「原爆カメラマン」カテゴリーアーカイブ

きみはヒロシマを見たか

『きみはヒロシマを見たか 広島原爆資料館』(高橋昭博・NHK取材班・土田ヒロミ、日本放送出版協会、19821101)

目次

口絵
ヒロシマの語り部 高橋昭博
(広島平和記念資料館長)
1 真夜中の館内にて
2 8月6日の私
3 ひとりからの出発
4 たったひとりの修学旅行
5 語り継がれるヒロシマ
平和な日々
1 材木町の朝
2 中島本町
3 マンハッタン計画
4 軍都広島
5 リトル・ボーイ
6 建物疎開
最後の別れ
1 時間の止まった部屋
2 三位一体の遺品
3 広島市立中学校
4 軍国少年の日々
8時15分!!
1 空襲警報発令
2 炸裂の瞬間
3 放送断絶
4 被爆第1報
5 燃える中島
6 少女たちの被爆
7 広島2中隊の全滅
8 生皮と生爪
9 熱線と爆風
10 人影の石
11 石段の形見
その日8月6日
1 5枚の写真
2 父と娘
3 御幸橋
4 セーラー服の少女
5 死者の山
6 うしろ姿の少年
7 警察官
8 市立高女隊の悲劇
9 被爆直後の録音テープ
10 少女の下駄
11 37年目の再会
あとに遺されたもの
1 2次被爆
2 放射線
3 脱毛
4 ケロイド
5 ガラス片
6 被爆ピアノ
7 黒い爪
8 もうひとつの黒い爪
歴史のなかのヒロシマ
1 被爆全数
2 動員学徒被爆全数
3 消えた学校
4 30年目の卒業アルバム
5 37年目の被爆タイル
6 37年目の訪問
7 ヒロシマの語り部たち
あとがき

 

 

遺品は語る

『遺品は語る』(深沢一夫 (文)、森下一徹 (写真)、汐文社、19820806)

目次

見出し 備考(著者、寄贈者など)
巻頭言 被爆資料から声なき声が聞こえる 高橋昭博
1 無言の語部
2 消せない記憶
溶けた瓦に埋まった人骨
学生服上衣の一部 (寄贈者・河野寿)
罹災証明書 (寄贈者・)
学生服上衣 (寄贈者・)
原爆瓦
陸軍将校の軍服 (寄贈者・)
軍刀 (寄贈者・)
学徒の地下足袋 (寄贈者・)
学徒隊女学生の下駄 (寄贈者・)
象牙製の印鑑 (寄贈者・)
炭化した象牙のパイプ (寄贈者・)
眼鏡のレンズ・ハサミ等 (寄贈者・)
文字の焼け抜けたポスター片 (寄贈者・)
焼跡のついた竹 (寄贈者・)
硬貨の溶融塊 (寄贈者・)
懐中時計 (寄贈者・)
2 消せない記憶
八丁堀付近のガラス瓶 (寄贈者・)
23年後の爆発 (文・深沢一夫)
中学生の弁当箱、水筒、財布 (寄贈者・)
わが子の遺体に呼び寄せられて (文・深沢一夫)
学徒が残した生爪と生皮 (寄贈者・)
おもかげ (文・深沢一夫)
皮ベルト (寄贈者・)
母もあびた放射能 (文・深沢一夫)
陶製の学生服ボタン
剛武と名づけた父 (文・深沢一夫)
ガラス小瓶の集塊 (寄贈者・)
死者へのいとおしさ (文・深沢一夫)
女学生の弁当箱 (寄贈者・)
遺体すらかえらずに (文・深沢一夫)
妻のモンペ (寄贈者・)
永遠に妻の形見を (文・深沢一夫)
生死不明のままに (文・深沢一夫)
〈轟沈〉をうたいつつわが子は (文・深沢一夫)
おくれた後遺症対策におびえて (文・深沢一夫)
うす墨の空に黒い雨が (文・深沢一夫)
夫との最後の一夜 (文・深沢一夫)
いつかこの声がとどかぬ日が (文・深沢一夫)
遠ざかるヒロシマの記憶 (文・深沢一夫)
落果した青い果実 (文・深沢一夫)
兵隊がくれた金米糖 (文・深沢一夫)
シカゴにも落としてやったぞ! (文・深沢一夫)
いのち断つ炎の街が…… (文・深沢一夫)
不運の中の幸福 (文・深沢一夫)
忘れたい記憶をいま語り継ぐ (文・深沢一夫)
穿たれた青春 (文・深沢一夫)
穿たれた青春 (文・深沢一夫)
大義の末 (文・深沢一夫)
広島の惨劇 (文・深沢一夫)
資料館で胸に迫った兄の最期 (文・深沢一夫)
米軍の警告ビラ
ポツダム宣言ビラ (寄贈者・)
船舶司令官告諭
原爆投下が意味するもの (文・深沢一夫)
3 平和記念資料館の歴史
あとがき 高橋昭博(広島平和資料館館長)
取材後記 深沢一夫(作家)
撮影後記 森下一徹(写真家)

