマ大統領のプラハ演説と2010年NPT再検討会議/生き残った一言
8
第8章 悲願達成へのカウントダウン 129
動き出した「人道イニシアチブ」/悲しみと喪失を越えて、再び/ナヤリットの歓喜/ウィーンの感涙/日本への怒り/カナダへの失望/「決裂」に奮い立つ/2016年の前進/ICANの躍進と私/ICANに共感する3つの理由/オバマ大統領の広島訪問/米国に問うべきこと/オバマ氏宛ての手紙
9 核兵器禁止条約とノーベル平和賞への道
「霊が見ている」/日本の「ボイコット」にあ然/前文に「被爆者」/核兵器終わりの始まり/ジェンダーと軍縮/「スティグマタイズ」へ大きな一歩/ビッグニュース/オスロへ/皆に感謝しながら/渾身の演説/訴えきれなかったこと/シセ副委員長が示唆するもの
エピローグ
受賞後初の里帰り/広島から行動を/希望を託して/次なる明確な目標へ
あとがき―節子さんの涙から考えた「怒り」(金崎由美)
「証拠」となる記事/「死者は報われない」/被爆者の「道徳的勇気」/犠牲者のくさり/日本と海外の被爆者/原爆平和報道の重み
主要参考文献・データベース
関係年表
サーロー節子ノーベル平和賞授賞式での演説(2017年12月10日)