 

戦争がはじまる 福島菊次郎全仕事集

『戦争がはじまる 福島菊次郎全仕事集』(福島菊次郎、社会評論社、19870830)

内容

天皇陛下バンザイ
天皇の復権
もときた道へ
戦争への道
過ちをふたたび
国民はこうして騙された
日本の武器庫
侵略戦争の末路
海ゆかば
焦土と飢餓のなかで
被爆者の戦後
ある被爆家庭の崩壊
核戦争の恐怖
いちばん弱い者たちが
孤児たちの島
母と子の戦後
孤老たちの末路
戦争の生け贄
帰ってきた中国孤児
在韓日本人妻の証言
日本の原罪
祖国へ
いわれなき差別
日本人・木村竜介
林景明の訴え
警察国家復活
三里塚からの告発
国家権力の犯罪
機動隊この無法集団
あとがき-僕の昭和史

 

 

原爆と人間の記録

『原爆と人間の記録』(福島菊次郎、社会評論社、19780831 )

内容

はじめに
1 放射能遺伝障害の恐怖
2 被爆家族
3 中村杉松一家の崩壊
4 広島32年
5 平和都市の原罪
6 原爆に奪われた青春
7 証言
8 40万人の葬列
9 過ちをふたたび
広島・ビキニ・東海村 水戸巌
原爆関係年表 長岡弘芳
原爆が破壊したのも―取材ノート― 福島菊次郎

 

 

福島菊次郎

福島菊次郎

ふくしま・きくじろう 19210315生20150924没 享年94歳 写真家。ジャーナリスト、ノンフィクション作家。山口県下松市生まれ。戦後、民生委員などの社会事業を通じて作家活動をはじめ、広島市に投下された原爆の被災者の10年におよぶ困窮生活を活写した作品『ピカドン ある原爆被災者の記録』が、日本写真評論家賞特別賞を受賞(1960年)。

作品一覧

発行年 書名 出版社  所蔵
19610701 ピカドン-ある原爆被災者の記録 東京中日新聞 U
19660801 『アサヒカメラ』196608 朝日新聞社  U
19780831 原爆と人間の記録 社会評論社  U
19870830 戦争がはじまる 福島菊次郎全仕事集 社会評論社 U
20030710 写らなかった戦後 ヒロシマの嘘 現代人文社
20130304 証言と遺言 デイズジャパン(DAYS JAPAN)

記憶の光景・十人のヒロシマ

 

 

発行年 書名 出版社 所蔵
19950810 記憶の光景・十人のヒロシマ 新潮社 U

 

名前
007 高野鼎 家族の絆
033 寺前妙子 三十三年目の訃報
059 中尾伝 火の海
079  室積淑美 モンペ姿の妹
103 橋本明 前夜の酒盃
125 高蔵信子 二人の生と死
147 島原稔  泉水の少女
169 田岡英子  乳房の悲しみ
191 小松清興  一人だけの日々
213 金分順 日本との決別

 

 

 

江成常夫

江成常夫

著書

発行年 書名 出版社 所蔵
19950810 記憶の光景・十人のヒロシマ 新潮社 U
20020720 ヒロシマ万象 = Sleeping souls of Hiroshima 新潮社
20050901 記憶の光景・十人のヒロシマ 小学館 U
20110723 昭和史のかたち 江成常夫写真展 東京都写真美術館
20190703 被爆 ヒロシマ・ナガサキいのちの証 小学館

 

 

 

写真随筆 土門拳1979

『写真随筆』(土門拳、ダビッド社、19780615)

目次(抄)

記事 備考
203 座談会:『ヒロシマ』をめぐって
出席者:土門拳、川辺武彦、伊藤知巳、永井嘉一
(フォトアート 195807号)
217 広島の娘たち
(婦人画報 195808号)